全仏に向けて暗雲立ちこめる残念な敗戦(2013ローマ2回戦)

2013 Roma Masters 1000
2nd Round
Jeremy Chardy def. Kei Nishikori [16], 6-4,6-1

脇腹か、太ももか、恐らくその両方の故障の影響で元気ないプレーに終始した錦織圭。全仏が不安になる内容の敗戦を喫してしまいました。

1stセットこそゲーム数は競ったものの、錦織のポイントのほとんどはシャルディのミスによるもの。動きが鈍く、返球も浅くなりそこをシャルディに攻撃され、常に後手を踏む展開になりました。

2ndセットはさらに状態が悪化し、いつもの攻撃的なテニスは影を潜めたまま、ブレイクポイントも掴めず辛い敗戦となりました。

全く勝てそうな雰囲気のなかったこの試合を見て、思い出したのは2008年ストックホルム準決勝のソダーリング戦でした。

あのときは膝でしたが、故障を押して出場した中、同様に見せ場も作れずあっさりと敗れた点が共通しています。

あのときは私の発言が原因でブログが大炎上しましたが、基本的に考えは変わっていません。

つまり、出場するなら勝ちに行かないといけないし、それができなければリタイアした方がいいのではないか、というものです。

今、同じことを書いたらどのようなことになるのでしょうか。おそらく当時よりは私の考えは受け入れてもらえるのではないかと想像します。

もちろんプロである以上、できるかぎりプレーして観客を楽しませる必要があるでしょう。勝つ見込みが低いと分かっていてもプレーしなければならないときはあります。

しかしそれは最低限の頑張りができる状態のときの話で、今日の錦織はそこまでの頑張りが効かない状態だったように見えました。

故障したこと、勝てなかったことは仕方なく、まったく責める気にはなりませんが、今日のような状態で出場する必要はあったのかなと思いました。

出なければならない、あるいは何か意図があって今日のような状態で出るのであれば、やはり「何か」をしなければならないと思います。厳しい状態の中、いろいろトライしてみて仕方なくリタイアする方が、こわごわと最後までプレーすることより良い、と私は思いますが、皆様はどうお考えになるでしょうか。

恐らく、錦織は自分なりには頑張ったのだと思いますが、少なくともシャルディにとっては実戦の中であれだけ自由に打つことができ、楽な試合だったのではないでしょうか。

マレーが負けたため3回戦はグラノジェルスとシャルディの対戦となりました。また昨年のこの時期は欠場していたため、得たポイントがまるまる加算されるという状態でした。そんなチャンスに故障してしまったというもったいなさもありますが、それ以上に、単純に今日の試合は見ていて辛かったです。

ATPポイントも大事だし、強い相手に勝つことも大事ですが、何より錦織が元気にプレーしているところを見ることこそがファンの楽しみであり、喜びです。ただ、元気がないところを見せるだけのプレーになってしまうようなら、思い切ってリタイアなり欠場するなりして、次に備えてほしいと思います。

54 件のコメント

  • 早速のアップ、ありがとうございます。
    全く同感ですね。見ていてつらかった。少なくとも1セット目が終わった時点で決断が必要だったかなと
    思います。2ndに入ってもほとんどボールを真ん中中心に返すだけ。
    ソダーリン戦もそうですが、アトランタオリンピックの伊達VSサンチェス戦のファイナルの
    ロングゲームを思い出しました。体が悲鳴を上げながらのプレーは見る方もつらいですね。
    なんとか全仏に間に合えばいいけど。助けてロバート!

