伊達さんも勝った~!!!
連日の感動の勝利!
昨日も感動したけど、今日はもっと感動した!!!
涙出てきたよ。
明後日はもっと感動できるといいな~。
2010 French Open
Women’s Singles
Kimiko Date Krumm def. Dinara Safina, 3-6,6-4,7-5
スタートは最悪
右足ふくらはぎに痛々しくテーピングをした状態で試合に臨んだ伊達さん。ポイント練習も全然できない状態で迎えた本日でした。
1996年のフェド杯でグラフに勝った時も足を故障しており、コンディションが悪い時こそ逆にいいプレーができるのではないか?とちょっとだけ期待していたのですが、フットワークも悪くミスを連発し、あっという間に0-5になってしまいました。
グラフ戦も確か最初は0-5でしたが、さすがにあの逆転劇は今日は起こらないだろうな、リタイアもありうる、そう思いながら見ていました。とにかく故障が悪化しないことを祈るのみでした。
そこからちょっと開き直ったのか3ゲームを取り、なんとかそれなりの勝負はできる雰囲気になってきましたが、3-6でセットを落とします。
サフィーナの調子も良くなさそうでしたが、完調でない伊達さんが勝てるとは到底思えませんでした。
セカンドセット、伊達劇場発動
セカンドセットも2-4でリードされ苦しい状態。しかし1stセットよりは足も動いてきて、ライジングショットに伸びが出てきていました。
サフィーナは昨年、一昨年の準優勝者でクレーは得意なはずなのですが、最近は成績もパッとせずランキングも9位に落ちてきていることもあってか、積極性があまり見られませんでした。
むしろ伊達さんの方が速いテンポで鋭いショットを打ち込んでおり、3-4、4-4と追い上げると「なんかこの試合、行けるかも?」という雰囲気に急に変化してきました。
このあたりが勝負を知っている人の試合運びだと思いました。圧倒的に負けているようでいても、実はそれほどでもないということがあることを知っているのです。
私は何回も経験があるのですが、負けた試合のビデオを後で見てみると、試合中はかなり劣勢だったように思えても、「あ、このポイント頑張っておけば勝負はまだ分からなかったな」という場面が結構あるのです。
凡人には試合中にその場面に気が付かなかったり、気が付いてもどうすればいいか分からなかったりします。
しかし勝負師・クルム伊達は違いました。2-4からの2ゲームあたりがまさにその場面だったと思います。
スコアの上では有利でしたが、今日のサフィーナはもたついていました。ダブルフォルトが多くプレー全体も消極的で、エラーは伊達さんより少なかったですがエースもあまり取れていませんでした。
この2ゲームのうちどちらかでも取れていたら、落ち着きを取り戻したサフィーナがそのまま勝利していた可能性が高かったと思いますが、4-4に追いついたことで流れが一気に伊達さんに来ました。
ストロークがコーナーに鋭く突き刺さり、最後の9ポイントのうち8ポイントを取ってこのセットを取ってしまったのです!
