ビンガムトンチャレンジャー直前情報

本当に直前になってしまいましたが、錦織圭と添田豪の出場するビンガムトンチャレンジャーの情報をお伝えします。

まず読み方。Binghamptonはビンハンプトンではなく、ビンガムトンと読むようです。こういう読み方を迷う場合、Google検索結果の件数を比べるといいです(もちろん、Google検索結果ページそのものを見てもいいですが)。

ビンガムトン – Google 検索 :約480,000件
ビンハンプトン – Google 検索:約44,400件

10倍以上の差がありますので、「ビンガムトン」でほぼ間違いないでしょう。「ビンガムトン」検索結果のトップもWikipediaですのである位程度信ぴょう性はありそうです。

まあ「萩原」を「はぎわら」と読むか「おぎわら」と読むか、くらいの違いですのでそんなに問題ないかと。いや失礼、萩原さんにとっては大問題ですね。

さてそのビンガムトンチャレンジャーの基本情報です。

Binghampton Challenger

大会名:Levene Gouldlin & Thompson Tennis Challenger
カテゴリー:チャレンジャー
開催場所:ニューヨーク州 ビンガムトン
サーフェス:ハード
ドロー数:32
賞金総額:$50,000
獲得ポイント:優勝-80/準優勝-48/ベスト4-29/ベスト8-15/2回戦-7/1回戦-0
錦織圭出場資格:ワイルドカード

リンク集

対戦相手

1回戦の対戦相手は、第5シードのケビン・キムになりました。アメリカの32歳。アジア系です。今年の戦績を見ると、年初に92位のブランズに勝って以来、先週のワシントン2回戦で96位のDevvarmanに勝つまで100位以内の選手に勝っていません。チャレンジャーを主戦場とし。1回も準決勝に上がっていません。ホノルルで伊藤竜馬にファイナルタイブレークで勝っています。正直、あまりいい成績ではないと思います。他にも強い選手はたくさんいます(ツルスノフもいるし・・・)ので、その中ではシード選手としてはいい相手に当たったと思います(しかし、だからと言って甘く見てはいけないのは毎度のことですが、あくまで相対的な比較で)。

ATPのデータによると錦織圭とは初対戦のようです。

2回戦以降は以下の対戦となります。カッコ内はシード順位です。

2回戦 CapdevilleまたはBalleret、Capdevilleが来ると予想
準々決勝 ダブル(1) (サラソタ決勝で対戦して錦織がファイナルで勝利)
準決勝 レヴィン(7)またはベランキス(3) しかしツルスノフ、ハリソンもいて激戦ブロック
決勝 添田(2)、ボール(4)、ラム(6)、ケンドリック(8)など PR使用のレイノルズも

ご覧のように添田とは当たるとしたら決勝になりました。ドロー的には最高です。やっぱり1回戦とかで当たるともったいないですから。ちなみに添田は優勝すればトップ100入り濃厚なので、気合が入っているでしょう。そしてこの2人はダブルスを組んでいます。

メンバーは春先からずっとお馴染みの選手ばかりですね。

勝てるかどうか?こればっかりは何とも。しかし錦織は絶対的ではないにせよ優勝候補と見られているでしょう。しかし各試合の勝率90%だとしても5試合連続で勝つ確率は59%にまで落ちてしまいます。

勝率90%といえばダントツの実力ですが、それでもこの確率です。優勝しなかったからといって強くないとは言い切れない。あくまで実力と言うものは、何大会も出てきてようやくはっきりしてくるものです。そういう意味では、ATPのランキングシステムは(問題点はあるにせよ)比較的よくできています。

錦織にとってはUSオープン前の最後の試合になる可能性が高く、1試合でも多くやっておきたいし、いい感触を得たいでしょう。1戦1戦が勝負です。

試合は現地時間のPM5:30ですから、明朝のAM6:30以降です。日中に4試合組まれた後ですので、後ろにずれる可能性もあります。

添田vsDehaartの試合は日本でPM11時からの第2試合ですので、このまま起きていればライスコ観戦できそうです。

ちなみに、ダブルスは本日は行われません。

応援フード

一応キムチ食べておきました・・・。

6 件のコメント

  • ボールはまさかの1回戦敗退です。。

    対戦相手だった地元のWC選手Bradley KLAHNとはかなりの接戦だったようで、ボール自身のスタッツは全然悪くなかったように思えるので、この選手、台風の目かもしれないですね。。
    まぁ先に対戦することになるのは添田くんですけど(笑)

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  • なぬー!

    びっくり
    今日は時間的に添田応援できそう。眠いけど。

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  • 今、1セット目、圭くんの4-3.
    という段階で、出かけねばなりません(T_T)
    昨夜、豚キムチ食べました。
    がんばれ!Kei!

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  • 萩原と荻原は字がちがいます!
    ニシキオリとニシコリにしておけばよかったのに〜。
    あ、我々にとっては重大な違いですが。

    さっきKeiがタイブレで1stセットを制しました。
    「セットポイントはバックハンドパッシングで締めはガッツポーズ!」by坂本ひでさんツイッター

    この勢いで2ndもとってほしい!

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  • 錦織、勝ちました!
    第2セットを穫られた時には暗雲が立ちこめましたが、ファイナルセットは鮮やかに決めてくれました。

    余談ですが、僕は萩原と荻原の読み分けがつい最近まで出来ずにいて、
    できるようになったきっかけは「萩」のくさかんむりの下は「秋」だから
    音の似てる「あき」の方が「はぎ」で、
    そうでない方が「おぎ」と。

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  • 1回戦、7-6(4),3-6,6-2で勝ちました。

    ライスコでは、1stセットのタイブレークや3rdセットで
    劣勢にみえましたが、よくふんばった試合だったと思います。

    掲示板で応援のみなさん、おつかれさまでしたぁ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。