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  • 早速の記事アップありがとうございます
    是非はあるかと思いますが行けるところまで行って
    どこかの時点で見切るということだったのではとも感じました
    第1セットは結局ワンブレークだったので続行、第2セットはツーブレークの時点で個人的にはやめるべきだと思いましたが、意地で最後まで行ってしまったというところでしょうか
    団長さんおっしゃるように最初から見送りの選択肢もあったと思いますが
    勝てば自力キャリアハイ更新の可能性も高く、我々のようなファンのことも考えて出たのかもと思うと複雑な心境です
    二週間弱ですが回復を祈ります、、、

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  • 私も無理して試合するよりは、リタイアしてほしいです。プロなんだから、自分の体調管理は大切ですよw岐阜で、伊達さんが、やはり腰を抑えながら試合してたんですが、トレーナーの治療受けて、それでもすっきりしなかったらしく、さっとリタイアしました。それに、いくら圭くん本人が、やる気があって、勝とうと思ってたとしても、今日の試合は見ていて辛かったです。

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  • 団長の意見に全くの同感です。とっても残念な試合でした。

    良いところなし、覇気もなし、やる気もなさそうに見えるという、
    お金を払って錦織を見に来た人はさぞやがっかりだったに違いありません。
    「これがフェデラーを破った錦織なの?」と思われたかもしれないと思うとちょっと悲しかったです。

    本人やチームには何か思惑もあったのかもしれませんが、錦織のプラスになったのかどうかは疑問です。

    状態が悪いことは誰の目にも明らかですから(掲示板でも書きましたが、これで怪我が影響していなかったとしたらそれは大大大問題です)、何とか全パワーを投じて怪我の回復に努めてもらいたいと思います。

    怪我は付き物かもしれませんが、怪我と友達になってはいけません。
    怪我をしたまま、TOP10には入れません。もし入れたとしても、怪我ですぐランキングをさげてしまうのでは意味がありません。錦織はNO.1&グランドスラム優勝を目指してるんですから!!

    何としても!怪我と無縁なシーズンを送れるような身体を作り上げてもらいたいです。

    ファンの切なる願いです・・・。

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  • 錦織が、これからTOP10を目指し、トップになるまでに必要な事が明らかになったのでは、と思います。
    若さは将来性という意味で見るとすごくいい事ですが、精神的な大人な部分がこれから成長すべき点だとおもいました。
    全仏がんばれ!にしこり!

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  • ストックホルムのとき、コメント多かったですね。
    あのときはコメントするのがこわくてできなかったんですが。。。

    当時は最後まであきらめずによくがんばったよって思っていたんですが。
    今回は、シャルディの調子と体の状態を考えると勝算があまりなかったと思うので、
    先のことを考えて早めのリタイアが賢明だったと思います。ちょっと残念です。

    すんでしまったことなので、次の試合のときに
    体調良く出られることと勝てることを願うことにします。

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  • その通りですね。最低限の自分の力を出せないなら、リタイアも考える必要はあるでしょう。私は前の試合のみなさんの評を読んで、圭くんがかなり身体がキツい状況であると思いました。とてもオッズの通り勝てるとは想像できませんでした。ライスコ見ていても、団長のおっしゃる通り元気のなさが伝わってしまい、勝てる気がしないんです。結果論になりますが、怪我を更に悪化させる危険をおかして出場すべきだったのか、圭くんには酷かもしれないけど私は?です。そのスピードとセンスが、筋力や体力を大きく超えてしまう天才圭くんが故の神様が与えた最大の試練。
    ただ、もうすぎてしまったこと。全仏までの休み で何とかリカバリーして欲しいです。昨年の全仏の無念を今年は払拭してほしい。今日のことも、負けた事実を正面から享受して、またここの皆さんと一緒に進みましょう。こうしてこれを書いて自分を慰めている自分が情けないです。

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  • 好意的に取れば、全仏に向けてこの試合は極力リスクを冒さなかった。そしてリタイアも回避できた。そういうことになるでしょう。苦言はこの試合限定で終わりにして、全仏での全快&活躍を祈りたいと思います。

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  • まだ試合を見て無いので、録画観戦してからまたコメントしようと思います(^-^)/

    しかし、圭だけでは無くマレーやあの頑丈そうなバブちゃんまでリタイアしてるし、ラオ君やハースも1回戦敗退と聞くと、単に圭のフィジカルが弱いとかの問題では無いような気がします(((^_^;)

