鼻血の徒然草：浅田真央ショックに改めて気付く、テニスというスポーツの特性

私は長年フィギュアスケートのファンで（主に男子ですが）、本田武史から高橋大輔を長年応援してきました。
今回のオリンピックもいろんな思いで見ていましたが、つくづく過酷な競技だなあと思いました。

もちろん全ての競技が過酷なのは当たり前なんですが、4年とういう歳月をかけて五輪に向けて準備をしてきたにもかかわらず、
そのまさに直前に怪我・・とか、ピークを持ってこれなかったり、単に運がなかったりとか。

高橋大輔も4回転を回避すればメダルには手が届いたかもしれないし、真央ちゃんも3回転半を入れなければあそこまでのリスクは回避できたかもしれませんが、彼らのアスリートとしてのプライドと自分の限界に挑戦する気持ちがそうさせなかったんだと思います。

周りはメダル、メダルと一喜一憂し騒ぎ立てますが、これは彼らの競技です。彼ら自身の人生です。
その時できる精いっぱいを頑張った彼らを私は本当に素晴らしいと思いますし、誇りに思います。

ということで、確かにそれと比べるとテニスはチャンスがいっぱいある競技ではありますね。
でも、オフがほとんどなく、世界中を転戦してまわりながらポイントを稼いでいかなければならないのは、
本当に過酷だと思いますね。

ただ、その分活躍できればかなりの収入を得ることができるのは、プロとしての醍醐味でしょうし、モチベーションにもなりますね。

この点ではフィギュアスケートはアマはもちろん、プロになっても大した収入が見込めないのはとても残念なことだと思います。
それなのにオリンピックでのメダルを期待され、取れなければ見向きもされないのでは選手が可哀想な気もします。

日本はそのあたりの、例えばメダリストには高額の報奨金をだすとかの待遇を考えてもらいたいですね。
あ、でも羽入君は何かもらえるようなニュースを見たような気が・・・。

アスリートが何の心配もなく、上を目指せる環境が今後整うことを期待します。

私もショックを受けた１人です。

いったい誰がこの順位を想像したでしょうか？

体調は、いいと言う報道を耳にします。
メンタルだけの問題なんでしょうか？

もしそうなら、凡人の私には経験したこともないプレッシャーですし、自分の事を思いっきり棚に上げないと言えませんが、(大概批評は、そうじゃないと殆どの人は無口になるものですよね)トップアスリートのメンタルが持てなくなった…？

メンタルだけが凡人に変身してしまったんじゃないかなと思えるほどです。
トップアスリートの中でも決してメンタルが弱い人ではないと思うんですが……本当に、彼女に何が起きたんでしょうか？

フィギュアは結構好きで確かに昨日の結果は残念でした。
でも採点ルールとか知れば知るほど、点数も戦略も納得出来てしまうんです。トリプルアクセル回避しての銅メダル狙いなんて選択肢はないでしょうから。
でもせっかくメダルのプレッシャーからは関係ない位置にいるので、今夜のフリーは一世一代の記憶に残る演技を期待します。

お久しぶりです。
私も浅田真央という文字を見て、コメントせずにおられずPCに向かっています。
ひまわりさん、RD8さん同様、私も錦織選手と同じくらい浅田選手のことも心から応援しています。

森元首相の発言…かなしくなりますね。
メディアの偏向報道も相変わらず。
浅田選手がトリプルアクセル成功していれば団体戦で3位に入れた！？そんなわけないじゃないですか。

フィギュアの採点についてはいろいろ言われています。
真っ白な気持ちでは見られない。。

青山繁晴さんがテレビ番組で浅田選手の「正義の勝利」を期待されていました。
私も同じ気持ちでしたが、なかなかうまくはいかないものです。

がんばりすぎるほどがんばっているんだから、一身に日本国民の期待を背負ってこれまでがんばって来たのだから、
今日のフリーでは浅田真央として今できる最高の演技をして欲しいです。
演技後に、笑顔が見たい。それだけです。

