【結果速報】やはり暑さが敵?1回戦から大苦戦(2014全豪オープン)

2014 Australian Open Grand Slam
1st Round
Kei Nishikori[16] def. Marinko Matosevic, 6-4,5-7,6-2,4-6,6-2

ファイナルセットがちょうど昼休みだったので、最後だけ見ることができました。
最後は攻撃的にできて良かったと思いますが、2~4セットはあまり良くなかった様子。

調子とか内容とかもろもろは、まあいろいろ大変なところもあるので最終的に勝者としてコートに立ったということで良しと思います。心配なのは2回戦以降の体力。

グランドスラムで5セットの激戦をしてしまうと次の試合に影響が出てしまうのは、錦織に限ったことではありませんが、少なくとも錦織は体力お化けではないので気になるところ。せめて涼しい時間帯に試合が入ることを祈るばかりですが、やっぱり放送の関係時間とかあって同じ時間になるのかな。もし、変更できるのなら放送時間が読めなくてもよいので、いい時間帯にやらせてあげたいというのが私の率直な気持ち。
でも、暑いのは相手も一緒ですからね。それも含めて実力だし、1月のオーストラリアが暑いのは皆知ってますから、やってほしいのは試合序盤から氷を首筋に当てるとか、こまめに水分を取るとか、そういうある意味当たり前の暑さ対策。レンドルに防空頭巾借りてくるくらいのことはして欲しいくらいw(これが分かる人はそれなりの年齢です)

見た感じ、サービスもフォアもフォームに少し変化がみられる。サーブは打ち下ろし系になっていい感じ。フォアは体全体をより使うフォームへトライしているところでしょう。

マイケル・チャンが非常に持ち上げられているところが気になるところ。昨日の報道ステーションは、修造さん流の盛り上げ方を理解している人ならきちんと理解できるでしょうが、知らない人が見たらもう、「チャンが来たからもうトップ10確定!」みたいな感じがしてちょっと怖い気がしました。

私としてもチャンはコーチとして最高の選択だと思いますし、素晴らしいのは間違いない。でも他の選手も同様に努力しているわけで、簡単な世界ではありませんので、長い目で見る必要があります。マジックのようなものなど存在せず、正しい方向に地道に進むしかありません。チャンの教えもきっとそういった地に足ついたものであるはず。

すぐに効果がでる部分と、時間がかかる部分があります。いくら器用な錦織でもフォームや戦術の変更は容易でなく、リスクも伴います。結果を出したり失敗したりを繰り返しながらも、大きな流れとして正しい方向に進むことが重要。

勝ったから次に進むことができます。特にグランドスラムは結果が大事。内容のいい負け<<内容の悪い勝ち、です。そういう意味で、最後の切り替えを大いに評価したい試合でした。

25 件のコメント

  • 団長!座布団10枚!
    これも古いですね・・・(笑)

    報道ステーションを見れなかったので内容は分かりませんが、団長の言うとおりだと思います。
    効果は徐々に表れてくるものだと思います。
    言われていることをコートの上で出せるようにするには時間がかかると思いますし、安定して結果を出すためには更に時間が必要だと思います。

    希望ではマイアミマスターズあたりから効果が見えてきて全仏~ウィンブルドンで出来上がり始め、USオープンで大爆発!な~んて妄想してます。USオープンは去年はダメダメだったので、今年爆発すると一挙にポイントゲット!!
    そうなったらいいですね。

    1セットとファイナルセットは素晴らしかったですが、2,3,4セットは正直もしかするともしかするのか?とヒヤヒヤでした。暑さはもちろんでしょうが、風も強くてフォアの強打がことごとくアウトに。でも条件は双方同じですからまだ調整が必要なんでしょうね、いろんなことを。

    それにしても本当に勝てて良かった。

    リカバリーをしっかりして、次はもう少し楽に勝てることを願います。

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  • 物足りなさを強く感じました。攻めきれない!甘さが
    フルセットの勝利なのでしょうね。あのクラスにフルセットで勝利とは情けないよ! 厳しさもある応援を期待しています。

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  • 1時前に帰宅して、試合内容はどうだったかなと実況掲示板を見てみたら、え、まだ終わってない・・
    とにかく勝ててよかったです。2回戦は省エネでお願いしますね。
    いつものことながら、団長さんの解説はどの解説者よりも説得力あります。

    今週16日発売のNumber 845号に錦織選手の記事が載るようです。
      世界一をつかみ獲れ! 至高の舞台で勝ち切るための方法論
         ナンバー1を撃て! 村田諒太/白井健三/錦織圭

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  • 出かける支度しながらチラ見してたら1セットアップの一ゲームとったところで昼に帰ったら勝ってるかもと思いもどったらまだやっていてしかも4セット目を落とすとこ、わーと負ける可能性が出てきてとてもまともに画面を見れずうちの中をうろうろ音だけで、勝ったら見ようと思いながらチラ見、最後までハラハラでした。でも勝った、これって大きな違いだ、グランドスラムの一回戦って大物でも苦労するっていうから
    ほっとしました。しっかり回復させてください、中尾さん

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  • 圭くんのファンでこのブログもいつも拝読させていただいています。テニスについては素人で、詳しいことはわかりませんが、ひとつ疑問です。クーヨンの決勝戦、ベルディヒに勝利したのが戦績に出ていませんが、どうしてでしょうか?

