2017ワシントン準決勝 vs. A.ズベレフ ゲーム毎実況記事

スコアは「鼻血記法」で既述します。
鼻血記法の解説は本記事の後ろの方で。

Set1

G1ズ 0−1
2 × FRvCrSO
1 ×× SvWi
1 ×× SvWi
2 ×× k

まだ軽快な動きは見られない
疲れか、それとも暖まってないか

G2圭 0−2 被Break
1 × BN
2 × BN
2 × FSO 長いラリー ズベレフ深い
1 ×× FApSt

ズベレフの球速い&深い
錦織、動きが重い

G3ズ 0−3
2 × FO
1 ××× SvWi
2 ○○ FRSt
1 × FPCrO もったいない
1 × FStO

昨日の疲れをひきずっている
ただ、ズベレフも良い

G4圭 1−3
1 ○○ SvWi
D × DF1本目
1 ○ BStO
2 × FO 速い球に当たり損ね
1 ○○○ BCr
2 × BN 深い球に当たり損ね
1 ○ FO 押し込まれている
2 ○ BO

少し持ち直した
1stサーブのフォルトは全てネット

G5ズ 1−4
2 ×× SvCt いい2nd
1 ×× FApCr
1 ××× FDr
1 ×× SvWi

パワーに押された
今の所突破口がない

G6圭 2−4
1 ×× FV ズベレフの球が良い
1 ○○ SvWi
2 ○○○ BCr 早いタイミング速い球
1 × FN 深い球にフレームショット多い
1 ○○ FSt
D × DF2本目
1 ○○ SvWi
1 ××× FSt ウィナー級の応酬
2 ○ BCrSO 攻め込めれたが助かった
1 ○○ BSt

サービスゲームでは自らのショットでポイント取れるようにはなってきた
昨日のバック乱調からは脱している
あとは動き

G7ズ 2−5
1 ×× Sv
2 ×× BCr いいラリーしたが最後いい球来た
1 ×× SvCt
2 ×× SvCt

サーブがよい
2ポイント目、取られたが内容は悪くなかった

G8圭 3−5
1 ○○ FApSt 決断早い
2 × FN
1 ○○ SvCt
1 ○○○ FRvCr Svとともに良いプレースメント
1 ○ FSO

集中力を感じた
状況はよく分かっているように見える
早めに立て直して追い上げようとしている
隙を狙っているはず

G9ズ 3−6
2 ××× Sm
1 ××× BSt これはしゃーない
2 × BSlN
2 ×× F深 オンライン

ズベレフに隙がない
ただ、サービスゲーム立て直して1ブレイクで抑えたのは良かった

Set2

G1圭 1−0
2 ○○ BSt
1 ○ FRvCrSO 厳しいBCr凌いだ
2 ○ BRO
2 ○ RO

楽にキープして反撃体勢整える
ショートポイント増やしたい

G2ズ 1−1
1 × FPO 大宇宙開発
2 × FRO SvBd合わない
1 ××× SvWi
1 ○ BN
1 ××× FCr コース厳しい

とにかく攻めが厳しい

G3圭 1−2 被Break
1 × FN
1 × BStSO 乱調
1 ○○○ FDr→BV
2 ×× BR深
1 ○○○ FCr打
2 ×× FSt

最初の2ポイントがもったいない
その後のズベレフの攻撃も厳しい

G4ズ 1−3
2 ×× SvBd
1 ××× FDvV
1 ××× SvWi
2 ○ BN
1 ×× SvWi

手がつけられない

G5圭 2−3
1 ○○ Sm
2 ○ FRO
2 ○ BRN
2 × FO 惜しい
2 × FO これは惜しくない
1 ○○ SvCt ナイススライス

ミスにはなったが、サービスゲームの余裕があるのでズベレフは攻撃的に来る
とりあえずキープしたので反撃体勢は維持

G6ズ 2−4
1 ×× SvWi
2 ○○ FCr 下がったポジション
1 ××× BApSt
2 ○○ BRSt 下がったポジション
1 ×× SvWi
1 ×× SvWi

下がったリターンから勝機を見いだしたが、サーブが良すぎる

G7圭 3−4
2? × FSO フォーム窮屈
1 ○○ SvWi
2 ×× R 叩かれた
2 ○ BRSO 怖い リスク取ってくる
1 ○○ SvWi
2 ○○ BRO ボディサーブ