    毎週試合があるって、やっぱり日程が過密過ぎませんか?しかも間引きして出場していたら、全くランキングを上げる事は不可能です(+_+)

    1・2回戦で負けていた頃には感じ無かったけど、毎週優勝争いをしていたら絶対身体がおかしくなりませんかね?(;゜∇゜)

    応援しているこちらが、すでにバテバテなんですけど(((^_^;)

    もう少し人間らしいペースで、試合をさせてあげたいです(*^^*)♪

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  • 「無様に負けるくらいなら戦うな」

    そう言われたらきっと、テニスに限らず全てのプロスポーツ選手が鼻で笑うでしょうね

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  • 錦織くん、残念でしたね。
    早く回復されることをお祈りしています。

    怪我に関して少しコメントさせていただくと、人の体の物理的衝撃に対する強さというのは、骨格を構成する骨、筋肉、靭帯等の強さに依存していて、その主たる構成成分は膠原繊維といわれる蛋白質の繊維なんですね。ですからこの膠原繊維の強さが物理的衝撃に対する怪我のし易さと相関してくるわけなんですが、こらは人によって千差万別で強い人もいれば弱い人もいて、遺伝子レベルで違いがあるようです。

    ですから、もちろん体を鍛えたり、体の使い方を工夫することで怪我を減らすことはできますが、限界があり、人によってこの限界は大きく違ってきます。これは仕方の無いことなんですよね。
    怪我の多い人と少ない人を単純にトレーニング方法等で比べることは難しいです。

    錦織くんが、今後どの程度まで怪我を減らすことができるのかはもちろん未知数ですが、彼は今十分過ぎるほど怪我を減らす努力を地道にしていますので、怪我に関しては暖かく見守っていくしかないんじゃないかと思います。

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  • 今日は勝負できる状態じゃなかったですね。
    特に見るべき場面もなく・・・忘れましょう。
    ただ、リタイアすべきだったかというと、相手がプレーする機会を奪うことにもなりますので分からないですね。

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  • GAORAで今試合を見終わりました。
    明らかに本調子ではない感じ、無理なプレーもほとんどありませんでした。
    そんな中、出場したのは今後に向けて意味があると錦織陣営が考えたからですね。
    大事に至らず、全仏に万全な体調で臨めるといいですね!

    ツォンガも負けちゃいましたね。

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  • 最初からリタイアするか、しないかは難しい決断ですね。錦織自身もどこまで出来るかはやってみないと分からない部分もあったでしょうし。今日はシャルディが相当良いプレーをしていたと思いますし、これが錦織がもう少しだけ力が出せて相手もそこそこの調子だったら結構競った試合になっていたかも知れません。ポイントのことを考えても、無理しない範囲でやるだけやってみようというのがチームの決断だったのでは、と想像します。

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  • またか。という感じですね。日程的にきついでしょうが、クレー時期にけが➡ランキング落とす➡終盤に復帰➡ランキング上げて15位くらいで年内終える➡クレー時期にけが。って流れが数年続きそうで怖いです〜。

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  • 負けたっていいよ。僕らは一方的に勝利を「期待」だけをしてるのではなく、鼻血が出るまで「応援」しているのだから。彼の存在自体が僕らを魅了し続けています。

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  • 確かに残念な結果でしたね…。しかし、それと同時に個人競技って良いなぁ、と。団体競技だと、どうしても監督の采配に委ねる事が多い。でも、テニスは己の意思・采配で試合をすすめ、恨みっこ無し。錦織選手がリタイアしなかったのも、理由があったはず。だって、努力する天才ですから〜!