記事のアップ、ありがとうございます。私も朝から、ショックを受け、同じように感じていました。
そして、ロンドンオリンピックの年のマレーを思い出しました。シニカルな彼が声をつまらせたスピーチの後、しっかりと金メダルとウィンブルドンタイトルをとりました。
４年に一度しかないオリンピックでチャレンジし続けるアスリート、真央ちゃんを尊敬し、ただただ応援するのみです。
金メダルを取ったり、No.1になることが大切ではなく、この体験がより豊かな人生には必要だったのかもしれない。でも、４年間の努力がこういう結果に帰着するとは、神様は真央ちゃんに一体何を期待してるのでしょうか？
でも選ばれた一人であることは、疑いようがなく、これからもしっかりと見守っていきます。もちろん、圭も！！

そうですね。。私も昨夜、個人的にちょっとがっくり来ることがあり、今朝期待して結果がこれで、追い打ちかけりた気分でした。単なるメンタルの問題だけではなく、色々と原因はあるのでしょうけれど。

真央さんだけでなく、日本女子三人ともで、男子と何が違ったのでしょうね。

ただ、良い時もあれば悪い時もあり、多数の敗者がいるから勝者もおり、本当に四年に一回で価値を決められてしまうのは厳しいです。W 杯で活躍した荻原や上村も、結局五輪ではメダルに届かなかったり。

真央さん、平昌で復帰しませんかね。。とりあえずは明日のフリーだけでも一発、いや五発決めることを期待してますが。メダルとかはもう別で。

最近はどっぷりテニス（圭君）にハマっていますが、実はテニス歴よりもフィギュアの観戦歴がダントツに長い私です。
長野オリンピックの頃からフィギュアの虜になりました。当時は、世界のトップレベルに日本人選手は誰もいませんでした。今ではゴールデンタイムでやっている全日本選手権も深夜にひっそりやっている時代です。当然好きな選手は外国の選手・・
そんな時代から、ソルトレイクで村主選手、本田選手が入賞し、トリノでは高橋選手8位、荒川選手が金メダル・・・と日本のフィギュア界は世界トップクラスの仲間入りをしました。現在の日本はシングルスの選手層は、間違いなく世界トップだと思います。
そんな中で、浅田選手は日々前だけ向いて頑張ってきました。この4年間は本当にいろいろあったと思います。
以前、圭君のブログをさかのぼって読んでいると、「勝つためのテニス」と「自分のしたいテニス」との狭間で悩んでいる・・・といった内容を見ました。それを読んでから真央ちゃんがトリプルアクセルを失敗するたびに、圭君のブログの内容を思い出します。
「勝つためのフィギュア（トリプルアクセルにこだわらないプログラム）」「自分のしたいフィギュア（トリプルアクセルを跳ぶプログラム）」傍目からみると、トリプルなくても勝てるのに・・と思ってしまうのですが、そこは自分にしかできない技（トリプルアクセル）を決めることでしか完成しない演技なのだろうと思います。
どこまでも純粋にトップアスリートとして挑むこの姿勢を貫き通した真央ちゃんを応援しています。だからこそ、フリーもあきらめずに、今できる最高の演技をしてほしいと思います。バンクーバーが終わった瞬間からすべてはソチのためにやってきたのですから・・

真央ちゃん！立派！凄い！ 。．゜．(*ノД`*)．゜．。

もう、号泣です。
浅田選手の演技後の涙…どれだけ苦しかったのか。。

やりたかった事ができた、とまっすぐインタビュアーを見て答える浅田選手を見て、また涙…。。

笑顔が見られてうれしかった。
ほんとうにお疲れさまでした。

自分もあまりの嬉しさにコメントします。本当に真央ちゃんフリー素晴らしかったです！ 感動しました(;_;)
今日の錦織も続け！

良い演技、納得の行く演技だったみたいですね♪

ただそれでもフリー得点3位、構成の問題なのか、出来栄えなのか、キムヨナとソトニコワが凄かったからなのか、採点競技ってやっぱり難しいです；；

久々書き込みです。圭くんのお陰？か夜更かしは慣れたもので真央ちゃんLIVEで見ましたが快進の演技で私も貰い泣き。世界中の名スケーターからTwitterで励ましや感動のコメントがあったとか。愛される記憶に残る演技で終えて彼女も達成感味わえてますよう願うばかりです。

