鼻血ブログデータ分析部部長の禮さんがツイッター上で精力的に対戦相手の分析をしておられます。
これまで、試合前に更新時間が取れずなかなか紹介できませんでしたが、今日は少し時間が取れそうなので紹介させていただきます。これからもなるべく紹介します。
【ジル・シモンの研究】
ローラン・ギャロス2018の錦織の三回戦対戦相手のジル・シモンは、キャリアのサーブ&リターンゲーム勝率でいうと、現在のトップ100で、ハード21位、クレー33位、グラス41位と、どんなサーフェスも苦にしないバランスが取れた選手。https://t.co/iXr8Uf7T4c— 禮 (@Vestige_du_jour) 2018年5月31日
トップスピンは、フォアハンドもバックハンドも最もスピン量が少ないフラット。特にフォアハンドは最もフラットな選手の一人。https://t.co/U8Vr1kNmP7
— 禮 (@Vestige_du_jour) 2018年5月31日
見た目通りのフラット系であることをデータも裏付けていますね。
フェレールのフォアのスピン量が少ないように、データを見るとイメージと違うことが結構あります。
サーブ速度は
1st 2nd
MC 162 127km/h
RG1R 175 136(1st MAX198km/h、15エース、2DF)
2R 174 136(1st MAX197km/h、 9エース、4DF)
とそんなにサーブ速度が無茶苦茶速いわけではないがエースが取れる。— 禮 (@Vestige_du_jour) 2018年5月31日
この速度だと錦織の方が速いくらい(特に2nd)。
エースの数は、今大会は多いですが年初から先週までのデータだと1試合あたり2.6本と、錦織の2.3本と大差ありません。
ただRGでの2試合で1試合あたり3.2本まで上がりますし、キャリア全体では1試合あたり4.2本と、錦織よりはエース取れるサーブですね。
ゼッテー勝つ
ネモリーノ引用 返信
禮さん、団長、これ面白いですね、ついついいろんな選手みてしまいます。シモン選手、フラットでそんなにスピードがないなら、リターンしやすそうな気がしますが、エースが多いってことはよっぽどコースがいいんでしょうね。球種はそう多くないような気がしますが、ただの印象です。
micchi引用 返信
団長さま、紹介いただきありがとございます。
micchiさま、
錦織選手のプレースタイルは、フェレールやゴファンに近いと思ってましたが 、実際サーブ&リターンゲーム勝率とかは近いのですが、トップスピンでみるとかなり違いますね。団長が書かれているようにフェレールのフォアハンドはかなりフラットでペールに近いです。シモンのフォアハンドスピンは、集計した限りでは最もフラットで、バックハンドスピンもかなりフラットです。フラットな選手は、一般にスピンが必要とされるクレーは苦手でグラスが得意ですが、シモンはサーブ+リターンゲーム勝率>100%、通算勝率0.576を誇っています。トップスピンの図で示したように、片手バックハンドの選手は一般にバックハンドのトップスピン率が高く、特にガスケが凄いです(彼はバックハンドのスピン率のほうがフォアハンドよりも高い!)。例外がナダルで、両手バックハンドなのに片手バックハンド並みのスピンかつ異常な勝率です(笑)。
禮引用 返信
デ杯で西岡との対戦を観ましたが、ファーストサーブは結構200キロ出てましたし、ストロークのウイナーもかなり早いタイミングから取っていました。スピードガン表示はもしかするとデ杯で使ったものは速めに出るタイプのものかもしれませんし、ウイナー量産も優位に立っていたからこそのプレーぶりだったからだとは思いますが。
言いたいのは、単なるシコラーではなく、パワープレーもやろうと思えば出来る力があるということ。それだけ引き出しがある選手なので、決して侮れないです。
なので、締まった好ゲームになると予想。でも、トータルで見れば錦織の苦手なタイプではないので、5セットマッチなら勝つ可能性が高いと思ってます!今日はしっかり応援、見届けます❗️
しゅうや引用 返信
わーい❣️日本の錦鯉がいっぱいだあ〜〜😍
あじゃこ引用 返信