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  • そうですね。最近は休んだ方がいいとおもうようになりました。

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  • バルセロナ、マドリッド、ローマと立て続けに試合があって、それを夜中にもかかわらず見たものだから、とうとう私のほうが体をこわしていしまい、熱がでてしまいました。昨夜は熱に浮かされてみれませんでした。こんなに無理をするんじゃなかったと後悔しています。(仕事もしているのに・・・・)
    なので、戦う圭君のしんどさは見る者の1000倍くらいじゃないでしょうか。ATPの試合のハードさは並大抵ではないと思います。こんなに選手を疲弊させる大会の開き方はおかしいと思いました。
    圭君が健康が保てないほどのしんどさなら、棄権するべきだったな~と思いました。それでも出場しなければならなかった圭君がかわいそうでした。とにかく回復に努めてください。

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  • もう一流の選手なんだから負けたことを怪我のせいにするような書き方はどうかと思います。

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  • AERAの記事で「怪我をしやすい体質とどうやって折り合いをつけていくか試行錯誤です」と言っていました。
    今はその試行錯誤の真っ最中、いろいろ試している時期だと思って長い目で見守りたいです。

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  • さすがに、昨日は応援しながら観ていて辛くなる場面もありましたが、
    ブログにも書いてあったように やれるところまで頑張る…っていう状態だったのでしょうね。
    リタイアの境目は、その時の状況を見極めて本人の意思で決めるのでしょうか。
    マレーのセットアップしてからのリタイアに、マレーの意地をみたような気がしました。
    対戦相手はどう感じたでしょう…

    リタイアにもいろんな意味合いがあるんですね~
    いろんな事を見据えた上で選手が出した結果を尊重したいですね。

    次は全仏ですね。
    全力で戦えることを祈るのみです…。

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  • 団長さんや錦鯉のみなさんのさまざまな意見を拝見し本当に胸が痛いです。
    プロである以上棄権やリタイアは極力さけたいところでしょうが、昨日の試合内容は
    応援しているこちらサイドも辛くて辛くて仕方ありませんでした。
    会場にはたくさんのお子さんもいらしていて本来ならKeiくんのトリッキーなワクワクする
    様な試合を見たかったのかなぁ?などと考えてしまうと本当に悲しかったです。
    サポートして下さるたくさんの方の考えやKeiくん自身の責任感やらで昨日の試合は
    成り立ってしまったのだと理解したいです。
    次は全仏ですね・・・ 気合入れて応援します\(^o^)/

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  • 初めまして。このサイトは最近よくチェックするようになりました。(ランキング試算には頭が下がります)

    ローマ2回戦はポイント獲得チャンスだったので、見ている方としては確かに残念でした。
    リタイアすべきかどうかは微妙だったのですが、少なくとも棄権しなかった事から考えると、
    「相手の調子次第ではなんとか勝てるかもしれない」程度の状態で、
    「全仏に向けて少しでもクレー対策をこなしておきたい」という意図だったのかと思います。

    でも、以前と比べて良い意味で「状態が悪い時の手の抜き方」は上手くなってきてる気がします。
    なのであくまで「全仏に向けて調整をしたかった」という見方で良いのではないでしょうか?
    (見ている側からは辛い話なんですけどね)

    実際ランキング的に「グランドスラムは第2週に向けて調整」なんて贅沢な状況になってきてるので、
    全仏を楽しみにしたいと思います。

    しかし、マレーが落ちたから本当はジャンプアップも狙えたので確かに惜しいw。

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  • 私の受け止めは、すぐ上の「としぼう」さんの見解にかなり近いです。

    なので、一般のファン(日本、欧州、会場を含むライトなファン)からどう思われたかは別として、圭本人とチームの判断で出場し、最後までやった以上は、そうしなかった方が良かったということはないだろうと思っています。

     ただ、今回の試合とは直接関係ありませんが、最近「劇場」的な試合がめっきり少なくなってしまっていることに、若干のさびしさを感じています。(本質的には良いことなのですが・・・)

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  • トッププレイヤーなら体調が悪くても勝たないといけない試合はあると思います。今回は負けたけれど、最後まで抗った事が、次回以降へのステップになると考えています。なのですぐにリタイアするようにはなってほしくないですね。

