選手の名前の読み方
選手の名前の読み方に対するこのブログのスタンスは、「間違ってなければこだわらない」です。例えばBerdych、ベルディヒでもベルディハでもベルディフでも、どれでもよろしい。英語風読み方のバーディッチだってOK。
Edbergはエドバーグで普及してるけど、現地読みではエドベリでしょう。でもどっちでもいいやって感じです。NHKは現地読みにこだわってるのでエドベリと言いますよね。読み方が分からなくなったら、NHKを参考にしてみるのもいいかと。分かりづらいけど。
EdbergがエドベリでBorgがなんでボリじゃないのかは謎だけど、やっぱりどうでもいいや。
英語風読み方って、選手の間では普通に普及しているようで、あんまりいちいち訂正したりしないんじゃないかなと思います。Oudin(ウダン)をオーディンって言われたら本人もちょっとちょっと、ってなるかもしれませんが、Keiを「カイ」って言われても「おっ?ちょっとかっこいいかも?」って思いそう。錦織なら思いそうw ファンは、「カイじゃねえケイだゴルァ!!!!」ですが。
ずーーっと前、修造さんがPetr Kordaのことをピーター・コルダって言ってて、インタビュアーの人に「ペトル・コルダではないですか?」と言われ、目を白黒させていましたが(「え?そうだったの?」って感じだったのが笑えました)、あれは選手の間ではピーターで通っていたということでしょう。錦織も2回戦のゼムラ戦後、Paireのことを英語風に「ペア」って呼んでましたから。
そもそも外国語をカタカナで表記する時点で100%正確なんてことはありませんので、Federerと書いてナダルと読ませるようなとんちんかんな読み方でなければ別にかまわないと思ってます.
でもPaireをパイユと読むのはなんか許せんw
パイユならPailleと書くでしょう・・・。100歩譲って、「re」の部分ははっきりと「ル」って発音するわけではないので「ユ」でもOKとしても,「pai」ははっきり,「ペ」です。
でも名前って読み方に例外があるのがつきものなので、調査の上でパイユって言ってるのならそれはそれでいいんですが,フランス人のダバディさんもペールって言ってるからなあ・・・。
ペール以外にありえるバリエーションとしては、
- フランス語では音の伸ばしはあんまり区別しないので「ペル」
- 「ル」は日本語のようにはっきり発音される訳じゃないので「ペー」
- 英語風の読み方で,「ペアー」あるいは「ペア」
錦織のサーブが遅い件
各所で話題になってますが、錦織のサーブが遅いです。160km/h台。で、心配されている訳ですが、そのサーブが特に不利になっているような印象がないのがすごい。それだけストロークが強力ということですが、これからのラウンドでは少しずつ厳しくなってくるでしょう。
脇腹をかばってのことだと思いますが、私の予想ではこれから徐々に強く打ってくると見ています。本当に痛ければやっぱり打たないでしょうけどね。
つまり温存です。サーブの重要性が他のサーフェスよりは低いですから可能な戦略でもあります。
これは思わぬ副次効果を生むと思います。一つ目は緩急をつけれること。サーブを打つと言っても全ポイントで全力で打つことはないでしょうから、必然的に勝負所に絞られ、相手から見れば予測を外される可能性があります。
「あれ?錦織のサーブこんなに速かったっけ・・・?」
190km/hのサーブでも相手はこういう印象を持つことでしょう。いわゆる「ジャイアン効果」です。
(いつもいじめっ子であるジャイアンが、劇場版限定で見せる男気をもって「ジャイアンは男らしいやつ」と思われる現象及び効果。だまされてはいけないジャイアンはいじめっ子である。)
二つ目はコントロールへの意識が増し,かえってコースを突いた良いサーブを打てること。今のところ、サーブを遅くしても確率がそんなに上がってないところは気がかりではありますが・・・。
三つ目はサーブに対する過剰な期待がないことが却って良い方向に行くということ。
宮里藍がアメリカに渡って最初のころ、外国人選手との飛距離の差に焦ってパワーアップを目指した結果却って調子を崩し、自分の持ち味はジャイイ・・・、いやアイアンだということを思いだしてからは飛距離を捨てて好成績が出せるようになったというエピソードを聞きました。
これってまるまる錦織のサーブに当てはまると思いませんか?
