錦織圭のATPツアーファイナル出場可能性を探る!(2):最悪ケースの場合

ちょっとランキングシステムの理解に自信がない部分もあるので、間違いあれば指摘ください。

まずは映像を見て気分を高めてもらいましょう。

次の映像ではポイント算出の仕組みが解説されています。
グランドスラム4大会+マスターズ1000 8大会+ATP500/250 6大会の合計でポイントが算出されます。

前の記事で、錦織圭がATPツアーファイナルに出場するためには、パリ終了時点で

チリッチを除いて7位以内

に入っていることが必要であると述べました。また、これを実現するためには2人まで抜かれても良いことを書きました。

バブリンカを抜くことができれば他の選手3人に抜かれても7位確保できますが、バブリンカを抜くということは500ポイント以上獲得することということであり、下位選手が3人もその錦織を抜くことは非常に難しくなると思われます。

ですので、この記事では最悪ケース(=錦織がバレンシア、パリでともに0p)を想定し、その場合下位選手が錦織圭を抜けそうかどうかを考察します。

ちなみに、パリは初戦負けでも10ポイント入りますが、ここではさらに悪いケースとしてパリ欠場(0p)の場合を想定します。

厳密に言えばバレンシアでゼロポインター(強制的に0点として組み入れられること)になれば、ワシントンの90ポイント分が引かれることになるのですが、これは基本的に回避できるはずですので今回は考えません。

レースランキングのおさらい

ジョコビッチ、フェデラー、ナダルまで出場が確定しています。
4位バブリンカから11位ディミトロフまでが圏内です。
12位ツォンガは、ATPファイナル出場の可能性はゼロではないかもしれませんが、残りの出場大会を全て優勝しても錦織を抜くことはできませんのでここでは検討対象外とします。

4位から11位までの現時点(上海加算後)のポイントです。

Rk選手名上海前pts上海獲得pts上海後pts
4バブリンカ4,795104,805
5錦織4,255104,265
6チリッチ3,980103,990
7ベルディヒ3,7651803,945
8ラオニッチ3,740103,750
9フェレール3,5351803,715
10マレー3,565903,655
11ディミトロフ3,405453,450
フェレールがマレーを抜きました。
チリッチ除いて7位となると、ラオニッチの3,750点が現在のボーダーです。錦織は515ポイントリードしていますのでかなり有利な位置にいると言えます。

次に今後の参戦予定です。

Rk選手名モスクワ
(250)
ストック
ホルム
(250)
ウィーン
(250)
バレンシア
(500)
バーゼル
(500)
パリ
(1000)
4バブリンカ参加参加
5錦織参加参加
6チリッチ参加参加参加
7ベルディヒ参加WC
参加
参加
8ラオニッチ参加参加参加
9マレーWC
参加
WC
参加
参加
10フェレールWC
参加
参加参加
11ディミトロフ参加参加参加

上海敗退を受け、マレーとフェレールがウィーンに、マレーとベルディヒがバレンシアにWCで参戦との情報が入りました。
どの選手も残り2~3大会の状況です。
この状況では様々なパターンが考えられ、確実な予想をすることは困難です。
しかし、それでは芸がないので他の選手が錦織を抜けるかどうかに焦点を当てます。

ディミトロフが最悪ケースの錦織を抜く可能性

現時点での錦織とディミトロフの差は815ポイントですが、ディミトロフはすでにATP500/250の枠、6大会を使い切っています。
ですので、ストックホルム、バーゼルで好成績を残しても、ロッテルダムの45ポイント、北京の90ポイントが押し出されることになります。
仮にストックホルム、バーゼルを連続優勝したとしても、パリが始まる時点で、

3,450+250+500-45-90=4,065ポイント

となり、最悪ケースの錦織を抜くことができません。さらに、パリで準決勝進出が必要になります。
ディミトロフに錦織が抜かれる可能性はかなり低いと言って良いでしょう。

マレーが最悪ケースの錦織を抜く可能性

現時点での錦織とマレーの差は610ポイントです。マレーもすでにATP500/250の6大会枠を使いきっているため、ウィーン、バレンシアで好成績を残してもクイーンズの20ポイント、ロッテルダムの90ポイントが押し出されます。
従ってウィーン、バレンシアの連続優勝で、