ファイナルセット、気力振り絞り
試合開始直後と比べたら動くようになってきた伊達さんの足ですが、再び痛みが出てきたようで、厳しい球には追いつけない状態になってきました。
打点に入れないので攻め球も精度を欠き、簡単な浅い球の打ち込みもネットにかけたりして1-4になってしまいました。
攻めているのは圧倒的に伊達さんの方で、サフィーナは粘っているだけだったのですが、2ndセット後半の神懸った精度は見られなくなりました。
1ゲーム返して2-4になりますが、ここでトレーナーを呼びテーピングを巻きなおします。もう私はリタイアするものと思ってみていました。
実際、伊達さんもリタイアすべきか悩みながらのプレーだったようです。
しかしここからが伊達さんの底力
サフィーナは確かに良くなかったよ、トップ10選手のプレーじゃなかった。
でも、思うように動かない足ながらもここからの伊達さんの攻めはちょっと普通じゃなかった。
確かに足で粘ることはできない状態だから、常に先手を取って攻め続けることが唯一の勝利への道だった。
けどそれだけであれだけ入るものか?逆を突いたストレートへのリターン、ストロークが面白いように決まった。
出来ることをやる。最後までやる。その決意が出てるよね。
実況掲示板で、くーさんが言った。その通りだと思った。フェド杯グラフ戦が重なって見えた。
ついに5-4。そしてサフィーナのサーブ。すでに15本以上のダブルフォルトを犯していたサフィーナには大きなプレッシャーがかかっており、ポイントごとに叫んでいた状態だった。
しかしサフィーナはギリギリの状況で意地を見せる。鮮やかなプレーではないが、ダブルフォルトはせず5-5に追いついた。これで五分になった。いや、ファイナルセットはタイブレークがないので、足の故障の分だけ伊達さんが不利になったと思った。
続く第11ゲーム、伊達さんのサーブは0-30とピンチを迎える。しかし動じない伊達さん。攻撃の手を緩めることはない。目の覚めるようなフォアハンドクロスのエース。サフィーナのバックハンド深くに押し込んでからのドロップボレー。徐々に増えてきた観客は、伊達のプレーに大きな歓声を上げている。
そして第12ゲーム、伊達さんの深いバックハンドにたまらずサイドアウトしたサフィーナが、最後はバックハンドを大きくアウトし、歴史的な伊達さんのグランドスラム14年ぶりの勝利が決まった!!!!
ミハイルと抱き合う伊達さん。実況の鍋島アナも涙ぐんだ声になっていた。私も泣いた。
昨日の錦織戦も感動して寝れなくなってしまったが、今日はもっと感動した。鼻血出た。
次に鼻血が出るのはジョコビッチに勝った時だと思っていたが、2日早くなった。
(注:当ブログにおいて「鼻血が出る」のは基本的に錦織がすごいことをやってのけた時。今までデルレイビーチ優勝とUSオープンでフェレールに勝ったときに鼻血が出た。今日は錦織じゃないけど、これは鼻血が出ざるを得ない。)
試合後のインタビューで伊達さんは笑顔でこう語った。
「最近はあきらめの早い選手が多い中、最後まで闘うということ(姿勢)がフランスの観客にも伝わったのかなと思います。」
ライジングも勝負の駆け引きも凄かったけど、そこが一番凄かった。誇りに思う。
そういえば私、こんなこと書いていましたね。
(1回戦は月曜日以降+全仏もろもろより)
自分が恐ろしい・・・。
netdash引用 返信
ですます調が途中からである調に変わってる・・。私に物書きは無理だな。眠くて直すのめんどい・・・。
netdash引用 返信
ワタシも、なぜ1回戦でサフィーナ??なんて思ってしまってましたが、今回の伊達さんの勝利をみて、反省・・・。
彼女に限界はない!!!!!!!!!!!!
私、確か伊達さんと同年齢。惚れ直しました!!この年齢でもまだ出来る!限界じゃないんだって教えてくれた伊達さん。
グラフの試合の時もそうだったけど、今回もしびれました。
Reiko In FL引用 返信
何をやるにも今の状態でやれることをやるのが大切なのですね。
諦めが早い私ですが、自分でやれることを自分なりに行って生きたいですね。
伊達さんありがとう。こんな嬉涙なら何度も流したいです。
てんてん引用 返信