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  • チャンのコーチングも気になりますが、個人的にはベッカー氏がジョコビッチに何をどういうふうに教えてるのか、ものっすごい気になります

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  • 観戦してきました。双方情けなくなるくらいダメダメでした。あまりにも試合内容が悪すぎてはじめは満席だったのに終わりのころには観客がかなり減ってました。まー、うるさいオージー応援団が一緒にいなくなってくれてよかったんですけど。
    今日は猛暑の中、リタイヤする選手が続出。そんな厳しい環境で、まず初戦を勝てたことは良かったと思います。2回戦から圭くんの調子があがることに期待です。

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  • とにかく応援します。昨日の高校サッカー決勝、一昨日の春校バレー女子決勝みたいに最後まであきらめない姿勢が必要。少なくても今日の錦織圭には猛暑の中で気持ちだけは絶対に勝つとがんばった。

    ところで前の大会エキシビションでベルディヒに一勝一敗だったんですよね。そして優勝。この時は、ストロークなどどんな感じだっんでしょうか?

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  • 今録画を見ているんですが
    第二セットでシャツを
    着替えました

    高校生の部活男子並みに
    よーく焼けてました!
    ってことはそれだけ外で
    練習を積んで暑さに慣れようと
    してるんじゃないでしょうか?

    学生の真夏の試合を見ていて
    よく思うんですが
    夏の試合は最後の最後に
    暑さに打ち勝つ体力勝負と気力でした

    もちろんプロなのでテクニックは
    大前提なんですが

    私はあの焼け方に
    何か期待しちゃいます

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  • マトセビ、しつこいプレーでした。地元の意地か、食い下がってましたね。
    エース級のショットも拾ってたし、1stサーブも後半よく入っていて、そこは敵ながら拍手です。
    初戦は難しいですねぇ。
    ここちょっと…な部分は、幾つかありそうですが、チームにお任せします!
    「大きな流れとして正しい方向に進むことが重要」
    これその通りだと思いました!
    風があると、繊細な圭のプレーは乱れると思いますので、次の試合は風があまりありませんように!
    次は予選覇者ですか?きちんとリカバーして、こんどこそサクッとな勝利希望です!
    あと、応援の声が沢山あり(最後の方は減ったんですか?わからなかった…)
    現地で応援したくなりました!
    現地に行かれている方は、勝ちも負けもひっくるめて、ゲームをぜひ楽しんで欲しいです!
    (う、うらやましいよー)

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  • 今日の試合勝てたので結果オーライだけど、負けたらどうなってたでしょうか??
    日本中の圭ファン1日うなだれっぱなし。
    ヒヤヒヤハラハラでしたね。
    wowow録画しましたが、改めてみることはないかもしれないです。
    40℃の気温で4時間近く試合って体は大丈夫でしょうか?
    体を回復させて3回戦のセッピ戦頑張ってほしいですね!!

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  • 第一セットはサクッと取ったので、ストレートいけるかな?なんて思ったけど、中盤リズムを掴めずヒヤヒヤでした^^;
    でも、何とか勝てて良かった(´Д` )
    次も頑張って欲しいと思います(^o^)

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  • 公式ブログ更新、きていますね。

    今日の試合、先ほどやっと通し(要所以外は飛ばし)で見終わりましたが、私はいい試合だったと思いましたよ。
    ファイナルまでいったのは体力的には痛かったですが、今日のMatosevicは強かったし、気迫も溢れていたと思います。昨年から改良されつつある圭でなければ負けていたのではないでしょうか?

    ターニングポイントは第4セットで1ブレークされてから。
    そこから開き直ってフォアを打ち抜くようになり、それまで有効でもないのにミスの多かったフォアのミスが減り、代わりに深く、鋭くなったように見受けられました。この感覚を実戦で得たのは大きいと思います。

    今日のような試合にファイナルあのような形で勝てた事こそが、圭が強くなっていることの証だと思います。

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  • ライブ応援の皆様、お疲れ様でした!心臓に悪いですよね~(^^;
    私も昼休みに途中経過を知り、その後はドキドキでした。。

    次の対戦相手のラジョビッチは、デ杯の決勝戦でケガをしたティプサレビッチの代わりに出場し、最終戦でステパネクに敗れた若手選手ですね。
    その時はまだまだ圭くんの敵ではないと感じましたが、この暑さですから何が起こるかわかりません。

    でも、疲れてると思うのに、さっそくブログ更新もしてくれていて、
    「明日しっかりリカバリーして2回戦に臨みます!!」と力強いお言葉!
    どこまでも応援しますよ~頑張れ圭!(^O^)/