3,655+250+500-20-90=4,295ポイント

となり、最悪ケースの錦織を辛うじて抜きます。
今年の成績は振るわないマレーですが、本来の実力ならこの連続優勝の力量はあるので怖いところです。
ただ、アジアシリーズからの連戦での疲れも出てくる頃ですし、パリまで5週連続というスケジュールはマレーといえどもきついでしょう。

ウィーン、バレンシア連続優勝を遂げた上でようやく錦織とパリでのヨーイドン勝負になるので、錦織優位は動かないと思われます。

バレンシアで優勝できなければパリで準々決勝進出が必要になります。

フェレールが最悪ケースの錦織を抜く可能性

現時点での錦織とフェレールの差は550ポイントです。フェレールもATP500/250の6大会枠を使いきっているので、ウィーン、バレンシアで好成績を残してもオークランドの90ポイント、アカプルコの90ポイントが押し出されます。

押し出されるポイントがマレーより多く、実はマレーよりも苦しいでしょう。
ウィーンで決勝進出、バレンシアで準決勝進出をしないと加算が得られません。

ウィーン、バレンシアで連続優勝した場合、パリが始まる時点で

3,715+250+500-90-90=4,285ポイント

となりマレー同様、辛うじて最悪ケースの錦織を抜きます。
ただ、ここで重要なのは

マレーとフェレールの2人が同時にウィーン、バレンシア連続優勝することはない

ことです。
どちらかが連続優勝すれば、もう1人は最高でも連続準優勝、すなわち錦織との差は約300点となります。

つまり、仮に錦織が今年の残りの全ての試合をキャンセルしたとしても、マレーかフェレールのどちらかは、パリで準決勝以上が必要
(しかもウィーン、バレンシアで活躍した上で)

となります。つまり、彼らはほとんど負けられないということですね。このシーズン終盤の疲れが溜まっている時に15試合ほどこなさないといけないことも見逃せません。

ラオニッチが最悪ケースの錦織を抜く可能性

現時点での錦織とフェレールの差は515ポイントです。ラオニッチもATP500/250の6大会枠を使い切っていますが、押し出される大会がハレの0ポイント、デ杯の15ポイントのみですので、今後の参戦はほぼそのまま加算と考えてよいでしょう。

モスクワ優勝+バーゼル準優勝、あるいはモスクワ準々決勝+バーゼル優勝で、最悪ケースの錦織をパリ前に抜きます。

モスクワはチリッチ、ガスケ、グルビスなどの強豪も参戦しますが、最も優勝の可能性があるのはラオニッチだと思います。差を縮められるのが怖いところですが、より重要なのはバーゼルです。
モスクワを優勝してもバーゼルで準々決勝どまりなら、パリで錦織と最低でも190ポイント差になり、準決勝進出が最低条件になります。

モスクワ準優勝+バーゼルベスト4くらいが最低限欲しい感じになるため、シードキープが絶対的な条件となるでしょう。
ラオニッチもパリまで5週連続出場となり、かつ上海は40度の発熱でリタイアしていますから、決して楽な条件ではありません。

ベルディヒが最悪ケースの錦織を抜く可能性

現時点での錦織とベルディヒとの差は320ポイントです。3大会あれば十分獲得可能なポイント差ではありますが、ベルディヒもATP500/250の6大会枠を使い切っていて、しかも押し出されるポイントがモンテカルロの90ポイント、Oeirasの150ポイントと高い!

ストックホルムで決勝進出、バレンシアで準決勝進出しない限り加算はありません。
ストックホルム、バレンシア連続優勝で、パリ開始時点に

3,945+250+500-90-150=4,455ポイント

となり、最悪ケースの錦織より190ポイント上になります。

ですがこの場合、同じくバレンシアに参加しているマレー、フェレールは最高でも300ポイント or 180ポイントしか得られないということになりますので、彼らに対するパリでのハードルが上がります。

むしろベルディヒにバレンシアで優勝していただいた方が、マレーやフェレールが錦織を抜きにくくなりますので好都合だと思います。

ベルディヒはストックホルムでは決勝進出くらいはしそうですが、バレンシアは混戦なので読めませんね。平均的にはパリ時点で錦織に並ぶか、100点ほど下になるといった感じに予想しています。

