2017デ杯プレーオフ ブラジル戦メンバー発表!! マクラクランが初選出、あれ?ダニエル太郎は・・・?

9月15日から17日にかけて大阪の靱テニスセンターで開催される、デ杯ワールドグループプレーオフ ブラジル戦のメンバーが発表されました。

ソース:Davis Cup – Draws & Results (デ杯公式サイト)

日本チームのメンバーは以下の通りです。

杉田祐一(S44位)
添田豪(S130位)
内山靖崇(S187位)
マクラクラン・ベン(D136位)
(監督:岩淵聡)

故障中の錦織、西岡の2枚看板を欠いた布陣ですが、44位まで上げてきた杉田祐一がエースとして初めてチームを支えます。そこに経験豊富でチームリーダーの経験もある添田豪が加わった形です。

ダブルスは内山と、初選出のマクラクランが組むと思われます。マクラクランは父親がニュージーランド出身、母親が日本出身の25歳とのことですが、私は知らない選手でした。最近、日本国籍を取得したんでしょうか?

(参考:【テニス】デ杯代表に杉田祐一ら4人 マクラクランが初選出 – 産経ニュース

マクラクランは136位とは言え、日本人ダブルス最高位。シングルスはランキングを持っておらず、トーマス嶋田以来のダブルススペシャリストとしての期待が高まります。

そしてなぜかダニエル太郎がメンバー入りしていません。全米で見事1回戦を勝ち上がり、ナダルに善戦した内容を見るとメンバー入りが順当に思えましたが、それまでしばらく不振だったことが関係しているのか、それとも辞退したのか・・・。理由はよく分かりません。

対するブラジルのメンバーもちょっと予想外。ベルッチはどうしたの・・・?

Thiago MONTEIRO (S113位、D658位)
Guilherme CLEZAR(S223位、D418位)
Marcelo MELO(D4位)
Bruno SOARES(D7位)

とにかくメロ/ソアレスの世界トップレベルのダブルスペアが強力。シングルスで3勝したいですね。
ベルッチが出ないならむしろランキング的に日本の方が有利。ホームの利を活かして、応援も盛り上がって行きたいですね。
(今回、私は所用で大阪には行けません。。。)

15 件のコメント

  • Tenis Brasilのでデビス・カップ(Copa Davis)ページの最近のニュースによれば、ドゥトラ・シルバ(68位)は初戦で呼ばれず、ブラジル・チームのキャプテンにコンタクトしたがネガティブだったので今後数週間のスケジュールを既に決定しており、直前のスケジュール変更には応じられないとの理由(なかなか事情が複雑ですね)。ベルッチ(76位)はアキレス腱の部分断裂のため参加できないようです。詳しくはフォーラム「2017Davis Cup🏆World Group🌏情報等Ⅳ」とかで議論されるかと思います。

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  • ブラジルは、選出に関して、経緯説明が知らされているのがいいですね。フランス戦から訳ありそうな引き継ぎ、ダニエルの出欠、マクラクラン採用、岩渕監督のコメントあってもよさそうな。マクラクランはデ杯折り込みの国籍変更のような気がしますが、これもコメントなし。いい気はしません。

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  • 昨夜のWOWOWにて修造さんは、「ダブルススペシャリストが欲しいので、トーマス嶋田が彼を引っ張ってきた」と言った趣旨のことをおっしゃっていました。
    彼の性格や取り組みなども良いとも言っていたような。すいませんここについてはうろ覚えです。

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  • ベルッチ欠場の理由としてウイルス説とか飛び交っているようですが、(たぶん一番確かな情報しか流さないだろう)ブラジルテニス連盟のサイトベルッチ欠場のニュース記事でも、理由は『USOで足首の異常を感じ、アメリカで様々な精密検査をした結果アキレス腱の一部断裂が見つかり、少なくとも3週間はプレーできないことが明らかになったから』のようです。それで監督がドゥトラ・シルバに急遽参加を打診したが、シルバは既にスケジュールを決めているとして断ったようです。

    翻ってJTAサイトD杯のページ、4月以来アップデートされていません。いつものことですが、一体どうなってんでしょうか?

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  • さま

    ブラジル選手は総じてクレーコーターでしかもかなり偏っている感じです。今年に至ってはCHレベルでの場数さえもありません。しかもデ杯のハードコートの戦績は3戦全敗でセットも取った事が無いシルバ選手からしたら急遽の参戦は承諾出来なかったのでしょう。

    シルバ選手、恐らくクレーCH路線を全うするのでしょう。中南米クレーCHはシーズン終了までほぼ毎週ありますから。しかしこれからスパートをかけないといけない立場の太郎選手に対しては協会が理解はするでしょうが、今年は550pt以上稼ぎ来年の全豪DAも目前のシルバ選手に対しては代表陣営からすれば「出てくれてもいいのに」という心境かもしれませんね。

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  • 禮さん、ROMさん、
    JTAのお粗末、今に始まったことじゃないのでもう驚きませんね。
    世界のTOP100に男子2~3選手、女子4~5選手が名前を連ねている協会の対応とは思えません。ましてやツアーファイナルに3年連続で出場するトップ・オフ・トップの選手までいるのに。嘆かわしいです・・・。

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  • すみません、2月は錦織選手はメンバーではありませんでした(^◇^;)。去年のウクライナとごっちゃになってる…。