そしてそもそも期待してなければ効かなくてもあんまり気になりませんし、逆にサーブでポイントが取れればすごく得した気分になれます。その分ストロークはがんばらないといけませんが、錦織の場合ストロークに2段,3段の引き出しがありますから、5セットマッチの中でなんとかする時間はたっぷりあります。現状では無理にサーブにこだわるよりは、ストロークに集中する方が合理的だと思います。
再び選手の名前の読み方について
で、実際どう読むのよ?って選手は結構いますね。迷った場合の解決法としては、NHKを参考にする以外にも、Google様に聞くという方法があります。「ベルディヒ」「ベルディハ」「ベルディフ」で検索してみて、一番多くヒットするやつを採用する。
この方法を用いると、簡単に最多数派になることができて便利です。ただし、Oudin(オーディン)やHenin(ヘニン)のように、世に知られるようになった直後は明らかな誤りがはびこっていることがありますので注意です。
もう一つの方法は、自分が見た最初の読み方で通す場合です。例えばBerdychの場合、私は最初に「ベルディヒ」表記を見たのでそれと使ってます。既述の通り、少なくともこのブログではそんなに間違ってなければOKなので、気にせずご自分の好みの読み方を使ってくださいw
いよいよ3回戦開始時間が迫ってきました。今日は雨はどうでしょうね。
ペールと思ってましたが、いろいろむずかしいですね。
サーブのことは、私としては、遅くてもしっかりコーナーをついた第1サーブで勝負してくれた方が、いろんな面で安心してみていられます。でも、トップ10に入るには、エース10本くらい稼げないとなかなか難しいという坂本真一さんのコメントもありましたので、もちろんサーブの威力にこだわるべきでしょうが・・・・・
さあ 全仏3回戦突破! ガンバレ 圭クーーン!
Kanoha引用 返信
ジャイアン効果w
僕的には星野伸之効果と呼びたい。100キロ出ないスローカーブの後で130キロの直球を投げて速く見せるv
粗茶引用 返信
そういえば日本では「プチ」つけるのが流行ってるから「小さなペット」を意味するPetit petって商品?見たことあるけど,あれって「小さなおなら」なんだよなあ・・・。
netdash引用 返信
万全な状態でない時も勝つ!p(^-^)q
この一言につきますよね!d=(^o^)=b
ツアーは毎週続くし、翌年も同じような成績をあげないとあっという間にランキングは下がります(+_+)
20位以内をずっとキープしている圭は、本当に凄いです(*^^*)♪
ちょっと怪我があっても、ちょっと調子が悪くても、それなりに勝つ事が、ツアーでは求められます。
圭も、そんな選ばれし選手の一員になったんですね!p(^-^)q
目指すはナダル越え!d=(^o^)=b
アレー、圭!(^^)ρ(^^)ノ
圭 大好き!引用 返信
名前の読み方について、私は何回かpaireについて書かさせていただきました。団長の丁寧な解説ですっきりしています。フランス語はaiをe、日本語のエとよむ規則になっています。今まで他のテニス関連で見られるパイユであれば、おっしゃる通りpailleとなるはずです。フランス語は他の外国語と比べると読みがかなり規則的になるため団長のご指摘と他国の選手の呼び方はできる限り、その音に近づけるべきかとおもっていました。特にスポーツ記事などは、現地で読みを確認すれば良いだけの話しです。団長のお話の通り名前は固有名詞のため、これでパイユと読むんだと言われればそれまでですが。
圭くん、3回戦勝ちました。私の予想を簡単にしのぎ勝ちました。本当に力がついていますね。試合前のオッズに、上等じゃねえかというご意見に脱帽です。本当に夢を与えてくれる圭くんはどこまで登って行くのでしょう?ナダル戦こうなったら超えてほしいなあ。
まさお引用 返信
ペールの読み方ですが、
昨日の主審モリナさんは「ペア」
ダバディさんはなぜか「ペール」と言ったり「ペア」と言ったりしていますね。
コート入りする際の現地の選手紹介アナウンスは「ペール」と「ペイユ」の中間くらいの発音でした。
(たぶんこれが現地読みに近いのでは?)
炒り茄子ターゼ引用 返信
ペールはあえて無理にカタカナで表そうとするなら「ペーウ」「ペーユ」「ぺーヴ」あたりでしょうか?
最後のreのはフランス語独特の発音の”r”と”e”なので、カタカナの正解は難しいですね。
ベルディヒは審判は良く「ベルディッチ」と発音してますが、同じチェコ出身のフィギュアスケート選手にトマーシュ・ベルディヒという選手がいますので、やっぱりベルディヒかなあ?と勝手に思っていますが。
ということで、本人に聞くのが一番ですね。誰か聞いてくださいw
yuri引用 返信
>>yuriさん
チェコのフィギュア選手はトマシュ・ベルネル(Tomáš Verner)ですよね?
源太引用 返信