ストックホルムオープン、1回戦はグラノジェルスと

AIGオープンが終わって「宴のあと」といった感じで気が抜けてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。やっぱりハワイですよね！！（流行らせたい）

さてAIGオープンの余韻に浸る間もなく、明日から早くも錦織圭の出場するストックホルムオープンが始まります。

本日、男子シングルスの本戦ドローが発表されました。

錦織圭の1回戦の対戦相手はマルセル・グラノジェルス（Marcel Granollers、スペイン）です。

【追記】10/6のオーダーが発表になりました！第2試合です。
現地時間PM3時スタート（遅いですね）の2試合目ですから、現地でPM5時前後、時差は7時間（サマータイム中）ですから日本では明日のPM12時前後になるでしょうか。

公式応援フードは

Granollers→グラノラース（英語読み）→グラノーラ

ということでグラノーラです！！

グラノーラはシリアルですね。スーパーで簡単に入手できるでしょう。
こんな感じのパッケージで売ってます。

スーパーで見つからないときはネットで。

ネットでグラノーラを探す

マルセル・グラノジェルスとはどんな選手？

今年のヒューストン（US男子クレーコート選手権）で優勝しています。
年初は131位でしたが現在57位まで上げてきています。

と、ここまで見たらかなり危険な選手のように思えるのですが、ヒューストン以降の成績は芳しくありません。
というより全然勝っていません。

グラノジェルスの今年の成績

またクレーコートの大会に好んで出場しており、クレーだったらチャレンジャーにまで出ていますから典型的な土男だと思われます。
ストックホルムオープンはインドアハードですから勝機はかなりあると思われます。

グラノジェルスの試合を見たことがある方はぜひレポートよろしくお願いします。

グラノジェルス、今大会は第8シードが付いていますが、シードの中では一番やりやすいと思います。なかなかいいドローではないでしょうか。

しかしあくまでデータだけを見ての判断ですし、テニスの試合はコンディション一つで大きく結果が変わることもありますから楽観はできません。
同じような状況でモンタネスにもストレート負けしましたしね。

AIGでのガスケに対する負けを引きずっていないことを祈ります。環境が変わってリフレッシュできればいいですね。

2回戦以降のドローは？

1回戦に勝利したら2回戦はドミニク・ハーバティかスペインのAndujar。ハーバティはしつこい選手で曲者です。
ここも勝つと順当なら第2シードのアンチッチと。
アンチッチは単核症が再発してUSオープンを欠場したはずですが、もう治ったのでしょうか。

準決勝はランキング通りならシュットラーですが、地元ということでソダーリングが来そうな気がします。
決勝の対戦相手はナルバンディアンが最有力か。

ナルバンディアンはランキング的には今大会の中でダントツです。第2シード以下は中堅選手の宝庫といった趣で、私はヨダレが止まりません。

どの選手もどっこいどっこいという感じで、誰が勝ってもおかしくありません。もちろん錦織圭にもチャンスが。
まずはアンチッチまで勝ち上がって、思い切りぶつかってほしいです。

恒例の結果予想投票

今回も結果予想投票を行います。締切は10/6のPM12時ごろを目安とします。

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なお、AIGオープンの予想は以下の通りでした（結果は3回戦でした）。

ヨアキム･ヨハンソンが現役復帰

ところで今年の2月に引退したはずのヨアキム・ヨハンソンがワイルドカードをもらってエントリーしています。
引退の原因となった肩の調子が良くなり、急きょ出場を決めたそうです。

今大会限りの復活ではなくて、本格的にツアーに戻ってくることを考えている模様。

ランキング9位まで行った選手で、長身でビッグサーバー。ひっぱたくような強烈なフォアハンドは、生で見たことがありますが強烈でした。

私の中で勝手に結成している「お仕置きフォアハンダーズ」の一員だっただけに、引退は残念でした。

次の試合出場は2009年のどこか、という予定だそうですからまだ仕上がってなさそうです。今回、勝ちを望むのは酷でしょうが、若くして故障で引退したスター選手がこうやって復帰してくることは大変喜ばしいことです。

ストックホルムオープン大会情報

大会名:If Stockholm Open
開催地：ストックホルム（スウェーデン）
カテゴリー：インターナショナル・シリーズ（IS）
サーフェス：インドアハード
ドロー数：32
賞金総額：713,000ユーロ　（ISとしては大きい）

獲得ATPポイント
　　優勝：225
　　準優勝：155
　　ベスト4：100
　　ベスト8：55
　　2回戦：20
　　1回戦：0

余談：Granollersの読み方について

Granollersは英語的に読むとグラノラースですが、「スペイン語の玄関」さんによりますと、

[LL] 「リャ」行のような、「ヤ」行のような、「ジャ」行のような・・・なんともあいまいな音です。
実際には、「ヤ」行と「ジャ」行の間のような音で (つまり、後で出てくる「Ｙ」とほぼ同じ音で) 発音されることが多いです。

（「スペイン語の玄関」　スペイン語の読み方（1）より）

とのことです。
つまりカタカナで書く場合、「グラノリェルス」「グラノイェルス」「グラノジェルス」どれでもOKということになるわけですが、一番発音しやすい「グラノジェルス」をここでは採用しておきます。

同様にFallaも「ファリャ」「ファヤ」「ファジャ」の3通りが考えられ、伸ばす音（長音）まで考慮すると「ファーリャ」「ファーヤ」「ファージャ」の3つも含めて計6通りもの表記方法があることになります（英語式も入れると７通りか）。

なお、当ブログでは選手名の表記についてはあまり厳密なことを言うつもりはありません。そもそも外国語の発音をカタカナで表すことには限界があるからです。

いくら「この名前はカタカナではこう書くのが正しい！！」と主張したところで、カタカナで表記された名前は日本語的に発音される運命にあるのです。全然「正しく」ありません。

そういうわけで私のサイトでは、選手のカタカナ表記に関する無駄な論争は行うつもりはありません（明らかな間違いの場合を除く）。

今日AIGで優勝したBerdychはベルディヒでもベルディッチでもバーディッチでもどれでもOKです！

私が表記を選ぶ方法ですが、

（１）なるべく現地読みを尊重
（２）日本で最も広く用いられている読み方を尊重
（３）最初に見た読み方を使う

といった順番で行っています。
なお、日本語では基本的に現地読みを尊重してカタカナ表記することが慣習になっていますので、マスメディアで最も発音/表記されているものをチョイスしておけば、それほど大きく間違うことはないと思います。

どれにするか迷った場合はGoogleで検索して、一番ヒットした件数が多かった表記を採用することもあります。

この話題はなかなか面白いので、いつかまとめて取り上げたいと思います。