2017ワシントン準々決勝 vs. ポール プレビュー

試合の展望

 ポールは地元アメリカの20歳。無名ながらプイユとミュラーという2人のシード選手を破って勝ち上がってきました。実力と勢いがあると思っておいた方が良いでしょう。プレースタイルの情報が全くありません。どんなプレーをするのでしょうか。

 しかしATP500のQFで225位の選手との対戦というのは、ラッキーと言えるでしょう。確実に勝利したいところ。
 勝って、ズベレフ弟との初対戦を見てみたいですね。

 対戦相手よりも、連日の深夜の試合による疲れの方が厄介かもしれません。明日も、19時以降の2試合目ですから、今日の試合ほどでないないにせよ、遅い時間の試合となることは避けられません。コンディション作りはかなり難しいでしょうね。

試合情報

大会名:2017 Citi Open (シティオープン)
開催地:Washington (U.S.A.)
ラウンド:準々決勝

試合日時

現地時間 8月4日(金) 19:00以降の2試合目(この日の第4試合)
日本時間 8月5日(土) 8:00以降の2試合目
@ Stadium

※日本時間=ワシントン時間+13時間 (サマータイム考慮)

対戦相手

Tommy Paul (U.S.A) トミー・ポール(アメリカ)

  • ワイルドカード、ランキング225位(最高191位)
  • 20歳、185cm、78kg
  • 今年の勝敗(ATP250本戦以上):5勝1敗(錦織は29勝11敗)
  • Fu、CHを主戦場とする選手だが、先週のアトランタで予選を勝ち抜くと、あのチョン、そしてジャジリを破ってベスト8進出。今大会でもプイユ、ミュラーというシード勢を破って勝ち上がってきた。
  • 直近GS4大会の成績:17WB出場せず、17全仏出場せず、17全豪出場せず、16全米 予選1R

過去の対戦成績

初対戦

生観戦手段

TV

  • 【生】GAORA 8月5日(土) 8:00〜13:00
  • 【録画】BS朝日 8月5日(土) 13:55~15:54

ネット

応援フード

チラ見のライスコと、夜中の録画とで、2度の応援してる方
(私も含めて)頑張りましょう

圭くん、苦難を乗り越えてね〜

micchi

12 件のコメント

  • ワシントンの結果が反映される来週月曜日のATPランキング(シンシナティのシードに使われる)ですが、7位ティームと11位ディミトロフは確定していて、8−10位を錦織、ミロッチ、ズヴェレフ弟と争う展開です。錦織選手はミロッチ、ズヴェレフ弟と同じラウンドに進めば8位復帰です。トップ10以内は確定していて、既にワウリンカとジョコビッチの欠場が決定しているので8シード以内は確定です。マレー、チリッチはシンシナティどうするのか。

    今シーズン末のランキングのプロジェクションは、ワウリンカ10位前後、ジョコビッチ13−14位の予想です。なので歴史は繰り返すで、来シーズンはワウリンカ、ジョコビッチの復帰後の、下位シードからの駆け上がりが楽しみです。

    7月31日付のレースポイントでは、錦織選手は14位ですが、ワウリンカとジョコビッチの長期欠場により、日東ファイナル争いは10位までが圏内です。錦織選手から現在10位のベルディヒまでは、わずか210p差です。

    ATPポイントのプロジェクション図はこちらです。

    豪華付録:7月31日付レースランキングの対錦織ポイント差

    ランク 名前    [対錦織] 
     1 ナダル    +5400p 
     2 フェデラー  +4850p
     3 ティーム   +1650p
     4 ワウリンカ  +1455p
     5 チリッチ   +1210p
     6 ズヴェレフ弟 +1015p
     7 ジョコビッチ + 890p
     8 マレー    + 595p
     9 ディミトロフ + 230p
    10 ベルディヒ  + 210p
    11 ゴファン   + 150p
    12 ブスタ    +  45p
    13 ツォンガ   +  10p
    14 錦織     
    15 ラオニッチ  +ー  0p
    16 クエリー   ー   5p
    17 ミューラー  ー 135p
    18 ヴィニョラス ー 185p
    19 プイユ    ー 240p
    20 アグート   ー 265p
    26 キリオス   ー 695p
    36 モンフィス  ー 860p

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  • と書いてたら、ワシントン、なんとソックがミロッチを2−0で破ってますね。ミロッチ、サービスは絶好調だったはず(1R26本、2R16本)ですが、この試合エースはたったの5本。1Rマウとの試合観ましたが、サーヴはよいものの、ストローク上手くなったはずだったのに今ひとつでエラーが多く、ミロッチが大先生化してると感じましたが。

