※ とりあえず対戦相手情報は後回しにしてアップします。
2019 Australian Open (Grand Slam)
2nd Round
Kei Nishikori[8] vs. Ivo Karlovic
現地時間 2019年1月17日(木) 11時〜(この日の第1試合)
日本時間 2019年1月17日(木) 9時〜
@ Margaret Court Arena
※ 日本とメルボルンの時差は2時間 (メルボルンが2時間早い)。
カルロビッチ大先生。39歳。身長211cm。
テニス界1のビッグサーバーであり、サーブが決まるとどんな選手でも倒す可能性を秘めている・・・。
サービスゲームのキープ率は脅威の92.1%(キャリア通算)。もちろん、歴代1位です。
しかし、ブレイク率は僅か8.7%に留まります(キャリア通算、歴代ワースト2位)。
最高のサービスゲームと最低のリターンゲームを併せ持つ特徴的な選手です。
すなわち、ブレイクもできないけどブレイクされることもないので、タイブレークがデフォ。
昨年はツアーレベルで27試合を戦って、タイブレークが何と41回! 1試合当たり平均で1.5回、タイブレークになっている計算です。
タイブレークになれば実力下位の選手にもワンチャンスありますので、できればその前にセットを決めたいですね。
ただ、大先生はタイブレークにそんなに強いわけでもなさそう。キャリア通算で勝率は50%ちょうど。昨年も17勝24敗と負け越しています。
錦織はキャリア通算で60%とかなりの上位。しかも作戦は17勝5敗と素晴らしい勝率を残しています。
大先生に限らずビッグサーバーとの対戦では、実はちゃんとキープすることが最も重要です。
リターンゲームはそもそもチャンスはなかなか来ません。自分が先にブレイクされてしまうと、それはセットを落とすことと限りなく同義になってしまいます。
ビッグサーバーを崩す鍵はとにかく、コートにリターンを返すこと。ヘロヘロでもいいです。
調子に乗せないことがまず大事。
特に、大先生のストロークは怖くありませんので、錦織が大先生のサーブのコースをどれだけ読めるか、読んだらどれだけ触って、返せるか。その1点が勝負を大きく左右します。
となると、サービスコース分析ですよねえ・・・。
ATPサイトにいいデータがあるはずなんですが、時間がなくて分析できていません。
余力があればこのあと分析します。
リターンさえ返せば、あとはフォアの一発に気を付け、イヤらしいスライスの対処に集中すれば大丈夫だと思います。
スライスで無理矢理にでもネットを取り、リターンでもリターンダッシュなどどんどん仕掛けて来ると思いますので、慌てないことが必要です。
最初の対戦(デ杯)では大先生をして「生涯最高」と言わしめたスーパープレーにやられましたが、その後は上手く対処できていると思います。
リターンのポジションをいろいろ変えつつプレッシャーをかけ、早めのブレイクと行きたいものですね!
対戦相手情報
省略
対戦成績
2勝2敗
2016 US Open R16 Kei Nishikori 63 64 76(4)
2014 Memphis F Kei Nishikori 64 76(0)
2013 Delray Beach R32 Ivo Karlovic 54 RET
2012 JPN vs. CRO WG 1st RD RR Ivo Karlovic 64 64 63
応援フード
今回もROMさんのアイデアをもとに作りました。
感謝~
ホントは、ポテトコロッケ買ってくればいいんです。
でも、ひと手間かけたかったんで。圭くん、ワンブレイクねらいだ~
micchi
どうも。早目に、帰って試合に備えて眠っていましたが足がつって目が覚めましたカフーでございます。
こちらではふれてませんでしたが1Rはバンコクからのフライト✈️観戦になりました。
搭乗してTVをつけた時まさかのセットダウンから始まりTBもおとす。まさかのメルボルン前の悪夢の敗退もよぎりました。
そこからマイクシャック選手の痙攣により助けられた感もあり勝利のみが収穫という流れでしたね。
さあ次は大先生!
2016US4Rのようにスカッと快勝できるか、あるいは2012デビスカップ1Rのように大先生のサービスが炸裂してしまうのか?ですね。
最後まで観てなかった(モンちゃん観に行ったので)のですがティアフォーがアンダーソンに対してアップセットをおこしたのはサービスリターンをうまく2セット目から対応したのが勝因かとみてますので、試合を通じての分析、修正が鍵になります。
ここを超えると次からはシード勢ですが相性は良いジョコ以外ですが、ジョコの方はここから早くも山⛰登りに入るので、じっくりとそしてしっかり勝ってくれると期待しています。
明けて今日はなおみ選手もMCAですのでメルボルン中の日本人が集まって引き上げたいと思います。
カフー引用 返信
団長、スレ立てありがとうございます。
キープ率がカルロビッチ大先生の大先生たる所以。
ここは我がブログのハモ大先生にサーブコースの比率をご教授頂きたいところですが、もう時間がないか…
グランドスラムに楽な試合なんて無いのは承知の上で錦織選手のリターン力(フォース)を信じ、全力応援あるのみですね。
応援フードはmicchi師匠とROMさんの力作との事で、錦鯉は盤石の構えで二回戦に臨みましょう!!