まとめ

まとめますと、それぞれの選手が何らかの活躍をせねばならず、また連戦となるため体力的にもきつく、3人以上が最悪ケースの錦織を抜くことは困難なように思えます。

ディミトロフは3大会全てで活躍が求められ、厳しい。

マレーとフェレールは少なくともどちらかがパリ準決勝以上が求められる。バレンシア優勝が欲しい。

ベルディヒは十分逆転可能だが、加算を得るための各大会のハードルが高い。逆にバレンシアで優勝できるとマレーとフェレールが苦しくなる。

ラオニッチは参加大会にレースランキングのライバルがいなく、自分の活躍次第でファイナル出場がかなうが、体調が心配。

と、皆さん結構なエフォートが必要です・・・。

しかも、この計算は

錦織が今後1ポイントも得られない場合

を想定していますので、錦織が体調を回復してそこそこのポイントを取れさえすれば、さらにライバルたちのハードルは上がります。
それも考慮すれば、現時点で錦織がATPファイナルに出れる可能性は、「大学入試模試の合格判定で言えばA判定」くらいはあるのではないでしょうか。

139 件のコメント

  • マジでロジャーのリターンが凄すぎるんですが・・。ジョコビッチがほとんどサービスエース取れない。

      引用  返信

  • 今年見た最高レベルのゲームです。フェデラーは魔法の杖を振ってるみたいだし、ジョコビッチは十分以上に抗ってる。フルセットまで見たい。

      引用  返信

  • いやこれこのままフェデラー行くんじゃないかな、
    キレッキレ!

      引用  返信

  • こんばんは。お聞きしたいのですが錦織くんがバレンシアの大会時にレースランキングで押し出されるポイントはありますか?

      引用  返信

  • フェデラーがすご過ぎです。
    こんなにミスなく強烈なショットを打っているフェデラーは最近では見たことありません

      引用  返信

  • >fumiさん

    バレンシアで準決勝以上に進出した場合(W500、F300、S180)にHalleかBrisbaneの90点が押し出されます。
    この場合は、獲得するポイントから90点を差し引いたポイントが上積みされるポイントになります。

    準々決勝敗退の場合は押し出されるポイントと獲得するポイントが同一のため、加点はありません。

    それ以前に敗退した場合はバレンシアの点がそのまま押し出されるので、加点なしです。

      引用  返信

  • 90point、準決勝以上で加点。
    ちなみに準決勝進出で180ptが90ptと入れ替わって(180-90)で現保有4265pt+90で4355pt
    決勝進出で(300-90)で+210で4475pt
    優勝で(500-90)で+410で4675pt
    それ以下は変化なし

      引用  返信

  • 連投すみませんm(_ _)m

    ジョコビッチは悪くないです。フェデラーがすご過ぎです!!!

    このまま優勝して!

      引用  返信

  • >Linusさんありがとうございます。なるほどそうなんですね。ATP500自体は今年はまだ4大会目だからそのまま加点かと勘違いしてました。その他2大会のポイントががATP250の優勝2回分かと思ってました。
    フェデラー華麗に勝ちましたね!!

      引用  返信

  • フェデラー選手、強かったですね~メイヤー選手戦で大逆転勝ちして勢いに乗りましたね~凄い選手ですね!

      引用  返信

  • すみません。錦鯉のページなのに…でも書かざるを得ません!

    こんなに強いフェデラーを見たのはほんっと久しぶりです。感動し過ぎて…。上の皆様のコメントにも表れているとおり、ほんとキレッキレでした!

    こんなフェデラーを待っていました!もう最高です!!!

      引用  返信

  • すみません。錦鯉のページなのに…でも書かざるを得ません!

    こんなに強いフェデラーを見たのはほんっと久しぶりです。感動し過ぎて…。上の皆様のコメントにも表れているとおり、ほんとキレッキレでした!

    こんなフェデラーを待っていました!もう最高です!!!

    次はちょっと苦手感のあるシモンですが、このまま優勝して!!!

      引用  返信

  • 面白かった~!Federerのtip and chargeがカッコ良すぎました!真似したい!