さて今回の五輪も普段見ない色々な競技を見ましたが道具を使う競技は幼い頃から英才教育受けてる人が不動の１位だったりしてます。トップになるには才能と努力だけでは補えないモノがあるのはテニスも共通してますね。今回日本スノボー陣のメダリストが増えたのも日本でスノボーやスケボーが流行りだして約20〜30年という月日も無視出来ません。やっと幼い頃からスノボーの英才教育と指導者に恵まれた年代が五輪参加出来るようになった証でしょう。
しかし教育受けるにはお金がとにかくかかる。
マイナースポーツでも早くから才能開花してる子だけでももっと支援してあげたり就職先の心配ないよう将来の道も作られるといいですね。

何度もすみません。
日本では、某大手広告代理店に背くアスリートはつぶされます。
浅田選手のロングエッジの事も、回転不足の事も、鬼の首を取ったかのようにヤイヤイ報道しますが
同じロングエッジや回転不足を見逃された続けたり、それどころか失敗ジャンプでも加点をいただいてしまってる選手のことは
なにも報道しない…。疑問点をテレビで言うことすら許されない雰囲気ですよね。
日本選手のことは貶しまくるのに…。

浅田選手のライバルとされている方は、スピードが…とか表現力が…とかハンコで押したように言われていますが、
そりゃ漕いで漕いで滑れば(フィギュアでは漕ぐ回数が少ない方がよしとされています)スピードも出るってものです。
ロングエッジも回転不足も絶対取られないとわかっていれば、いつでも平常心で競技に向かえるってものです。
ルッツが苦手な選手もいれば、ループ、サルコウが苦手な選手もいる。
圭 大好きさんが浅田選手の点数が伸びないのは、すべてのジャンプを飛ばないからだとおっしゃっていますが、
今回浅田選手が6種8トリプルを飛びましたが、他の選手は多くて5種類、女王と呼ばれている方は4種類です。
点数が伸びないのはジャンプの種類のせいではないと私は考えます。

「浅田真央が戦ってきたもの」をみなさんに読んでいただきたいです…。

前回のOPの時も、採点がおかしいと海外メディアや有名選手達が声を挙げましたが
今回みたいにﾊﾞｼﾊﾞｼ報道されましたかね？
今回は某選手が金でなかったからですよね。

帰国後、浅田選手をスタジオに呼んで、転倒シーンのパネルを前に
インタビュー…なんてことをやらかすテレビ局がいないことを祈るばかりです。

錦織選手も某広告代理店ではなくIMGという事で、実は内心心配していたのですが、
ただ扱いが小さいだけで(アジア内で目立ったライバルがいないからというのも大きいと思いますが)
つぶされるような扱いは受けていないのでこのまま行ってほしいな、と思っています。

関係のない錦織選手のためのブログで長々とすみませんでした。
少しでもみなさんに知っていただきたいと思って、書き込んでしまいました。

ぐーがーさん
＞これが事実だとすると（嘘ではないかと疑っているわけではありません）、恐ろしいですね。
全く個人的な見方ですが、その実態は民放のフィギュア放送を見れば、即分かることだと思います。浅田選手を潰すことしか興味が無い中継だと思われて仕方がありません。何故、出場もしていない某国の選手の話をする必要がありますか。その上、素人目からですが、国際大会での採点競技なのに、浅田選手を減点する先頭に立って行っているのは日本人のジャッジ達です。ですから他国の審判者達は気遣い無く減点をつけられます。それに対して、これも先頭に立って行っている低難度のジャンプでも目こぼをし含め常に+3の評価を得られる人と戦ってきています。
ですから、ショートの基礎点で55点の選手が75点弱の得点を得られる状態なのです。それは基礎点69点の浅田選手に対して75点弱と目一杯持ち上げたわけです。失敗しなければ超えることは可能でした。常々がそのような状態に対して戦うとき、単に目先の勝利では無く、目指すは自分のしたい真の競技を追求するしか無くなると思います。それがメダリストが一から見直した浅田選手のこの4年間でした。フリーでは143点弱までしか出なかったのはその流れがあるから低く抑えられたものと思えてなりません。ロシアびいきだと某国では大騒ぎのようですが、むしろ、浅田選手の演技にはソトニコワの149点を超える150点代（基礎点の高さから言って、）でもおかしくない演技だったとひいき目には思います。
わたしは浅田選手の演技にはいつも魅せられています。今回のフリーの演技はジャッジ達よりも往年の選手達に認められています。そこは錦織選手が好きなことに共通かな？そこで思うのは最近のテニスで、Memphisの決勝、全然面白くない試合でした。Karlovicの好調のサービスはすごいと思いますが、わたしには全然楽しくありません。それが某国の選手の演技を見ていても全然楽しさを覚えないことに共通かな？4年間全く進歩がない人に金メダルは無くて当たり前だと思います。
錦織選手には勝つための試合の追求よりも、自分の目指す競技を追求して欲しい。今、歩んでいる自分の道を進んで欲しい。それが最終的には勝つことになると思えてなりません。

