ご存知のように、デルポトロに連敗してしまいました。
2009 SAP Open
2nd Round
J.M. Del Potro def. K. Nishikori, 6-2,6-2
スコアが示すとおり完敗でした。デルポトロは強いので負けるのは仕方ないですが、内容も良くありませんでした。
どうも現実を直視できなくて、「一喜一憂しない」と決めていたにも関わらず記事のアップが丸一日遅れてしまいました。これではいけませんね。
一日経って頭の中も大分整理されてきましたので、気を取り直して試合の分析をしてみましょう。
錦織の右腕と風邪の状態は、外から見ている分にはわかりません。
実は厳しい状態だったのかもしれませんが本人が言い訳にしていないことからこの記事でも考慮せずに書いてみたいと思います。
まず全般的な内容としては、先ほども書いたとおりはっきり言って良くありませんでした。
とにかくミスが早く、悪い時の錦織の典型的なパターンでした。
1stサーブも2ndセットは16%しか入らず、これではキープするのは難しいです。
ただ、1stセット終盤や最後の2ndセット2-5からのゲームでは粘ろうという姿勢を見ることができました。
ラリーの早い段階から積極的に打っていく作戦がうまくいっていなかったので、まずはラリーをしてから打てる球を探ったり、振られた時の守備にも見るべきところがありました。
しかしこの作戦変更は少し遅すぎました。ポイントの最初からガンガン行き、バリエーション豊かにラリーを支配するのが錦織の本来のテニスですが、昨日はどうも最初から歯車がかみ合ってない感じでした。1-3の第5ゲームくらいに方針転換できればあるいはもう少し抵抗できたのではないかと思いました。
何もしなくても錦織がミスをするので、デルポトロとしては精神的に楽だったと思います。
デルポトロ級の選手に余裕を持たせてしまうと逆転のチャンスは非常に小さくなってしまいます。次回の対戦では特にスタートに注意しながら食らいついていってほしいですね。
デルポトロは1回戦も予選上がりのストッピーニに苦戦を強いられていますし、本日の準々決勝はフィッシュに敗れています。絶好調ではないかもしれませんが錦織戦では勝負強いテニスをしていました。
何回か訪れた錦織のブレイクポイントでも厳しい1stサーブがきっちりと入ったところはさすがでした。
ストロークも(特に1stセットは)ミスが少なく安定していました(というより、先に錦織がミスをしたという印象ですが)。
元気の出ない敗戦ではありましたが、それほど悲観することもありません。1回戦でミュラーにいい試合運びで勝利したことは賞賛に値しますし、単純にまだプレーに波があるということだと思います。
インタビューで「デルポトロには勝つイメージが沸かない」と語ったように、苦手意識があったのでしょう。
そういうことは本音でも言わないほうがいいのに、とも思いましたが正直なんでしょうね。かと言って白旗を揚げたと言うわけではないでしょう。次は頑張りたいと思っているはず。
昨年の後半から、コンディションは様々でしたが負けるときは大体このような感じですね。
今回はストックホルムやAIGのときよりはましだけど、ブリスベンのマチー戦よりは良くなかったという出来栄えでした。
こういう試合を減らしていくときこそトップ50やトップ30に入るときだと思いますので、今後の成長を見守りましょう。
現状ではこういう良くない試合がありながらも時々大活躍するくらいのペースで問題ないと思います。
大まかな流れとしては強くなってきていますので、繰り返しますがそれほど悲観する必要はないでしょう。
来週もありますし(ドローはきついみたいですが)。
ざねんですた。にしこり乙
まったく本調子じゃなかったようですね。1stも16%しか入ってないってことはもしかしてもしかするとフォーム変えてるとか?単純に調子悪かっただけ?