      引用  返信

  • 凄い試合でした。フェデラーが強すぎでした。昨日も凄かったけど、今日は相手がジョコビッチ。それでこのプレー。神のようでした。

      引用  返信

  • Federer凄かった~(^^)vキレっキレっでしたね♪
    やっぱりDjokoの中国連勝を止めたのは
    Rogerさんでした。
    本当に素晴らしかった~。さすがです。
    明日はFederer vs Simon
    楽しみです(^_^)

      引用  返信

  • いや~、今日の上海のSFはフェデラーのプレーに酔いしれました。
    何せサーブが良い、のはいつものことですが、リターンも凄かったです。キーポイントでエース級のジョコのサーブを読んでことごとく返す。セカンドでは、スライス→リターンボレー、スライス→ネットに出る動きのフェイク、アタックを織り交ぜてジョコにラリーをさせませんでした。
    バックは下がらずライジングで深いボールを返し、主導権を与えませんでした。
    ストロークはとにかく早い!

    ジョコビッチファンの方がいたらすみません。とにかくフェデラーが凄すぎて興奮してしまいました。

      引用  返信

  • フェデラーがストレート勝ち。
    これでフェデラー対ジョコビッチの対戦はフェデラーの19勝17敗です。

    36度の対戦というのはおそらくナダル対ジョコビッチの42度(ナダルの23勝19敗)に次ぐ回数。

    レンドル対マッケンローが同じく36度(レンドルの21勝15敗)。
    レンドル対コナーズ及びベッカー対エドバーグが35度(それぞれレンドルの22勝13敗、ベッカーの25勝10敗)。
    マッケンロー対コナーズ、サンプラス対アガシが34度(それぞれマッケンローの20勝14敗、サンプラスの20勝14敗)。

    ちなみにナダル対フェデラーは現在33度(ナダルの23勝10敗)。
    最近の3強の対戦数の多さは異常ですね。

      引用  返信

  • フェデラーすごかったですね。
    速い攻めと積極的なネットプレー
    ジョコビッチがなにもできなくなって、いつもならしないようなミスをしたり
    ストロークも浅くなってました。
    全米の錦織戦を見るようでした。
    なすすべなく時間がたつにつれプレッシャーで自滅
    ジョコビッチの元気のない表情があの試合とかぶりました。
    やはり圭くんのような速攻とライジングでの攻撃的なテニスはジョコビッチを苦しめますね。
    久しぶりにフェデラーのほぼ完ぺきな素晴らしいテニスが見れて楽しかったです。

      引用  返信

  • すごい試合でしたね!!

    あんな逆クロスを打ってみたい。

      引用  返信

  • 圭君も楽しく美しく強いフェデ様をみてたかなー?
    喜んでそうです♪
    回復の具合はどうかなー・・・
    フェデラーみて燃えてるかなあ・・

      引用  返信

  • こんな試合見せられたら、絶対ファイナルで錦織との対戦を見たいですよね~。
    試合終盤は左目で上海準決勝を、右目でクロスロードを見てました(笑)

      引用  返信

  • ジョコビッチ最後の方は最早顔色も悪くて可哀想でした。
    フェデラーがキレッキレで、凄かったですね…伝説と言われるだけのことはあります…いやあ、恐れ入りました。超かっこよかったです。

      引用  返信

  • フェデラーさん、つおいΣ(@ω@;)
    バーゼルは壁が分厚い・・・なんかチーム圭の大会選択、はまってますね〜!
    団長、この記事で楽しみの対象が広がりました。目標が明確に!ありがとうございます!
    ただ、模試のA判定は多くの場合、だいたい70%以上の可能性を言います(大学の志望人数にもよりますが)。分布のどの位置によるかでB判定に近いところもあり得るわけですよね。実際A判定でに不合格、C判定に合格という例もたくさんありますw
    要は安心しないこと。自分でつかみ取るために全力を尽くし抜くこと!だと自分を戒める材料にさせていただきましたw
    全力応援は気を緩めないぞ!ドキドキしながらだけど・・・w

      引用  返信

  • 名古屋在住の錦鯉です。地元のテレビ愛知の「クロスロード」という番組で、USopenから楽天オープンまでの30日間を密着した内容が放送されました。試合以外での圭くんがいました、スポンサー関連の行事があって大変な一面を知る事ができ益々圭くんにハマります!プレイ以外でも、その成長に驚きました。ランキング10位手前を行ったり来たり…どの時点でブレイクスルーしたのでしょうか?100位くらいから二桁にランクアップして大喜びした時期もあったのですから…
    苦しかった四年前を乗り越えたから、今があるのでしょうね。ロンドンでの圭くんの勇姿を楽しみに…少しだけの休養ですが、ゆっくりして欲しいです。

      引用  返信

  • このサイトだけでもやはり今日の試合の反響は大きいみたいですね。
    フェデラーが強すぎました。どれだけ引き出しがあるのという変化でしたね。常に違うこと、しかも前回のプレーが伏線になることをしていました。
    ジョコビッチは、フェデラーのミス以外は1ポイントをとるのに一苦労と言った表情でした。

    いや~、このレベルで錦織くんがWTFに参加しているところを見たいです!