サーブ良かった

G8ズ 3−5
1 × FVN 形を作ったのにもったいない
1 × FO これも普通の球もったいない
1 ×× SvCt
1 ×× SvWi

非常にもったいない最初の2ポイント

G9圭 4−5
1 ○○○ FV
2 ××× FSt ズベレフの組み立て&決定力良し
1 ○○○ SvCt
2 ○○ FLbV
1 ○○○ SvWi

これはいいキープ

G10ズ 4−6
1 ×× FCr 厳しい攻め
D ○ DF1本目
1 ○ BO ワイド読んだ!
1 ××× SvCt
1 ×× SvCt 見事
1 ×× BCr

最後までズベレフ崩れなかった

鼻血記法の解説

○○○ ウィナーで得点
○○ 相手にforced errorさせて得点
○ 相手のunforced errorで得点
× 自分のunforced errorで失点
×× 自分のforced errorで失点
××× 相手のウイナーで失点

【サーブ】1 1stサーブ/2 2ndサーブ/D ダブルフォルト
【サーブのコース】Ct センター/Wi ワイド/Bd ボディ
【ショットの種類】Sv サーブ/R リターン/F フォア/B バック/V ボレー/HV ハイボレー/LV ローボレー/Ap アプローチ/Sm スマッシュ/Dr ドロップ/Lb ロブ/DvV ドライブボレー/HfV ハーフボレー
【回転の種類】Sp スピン/Sl スライス
【ミスの種類】N ネット/O アウト/SO サイドアウト
【ショットのコース】Cr クロス/St ストレート/RvCr 逆クロス(和製英語。正しくはinside-out)
【特記事項】打 チャンボ打ち込み/深 深い/回 回り込み/沈 沈めた/長 長いラリー

【コンビネーション】例えば「○○○ FApSt→FVCr」なら「フォアでストレートにアプローチして、フォアボレーをクロスに決めた」となります。1つ前のショットがポイントをほぼ決めたような場合などこのようにコンビネーションで表記します。

※逆クロスは”inside out”ですが、ここでは和製英語っぽく”reversed cross = RvCr”と表記しています。
多分そんな英語はありませんw

163 件のコメント

  • 禮さん、今まで「ツォンガ」と書けませんでした(⌒-⌒; )
    ツオンガって書くしかありませんでした…………。
    やったー*\(^o^)/*
    禮さんのひょんな質問から、棚からぼた餅…というほどではありませんが
    ずっと疑問だったことが解決してスッキリです(初心者ゆえ)
    ありがとうございました(^ー^)ノ
    最近錦織選手、ショットを打つ時、ふぉっ!←ほら書けた(⌒▽⌒)
    とか言いません?(ぉを書いてみたかっただけです 笑)

    前回書いたコメントで、ちょっとセンチメンタルな気分から、錦織選手の
    辛さをファンは分けてはもらえない…てなことを書きましたが、錦織選手
    はすぐに前を向いており、ケロッと次の大会に向かっていました。
    老婆心そのもの(⌒-⌒; ) 撤回したい気分です。

      引用  返信

  • あけびさま、

    お役に立てればうれしいです。ローマ字でのかな変換は次に情報があるので、主な文字についてポストイットにでも書いて暫くディスプレーにでも貼り付けておくと便利かもしれませんね。
     https://ja.wikipedia.org/wiki/ローマ字かな変換

    錦織選手、今回はラリーでも声が出てたようですが何て表現すればいいのかと思ってました(WTAに多いラリー中の大声はあまり好きでないです)。確かに「ふぉっ」(っはttで出てきます)かもですね。
    あと重要なポイントを取ったときに家紋じゃないやカモ〜ンとか言いますが、他に単に吠えてるときもありますよね。何と文字で表現すればよいのか?といつも思ってました。

    錦織陣営はやるべきことは分かっているので、切り替えは早いし、敗戦後の記者会見でもいつものサバサバした感じで暗さは感じませんでした。

      引用  返信

  • ROMさま、

    はい、la li lu le loでもxa xi xu xe xoでもぁぃぅぇぉになりますね。

    団長さま、右欄にある最近のコメントをクリックしたときに、複数のページにまたがる場合、別のページに飛びます。たとへば、上のROMさまのコメントを右欄のリストからクリックすると、
    http://www.keinishikori.info/review/2017washington-sf-live-review.html/comment-page-3#comment-443371
    に飛ぼうとしますが、正しくは、page-4です。このコメントを書いた後、page-3に飛んでしまいます。
    どこかでカウンターがシフトしているものと思われます。

