まだ対戦相手が決まっていませんが、記事だけ立てておきます。
ジョコビッチとラオニッチの準々決勝の勝者と対戦します。
ジョコビッチが来そうです。
そうなれば今年早くも6回目のBIG4チャレンジになります。
まだ勝てていませんが、1戦1戦が貴重な成長機会です。
レベルに慣れてくれば、勝てる実力はすでに十分にあります。
そろそろ疲れも出て体に痛みも出てくる頃かもしれません。
調子がいいときほど気を付けたいですね。
【5/7 12:30更新】
ジョコビッチが6-3,6-4でラオニッチを退けました。強いですね・・・。
でも、錦織も近い実力を身につけてきたと感じます。
1試合だけならまだしも、今年は何試合もクオリティの高い試合を見せています。
BIG4の対戦でも、デ杯にマレーに対しバルセロナでナダルに対しそのクオリティを見せました。
次はジョコビッチに対して見せつける番ですね。
それを繰り返す限り、全敗ということはないと思います。いつか勝てる日が来ます。
対戦が多いということは相手のプレースタイルとレベルに慣れるということであり、挑戦する側の錦織にとってはチャンスだと思います。
足りない部分も分かることでしょう。
ガスケに負け続けたことでバックのクロス依存のプレーから脱却を図り、それがキリオス戦でも活きました。
全豪で打ちすぎた反省から前回のジョコビッチとの対戦ではじっくり行くラリーを増やし、結果負けてしまい、バランスをどうすればいいのかまだ悩んでいる最中ではありますが、今回もまた調整してくるでしょう。
予想ですが、全豪ほどではないにせよ攻撃的に行くつもりではないでしょうかね。
これまでの対戦ではジョコビッチが真ん中にボールを集めて錦織のミスを誘うということがありましたが、錦織が焦らず攻めることができればそれは有利に試合を運べるチャンスでもあるんですよね。
真ん中にボールが来たら、最近よく決まっている巻き込むようなフォアのクロス(角度が付いて、グッと落ちる)を多用してみてはどうでしょうか。
逆に、バックハンドのアプローチはクロスに打たないでほしいですね。全員が読んでいますし、抜かれまくっています。
特にジョコビッチはバック側に強打しても一歩でタイミングを合わせてオープンスタンスのまま、強烈なパスを精度良く打つことができます。
ストレートが定石だし、時にはど真ん中に深く強くっていうのも効果的かもしれません。
ジョコビッチに高さを上手く使われて連続攻撃ができず、形勢逆転をされてしまうことがありますが、ガスケ戦を思い出してじれずに攻撃できる球を選球して欲しいですね。根気もある程度必要です。
サーブはキリオス戦の高い打点をキープで。エースはそれほど取れないでしょうが、セカンドサーブの配球を工夫してがっちりキープしたいです。
全キープは相当きついので、逆に少々ブレイクされてもあまり気にしないことです。ジョコビッチのセカンドをバックのダウンザラインのリターンで攻撃するイメージを持ちたい。
いろいろ書きましたが、信じることが最も重要です。
ジョコビッチは強いですが、自分も強いと。
それは今大会のこれまでの勝ち上がりが証明していますし、自信にもなっているはず。
私は評価は慎重に行うタイプです。少々勝ったからといって「もうBIG4に勝てる」「条件が整えば錦織がNo.1」「ジョコビッチは錦織を恐れている」といったことは言いません。
言いませんが、今年の戦いをずっと見ていて、本当に強くなったな、と。壁を破るときはあっさり行ってもおかしくない(反面、また跳ね返されることも十分想定される)という印象を持っています。
私の「錦織圭本格化宣言(2013年)」の直後、錦織が軽いスランプに陥り、10位を目前に足踏みしたことがあるのでこのくらいにしておきますがw
試合の条件としては今大会初のナイトマッチ&初のコートということで、少し不利かもしれません。
気温が違うとボールの飛びも違いますしね。でもまあ、致命的と言うほどのハンデではないでしょう。
試合情報
大会名(カテゴリー):Mutua Madrid Open (Masters 1000)
サーフェス:クレー
ドロー数:56
ラウンド:準決勝
試合日時
現地時間 5月7日(土) 20:00以降
日本時間 5月8日(日) 3:00以降
@ Manolo Santana
対戦相手
Novak Djokovic (SRB) ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
- ランキング1位(最高1位)
- 28歳、188cm、78kg
- 今年の勝敗(ATP250本戦以上):31勝2敗(錦織は26勝7敗)
- 今年既にドーハ、全豪、IW、マイアミで優勝。
- 錦織とは全豪QF、マイアミFで対戦。ともにストレートで勝利。
- ドバイQFでの棄権負け、モンテカルロ2RでVeselyにファイナル4-6負け以外はすべての試合に勝利。押しも押されぬNo.1。
過去の対戦成績
2勝7敗
2016 Miami F Novak Djokovic 63 63
2016 Australian Open QF Novak Djokovic 63 62 64
2015 World Tour Finals RR Novak Djokovic 61 61
2015 Rome QF Novak Djokovic 63 36 61
2014 World Tour Finals SF Novak Djokovic 61 36 60
2014 Paris SF Novak Djokovic 62 63
2014 US Open SF Kei Nishikori 64 16 76(4) 63
2014 Miami SF Novak Djokovic W/O
2011 Basel SF Kei Nishikori 26 76(4) 60
2010 Roland Garros R64 Novak Djokovic 61 64 64
生観戦手段
応援フード
苦しみながら勝ち取った王者への挑戦権!
今回も叫ぶぞ
チャン(ス)来〜い
micchi
なんと目覚ましが止まっていたのですが、奇跡的に三時にパッと目が覚めました!圭の体内時計?に助けられ、いきなりのブレイク・チャンスにしっかり覚醒!
ジョコはさすがに大事な所でキッチリ、サーブ決めてきますが、圭くんも互角以上の戦いぶり。ロングラリーではポイント取ってるし、気持ちで負けて無いのが流石です!
かたこり引用 返信
@やま
「くだらん報道」ってことは、文春の記事は、誤報、と思って良いですか?実は、気になってしょうがないです。これまで、デルレイ以来応援してきたのに、こんなことで、人生棒にふるようなこと、清原や桃田のようなことがあってはならないと、思います。少数派だとしても、そういうリスクは、排除すべきだし、「君子危うきに近寄らず」、一般的には、コンプライアンスというので、IMGでも、圭に教えたり、圭を守るべく、動いてほしいですが、、、
団長さん、しつこくてごめんなさい、このブログで、本件を取り扱わないのは、なぜでしたっけ?団長さんは、心配では無いですか?
いまいち引用 返信
@カムイ
勝負弱い、というのは、あくまで印象だったのですが、前掲のぷーにゃんさんご紹介のStatisticに、答えがありました。Under pressure rating,2014年は、堂々の1位ですが、2015年は、30位、過去一年では、9位でした。最近、良くなってるってことかもしれませんが、このあたりから、勝負弱くなった、と、感じたのかもしれません。
ところで、
私生活に触れないのは、団長が言ったからですか?
いまいち引用 返信