2か月半前の記事の続きです。その1は以下のリンクからご覧ください。
今日は残りの10人についてです。
元記事は以下。
Tennis – ATP World Tour – DEUCE – The Magician’s Final Trick
vs コナーズ:1勝0敗
引退間際、40歳のコナーズに2つのマッチポイントを握られるも勝利。
コナーズのテニスは正確で素晴らしかったと語る。
vs レンドル:0勝1敗
とにかくレンドルは僕にはパワフル過ぎた、と語る。
また何事においてもプロフェッショナルなレンドルの姿勢を称賛。
vs ビランデル:1勝0敗
1991全仏2回戦。サントロの楽勝。
ビランデルは82、85、88年と3年置きに優勝していたのでこの年も優勝するだろうと思っていたらしい。
しかしビランデルはキャリア終盤で、かつての力を失っていたためサントロが勝利した。
vs エドバーグ:1勝3敗
エドバーグは常にフェアで、まだ17歳で駆け出しだったサントロに優しくしてくれた、とのこと。
唯一の勝利は95年のモンテカルロ(クレーコート)で、雨の影響でコートが「超」遅くなっており、サントロにはベストコンディション(そしてエドバーグにはワーストコンディション)だった。
vs クエルテン:1勝1敗
クエルテンはカリスマ的プレイヤーで、人々に愛されたという点で印象に残っている、と語る。
クエルテンはフォアもバックも高い打点で叩くのが得意だったので、サントロのスライスは好きでなかった。
vs ヒューイット:2勝2敗
サントロはヒューイットと試合するのが好きだったようだ。二人とも全ポイントに対して全力を尽くすからだと語っている。
ヒューイットは素晴らしいカウンターパンチャーなので、サントロはあえて遅いラリーに持ち込み、ヒューイットから攻めさせるようにした。
vs フェレーロ:2勝6敗
相性は悪かったが、ファイナルセット7-5で勝利した2003年全豪は特に印象に残っているようだ。
フェレーロのようにフォアもバックも強い選手は得意でない(どちらかが強い選手の方が得意)、とサントロは語っている。
vs ロディック:1勝4敗
唯一の勝利は母国フランス・リヨンでのフルセットマッチで、大変印象に残っているとのこと。
リターンが得意な自分でもロディックのサーブはブレイクするのがほとんど不可能である。最近3試合で1ブレイクしかしていないが、上出来だ、と語る。
vs フェデラー:2勝9敗
勝てる見込みはほとんどないが、フェデラーとネットを挟んで対峙することはテニスをする者にとって一種の夢のようなものである、2005年のUSオープン(7-5,7-5,7-6でフェデラー勝利)が印象深い、と語る。
vs ナダル:0勝1敗
“Okay, if you play Rafa it’s a nightmare for me. Because at my age, playing a guy who moves so well, so powerful, I have very little chance of beating him.”
(オーケー、ラファとプレーするなんて悪夢だ。なぜなら僕の年齢では、動きがすばやくてパワフルな(ナダルのような)やつと対戦したって勝てる見込みはほとんどないからね。)
しかも当時、サントロはほとんど練習してなかった(から悪夢だった、と語る)。そして実際に6-0,6-1と惨敗した(マジで悪夢だった、と語る)。
勝てる可能性はほとんどないが、もう一回対戦して「ふつうの試合」をやりたいと思ったそうだ。
どうでしょうか?以上が20人との対戦成績です。
24人のNo.1のうち20人と対戦し、そのうち17人から勝利しているというすごいキャリア。
本当にすごい選手だったんですねえ・・・。
他の10人との対戦成績
vs ベッカー 1-1
vs クーリエ 1-2
vs サフィン 7-2
vs サンプラス 3-4
vs アガシ 3-3
vs ムスター 4-3
vs リオス 1-3
vs モヤ 3-1
vs カフェルニコフ 0-6
vs ラフター 1-1
喰いついておきましょう。
コナーズ~ナダルまでってスゴイっすなぁ...まぁコナーズの息の長さもあったんだけど。(笑)
サントロも個性的だけど、ここに出てくる選手も個性があって味がありますなぁ。
たなー引用 返信
コナーズを出されては捨て置きなりませんなw
まんまとだんちょのおびき出しに引っかかってますww
カフェるニコ不がサントロ師匠に
「お前は絶対オレには勝てない」と
言ってたっけか。
なんにしても「偉大なプレーヤー」として
オイラのココロの中に居続けますからネ、師匠!
種丸引用 返信