      引用  返信

  • 以前何かの記事で、フェデラーが周りが止まって見えるほど自分が速く動いていると感じる時がある、と言っていたのを読んだことがあります。(009の加速装置?)

    正に今日のフェデラーはそんな感じがしました。何か人間じゃないみたいでした。

    速い、強い、美しい、アポロンかヘルメスか?
    神々しいまでのプレーだったなあ。
    あんなフェデラーをずっと見ていたいです。

    すみません。錦織と同じくらいフェデラー大好きなので。

      引用  返信

  • 夢のコントさん
    私は右目で上海準決勝、左目でクロスロードを観ていました(^^)
    実は私はジョコを応援していたので、ちょっぴり残念でした。
    でも何と言ってもフェデラーは素晴らしかったですね!明日の決勝も楽しみです。

    クロスロードを観て、全米からの上海までのスケジュールがいかに厳しかったかを再認識しました。。
    テニスだけでなく、プロモーションも立派にこなしている姿に改めて感動を覚えました~(T_T)

      引用  返信

  • 上海の観客熱烈ですね。
    抱き合うカップル、レッツゴー応援団、辻野さんも画面に(笑)
    A級の試合、これが観たいんだっ!ていうクオリティでした。
    その後にクロスロード見て、圭君はなんてフレッシュなんだ〜っ!って感じました。天才なのに、普通の若者に見えますね。
    昨日はフェデラーが素敵なナイキのウェアをイスの背に掛けて宣伝してましたが、圭君はヒヨコちゃんバックに洗濯物を入れるという、、やることの違いもツボです。
    次のパリはベストコンディションで彼らと戦えることを願っています。

      引用  返信

  • @赤黄色 さん
    質問者の意図を読み間違えたようで済みません。

    @まめのき さん
    年間参戦義務数やドロー後の初戦棄権で0ポイントが強制的に付くことはランキングポイントでもレースポイントでも同じです。
    違うのは、ランキングポイントでは罰則が発生してから1年間は0ポイントが強制されるのに対して、レースポイントでは年末でリセットされることくらいでしょう。

    この違いが一番わかりやすい例が今のチリッチ選手の状況かな?
    ランキングポイント上では1年前のバーゼルでの0ポイント(500大会出場数不足)が付いていますが、レースポイントではこの0ポイントがつきません。
    そのためランキングポイントよりレースポイントの方が多いという珍しい状態になっています。
    http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Top-Players/Marin-Cilic.aspx?t=rb
    http://en.wikipedia.org/wiki/2014_ATP_World_Tour_Finals#Singles

      引用  返信

  • しかし、フェデラーの逆転年間1位の話をしましたけど、その可能性を十分感じさせる内容の準決勝でしたね。

    この準決勝を見るまではファイナルの優勝候補筆頭は錦織だと真剣に思っていたのですが、フェデラーを推さざるを得ないかも・・・。
    非常に欲張りなことを言えば、RRと決勝で2回見てみたいですね。>錦織vsフェデラー
    ポイントだけを考えればRRではフェデラーよりはジョコビッチと当たった方が楽かもしれませんが。

      引用  返信

  • フェデラーが「周りがとまっているように見えるほど、自分がはやく動いているように感じるときがある」と発言したという談話を教えていただいて、思い出したのですが
    先日、有明で錦織戦をナマ観戦したときのこと、200キロくらいのスピードでとんできたボールが錦織選手の手前でワンバウンドしたのを、錦織選手がラケットに当て、そこから50センチも離れていなかった顔を直撃する寸前で、ダイレクトで手でとって、ポイと放ったシーンを目撃しました。
    (わかりずらくてスミマセン)
    そのすべての動作が、一秒もない、0コンマ何秒の間のことで、いったいなにが起こったのか、まさに目にも止まらぬ速さ以上の速さ・・・コマ送りのスローモーションで見ないと全容が把握できない、まるで光の速さの一連の動作でした。
    隣に座っていた友達と顔を見合わせて「いまいったいなにが起こったんだっ」と、絶句したほどでした。
    錦織選手には超ミクロの反射神経があると確信しました。
    イン、アウトのボールのジャッジも他の一流選手に比べても速いように思います。
    錦織選手には、ほかの人とは別次元の速度感覚でものみえているのかもしれません。とまってみえるかどうかはわかりませんが、少なくとも、ボールの速さが常人の何倍かおそく見えているのではないでしょうか。戦っているとき、ビデオをすこしスロー再生しているような感じで世界が見えているのでは・・・と想像しています。

