2013 Indian Wells Masters 1000
2nd Round
Kei Nishikori[16] def. Philipp Petzschner, 6-3,6-2
錦織がインディアンウェルズ5回目の挑戦にして快勝で初勝利を上げました!
私はまだ映像を見れていないのですが(後ほどGAORA録画を確認します)、ストロークで圧倒したようです。
反面、前の試合(デルレイビーチ1回戦)のリタイアの原因となった脇腹痛はまだ完治とはいえないようで、サーブは全力で打たずプレースメント重視だったとのことでした。
そんな万全と言えない状態でのこのスコアでの勝利は、いかに錦織の実力がアップしているかを表しています。ざっとランキング表を上から順に見渡していっても、錦織にストローク勝負で互角あるいは勝てそうな選手はほんの一握りしかいないように思います。故障の不安は常にありますが、今年はますます楽しませてくれそうで期待が膨らみます。
さて今日の勝利はいろんな意味で大きな勝利であったと思います。
まずこの大会で初めて勝利したこと(予選も含めれば2008年に2回勝っていますが)。
錦織は過去5年間のうち4回この大会に出場し、チリッチ、リュビチッチ、アンドレエフ、ヒラルドにいずれも初戦で敗れています。
インディアンウェルズは高地にあり昼と夜の寒暖差が激しく、風も強いところでアップセットが多い大会として知られています。
決していいイメージはなかったと思いますが、この勝利である程度気が楽になったと推測します。
次にこの大会が強制的にランキングに算入されるマスターズ1000の大会であること。
ATP250やATP500であれば他のATP250、500で多く活躍すればランキング算出対象にならないこともありますが、1000の結果は初戦敗退(10点)でも強制的に数えられてしまうので、今年トップ10に入るためには是非とも上位進出しておきたいところ。
そして今日があの3月11日であることです。
これは私の推測ですが、サーブが全力で打てない状態にも関わらず出場した理由の1つにこれがあると思っています。
日本人ならこの日のことを忘れることはないと思いますが、錦織が欠場していたらテニスファンはさらに沈んだ気持ちになるはず。また出場できたとしても、リタイアや敗戦では気持ちは晴れません。
いろんなリスクがあったとは思いますが出場し、気持ち良く勝ってくれた錦織のおかげで日本がいくらか元気づけられたと思います。さすが錦織!!!
(昨日の野球もすごかったですね!)
あと5分ほどで14:46を迎えます。震災で犠牲になった方々のご冥福を改めてお祈り致します。
先ほど、職場で1分間の黙祷を終えました。
震災日絡みの話、本当だったら恰好いいですね。
本人のコメントで触れてほしいです。
コリコリ引用 返信
まあ、想像です。無理をしたわけではないと思いますが。
いずれにせよ今日という日に快勝してくれて元気づけてくれたことは間違いないわけで。
netdash引用 返信
今日の圭くんの勝利には私も意味を感じてました
圭くんも勝ちたかったはず、故障を押しても勝つためにプレイしているようにもみえました
丁寧に、サービスも全力で打てない分、攻撃されないように考えて組み立てているようにみえました
すべては勝つために
ホントに強くなったなぁと感じさせてくれる1戦でもありました
まあ、トップ10プレイヤーとの戦いはこれからだけど、また楽しみが増えました
今日のプレイには、圭くんにありがとうと言いたいです
圭くん、おめでとう!そしてありがとう♪
さっちゃん引用 返信
団長さん 後半読んでてウルウルしてしまいました。
錦織君 万全でなくても勝ったとか~本当に感激です!
(まだ映像見れてませんが)
プロアスリートとして世界で活躍している錦織圭君
彼が戦う姿 勝利する姿を見せてくれることはファンのみならず励まされるはずです
圭君ありがとう!
今日もあの日と同じ吹雪混じりのお天気です。
津波の情報も停電でなんかよくわからなかったし・・・
思い出してもゾッとするあの日。
黙祷
beach nana (@beachwann)引用 返信
初戦突破、よかったです。
映像観てませんが、脇腹を気にしながらのプレーだったということで、それでも勝っちゃうというのは、昨年の楽天以降、ホントに一皮剥けたんだなあ、と実感しました。
ただ勝ち進めば当然対戦相手のレベルが上がり、プレーのレベルを上げないと勝てなくなってくるわけで、心配が募るばかりです。
去年と同じようなことには、なりませんように。
ぐーがー引用 返信