インディアンウェルス勝ち上がりチェック

ちょっと最近忙しすぎて(ご存じと思いますが、最近の更新は全部深夜)GAORAの放送すら見てなかったのですが、錦織に勝ったリュビチッチがシモンを破ってベスト16に進出したと聞いて、インディアンウェルスのベスト16勝ち上がりをチェックしてみました。

(ちなみに本日はものすごく遠いところに日帰り出張だったので、却って移動中にコメントに返信する時間がありました。ここ数日ろくにコメントに返信できなくてすいませんでしたが、すべてのコメントに目を通しています。しかしそれにしても往復10時間の移動つかれた!)

2009インディアンウェルス・BNPパリバオープン男子ベスト16

選手の順番はドローの順番です。つまり隣接する選手同士が4Rで対戦します。()内はシード順位。

ナダル(1)
 2R,3Rともストレートで盤石の勝利。死角なしか。膝の故障の治りが気になる。

ナルバンディアン(14)
 シーズン後半に大活躍するのがお決まり、まるでスキー場のような季節商売?が専売特許のナルバンディアン。
 ナダルには2勝0敗。大物キラーぶりをまた発揮するか。

イズナー(WC)
 最近活躍した印象がなかったが、自国開催で得たワイルドカードを活かしてきた。長身ビッグサーバーははまると怖いが、サーブ以外はまだ発展途上の印象。

デルポトロ(6)
 調子悪いんじゃないの?とか言われながらも安定して勝ち上がる。派手な体格とは裏腹にプレーは結構堅実なところがある。
 夏にポイントを大量失効するのでここは稼いでおきたいところ。

ジョコビッチ(3)
 なんかプレーが不安定らしい。ATPのトップページにもラケットを投げるジョコビッチの姿が。
 「悪いながらもなんとか勝った」ってことらしいです。でもちゃんと勝つところが実力ある。

ラケットを投げるジョコビッチ

バブリンカ(16)
 私の好きな選手の一人。片手バックハンドが美しい。最近の成績は芳しくなかったがここはシードを守った。
 それにしても3Rで破ったクエリー、力をつけている。好調だったステパネクを破っての3R進出は立派。
 そのクエリーにも錦織はデルレイビーチで勝っている。クエリーに続け錦織!!

フェレール(12)
 フェレールもずっと決して絶好調ではないが、きっちりとシードを守るところが実力者たる所以。
 この山の3R敗退のシャルディが気になる。昨年全仏でブレイクしたが、ジュニア時代から強く錦織にも勝っていた。
 ここにきてのランキング上昇はフロックではなさそう。

ロディック(7)
 GS優勝にはなかなか届かないがさすがに安定感はある。シェイプアップして今年は調子が良さそうで、そろそろ大きなタイトルが欲しいところ。

リュビチッチ
 シモン(8)を破って4R進出。復調傾向か。フォーさんもおっしゃったように故障とドロー運の無さでランキングを74位と落としているが、実力はどう考えてもそれ以上。

アンドレエフ(22)
 フォアの強打がすごい人。お仕置きフォアハンダー。テイクバックが低めなのが気になるが、意外と高い球も上手いことこなす(ちょっとスピン過多なきらいはある)。ここまで強くなるとは想像できなかった。生で見ると打球音が爆発的で驚く。

ロブレド(15)
 土男だがハードも結構行けるロブレド。決してジミー・ロブレドという名前ではありませんのでお間違えなく。トミーです。

マレー(4)
本来の持ち味であるディフェンスに加え、オフェンスもかなり強化されてきて4強の1角を占めるのにふさわしい実力を備えてきたと思います。

コールシュライバー
 いつも30位前後にいるイメージで、地味ながらもスルスルと勝ち上がってくる感じ。今回もベネトー、パシオンスというフランス勢とラペンティというなんとも中堅どころな選手を連破しての4R進出。

ベルダスコ(10)
 先日の全豪でのプレーが鮮烈だったこの人もお仕置きフォアハンダー入り認定。ガスケに完勝はすごいというか、ガスケもう少し頑張れというか。

ゴンザレス(17)
 この人も当然ながらお仕置きフォアハンダー。鼻をふくらませてガニ股で「ふんがー」と打つ様は「みどりのマキバオー」を思い出してしまうのは私だけか。
 しかし07全豪の表彰式での澄ました表情は、かなりさわやか系でプレー中はいかつく見える体つきも意外とスマートだった。

フェデラー(2)
 当然この人も残っています。ナダルとの頂上対決は何回でも見たい。応援してます。

というわけで外れるのがデフォの「当たらない鼻血予想」ことHanaji’s Picks (すいませんパクりましたNick師匠)!!

