今夜ついに8ヶ月ぶりに錦織圭復活！2024マイアミ1回戦 vs. オフナー プレビュー

大会にエントリーはするが最終的にキャンセルする状況が続き、そのままほとんど状態のまま月日が過ぎ、年が明けました。
そんなある日、「錦織がマイアミのWCを獲得」というニュースが舞い込み錦鯉は歓喜。しかし、半信半疑の人が多かったのではないでしょうか。
私も全く実感が湧かず、それでも出場取り消しの報告もなく、１日、１日とその日が近づいてきました。
出場を確信したのは3月15日のロビー大橋氏のX投稿でした。

Getting excited for @keinishikori’s return to the tour! Hard work, dedication to the sport, and lots of teamwork each step of the way. Can’t wait to watch him on the court again. Next stop —> @MiamiOpen pic.twitter.com/l7tEYaoK7y

— Robbie Ohashi (@robbieohashi) March 14, 2024

スタッフ勢揃い。
新しくコーチに就任したヨハンソンに加え、岩渕さんの姿も。

この状況、昨年の復帰時とも似ていますね。直前まで本当に出るのか？と思わせておいて、いきなり「準備OKじゃないか！」の状態。
会場で練習する様子も配信され、ルードとの練習試合では6−4でセット取ったとの情報も。
THE DIGESTの内田さん記事によると膝の状態は一進一退だったようで、マイアミに出られるかも？と思えたのも1ヶ月くらい前のことだったようです。
そういう事情もあり積極的な情報発信もできなかったのかと推察します。
それでも日々、トレーニングと練習は欠かさなかったとのこと。
その努力に頭が下がるとともに、絶対に報われてほしい・・・と思います。

さて試合の方ですが、40位のオフナーとの対戦。
調整は順調だとしても、いきなりマスターズ1000での本番の試合は思うようにいかないことが普通だと思います。
これは毎回、復帰時には言っていますが結果よりも無事にプレーを終えることが大事です。
その中で、少しでも手応えを感じることができたらなお良し、です。

負けが込んだとしても、継続して試合に出続けることができる、それがまず大事ですので、この1試合だけで良いも悪いも判断することはしません。
例えば西岡、過密スケジュールで調子を崩しているのか、最近は勝ちに恵まれていません。でも、彼は試合に挑戦し続けている。これはすごいことだし、調子が上向いた時に財産となると思っています。
クレーシーズンまで少し時間をおけば、良くなる可能性はあると思います。

錦織も同じで、本人が「スケジュール管理が大事」と語っているように、体が強くないことを自覚してとにかく持続的にツアーに参加できるスケジュールを立てるつもりのようです。
マイアミ後はヒューストンに出たあと、モンテカルロには出ずバルセロナを予定しているようで、休みを挟みつつ参加するスケジュールは良いと思います。

今日はとにかく復帰を喜んで、1球たりとも見逃さないように錦織テニスを満喫したいと思います。