現在行われているモントリオールのMasters1000大会はベスト8が出そろいましたが、なんと世界1~8位が独占しています。
そしてこれは、1973年にランキングシステムが始まって以来初めてのことだそうです。
意外な感じもしますが、実は世界1~8位が毎回全員揃うというわけではありません。誰かしら故障などで欠場していることも多いですし、そもそもチャンスがあるのが年間でもグランドスラムとMasters1000の十数大会くらいのものです。
いくら強い1~8位の選手でも、全員がベスト8まで勝つということは確率的にも低いです。
全員の勝率が8割として、2回戦を全員が勝つ確率が0.8の8乗で16.78%
3回戦も同様に16.78%
最終的に16.78%×16.78%=2.81%です(56ドローの場合)。
グランドスラムの場合は4回勝たないといけないので、2.81%のさらに2.81%となります。何と約0.08%!
トップ8が全員揃う確率が統計的にどのくらいかは知りませんが、これらの数字は全員揃ってからの確率なので、1973年以来1回もなかったとしても全然不思議ではありませんね。
数字の妙。
順当だなって思ったら、フェデ負けてた。
taka引用 返信