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  • ゆうたさま、

    Tenis Brasilの記事では、ドゥトラ・シルバはベルッチ欠場を受けて急遽コンタクトされたことを認めていますが、本人は国の1位選手としてD杯に貢献する意思があったものの(たぶん監督と行き違いがあった)、彼自身がマスター・スポンサーを持たないことによる財政的な理由もあって、今年シーズン終了までのスケジュールを既に決めていたと語っています。

    しかし、ブラジルテニス連盟のサイトには日本選出選手の紹介記事が載っているのに、ホスト国が全く相手国はおろか自国の選手選出の情報を迅速に載せないのは、小生は非常に恥ずかしいことだと思います。というか、ホスト国としてブラジルを歓迎していないのかと思われても仕方ない。

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  • 今日は。
    JTAのこの体たらくはもう…(苦笑) 今に始まったことじゃないと何度コメントしていることか!
    福井さん、岩渕さんと新体制になっても変わらず? それとも他の理事や委員たちのお尻は依然として重いまま? そろそろ変革の兆しが見えて欲しいのですが、過分な期待なのでしょうか…。

    ダニエル選手ですが、今週はイタリアのセビーリャCH、以降ポーランドのシュチェチンCH、ルーマニアのシビウCHと、ゆうたさまの仰る通り3週連続出場。その後深セン250に予選からエントリーです。

    ここからは憶測&推測です。
    確かに「USOの2RをAASでナダル選手と」はインパクトありますが、ポイント的には+45Pしかなく、今ランキングは110位以降に後退。リハビリ中の西岡選手よりも後ろです。
    思うに彼は、今が正念場。来季のAOのストレートINを考えると、少なくとも11月末までに90位以内までに戻したい、という意図もあるのでは? それを岩渕新監督と陣営がしっかり話し合った結果では?
    あくまでも憶測&推測です。

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  • さま

    情報ありがとうございます。
    シルバ選手のスタッツを見たら、今シーズンの獲得賞金は約35万ドルでうち半数分は全豪&全仏は2回戦進出分で、残りは主にクレーCHでコツコツ稼いでいる構図です。マスター・スポンサー無しであれば南米クレーCHとい自らの「食いぶち」を削ってまで地球の裏側の苦手サーフェスの参戦は考えてしまいますし責めるのは酷ですね。

    協会の対応に関しては以前にも書かせて頂きましたが、テニスに限らずプロ選手を抱える協会の能力がアマチュアのままだと結果的には悲劇を産み出しますね。

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  • 連投失礼します。
    NORICHANさま

    協会については添田・杉田世代(後方的全面支援として錦織氏も協力)まで行かないと無理かもしれませんね。なんか今は日本独自の体育会系序列が幅を利かせている感じで。

    太郎選手については既にチームジャパンとしての居場所は確保しているとは思うので、太郎選手の将来とそれに伴うチームジャパンへの還元度合いを考えての事かな?って思います。まぁ、将来の為の先行投資かなって思います。

    クレー3連戦の後、深圳予選をスキップして楽天OPからのアジアハードコートCHに参戦するかもしれませんね。

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  • 今日は。
    西岡選手が呟き。デ杯PO、応援に行くそうです。帯同ではないのかな?
    https://twitter.com/yoshihitotennis/status/905010122933452802

    ゆうたさま
    ダニエル選手ですが、深セン250と同週に開催の成都250にもダブル・エントリーしていました。なのでどちらかが繰り上がったらそちらに出場、繰り上がらなかったらどちらかに予選から出場、と考えているのではないでしょうか。かなりの本気度が見て取れるのですが。

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  • NORICHANさま

    予定されているクレーCH3連戦を挙行すれば、翌週の楽天OPはWC出場の可能性が高いのでこの週は休養かなって思います。深圳or成都を入れると5週連続となり体力に不安を抱える太郎選手からしたら現実的には・・ですかね。

    しかしセビリア&来週のシュチェチンCHであら稼ぎしてトップ100復帰のメドが立てば、再来週のシビウCHをスキップして深圳or成都からアジアハードコート路線に舵を切って欲しいと考えてしまいます。あくまでも妄想ではありますが・・・

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  • 今晩は。
    デ杯メンバー発表記事です。目新しい情報はありませんが、試合予定日時の他、プレーオフの組合せが一覧になっていてわかりやすいです。
    <ブラジル戦の日本代表に杉田祐一、添田豪、内山靖崇、マクラクラン>
    https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/overseas/itf/devis/japan/20170905_0026595.php

    デ杯公式でPO出場16か国の出場メンバーを発表していますが、トップ選手が出場するのはクロアチアのチリッチ選手、ベルギーのゴファン選手、フランスのツォンガ選手、豪州のキリオス選手、ぐらい。ドイツにズベレフ兄弟はいないし、アルゼンチンにデルポトロ選手はいません。デ杯公式インスタより。
    https://www.instagram.com/daviscuptennis/
    代りにU21が数多く出場メンバーに。シャポバロフ選手の前例もありますし、デ杯は各国若手の育成の場でもあるようで。

    ゆうたさま
    2週で稼いでシビウをSKIP! その手がありましたか! 不謹慎かも知れませんが、ダニエル選手のデ杯不出場は、逆にツアー妄想を掻き立てられますね。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。