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  • ラオニッチ選手、負けました。

    映像観戦は半分程でしたがソック選手も良かったとは思いますが、ラオニッチ選手の悪さの方が印象に残りました。

    見ているとサーブが比較的簡単に拾われている感じがしたのでスタッツを確認してみると、前の2試合がエースが20本前後&1stのpt獲得率が80%以上に対して今日はエースが5本&1stのpt獲得率が69%。

    禮さま
    相手がある事なので一概には言えないですが、このパターンって「実はフィジカルに問題を抱えていた」っていう印象が凄く強いのですが果たしてどうでしょうか?上達した筈のストロークも使いたくても使えない感じがしました。

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  • カナダ・ロジャーズ・カップ、錦織選手はボトムハーフで、
    1R Bye
    2R ジョンソン/モンフィス (現地火曜日夜か水曜日)
    3R バウティスタ・アグート (現地木曜日、WBのリベンジ)
    QF フェデラー       (現地金曜日、AOのリベンジ、しかし一番当たりたくない1/4の確率を引くかなあ)
    SF ティーム/ディミトロフ (現地土曜日)
    F  ナダル/ズヴェレフ弟  (現地日曜日)
    ですね。

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  • ははは、QFフェデラーですか、まぁこういう早いラウンドで強敵と当たるドローで、まずはそこで勝つこと、という目標がはっきりと定まったときの錦織選手は強いイメージがあります。
    全豪のリベンジに期待しましょう、ダメでも本番の全米に向けて運を貯めるのと、カナダでは3試合くらいが体力的にちょうど良いとプラス思考で行きましょう(笑)

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  • 2R以降の主なドロー表をアップデートしました。仮想(願望)予想は全くの外れ。

    1Rの好カードは、ゴファンvs杉田、クエリーvsミューラー、カリーニョ・ブスタvsハチャノフ、キリオスvsトロイツキ、ジョンソンvsモンフィス、フェレールvsエドマンドくらいですかね。

    ゆうたさま、スタッツでしか分かりませんでしたが、見かけは競った試合だったようですね。ミロッチは故障上がりだし、パフォーマンスの落ち具合をみると、まだ本調子でないのかもしれません。いつかリタイア後に「圭と試合をしたかった」とうつむきながらの記者会見で言ってたのが未だに忘れられません。同世代の好敵手、近いうちにお互い万全の状態で好勝負をみたいですね。シードのせいで同じシード群だとお互いに勝ち上がらないと一番見たい試合がなかなかみられないのが残念です。たまには全くランダムにシャッフルする大会があってもいいのでは?とか思ってしまうのですが。1Rから第1&2シードが激突とか(笑)。

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  • 禮さま
    ラオニッチ選手、全英のフェデラー戦で「昨年の全英の様な調子にまだ戻っていない」という旨の談話を聞いたのですが、ハードトレーニングが信条と言われる彼が或る意味錦織選手よりも怪我を引きずり易い(欠場期間が長くなるという意味で)現状は大きなジレンマを抱えているでしょうね。今大会のWCもその現状を打破したい「心の叫び」とみるのは考え過ぎでしょうか?

    シャッフル大会、1回戦でフェデラー・ナダル戦を想像して思わず吹き出してしまいました
    ♪( ´▽`)

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  • スミマセン、モントリオール1Rの屈指の好カード、デル・ポトロvsイズナーを忘れてました。

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  • 禮さん、
    ドロー情報ありがとうございます。

    マレーもジョコビッチもワウリンカもチリッチも欠場する大会で、準々決勝でフェデラーと当たる錦織圭。
    うーむ、こういうところは何があっても変わらないのですね。

    でもね、体調万全な錦織圭は危険なんだから。

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  • 〉〉禮さん

    豪華付録、凄い見やすいです^_^
    ありがとうございます。
    ジョコ、ワウの欠場の棚ぼたと難癖つけられない為にも、サーシャ〜マレーのポジションまで、何とか上積みしたいですね。

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  • お早うございます。
    禮さま
    ドロー情報&早くも考察有難うございます。FUMAさまの仰る通り、超安定の引きの強さですね錦織選手は(苦笑) もはや神ってます。

    本当に興味深いカードが1Rから目白押し。欠場続出でAlt選手繰り上がりが多くなり、私的には杉田選手が本戦INは非常に喜ばしく、またU21のチョン・ヒョン選手、ティアフォー選手、ドナルドソン選手等が予選回避できたのも嬉しいです。
    自国のポスピシル選手とポランスキー選手にWC出したのに、その2人が初戦で対戦というのもエスプリが効いていて、おフランス臭が(笑)

    さあ錦織選手が始まりました。が、かなり押され気味。頑張って!

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。