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  • としぼうさんに一票。

    応援する側としては辛いのですが
    (立場ないからね(´・_・`))
    これまでもあった場面。
    たぶんこれからも・・・。
    とおもいます。

    Mazzaskiiさん。
    為になる情報ありがとうございます。

    圭くんは
    「怪我とお友達」

    お友達とどう仲良くしていくかが大事
    と言っているので
    仲良くする方法のひとつ
    と考えることにします。

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  • みなさんコメントありがとうございます。
    私は「リタイアすべき」というのが主眼ではなくてどちらかというと「出るなら何かしてほしい」という方をいいたいので、リタイアの話が一人歩きしないようにお願いします。

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  • 圭は頑張りました! ローマ大会2回戦を 練習台に使ったと したたかなチーム圭だったと思うことにしました。やはり全仏まで2週間のこの時期少しでも多くの生きた玉のやり取りする必要はあるでしょう GSターゲットにした戦略なら良しでしょう   ただ今の圭の身体考えると 3セットマッチのマスターズ大会をメインターゲットにしたほうが ベターな気もします トップ選手と同じくGSばかりにこだわってると 圭の選手寿命縮めてしまいかねない気がします マスターズ大会といえ練習台・調整試合的に考えてるトップ選手が居るのも事実です  付け入る隙ありますよ!! まずはマスターズ大会に照準合わせてほしいものです!

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  • 圭くんも辛いところですね、きっと大人の事情があるのでしょう…。
    ローランギャロスの空にデッカイ花火を打ち上げてくれるはずですから。
    勝とうが負けようが応援しましょうね!

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  • 少しでもクレーの経験を増やす目的もあり、棄権するには少し勿体ないという考えもあったんですかね。いずれにせよ当事者本人が出ると判断したわけで、素人目じゃわからないメリットもあったのでしょう。

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  • 全仏に支障がなければ、それだけでよいです^_^

    で、疑問ですが、錦織に限らず無理して出場する選手、結構いますよね?
    観客に悪いのももちろんあると思いますし、ルール上のペナルティもあるんだと思います。
    でも、もっと大人の事情もありそう。。。
    その大会からギャラをもらっている(違反ではないんですよね)、スポンサーとの出場試合数の契約とか。ユニクロから欧州の試合は休むなとか、一回戦勝ったらボーナスとか。

    ミシェルクワンはトリノ五輪、競技直前にリタイアしたのは、出てもまともに演技できなかったけど、開会式さえでればテレビ局との契約が成立したかららしい。

    なので、錦織選手も、出たくなくても出ざるを得ないとか、あるのでは。ツアーを回るプロだから費用捻出も不可欠なのかも。

    単なる想像です〜^_^

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  • 二回戦の試合を見て、一人一人 様々な受け取り方をしたと思います。怪我の不安要素はあるけど、どん底からはい上がった男なんです、圭くんは!
    どんな状況においても応援しましょうね。
    出雲大社の神様 圭くんを宜しくお願いいたします、パチパチ!

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  • 私もリンデンさん、としぼうさんの意見に近いです。
    錦織選手本人が「身体に少し不安な場所がありますが、やれるとこまでやってきます。今週も大事なマスターズなので、また気持ちを新たにいきます。」と言っているのですから、やれるとこまでやった訳です。
    ヤノウィッチとツォンガのようなテニスショーは見ていて本当に楽しいです。お金払っても見たいと思います。
    でも、今回錦織選手は何かやりたくても出来なかったのですから仕方がないです。
    ローマ2回戦、体を痛めた時どこまで出来るのか試したのだと思います。ここまで力を入れると痛む、これは効く、強打は出きるのか、、等。
    その結果を見てチーム圭は全仏への戦い方を練り直していくのだなぁと思いました。

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  • 時間が経って録画を改めて見て、ちょっと頭がクールダウンしました。
    試合直後の感情が高ぶってるときに書き込むと表現が過激になりがちで反省しました。

