錦織圭!銅メダル!!!!!!(2016リオオリンピッジュ3位決定戦)

2016 Rio de Janeiro Olympic Games
3rd place match
Kei Nishikori[4] def. Rafael Nadal[3], 6-2,6-7(1),6-3

やったああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

6-2,5-2から逆転でセットを落とす。
さすがの錦織も平常心を保てなかった。
そこからのナダルの信じられないリカバリー!!!

最後の1ゲーム遠かった、重圧に負けそうになるところを
よくファイナルセット立ち直った!!!

【4:48】あわててアップしたらタイトルがwwwwww

【4:50】勝って終われる分、銀メダルだった場合より嬉しいかもしれませんね。ナダルに勝ってメダル獲得とかどんな偉業でしょうか。

【4:53】インタビュー概要

苦しい場面が何回かあった。
気力をしぼって勝った。
銅メダルを取れて嬉しい。
経験値が増えた。

Q. 第2セットの後の切り替えはどうしたか?

やるせない気持ちがあった。5−2アップだったので。
何度も落ちかけた
でもファイナルいつも粘って勝ってるのでそれをイメージした。
2セット目は忘れてプレーした。
何回か勝てる場面を逃したので、勝ててほっとした。

Q.日の丸を背負っての舞台はどうだったか?

楽しかった。
日本のためにがんばることが心地よく、楽しかった。

Q. 日本のファンへのメッセージは。

今週たくさんメッセージをもらった。
会場でもたくさんの応援をもらってやりやすかった。
楽しめたオリンピックだった。

Q. メダルについて

オリンピック最初のメダルがテニスと聞いていたので、懸ける想いがあった。
昨日負けて気持ちの切り替えが難しかったが、頑張って切り替えてメダルを目指した。

【5:03】
正直、2ndセットで2度のSFMを落としたこととか今はどうでもいい気分です。
そんなにすんなり行くものではありません。私のような一般人には錦織にどんなプレッシャーがかかっていたか想像すらできません。
そのへんの市民大会ですら、優勝がかかった試合などでは強烈なプレッシャーがかかります。
どうやってサーブを今まで打っていたか忘れてしまうくらいの気持ちになることがあります。
プロの精神力はどうなっているんだろうかと驚くことが多いです。

少しだけ硬くなりましたけど、それよりもナダルのリカバリーが驚異的でした。
さっきまでのグロッキー状態は何だったのと言いたくなるような鋭いショットを連発してきました。
そのナダルを再びファイナルセットで上回ったのですから、SFMを落としたことよりもそっちの方が重要です。
よく、落ち着きを取り戻しました。

インタビューで言ったように、

「やるせない気持ちがあった。5−2アップだったので。
何度も落ちかけた
でもファイナルいつも粘って勝ってるのでそれをイメージした。
2セット目は忘れてプレーした。」

これです。これですよ。
経験を積むというのはこういうことです!
ちゃんと錦織は分かっていたし、あきらめなかった。
いつもファイナル勝ってると言ったって、今日の相手はナダルですからね。
ミスを見逃してくれるような相手ではありません。
しかも最後は、これまで苦しんだサービスで3連続ポイントですからね。

また今日も壁を一つ越えましたよ。
限界はまだまだ来ません!!

【5:20】
ナダルには確かにデルポトロ戦の疲れがあったと思います。
しかしそれは錦織の勝利の価値を全く下げませんね。

そういうことを言い始めたら、錦織が疲労していた状態で負けた試合は全て同じことが言えてしまいますし、
私は、それまでの試合の戦い方も含めて実力であるという考え方が好きです。

今年、何回もBIG4に跳ねかえされていますけど、それは彼らの実力の厚みがそうさせているのであって、
勝ち上がり方やツアーの回り方、ピンチへの対処の仕方なども含めて総合的な実力なわけです。

錦織も、対戦相手にも調子には「好調、普通、不調」があって、
マレー、ジョコビッチとは総合的な実力差をまだ認めないといけませんから、まずは対戦するときに錦織が好調である必要があります。
残っている体力との勝負でもあり、プレースタイル的に1ポイント取るために多くのエネルギーを必要とする錦織のプレースタイルは、彼らに対してはなかなか優位に立ちにくいと思います。
それでも彼らが不調であれば勝つチャンスがありますが、なかなかそうさせてくれませんよね。

言いたいことは、挑戦を続けていく限りいつか勝てますよ、ということです。
勝ち越すまでの実力はまだ付けていませんが、何回でも跳ね返されればいい、その分強くなれれば良いということです。
今日の疲労が残るナダルにだって、以前の錦織ならば勝てていなかったと思います。

2ndセットの反撃を食らった段階で、ずるずるとファイナルセットは行っていたかもしれません。
「ファイナル粘って勝ってきたことを思い出した」と言ってもそれはBIG4以外の選手に対してのもの。
その経験をナダル戦に活かせたのは、間違いなく今年の9回にも及ぶBIG4チャレンジがあってこそでした。
10回挑戦すれば1回くらいは勝てる実力は錦織にあります!
今後はそれを2回、3回と続けていくことです!