フォースと共にあらん事を。
Kazu@JPN引用 返信
今日も全力応援 ゼッテー勝つ!!
ネモリーノ引用 返信
【カルロビッチと錦織のサーブ&リターン】
呼ばれているようなので、試合直前観戦ガイドです(笑)。ATPサイトのStatsページにあるServe & Return Trackerから、2018年のカルロビッチ大先生(以下大先生)と錦織のサーブとリターンについて調べてみました。図はこちらです。
棒グラフはちょっと見にくいですが、すべて左から大先生のファースト、錦織のファースト、大先生のセカンド、錦織のセカンドの順番です。
1)サーブ方向とサーブ・ポイント勝率(1ページ目の図)
◯ ファースト・サーブ:
大先生はデュースでワイドがやや多い程度(キャリアのデータではワイドとTセンターがほぼ同じ割合)。
アドでは、ワイド:Tセンター=3:1と圧倒的にワイドが多い(この比率はキャリアのデータでも同じ)。
◯ セカンド・サーブ:
大先生はデュースではややTセンター、アドはワイドがやや多い(つまり錦織のBH側)。
◯ サーブ・ポイント勝率:
大先生は流石に両サイドともファースト・サーブの得点率は高いですが、セカンドは錦織と同じか少し良いくらいです。
2)リターン・ポイント勝率とリターン方向(2ページ目の図)
リターン方向とは、デュース/アドに関わらず、アドに返した割合です。
本当は順番を反転した方がわかりやすいのですが、サーブの図と同じにしました。
ここでのリターン・ポイント勝率とは、リターンが返ったポイントでの勝率です(なのでエース、エース級ウイナー、リターンミスを除きます)。ATPツアー選手の平均的なファースト(セカンド)・サーブ・リターン・ポイント勝率は約30%(50%)です。
◯ ファースト・サーブ:
大先生は相手のファースト・サーブは得点率が極端に低いです。
◯ セカンド・サーブ:
こちらも錦織が有利。特にアド側で錦織が良いです。
◯ サーブのリターン方向:
大先生は、デュース側は相手のデュース(つまりクロス)に返すことが多いです。逆にアド側はアド側(つまりクロス)に返すことが多いです。
纏め
1)大先生のファースト・サーブは、特にアドでワイドを注意。デュースでは、ワイドとTセンターに散らしてくるだろう。セカンド・サーブは、錦織のBH側に来ることがやや多いだろう。
2)大先生のファースト・サーブ・リターンのポイント勝率は良くない。錦織はコントロールされたファースト・サーブを入れていきたいところ。
3)大先生のリターンはクロスに返してくることが多い。
テニス選手は同じ対戦相手でも試合ごとにパターンを変えているようなので、以上のパターンが今日も当てはまるとは限りませんが、これまでの傾向として頭に入れておくと良いかもしれません。
禮引用 返信
プレビューと分析、ありがとうございます。
39歳というとキャリア20年ぐらい?
データの蓄積もすごい量でしょうね。
きょうもライブで見られませんが、
サービスもリターンも頑張ってほしいです。
応援のみなさん、オーストラリアはすごい暑さだそうなので、
気をつけてがんばってください!🐨
stteffilove引用 返信
夜遅い?朝早い?記事立て、おつかれさま、有難うございます。
2016、全米の時は、快勝でしたね❗今日も、サーブコース読んで、しっかり、勝ちきって欲しいです。
ファイト、錦織君❗
(応援フード、間に合うかな?ファミマの芋コロッケ買って来よ、と思ったら、冷凍庫にあった!)
なっち引用 返信
たくさんの分析有難うございます。
素人ですが気にして観たいと思います。
錦織選手、初戦はそうとう悔しかったですよね。
しっかり修正すると言われてたので期待してます。
今日は我慢する事も多いと思いますがどうか
思うプレイが出来ます様祈っています。
がんばれ~がんばれ~がんばれ~。
ゆめゆあ引用 返信
団長さん、プレビュー記事ありがとうございます。
手間をかけ、心のこもった記事とデータ分析と応援フード、鼻血ブログ三種の神器そろい踏み。
錦織愛が溢れていますね。あとは現地応援の方ととテレビの前から一緒に全力応援。
錦織選手がんばって!!!!
オリバーさんが団長さんの送ったデータを見れくれたらいいなー。
おけい引用 返信