今日の予定は9時半には家を出なければならないので、最初かVerdascoも時間を押さないで勝ってくれたので、伊達選手を似ることができました。あら少しでもナダルを見てからと思っていたのです。マックを付けると、丁度伊達選手が入場してくるところでした。ふくらはぎの状態が芳しくないとブログから知っていましたので、簡単に1セット取られたところで朝食にしました。流れは変えられないだろうなとゆっくり食べて居間に移りました。テレビは居間にしかないのです。ストレート負けだからそろそろナダルになる頃かな?とテレビを付けてビックリです。セットオールでファイナル4-4なのです。伊達選手を見限ってごめんなさいでした。やっぱりこの人すごいですね。何かをやってくれます。一球一球食い入るように画面を見つめるしか有りませんでした。足を引きずりながら本当にすごかったです。足のために、最初のマッチポイントで取り切って欲しかったですが、サフィーナも盛り返しました。タイブレ無しの延長に入り、キープしたのがすごいです。サフィーナのサービスを破って3MPにしたのはテニスに対する姿勢の強さの表れですね。一本しのがれたのは仕方がないですが、良いリターンをロングさせて勝利です。1セット目からは想像できない変化、対応でした。わたしは鼻血も涙も出しませんでしたが、すごいことしてくれると、ボーッと画面を眺めているだけでした。そろそろ出かける仕度をしてと声ががかり、うっかりナダルの録画を忘れるところでした。木曜日の2回戦はテレビ中継無いでしょうが、この人の試合が中継されるなら録画しておこうと思いました。しかし、ふくらはぎの様子が心配です。快復できる程度だと良いのですが。
ケイメヒコ引用 返信
私も涙が出ました。
テニスを見るようになって7~8年。
いちばん感動した試合でした。
伊達さん、ありがとう。
best引用 返信
私も鳥肌者でした。
まず、スザナヌランランに入場したことに感動。
第二セットを取り返してさらに感動。
伊達さんの足が気になり、無理しないでって思いつつ、調子の悪いときのサフィーナがでてきているのでいけると思いつつ・・・。
色々な思いでみてました。
いやー、全仏での勝利が見れるなんて・・。
本当にすばらしいです、どこまで行くのでしょう伊達さん。
二日間つづけてすばらしい試合を見せていただきました。
mimi引用 返信
伊達さんのテニス。
錦織選手のテニスと同じで、本当にクレバーなテニスだと思います。
見ていて面白い。
テニスとは、こういうもの。こういうふうにやるんだ。
って素人の私たちにも見せてくれます。
そうして、1ポイント1ポイントに集中して、苦しいながらも楽しそうにプレーを楽しむ伊達さんが見れて嬉しかった。
勝利が付いてきて、さらに嬉しさ倍増、涙増量。
1セット後半からのまくりで、段々期待が増し、期待がもしかして?
に代わり、もしかして?がたぶん、に変化し、たぶんが、これは?!なって行きました。
こんな勝利は永久保存物です。伊達さんおめでとう!!!
くー引用 返信
ファイナルに入ったところで既に泣きそうでした。「よくがんばったよ。負けたとしても感動で泣きそう」と思っていたら勝ってしまった。そして本当に涙出てきました。
1stの初めの方でもストロークは押していて重そうでしたので、何かがかみ合っていないのかなと思いながら見ていました。
それにしても彼女の試合は面白い。胸のすくようなポイントの取り方。かみ合っていないときはミスも早く見所なく進行していきますが、かみ合った途端ポイントの取り方が明確で自分でも出来るんじゃないかという錯覚に陥ります^^
足が気がかりですが次も頑張って欲しい。
falstelo引用 返信
1セット目をサフィーナがとり、2セット目途中で、
「えっ?錦織劇場の再現?」と思い始める私
「いやいや 今日は無理でしょ」と打ち消す私
・・・・・・・・・ごめんなさい 伊達さん
感動しすぎてなかなか寝付けなかった
2日間に渡る寝不足ですが、こういう寝不足なら
仕事がんばれる
maru引用 返信
最初は、
<あの足だから、無理しないでね。>と
思ってました。
伊達姐さん、ごめんなさい。
伊達姐さんの辞書には
<あきらめる>という言葉が無いこと、
忘れていました。
何事でも
最後、結果が出るまでは、
どうなるかわからない。
運命を変えていくのは
自分自身だということ、
あらためて、また
教わりました。
日々、試合を想定して
練習を重ねているかというのは
ブログで読んでいたのですが、
あの地道な努力があってこそ、
ですよね。
本当に、凄かった。
BAKO引用 返信
おはようございます。私も、泣きました。色々あるけど、がんばろう!と、元気もらいました。姐さんのテニスは面白い!もっともっと見ていたいです。
vicky引用 返信
私も泣きました。しかも号泣でした。6-5の0-40となったときから心の底から湧き出てくるものが抑えきれなくなって涙が溢れて止めることが出来ませんでした。勝った瞬間から声を上げて号泣してしまいました。
長年テニスを見てきましたがこんな試合は初めてでした。
かなり辛口の評論をする私ですが、あの試合は今の日本テニス界に強烈なメッセージを伝えていたように感じました。現場の選手・コーチ他あらゆるテニス関係者たちにはどのように伝わったでしょうか?