    試合自体はやはり残念な内容でしたが、マレー、バブリンカのリタイア、ラオニッチ、ハースの敗退を見てもこの時期の調整は難しいんだなとつくづく思いました。
    錦織にとっては腹筋も全快していない状態での連戦でしたから、やはり限界だったのかもしれませんね。

    ここまであまりにもとんとん拍子の錦織の快進撃を見てきたせいで、見ている側もハードルを上げ過ぎてしまった気がします。あの体格で怪我をいつも抱えながらのTOP20キープというのは、とてつもない事なんだと思います。もちろん彼もファンである私達ももっと上を見ているのですが、やはりそれに対応する身体を作り上げるのにまだ時間が必要なんだろうなと思います。

    錦織と同じような体格に思えるティプサレビッチも今年に入って厳しい状態が続いてますし、本当にプロテニス選手って過酷な職業ですね。ナダル、フェデラーは本当に化け物ですな。

    錦織に対しては全仏までにできるだけ怪我が回復することを祈るだけです。

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  • 錦織は今自分がどれだけ体を酷使できるかを測っているように思います。
    無理と思っていても体は意外と行けるときもある…体幹トレーニングで鍛えた体がどこまでもつのか測るには今大会はいいタイミングかと。ポイント失効もないし。
    長い目で見ればGS優勝は7戦5セット戦う訳です。絶好調の錦織なら優勝だって夢じゃない。そのためならこの大会で無理して今の自分の身体の強さを図るも悪くはなかったのかと。今回戦えてたら本人もGSへ自身を持てたでしょうし、今大きな怪我になってなければこれ位でなら戦えると実感持てるでしょうしね!
    大きな故障を避けすぎるのも今の錦織には勿体無い。「ここで無理すると故障する」ということを「理解」することが大切なのではないかと思います。そうしてGSでベストコンディションで臨めるスケジュールが見つかれば最高かと!!
    何か気に障ったらすいません!!

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  • 熱烈な圭ファンの一人です。自分はみなさんと少し違った見方をしています。
    今回の試合を見ていて、以下の言葉が何度も何度も頭の中を巡っていました。

    「プロである以上、余程のことがない限り絶対に試合を休むな。大勢の観客の中には一生に一度きり、
    お前の姿を見に来たファンもいる。そして試合に出る以上は、常に観客の目を意識してプレーしなさい」

    先日引退した松井秀喜さんにプロとしての心構えを説いた長嶋茂雄さんの言葉です。

    野球とテニスを一緒にするな、と言われればそれまでかもしれません。
    ATPツアーの過酷さ、あくまでもGSへ向けたステップ・調整、すべてみなさんのコメント通りだと思います。

    私が問題だと思うのはプレーの質云々ではなく、試合中の態度・覇気のなさの部分です。
    yuriさんのコメント(最初のほうの)にほぼ同感です。
    「錦織圭」という選手の予備知識がほとんどない、あるいは「あのフェデラーに勝った」という事実だけで彼を知った一般的なファンも大勢いることでしょう。

    せめて、何とか喰らいつく、一矢報いてやる、という気迫・姿勢だけでも見せてほしかった。
    うまく手を抜くのも、あえてここは無理しない、という判断もプロとしては絶対必要な要素だと思います。
    それでも、「圭なら必ず何かやってくれる!」という期待感をファンに常に抱かせる選手であってほしいので。

    大会の規模、コンディションに関係なく「試合を捨てた」と見られるような態度(本人はそのつもりなくても)だけは取ってほしくありません。

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  • 錦織君が「怪我との付き合い方」を探っているところなのは、その通りなんだと思います。
    で、「試合できないことはない」と判断したから出たものの、試合中でも、ご自身の中に色々と葛藤があったのでは。
    としぼうさんご意見に近いと思いますが。。

    しかし、「2週続きのマスターズ」、棄権とか早期敗退が続きますよね。シード選手の。IW・マイアミの時もこうだったような。錦織君もでしたが。それだけプロテニスにおける身体酷使度が厳しくなっているということなんでしょうか。

    あと、錦織君が怪我との付き合い方を過去例から学習されたように、私たち自身も学習して来ておりまして;;
    私たちの場合は「故障し易い錦織君との付き合い方」をなお一層、探っているところなのでは、と思います。

    あとmazzaskiiさんのお話、非常に参考になりました。有難うございます。

    いずれにせよ、本人コメントを待ちたいと思います。。全仏にどう臨むんでしょう。GaoraさんからWoWoWさんシーズンへの入れ替わりでもありますね。

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  • Rafa in trouble!!
    ラファが1セットを6-1で落としてる!ここから捲れるのか?