どうして，そういう風にしか読めないのでしょうかね。わたしが批判したのは選手ではありませんが。場違いですからもう止めます。

興味深いお話です。
オリンピックを見て改めてスポーツっていいな〜と感動しています。
浅田選手も真のアスリートだと思いました。

錦織と同じ（？）年齢で競技を終えて行く選手もいるなか、テニスは選手の寿命が長くなってきましたね。
（以前真央ちゃんが、「スケートは10代のスポーツ」と言っていました>_<、）
錦織はこれから！
私もブレずにひたすら錦織選手を応援します。

採点競技は本当に難しいです。
一番問題だと思うのは、”ジャッジが匿名”ということ。
どの国の誰がどんな得点を付けたのかがあきらかにされないなんて、全くフェアじゃないですね。

私は選手個人を攻撃するのは論点が違うと思っています。皆それぞれに素晴らしいスケーターですから。
結局は点数をつけているのはジャッジですからジャッジに責任があると思っています。
あるいは各国の政治的な裏工作？

でもここで何をどう言っても結局今の段階では想像の域を出ないのでどうしようもないです。

私の個人的な印象としては、
真央ちゃんのGOTが全て低い上に、PCSがあまりにも低すぎる（アシュリー・ワグナーも）
ソトニコワのGOTはまあ納得（一つ一つの技はクリアでジャンプも高くて回転不足がなかった）ですが、PCSが高すぎる！！
キムヨナは・・・まああんなものではないかと。

結論としては、真央ちゃんとソトニコワのPCSが逆で、GOTも本来ならもっとついてもおかしくないということで、
真央ちゃんの得点は150点は超えていたはずだと思っています。
とはいえ、それでもショートの失敗があるのでメダルにはちょっと届かなかったかな～とは思います。
でもゴールドとリプニツカヤの上のはずです。なので4位が妥当だったのでは？と思っています。

実際、今回はなんとな～く点の出方がロシアに有利な方に傾いているような気は確かにしました。
つくづくオリンピックは良くも悪くも、国同士の戦いなんだなあと改めて思いました。

ついまた書き込んでしまいました。
終わりにします。

追加させてください。
錦織選手の記事が日本のメディアに思ったほど大きく扱われないのは、テニスが未だ未だマイナースポーツだからでは無く、（所属がIMGだからでも無く、）本当に日本の日本人のための放送・報道では無いからだとわたしは見ています。ここまで言ったら皆さん想像つくことでしょう。本当に怖い状態にあるとぐーがーさんが言う通りなのだとわたしは思っています。
だから、フィギュアスケートの解説者も言いなりになる新人を当てています。