私は自分なりに言葉で訴えていきたいです。
部外者引用 返信
ダテックすごかったですね!私も泣きました^^;
本当にサフィーナに勝ってしまうとは^^;しかもあの足の状態で…
かつてのダテックを知るものとしては、ダテックのプレーはまだまだこんなもんじゃあない!と思っています。それは、本人が一番歯がゆく思っているでしょう。
でも、”いまあるものをすべて受け入れた上で、できることを探して最大限の努力をする”に徹している姿は、とても潔く、輝いて見えます。同じ女性としてこころから尊敬します。
夜中の2時頃にWOWOWに生出演してくれたんですよ!試合であんなに疲れているのに!もう、ニコニコとうれしそうで、こっちの頬も緩みっぱなしでした。キラキラと輝いて本当に素敵でした!
圭 大好き!引用 返信
本当にいい試合をみました。0-3になったとき見ているのがつらくて録画にしたままほかのことをして寝たのですが、夜中に伊達さんのブログをチェックしたら、winとでていて目を疑いました。真夜中に全部みました。足が、旨く動かなくなって、相手を動かし速攻に転じてから伊達さんの表情は苦しい中にも喜びが混じっていて、あのフェドカップ第三セットのとき見せたのと同じでした。瞬間瞬間、できることを精一杯やってそれを楽しんでいる表情でした。キャリア晩年のグラフが、ヒンギスと戦ったときも、第一セットを落とし、劣勢から挽回し勝利を目前にしたとき、会場にウェーブがおき、それを見ていたグラフの表情とも重なりました。技術面はもちろん、こういうゲーム展開、素晴らしいドラマも、グランドスラム観戦の醍醐味ですよね。
chacha引用 返信
伊達さん、何という気迫!
うまく言えないけど、伊達さんに武士の魂を見た気がしました。
サフィーナも2セットで終わらせておくべきだったみたいなこと言ってたって記事があったけど、サーブの不調以外にも、どこかに油断があったんでしょうね。テニスっておそろしく精神戦なんですね。自分だと身が持たないです。
勝利した瞬間と同じくらい感動したシーンはやっぱりMichael Krummさんとの勝利のバグの映像でした。最後に頭をくしゃくしゃってしてもらって、、、もらい泣きです。
彼の後押しや支えのことなども思い出されてジーンって波が何度も。。。
いっぱい、ニュースにもなってますね。そのうちのひとつです。
http://sportsillustrated.cnn.com/2010/tennis/05/25/safina.krumm.ap/index.html
鼻血さん、寝不足でしょうに、伊達さんの記事書いて下さってありがとうございました。超保存版です。
あの~次の試合も神通力頼みますね♪
ちょこ引用 返信
伊達さんのblog、更新されてます! かなり体は深刻っぽいですね。。
圭kunn引用 返信
仕事で見れなかったです・・
途中ツイッタ―を見たら、「足を痛めてる・・厳しい」「よく頑張ったよ・・」
的なコメントだったので正直諦めました。
そしたらファイナルセット1-4からひっくり返してるではありませんか!なんという精神力!
某マンガの安西先生じゃないけど「諦めたらそこで試合終了だよ」なんですね。そのことは錦織君や伊達さんの試合を見て改めて思い知らされました。しかし・・・録画しておけばよかった orz
だけどこの試合を見てたスザンヌランランのお客さんはさぞかし興奮したことでしょう。ですから錦織がジョコビッチとせった試合展開になってくると伊達さんの試合のことを思い出し、ジャイアントキリングを期待して会場が錦織の応援一辺倒になるのではと期待してます。そうなる土台はあると思います。全米のフェレール戦の時のニシコリ!コールの再来があるかもしれません。アレーニシコリ!コールです。
俄然明日の試合が楽しみになってきました。伊達さんは足の状態が思わしくないようだけど・・せめて次の試合までには少しでもいいから良くなってほしいものです。
僕はジョコビッチ戦、また世界中が驚く結果になってくれると信じています。
Geo引用 返信
本当に涙がでました。
伊達さんリタイアすると思いました。
伊達さんの鬼気迫る戦いに
会場全体が息を呑む状態になっていたように思います。
すごい試合って普通はワーッって盛り上がるのに
逆にザワザワ、シーンっていう雰囲気になったのは
初めて見ました。
全員のスタンディングオベーションにも感激しました。
reiko in japan引用 返信
日頃ライストで試合を見ないと決めてるのですが、
スコアとついったーのTLでも実況の壮絶さに最後の4ゲーム
ぐらい見ました・・・それだけでもものすごかったです!