    デルポも負けたし、ローマ大会は荒れてますね~。

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  • テニスの道具の進化はすごいです。テニスを30年やっていますが、ラケット、ガット、靴、さらにウェアと昔とは比較になりません。それによってボールのスピード、回転量などが増し、戦略が変り、技術が変りました。フォームや理論は全くといっていいほど違います。それらにあわせて身体能力を上げる・・・人の体が突然変異しない以上、筋力や反射を鍛えるしかないのでしょうね。とても厳しいと思います。野球やサッカーくらいの変化ならよいのにねw

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  • ランキングの話し等、常に有言実行の錦織。天然に見えて、テニスに関してはかなり計画的・戦略的に実行している事の証だと思います。去年楽天後あたりに「怪我と友達にならなければ・・・」これは、明らかに本人が今年最大のテーマにしている事だと思います。怪我と友人元年。
    幸い年齢は23歳であり、何が何でも今年トップ10というよりは、早く怪我と積極的に会話をして親友になってほしいものです。(過酷なツアーの中では絶交は難しいでしょう)
    また、錦織の試合中の態度に関しては、長い年月試合を見て「あれが錦織」なんだと思います。フェデラーはトッププロになって変わったかも知れませんが、彼は彼・錦織は錦織ですから。僕は逆にテニス以外の錦織とのギャップに魅力を感じてます。個人的にはテニスコートでは彼の「ふてくされ・不機嫌・ラケット投げ」本性をどんどん見せてほしいです。観客を満足させることがプロの役割ならば、僕の様に人間の本質を見せてくれる選手を見る事に満足感を覚える人もいる。テニス界全体を見た時にそれぞれの選手がパーソナリティを余すことなく発揮する事が一番のエンターテイメントだと思います。もちろん、彼が「コート上の紳士」的振舞を身につけるのであれば、一個人の「成長」としてそれを歓迎するかもしれませんが、金太郎飴切ったみたいに、コート上で皆紳士、同じキャラってつまらなくないですか?

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  • 忘れてるかもしれないけど、へろへろで、リタイアすりゃいいのにと、誰もが思うようなコンディションでも、奇跡的に挽回してなぜか勝っちゃった試合も、昔にゃいろいろあった

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  • 体調が万全でない中出場した今大会、1回戦で明らかにさらに悪化したのになぜ2回戦で棄権、又は途中棄権しなかったのか、錦織くんの考えがあるはずですよね。それが何故か分からないから私達はしんどいのですね。理由が分かれば「ああ~それなら…仕方ないね」とか「えっ、それはあかんのちゃうか」とかはっきり確信もって言えますのにね。
    しかし、済んでしまった事を悔やんでいても時間の無駄。錦織くんの今の状態はどうなのか、フレンチにはどうなりたいのか、(勿論万全でしょうけど)その為にはどうするべきかを早く見通せてそれに向けて邁進出来たらいいですね。そしてそれを私達ファンにちらりと教えてもらえたらな…

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  • 前言を翻すようですが、圭君はあれぐらい戦えるならリタイアしないと思います。(GAORA見てからの意見)
    試合を途中で止めるのはよくないと思うひとだったなあと思い出しました。

    いしさんのお考え私も同感です。フエレールのイノシシみたいにまっしぐらなとこや(スーツ姿は超カッコイイ!)、ツォンガのおちゃめなとこ大好き!イラッとしたらラケットに当たったり、ジョコさんは最近当たりそうになっても止めてますけど。意表をつくようなギャグやったり、人間の幅を感じます。そういうの見るのが楽しみです。
    圭君は何と言っても日本人で、真面目だし、でも最近声出してますね。何だか安心してます。
    全仏楽しみに待ちましょう-!