359 件のコメント

  • @下団さま
    また、また泣かせるコメント有難うございます。あらためて気持ちは一緒なのを実感しました!

    One for all, all for ONE!!!

    @ちゃまさま
    とんでもないです! お陰さまで冷静になれました。またツマラん脱線がありましたら宜しくお願いしますね。

      引用  返信

  • @ちゃまさん

    こちらこそ、気分を害してしまい申し訳ございませんでした。仰る通り、実際に後半のやりとりは幼稚すぎたと反省しております。

    ただ、本当に、ちゃまさんが仰る「釣り」のような意図があったわけではございません。

    私は「二流」という言葉は、「やや程度が劣る」といった具合のニュアンスであると認識しており、実際の定義もそうであったはずです。
    錦織選手とBIG4らとの差も、その程度であると考えておりますので、比較に用いる言葉として、それほど不適切なものではないように思いました。

    そういった点から、これほどまでに反応・批判が生じたことに驚いているというのが正直なところであります。

    錦織選手を全否定するようなコメントをしたわけではございませんし、侮辱する意図もございませんでした。前述の通り、復帰して間もないデルポトロのプレーを見て、勝手に差を感じてしまい、ショックであっただけなのです。

    したがって、表現の仕方レベルの話で過敏に反応なさり、わざわざ撤回させるために噛み付いてくる必要はないのでは、というのが私が申し上げたかったことです。

    しかしながら、コメント欄を濫用し、関係のない言い争いをしてしまいましたことを、深く反省しております。

    管理人様
    誠に申し訳ございませんでした。

      引用  返信

  • まあ世間一般だと本来の用語の意味から外れた言葉って結構ありますからね
    二流についても例外では無くてそこの部分を始めに説明されていればまた違ったと勝手ながら思います
    でも最後にカールさんがそのように丁寧に説明されて個人的に安心しました
    というわけでこの話は完全に終わりでめでたしめでたしってことで!
    月並ですがカールさん含めまた錦織選手を全力で応援しましょう!

      引用  返信

  • @かたこりさま
    本当に失礼しました…>_<…
    新参者ですが、このブログの皆様と一緒に錦織選手を応援させてください!

    @カールさま
    二流という言葉は人を馬鹿にするために使われる酷い言葉だと思ってましたが、先程辞書を見て(笑)、カールさんのおっしゃるように「やや劣る程度」という案外柔らかい定義であると知りました。
    お恥ずかしい限りです(-。-;

    やっぱりここの人々は皆錦織選手を愛してやまない人ばかりだと分かって安心しましたー

    またシンシナティでも全力応援しましょう!

      引用  返信

  • パルタさんの意見に全面的に大賛成です。
    私も今回の教訓から、ネットでの発言で配慮すべきポイントが見えた気がしました。
    錦織選手は、間違いなく一流の選手だと思っています。が、言葉の定義で二流と表現される方もいらっしゃるのだな、と。世間一般的な認識とは異なりますが。

    さて、次は怪我のリスクとここまでの大会実績からくる期待を天秤にかけたシンシナティでの戦いです。
    本当に怪我なくかつ上位進出できればこの上ない収穫でしょう。期待と不安を胸に応援したいと思います。

      引用  返信

  • カールさん

    コメントありがとうございます。
    言葉のアヤだということは文脈から想像できましたので、荒らし目的ではないことは分かっておりました。
    こうしてしっかりとフォローして頂いて、削除しなかった判断が間違ってなかったと思えて非常にうれしいです。

    辛口コメントは批判されがちな場所ではありますが、過去にも最初は反発をされながらも、表現の仕方を工夫して受け入れらるようになった方々がたくさんいらっしゃいます。

    辛口コメントでも、しっかりした根拠があって選手に対する敬意があるコメントであれば、受け入れられる土壌があることがこのコメント欄の良いところです。

    今後とも、よろしくお願いいたします!

    ちなみに皆様、ノールさんとカールさんは別人です。

      引用  返信

  • 管理人様

    この件ではもう書き込まないとコメントしましたが、管理人様がまとめられたようなので一言書き込ませていただきます。

    私も過剰に反応して荒れる原因の一因となってしまったようで申し訳ありませんでした。

    面と向かって話していても、誤解やすれ違いは発生するもの、まして文章だけならなおさらですね。

    これからも気をつけながらちょくちょく書き込ませていただくのでよろしくお願いします。

      引用  返信

  • 決着してよかったです。団長さまの裁量、そして皆さまの見識と懐の深さがただただ素晴らしいです。
    私も安易に削除や荒らしという言葉を用いてしまい申し訳ありませんでした。どうかご寛恕下さいませ。

    しかしどんなに辛口コメの方でも、向かうところは皆同じ錦織圭の応援のみである!というところも再確認でき大変嬉しく思っております_(._.)_ 
    これからも嬉しい~思いを共有させてもらいに参りますので、是非よろしくお願い申し上げますᕦ(ò_óˇ)ᕤ“

      引用  返信

  • 数日経ちましたけど、じわーと嬉しさが、持続してます。銅メダルやった!やった!やった!

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。