>「最近はあきらめの早い選手が多い中、最後まで闘うということ(姿勢)がフランスの観客にも伝わったのかなと思います。」
ただでさえこれは難しいことだと思うのに、
ダテックのその実践度合いはホントにすごいというか
とても我々がマネできるようなレベルではありません・・・。
最後だけ見た印象ですがサフィーナのテニスはとても
トップ10のプレイではなかったし、完全に自分を失って
いるように見えました。
テニスだけ上手くても最終的に強いメンタルを持っていなければ
勝ちあがっていくことなどできないのだろうし、
逆にこれほど「気持ちで勝った」という試合はないでしょう。
部外者さんが書いてる
>かなり辛口の評論をする私ですが、あの試合は今の日本テニス界に強烈なメッセージを伝えていたように感じました。現場の選手・コーチ他あらゆるテニス関係者たちにはどのように伝わったでしょうか?
ですが、どれだけの人が昨日の試合を見たんでしょうね?
私がついったーでフォローしてる人でも「結果だけ見て興奮してる」
人が少なからずいたし、そういう人たちにとってはただの
「大金星」でしかないと思う・・・。
けど、ポイント間では足をきずってるようなダテックが
見せたあの執念のプレイを見た人誰もが驚嘆というか
感動せずにはいられないと思うし、その姿にパワーを
もらった人も多いだろうし、逆に見た人にしか
彼女の本当のメッセージというのは伝わらないと思う・・・。
あんなに素晴らしい試合が有料放送でごく一部の人しか
見られないなんてホントに残念でなりません。
勝ち目など全くないサッカー日本代表など放送してないで
GSを民放でやって欲しいです、ホントに。
(すみません、サッカー興味ないもので)
sabumasa引用 返信
実況掲示板には「唖然とした」と書きました。
まさかあの状態で勝つとは…。
実は僕もファースト0-3になった時点でビデオ録画始めて飯食いに行っちゃいました。
で、帰ってみると、ありゃりゃ、まだやってる!?3-6、6-6(と見えた)で0-0ってことはタイブレ?えー!?と思ってよく見たらセカンド6-4で取っているではあーりませんか!
それでもファイナルも2ブレークダウンになっちゃったしトレーナーも呼んでいたので「もうこりゃいつリタイアするか、タイミングの問題だな」と思っていたのです。実際ちょっと横に振られると足がついていかず、バック側は左手ショットも多かったのです。しかーし、開き直ったかのように早いタイミングで先に攻め込むショットが次々決まりだし、完璧なドロップも炸裂…この辺から涙腺がゆるくなり始め、試合が終わったときにゃー口半開きで縦に涙が下に流れ出し、鼻血ではないが鼻水まで垂れ流し…すみません。
ほんと感動した。めったにテニス見て感動したとは言わないのですが、昨夜はさすがに1日ぶりに感動しました。
皆さんも書いておられましたが、あのフェド杯でのグラフ戦をまざまざと思い出しました。あの時も、痛そうにしながらときどきニコニコしていました。今回、終わった瞬間に「ヤッター!」と叫んで振り返った伊達の顔が満面の笑みにあふれていて、ちょっと驚きました。錦織の勝利のときは、「くにゃ」っとなってたじゃないですか?あんなふうに精も根も尽き果てた表情を見せるのかな?と思ってましたが、彼女はグラフに勝ったときと同じ笑顔。。
やっぱテニスはあきらめちゃいかんですね。0-5になっても1ゲームでも2ゲームでも取り返せば次のセットにつながる。痛みがあっても何があっても今できる最善を尽くす。これからそうします!
kon-g引用 返信