2004年の全仏で準優勝したアルゼンチンのギレルモ・コリアが引退を表明したようです。
近年は故障にも泣かされ、成績も良くありませんでしたので引退自体にそれほど驚きはありませんが、リンク先に書かれたコメント「だんだんと競争心が薄れていったんだ。」には少々意外感がありました。
コリアと言えば抜群のフットワークを武器に粘り強さで勝ってきた選手で、ファイターという印象がありました。そのような選手でも闘争心(とは書いていませんが、競争心と同じだと思います)を失って引退してしまうのですね。
不屈の闘志で世界No.1に君臨したエナンも、もっと唐突な引退でしたが、やはり「すべて成し遂げた」とモティベーションの低下を理由に引退しました。生粋のファイターでも、闘争心は自動的についてくるものではなくて「維持する」ものであり、日頃の努力に裏付けられたものであるということに気づかされます。
現役最強のファイターであるナダルには今のところ、燃え尽き症候群のような兆候は全く見られませんが、プロの厳しい世界は彼にとってすら、決して楽勝な世界ではないと認識しておく必要が(テニスを見るファンにも)あると感じました。
故障と戦う錦織圭も、表には出しませんがきっと苦悩と戦っているはず。試合に出れないことは何よりもプロにとってつらいはずです。
それでも今は我慢して治すしかありません。軽めですが、ボールを打ち始めるところまで来ました。今後の治療次第ではありますが、まずは予定通り。悪い状態だったらボールを打たせてはもらえないでしょうから。
5月4日からのセルビアオープンは回避との情報もあります。出場・欠場の判断は錦織とスタッフの判断を全面的に信頼し、仮に復帰が少々遅れたとしても、万全を期するためと前向きにとらえ、いつまでも待ちたいと思います。
モティベーションさえ失わなければ、錦織もファンもきっといつか報われると思います。
MTFのリストにもOUTの表示に変わりました。
しっかり故障を治して、安心な状態で戻って来るまで、
待ちましょう。
ザグレブは未だ消えていませんが・・・
この際、早期復帰を期待しないで待ちましょう。
ケイメヒコ引用 返信
コリア引退しちゃうのか~。寂しいです。
小さな体で跳ねるように走り回る姿が印象的でした。
京都チャレンジャー出場してほしかったな。
圭君ももう少し時間がかかりそうですね。
本人も試合したいでしょうが、焦りは禁物。
録画した試合と雑誌と鼻血ブログの初期の頃の記事を読み返しながら、モチベーションを保っています。
首ながなが竜で待ってます。
karukaru引用 返信
コリア、私が最初にファンになった男子プロ選手だったんですぅ(>_<)
結局一度も生で観れないまま終わってしまった・・・うるうる・・・
つかさ引用 返信
つかささん、それは残念ですね・・・。
私は運良く、コリアのピークである全仏決勝を生で見ました。
楽勝ペースだったのにまさかの痙攣・・・。あれはショックだったでしょうね。
コリアのテニスは私も好きでした。やっぱり走れる選手は見ていて楽しいですよね。
netdash引用 返信
テニスを遠く離れていた時期なので、コリアのことは知りませんが、27才とは若いですね。
錦織選手の復帰についてはゆっくり楽しみに待っています。
最近、家の中にカレンダーを貼って、毎日眺めています。
復帰までの間、ブログの更新も大変だと思いますが、マイペースで
お願いします(GWだというのに、お疲れ様です)。
Nosa引用 返信
27才はまだ早いと思うけど、本人の気持ちですからね。
まだ引退は早いなあと思う人は沢山いますね・・。こればっかりはどうしようもないですね。
圭君、ゆっくりあせらずになおしてほしいです。
私も過去の圭君の試合をみて待ってまーす!!!
mimi引用 返信
最後の勇士を京都で見せてほしかったです。
残念。
taka引用 返信
こういうのって「やめたらまたやりたくなりますた」と言って
しばらくしたら復帰するパターンじゃ!?
i引用 返信
コリアはドーピングの訴訟や全仏の悲劇などで精神面の消耗も激しかったと思いますが、
そのモチベーションをそぎ落とした致命的な原因は肩の故障でしょうね。
元々小柄でさほどサーブの強い選手ではなかったですが、
あんなにダブルフォルトを連発するほどでもなかった。
もう故障再発が恐ろしくて肩が振れない、イップスに近い状態なんでしょう。
故障で以前の自分なら簡単にできたものができなくなると、なんとなくやる気が萎える。
そうこうして引退していく人が大半でしょうが、コリアはそれが若くしてきてしまったのが残念ですね。
菜梨引用 返信