ナダルvsナルバンディアン

過去の対戦成績は進化したナダルには通用しない。2-0でナダル。

イズナーvsデルポトロ

イズナーは強力なサーブでエースの山を築くが、逆にデルポトロのサーブもシュアなストロークの前にブレイクできない。
タイブレークで1セット取ることはあるかもしれないが、2-0でデルポトロと予想。

ジョコビッチvsバブリンカ

ジョコは相変わらず首をかしげ、ラケットを投げるプレー内容も自力で勝る。バブリンカは復調してきており(希望)、1セットをもぎ取るも力尽きる。2-1でジョコビッチ。

フェレールvsロディック

世界最速のビッグサーブに加え、フットワークが良くなり安定性を増したストロークが冴えてロディックの2-0
フェレールも食らいつくが2ndサーブを攻撃される。7-5,7-5くらいを予想。

リュビチッチvsアンドレエフ

リュビチッチのビッグサーブ炸裂。サーブで押してフォアで仕留めるシンプルな作戦がアンドレエフの強打を封じる。
接戦だが2-0でリュビチッチ(錦織に勝ったということで少し希望入ってるかもw)。

ロブレドvsマレー

変幻自在のマレーのストロークの前にロブレドの強打も吸収されてしまう。2-0でマレー

コールシュライバーvsベルダスコ
 ベルダスコのエネルギッシュプレー炸裂。縦横無尽に暴れまくりコールシュライバーを圧倒。2-0でベルダスコ

ゴンザレスvsフェデラー

 ゴンザレスはフォアの強打で攻めるもフェデラーの技にうまくかわされる。フォアの強打は武器になると同時に勝負所でのミスにもつながり、健闘するも2-1でフェデラー

・・・ふう。なんか極めて順当、ランキング通りの予想をしてしまった気がするが気のせいか・・。まあいいか。

*あくまで個人的な予想であり、楽しむためのものですので外れても勘弁してくださいw

10 件のコメント

  • リュビチッチvsアンドレエフ戦、大接戦の上リュビチッチが勝ちましたね。
    これでベスト8ですか。
    お互いのエースの数が14・17本とこれまた凄い!

    錦織選手も1R早々凄い選手に当たってしまったものです。

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  • とりあえずリュビとジョコの結果は当たりですか・・・よかった。

      引用  返信

  • 計算しなおすと往復12時間の移動ですた・・・疲れるわけだ。泊まりにすれば良かった。

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  • インディアンウェルズ、ドローが128あって、2枚に分かれてますよね。見ているだけでワクワクです。

    団長の予想は、逆にはずしてくれないと物足りないですw

    チッチ対決楽しみですね!

      引用  返信

  • チッチどこまで行くでしょうね。
    団長の予想ほぼ的中ですね。
    ナダル、苦戦中・・・。

    女子はサフィーナが負けてしまった・・・。
    誰が優勝するのやら。

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  • ナダル苦戦しましたね。
    2んdナル5-4ナダルのナルのサーブで
    マッチポイントがあったのにそっから捲りましたね。
    ファイナルはナルの心が折れたのか・・・・ダンゴでした。
    だんちょ、今回の予想はイイ線いってましたねww
    観察眼と洞察力に磨きがかかってますねぇw
    圭君やここの読者サン達と共にだんちょも成長してるンすね。
    最近物忘れが激進しとるオイラとしては羨ましい限りっス!

      引用  返信

  • ジョコビッチvsバブリンカの試合をGAORAで観ました!
    バブリンカのプレイを観たのは初めてだったのですが、
    本当に綺麗な片手バックハンドですね。
    2セット目のセットポイントをミスで落としたのが
    痛かった。
    見ごたえあるラリーで、いい試合でした。

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  • 個人的に野獣が好みな私。(試合が終わった後の笑顔好き!!)
    ゴンちゃん頑張って欲しいな
    でも、フェデ君も赤ちゃんが産まれるから責任感から
    心が強くなって勝ち進むと思うな~。

    シモン君デ杯から2敗が尾を引いてるのかな~~
    彼のBHのブロックぽい打ち方が好きなんだけどな~~

    あしたはGAORAでゆっくり観戦です。

    団長さん一日に12時間の移動はかなり疲れます。
    今年はじめから、お仕事?大変そうなので体を大切にね!!

    =てんてん=

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  • ジョコとリュビチッチがあたるのかと勘違いしていました。
    リュビチッチはマレーに負けましたね。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。