      引用  返信

  • 上海の観客の熱狂的な応援もすごいですね

    これからも毎年超一流のプレイが見られるとはうらやましい

    日本とのテニスをとりまく環境の違いは大きいですね

    錦織選手たちだけに頑張れというのではなく

    私たちにも日本のテニスを盛り上げる手段はないものかと考えてしまいます

      引用  返信

  • 西岡選手も勝ちましたね!
    アジア大会で一皮むけましたかねぇ。
    2回戦の相手はデータを見る限りクレーコーターの様だし、大いにチャンスありそうですね!

    ダニエル選手の相手はドイツの大ベテランさんですが、今年の中盤以降はあんまりパッとした戦績を残してないし、1回戦もフルセットを戦っているので、こちらも大いにチャンスありそうです。

    2人とも頑張れ!

      引用  返信

  • 西岡の相手のMiloslav Mecirは80年代の名プレーヤーの息子さんですね。
    確か修造さんの対トップ10勝利の一つ(2勝だったかも)が父メシールからのものです。

      引用  返信

  • 団長、こんな記事書いてたんですか。
    全然他を見る余裕がなくて、すみません。

    わたしのランキング試算のコメントも見てください。ちょっと違ったデータを示しています。
    同じだって言われちゃうかな?

      引用  返信

  • 夢のコントさん、仰る通り88年のJapan Openとホップマンカップで2勝していますね~メシール選手は好きな選手でしたが、松岡選手と戦うときは当然、松岡選手を応援してました。

      引用  返信

  • 後れ馳せながら、昨夜のロジャーの試合を見終わりました。

    皆さんがおっしゃるように、強いロジャーが帰って来ましたね~!(σ≧▽≦)σ

    その華麗なプレイを見ていて気がついたのですが、なんとロジャーも“超ライジング”にチャレンジしているではありませんか!?(;゜∇゜)

    まだ確率は半々くらいですが、圭のテニスが新時代のテニスだと証明されているのが確認できて、すごく幸せな気分になりました!(* ̄∇ ̄)ノ

    ロンドンでの二人の対決、激しく見たいぞ~!ヘ(≧▽≦ヘ)♪

      引用  返信

  • ばぁば様へ

    ありがとうございました。ホテル予約に圭君の試合を予想しチケットを手に入れて・・・・私にはとても無理ようです(^▽^;)

    viagogoチケット仲介サイトをお気に入り登録させていただきました。ファイナルに近づくにつれて高くなるのでしょうね(>_<)

    お忙しいところありがとうございました。無事にお休みが取れることをお祈り申し上げます。

      引用  返信

  • @KAN
    KANさま、ありがとうございます。

    錦織選手は全米後に参加義務を課せられたATP500大会であるジャパンオープンに出場した時点で、本年度ATP500とみなされたゲリーウェバーオープと併せ今期ののATP500の出場義務大会数(4大会)を全てクリアしたので、バレンシアを欠場してもレ ースポイント上のペナルティはないという認識で良いのでしょうか?

      引用  返信

  • 昨日のロジャーの試合を見て思いましたがヤッパリネットにガンガン出てアグレッシブなテニスは面白いですね。
    今はテニスが変わって余りそういったプレイをしませんが昨日の彼は抜かれても何度も果敢に出て行ってましたね。
    ボレーで決めなくても相手がパスミスをしてしまう事によってポイントを落とすシーンが多く見られました。
    もっとああいったプレイが増えればロジャーの再君臨があるかもしれないですね。
    エドバーグ程ではないにしろ昨日は今まで以上にネットに向かって行っていた気がします。
    サービスアンドボレーテニス旋風をもたらして欲しいですね

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。