      引用  返信

  • さん,
    うーむ、Web屋さんではないのでなかなか手に負えない・・・
    自分で作ったものではないからなおさら。
    でも、とりあえず見てみます。

      引用  返信

  • NORICHANさま、

    情報ありがとうございます。
    ツイッターの下に他の人がリンクしたTV画面コピーだと(ソース不明)、以下になりますね。この前ご紹介したTennis Abstractのエース率によるサーフェス評価と10%以内で合っていることが分かります。

               TV画面CPI  Tennis Abstract (2016 data)
    ワシントン      41     1.24     Medium-fast
     スタジアム     41.4            Medium-fast            
     グランドスタンド1 46.7            Fast
     グランドスタンド2 36.8            Medium  
    AO          42     1.25    Medium-fast
    WB          37     1.06    Medium
    USO         32.5   0.91    Medium-slow

    なので、データが本当だとしたら、ワシントンは無茶苦茶速かった(ソックの言い分もわかる)、特にグランドスタンド1のFastって見たことなく、超高速の上海44.1をはるかに上回わってます。ワシントンのスタジアムコートはAOと同じくらい。この前議論していたウインブルドンは実はだいぶ遅くなっている、というのは本当のようです。USOはかなり遅いです。錦織選手のストライゾーンは、マイアミ、カナダ、シンシナティ)のCPI=35前後だと思います。

    フォーラム「テニスコート🏟ラケット🏓とボール🎾」にコメントしましたが、今年のモンテカルロまでのMSのCPIデータがあります(自称NYT寄稿のフリーランスお兄さんが示しているのは古いデータです)。ITFのテクニカルガイドにあるCPR(Court Pace Rating)はコートの摩擦とバウンスを考慮した値ですが、Tennis TVで出てくるCPI(Court Pace Index)はコートスピードだけを反映したものと理解しています。でも、実際にはCPRとCPIは近くて、ITFのCPRの値によるサーフェスの定義(ITFテクニカルブックレット、p34参照)は、次のようになっており、CPIの区分と同じようです。

    Slow (0-29)
    Medium-slow (30-34)
    Medium (35-39)
    Medium-fast (40-44)
    Fast (45+)

    %ーーー

    団長さま、以前からそうだったかと思うのですが、コメントのリンクが#comment以下だけなので、ページが変わると正しく動きません。以前からよくcomment-page-3#comment-443342とページ番号を加えたり(上のNORICHANへのリンクは修正したので正しく前のページへ飛ぶはずです)、別のスレッドだとフルurlアドレスにしてました。お時間があれば修正していただければと。。。

      引用  返信

  • さん,
    この不具合は以前からだったということでしょうか?
    確かに、以前のデザインでプレビューしても同様の現象が起きているようです。

      引用  返信

  • netdashさま、

    小生の記憶が正しければ、はいそうです。以前からコメントへのリンクは#comment以下だけで別のページには飛ばなかったと思います。まあ誰も気にしていないかもしれないマイナーな問題なので、そのままで別に問題ないです。小生はリンクオタク(?笑)なので一々リンク切れが気になって手で修正してましたが。

    ページ番号問題は、ページ最大カウントが3になっているとか?右欄から2ページにちゃんと飛べるか、今の右のコメント欄ではユーザー側でチェックできませんが、気がついたらチェックしてみます。

    ハモ@リンクオタク

      引用  返信

  • 150コメントを超えてたのに、3ページ目に行ってたのが直りましたね〜
    団長さん、鱧(れい)さん、ありがとうございます🙇

      引用  返信

  • このスレッドの4ページ目の下団さんを含む最新3件(このコメントを含んだら4件)の右欄のリンクはちゃんと4ページ目に飛びますが、それより古い(この4ページ目に存在する)コメントはまだダメですね。団長さんがまだ修正してるのかも知れません。

      引用  返信

  • 今更ですが…………禮さん、ローマ字入力法、早速書いて貼っておきます。
    ありがとうございました。
    wifiが繋がらなくなって、朝ようやく復活でお礼遅くなりました(⌒-⌒; )

    団長さん、読者のためにいろいろご苦労されて、ホント頭が下がります。
    禮さんとのやりとり、全くわかりませんが(笑)宜しくお願い致しますm(__)m

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。