テニスを中心に見ている方にもう少し正しい判断を持っていただきたく追加説明させてください。
確か悶着があったアメリカの後だと思いますが、ISUは公正・公明のためにと各審判の評点を公表するようになりました。そして、確かにコーラーと審判者の名前と国名は別に公表されるようになりました。ISUにもコーラーはホンの数人です。コーラーとは今の演技の内容の基本評価を判断するたった一人の人間です。この人間の公正さが問われますが、ここに公正・公明性について基本的な矛盾があります。何故なら、コーラーの判断に基づいて9名の審判者が評点を出すのです。いや回りきっていると思ってもそれが表明できません。そして、その審判者は誰かの匿名性を確保するためとして、演技者毎に公表される審判者の番号が変えられています。こんなおかしなシステムです（それは競技者の公平のためでは無く、審判者の身の安全のためという全く違う観点からの処置とのことです。）どうして審判者が今の演技について全責任を持って自分の名前と共に評点を出す方法が取れないのでしょう。それでは評価がバラツキ過ぎるからと聞きました。採点競技にバラツキがあって当然です。9名の審判者ならトップとその次。ボトムとその上を削除するなど色々方法はあると思います。現状はある意味でコーラー（つまり一人の人間）の思い通りの評点になります。公正・公明とはかけ離れた状態だと思います。例えば、スキージャンプの飛型点のように、5人の審判者が並んだ順番に同じ場所に表示され、最高と最低をカットして算出するような公明性は無いのです。つまり、他の採点競技と全く違うところがあります。
バンクーバーの2年前だったかの騒ぎをご存じない方も多いでしょう。キムヨナ一派ががキャンペーンを張り、それが何故か成功して、浅田選手のジャンプは悪い見本として映像公開されました。でも、キムヨナのジャンプは正しいと発表が有り、映像は無かったと思います。オリンピックの直前に、公的機関が現役選手を使ってダメ出しを公表するのは全くおかしな話だと思います。以後、それに本当に大きく支配されています。そういう仕打ちを受けているのが浅田選手です。
ですから、浅田選手の場合、減点は目一杯されますが、加点はほんの少しに抑えられて来ています。でも、彼女はその評価を受け入れ、次のステップへの元として来ていました。それで、今年は未完成のプログラムでグランプリシリーズやファイナル，全日本を勝って来ていました。
そして、バンクーバーの後、次のオリンピックにはフリーの基本要素が6種のトリプルとなったかと思います。それは浅田選手ができないことを元に簡単に欠落要素を言えるから打ち出されたと思います。（スキーのジャンプもそうですが日本は日本人に不利なルール改正を甘んじて受けています。時間がかかりますが、日本選手はそれに打ち勝つ技術を積み上げてきています。それがスキージャンプやノルディック複合です。これがアスリートの本来の姿でしょう。）ところで、この要件事項は今は何処に行っちゃったのでしょうか？本来なら、欠落要素が1つ2つあるわけで、浅田選手より高得点が出るのがおかしいはずなのですがね。本当におかしなことの連続です。
その上、浅田選手はオリンピックではそのシーズンの実績を全く加味されない評点を甘んじて受けています。かたやグランプリに出たのは確か4年の内多分1年だけ？とほとんど無いのに、今シーズンの実績も無いのにそれとは関係なく、バンクーバーの評点のままの人もいます。ルール上それは本来あるべきことでは無いと思います。ロシアの若手はそれぞれグランプリシリーズに参戦していました。
飛び方の修正などできっこないなどと批判される中、愛するスケートのためにそれに向かって全く一から見直して修正に直向きに挑戦したのが浅田選手です。日本の放送局が言うような4年前の批判のままを今の浅田選手に当てはめるのは違うと思います。
そして、今回、目指す3Aを含め6種のトリプルで構成される3Aが2つの8トリプルのフリーを完成させたのです。同じ種類のジャンプは一つはソロで、もう一つはコンビの中で使えるのです。そのような高難度の構成で滑れるのは彼女だけです。あのフリーには桁外れの世界最高得点でもおかしくないと思います。が、わたしは評点がどうであれ、彼女自身が成し遂げた感を持てたことを心から祝い喜んでいる一人です。日本では今シーズン限りと分かっていることですが、外国の記者団に4年後は？と質問されていました。この先を追求し続けての4年後を想像できなくて当然と思います。それは次の世代が為して行く課題だと思います。
もうひとこと、女王の称号はグランプリファイナルでも、オリンピックでもなく、世界選手権の金メダリストに与えられて来ました。日本の放送局はキムヨナを女王と言いますが、調べ直していませんが、確か彼女は世界選手権には勝っていないと思います。日本にその場にいる現役女王を女王と呼ばずに、そこに存在すらしていない上に、女王でもない人を女王女王を連呼するというのも本当に日本のマスメディアの行っているおかしな話だと思います。
わたしの想像ですが、勝つために手段を選ばずではなく、かつてのタラソワコーチに言われた「彼らにグーの根も出せない演技に仕上げましょう。」を元に、今の佐藤コーチと共にスケートを見直し、修正し、挑戦した4年間だったと思います。その結実の発表がオリンピックのフリーでした。3月の世界選手権をどうぞプレッシャー無く楽しく演技して、後はゆっくりしてください。本当に本当にありがとうございました。