なんか納得の行かない負けかたですが、どんまいですよ圭。来週はいきなりバグダティスとあたるらしいので出来る範囲内でベストを尽くしてください!!!!!
i引用 返信
私は仕事でライブ映像を見れなかったのですが、あれだけサーブの入りが悪いともうしょうがないですね。圭君にはこんな試合もあるさ、と言う風に早く切り替えてほしいです。あのフェデラーだって若き日はヘンマンにまったく手も足も出ずコテンパンにされていた時期もあったじゃないですか、これから経験や体力を積み重ねていけば、上位との対決ももう少し楽に戦えると思いますよ、そのためには更なる精進が必要ですが彼ならやってくれるはずです。
僕も今の時期は100以内なら充分、経験地を重ねてくれればいいと思ってますからね(まあやはりデルポトロに負けたのは悔しいがw)
メンフィスのバグダティス戦はいい試合をしてほしいですね~、バグちゃんも好きな選手だから楽しみです^^
ゲオルグ引用 返信
日刊スポーツの記事によると、一年前の優勝の時から、ポイント維持の事を大分気にしていた様で、今回もその事が結構プレッシャーになっていたんではないでしょうか。
ところで、TennisTVでメンフィスの試合を見る事ができないことが判明しました。(´・ω・`) 地域制限です。TennisTV期待していただけに、ちょっとショック。距離的に自分の所から一番近い大会なのに、テレビでも準決勝・決勝しか放送されないし(自分の所では)…
まるまる引用 返信
おーい、団長おー!!元気出せ!
全然更新がないので笑えた。(ごめん)!
iku引用 返信
ばれましたw?
ちょっと元気ありませんでした。
もう大丈夫です。
netdash引用 返信
本日、昨年全米でのデルポトロ戦を見直してみました。
当時は「あっさり負けてしまった。」程度の印象しか
残っていなかったのですが、今見てみると、先日のサン
ノゼに比べ、はるかに見応えがありました。
同じストレート負けなのに、この違いとその要因は何
なのか?について、自分なりに分析してみました。
まず、サンノゼとの違いについてですが、
①特にフォア(サービスも)の強打が多かった。
②自滅するケースは多かったものの、より攻撃的な
テニスをして、デルポに威圧感を与えていた。
(次やる時は勝てるかも知れないと期待させる内容)
上記の②がサンノゼでできていなかった要因につい
ては、近々のポイント失効を意識して、「勝たなければ
ならない。」といったプレッシャーの結果、硬くなって
しまったことが大きかったのではないかと思います。
気になるのは、①の違いです。②のように、プレッ
シャーの影響が支配的な要因だったということであれば
良いのですが、いまだに右腕痛を引きずっている影響とも
見れなくもありません。
私は直近のミューラー戦を見ていないのですが、①の
強打の観点で見た時に、右腕痛の影響はどのように写った
のでしょうか? ミューラー戦を見られた方のご見解を
いただければ幸いです。
コリコリ引用 返信
デルポは圭くんをかなり意識して
途中でシングル1本に照準をあわせ
圭くんを打ちのめしてしまったみたいですね。
このままライバルに勝つイメージを強固として
守りたい想いの表れだと感じます。
反対に圭くんは「勝つイメージが湧かない。」と。
苦手意識ですかぁ。
でもトップに出て行くためには
デルポのような選手に勝つことが必須条件。
是非攻略法を見出して、元気なときに
好試合見せて徐々に苦手意識を払拭していって欲しいとおもいます。
コントロール抜群の圭くんがドロップショットをミスなんて
なんだか相当調子が悪かったんですね。
『一喜一憂しない。』
これを合言葉に次回の圭くんを応援しましょう。
(私もいつも自分に言い聞かせているんですが、
落胆する気持ちを隠せなかったりします。
これを座右の銘にして応援がんばります。)
応援も
継続こそ
力なり。
一句じゃありません^^;
マックウィン引用 返信
あのフェデでさえ、ラファ相手には、1stサーブの確率が30%にまで落ち込んでいました。どう見ても、どう考えても全豪はフェデが優勝できる試合でした。
テニスの相性ってあるのだと思います。(苦手意識ではなく、妙にやりやすいとか、逆に何となくやりにくいとか…)もちろん、相手をどれくらい意識しているか、なんて要素も微妙なショットの乱れにつながりますよね。
勝ちたい、という気持ちが強すぎても、固くなってしまって逆効果だろうし…とにかく何をやっても全く通用しなければ、頭の中が真っ白になったとしてもおかしくありません。
圭は小柄できゃしゃなので、ものすごく大柄のビッグサーバーに弱いのは、誰から見ても明らかです。でも、テニスはそれだけでは終わらないから面白いのだと思います。
圭のことです。今に何とかしてくれる、そのうちに、一泡もふた泡も吹かせてくれるに決まっています!その時を楽しみに待ちましょう!!!
圭 大好き!引用 返信