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  • レンドル先生の防空頭巾はボールボーイ、ガールの帽子にスマートに受継がれていますね。
    圭君が後半、襟立てていたのも、頭巾同様、明らかに暑さ対策でしょう。

    試合自体はヨレヨレ、クタクタでしたがテニス独特の、強いのが最後は勝つ、の結果になったと思います。
    マトセ君が死力を尽くしていたのを突き放したのですから。

    今話題のチャンコーチのフォア強化ですが、意外にも諸刃の刃だと今頃気付きました。
    チャンコーチの指導フォームは、圭君の今までのタメを作って小さく鋭く振りきって相手に球筋を見せないのと真逆のフォームに思えたからです。
    (解説では体が開いている、と。)
    否、指導フォーム(超強力フォア)で且つ、球筋を読ませないのが今圭君が追求しているフォアでしょうか。

    あまりしなかったチームへの圭君の視線、独りぼっちで戦っていたのがこの日はチームと共に戦っているようでした。

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  • 錦織や陣営が望んだ内容の試合ではなかったと思いますが、なんとか生き残りましたね。
    でも、あの暑さの中ファイナルセットに一番いいプレーができるって凄くないですか?
    まだ一つ予備タンクが付いてるよ! みたいな。
    次は早めにギアを入れて欲しいところですが、この勝利で気持ちが好転すると信じてます。

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  • 正直もう少し楽に勝たせたかったです。決して楽な相手ではないことは十分承知の上で、体力使いすぎてしまった感はありますね。トップ10の選手こうしたところで体力を温存できる試合運びや強さがあります。
    個人的にはベスト8はきつくなったと思っていますが。2回戦は本当に楽にいかないと・・・・応援はしていますが、んーフルセットはきつかった。

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  • FanFanさん

    >ひとつ疑問です。クーヨンの決勝戦、ベルディヒに勝利したのが戦績に出ていませんが、どうしてでしょうか?
    戦績が残るのはATP主催の大会(CH等も含む)とITF主催のGS大会です。
    主催者が別の組織のどのエキシビジョンもこの範疇に入りません。ので、戦績には残りません。エキシビションではないけど全日本なども戦績に残りません。日本独自の戦績には残りますが。

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  • ITF主催のGS大会だけではなく、Davis Cupも含まれます。

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  • 一昨年も大苦戦フルセットスタートだったじゃないですか。どんまいどんまい。

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  • やっと観終りました。

    長い試合になりましたが、最終セットも体力は圭くんの方が残ってましたね。プレー中も苦しそうな表情は無く、元気いっぱいに見えました。皆さんが心配されるほど消耗してないのではないでしょうか。

    3セットで終わらせるに越したことはないですが、今の課題を念頭に果敢に攻め続けて最後は勝ち切った結果です。この後の試合に良い感触で臨めると思いますよ。

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  • 相変わらずネガティブなコメント多いですね。
    マトセビッチは確かにGSでは成績は出してませんが、ここ最近の調子を見てもストレートでらくに勝てる相手ではないと思いますけど。
    とりあえず応援してるみたいな方は見ない方が精神的にも楽ですよ。二回戦に期待しましょう。

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  • FanFanさん、

    トップページにベルディヒとの2戦目がないのは、単に情報提供元の情報から漏れているだけだと思います。
    トップページの最近10試合の成績は、プラグインで自動更新になっています。
    情報提供元が更新した情報が更新されます。
    ですので、情報更新元が、

    ・クーヨンのエキシビションも「戦績」だと判断し、入れていること
    ・にも関わらず、決勝のベルディヒ戦は情報に入れてないこと

    が分かります。公式戦じゃないし、入れる必要ないと思うんですが、なにぶん自動更新なものでこういう風になっております。

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  • 「絶対に勝てる」と思ってみていたので、もたもたしていても、安心してみていました。
    インドアに強いこと、秋口の大会では強いことから、風と暑さが得意でないことはわかっていたし、マイケルとともに目指すテニスを実現する試金石にしているのは見えていました。荒削りに見えるフォアはもう少し磨きが必要だとも思います。しかし要所でサーブで挽回できる、あのコンディションで地元選手よりも体力で上回れる、フォアの「重さ」を使って前で決められる、まさに地力がついてきていることは見て取れました。昨年やられた「セカンドサーブを叩かれる」は何とかなってきたし、「高くはねるボールにやられる」パターンは、このフォアの精度が高まれば、すぐに克服できると思います。たぶん何度も対戦している上位選手からしてみれば圭の進化は脅威になるでしょうね。クーヨンで2度対戦したベルディヒさんは実感しているのでは?私は、このままうまくいけば、ナダルにもある程度対抗できるのではと期待しています。焦げるようなコートでリタイア続出、凄い状況ですが、今年の圭によい経験値を与えていると思います。
    現地応援チーム、頑張ってましたね〜!私も皆さんとともにテレビ前で全力応援します!

      引用  返信

  • リタイアする選手が多くて驚いてます。
    暑さが原因でしょうか。
    そんな中、圭は頑張った!
    2回戦も頑張れ〜❗️(ノ_<)

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。