     Kanoha より(名前入力忘れました)

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  • あまり動けない、力を入れられない等体力に不安があった為センターセオリーで相手からの
    ボールが角度がつかないようにしたんだと思います。
    振り合いにならないように。
    錦織選手が普段打つボールは他のだれよりも角度のあるボールを打っていますものね。
    彼はいまや体調さえ万全なら下位に対するとりこぼしはほぼ無いくらい強くなっていると
    思うので、テニスの内容が体調のバロメーターと考えていいのではと思います。

      引用  返信

  • 錦織さんが素敵なところは真面目なところです。彼が、うまく打てないからと言ってラケットを叩き割ったり、ヤノビッツのように勝ってうれしいからと言って、シャツを真っ二つに破ったり、(その他いっぱいいますが)顔をくしゃくしゃにして怒鳴ったりわめいたりしないから好きなのです。ナダルのようにショットがよかったら独特のポーズをしたり・・・・錦織さんは勝っても両手を上げるくらい、だからすきなのです。日本人だから。礼儀ただしいから。チリッチが負けているときラケットをたたきわりましたね。 「馬鹿か?」と思い、全く好きでなくなりました。

    ラケットを叩き割っているのを見ると、傲慢さと愚かさしか感じません。書道家が字がうまくかけないからと言って、筆を叩き割るでしょうか。もしそんな人であれば、やはり軽蔑します。

    今の彼が好きなのです。いつまでも今のさわやかな錦織さんでいてほしいと思います。

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  • 団長さんにお伺いしたいんですがー。この前の、フェデラー倒して大金星くですが、あの試合は鼻血ブー試合にならないんですか?ジャパンオープンのときのように、ホームで「ブー!」と大きく鼻血出たー!とされてなかったので、
    どうなんだろうと思ったまま今にいたっています。「鼻血ブー試合」のページにも出てこないし、どこが問題なんでしょうか?レベル高いなあ?わからないなあ?

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  • 体に不安があっても、戦術や技でポイントが取れれば精神的にも身体的にも楽ですよねぇ。そうできることによってTOP10もグッと近くなると思います。今回は上手く噛み合いませんでしたが、この先同じ状況があった場合、いろいろトライして欲しいと思います。
    錦織は前向きで、向上心も旺盛なので、誰に言われることなくそう思っているとは思いますが…。

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  • やっとGAORA観戦を終えました。
    覚悟して見た割には、圭、なかなかイケテるんじゃない?(((・・;)的な感想でした(((^_^;)

    まず、第1セットですが、紙一重のショットがほとんどアウトかネットだった印象です(((^_^;)
    風がきついせいもあるんではないでしょうか?
    どちらに転んでもおかしくなかった、つまり圭は勝つつもりで試合に臨んだと思います。
    第2セットは、シャルディが気をよくしてどんどん調子を上げて来たのと、圭の身体がきつくなって来たので、ほとんど勝機はなかったです(+_+)
    でも、私には何とかポイントをもぎ取ろうとあれこれ工夫して奮闘する圭が見えましたけど・・・
    確かにスマートさに欠け、普段の圭とは大違いでしたけど、それでも、全くやる気が無いようには感じませんでした。
    多分、後からテレビ画面で見たので、そんな風に思えたんでしょう(*^^*)♪
    ライストだったら、とても冷静ではいられなかっ
    たはずです(((^_^;)
    やっぱり圭の最大の敵は怪我ですよね(+_+)早くお友達になる方法が見つかりますようにm(__)m
    天才的な圭のプレイを支えられる身体が手に入りますように!!!
    お祈りせずにはいられませんm(__)m

    You Can Do It !d=(^o^)=b

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。