Wii「グランドスラム・テニス」の登場選手全23人が明らかに

錦織圭がキャラクターとして登場するWiiのTVゲーム「グランドスラム・テニス」、ついに全23人の登場選手が明らかになりました。

The Final Player Lineup – EA Sports Grand Slam Tennis

詳細は以下の通りです(選手の説明はリンク先の文章を元に、一部省略&書き加えています。説明がない選手については随時追加します)。

クリス・エバート Chris Evert (USA) – グランドスラムタイトル18。1973年から1979年までほとんど丸6年間、クレーで無敗の125連勝を記録しました。ナダルよりすごい記録なのか・・・。1989年引退。

ジュスティーヌ・エナン Justine Henin (BEL) – 全仏オープン4回優勝。若くしての引退が惜しまれる。片手バックハンドは芸術品と呼ばれた。

マルチナ・ナブラチロワ Martina Navratilova (USA) – グランドスラム18回優勝、含むウィンブルドン9回。伝説中の伝説の選手。50代になってもダブルスでグランドスラムでプレーした鉄人。エバートのライバル関係は有名で、77回も対戦した。

アンディ・マレー Andy Murray (GBR) – 今やナダル、フェデラー、ジョコビッチと4強を形成するイギリス期待の星。イギリス国内のマレーのウィンブルドン優勝に対する期待は凄まじい。ヘンマン・ヒルもマレー・ヒルと名前を変えるかも?

ミヒャエル・シュティッヒ Michael Stich (GER) – 80年代後半~90年代前半のドイツ黄金期を支えた一人で、1991年のウィンブルドンチャンピオン。またマッケンローと組んだダブルスでの1992年のウィンブルドン決勝、5時間のロングマッチが有名。

リンゼイ・ダベンポート Lindsay Davenport (USA) – 3つ「しか」グランドスラムを取っていないのは意外な感じがする元No.1プレイヤー。ボールをクリーンにヒットする技術は史上でも最高クラス。パワフルなプレーで4度、年間No.1に輝く。

パット・キャッシュPat Cash (AUS) – チェック柄のバンダナがトレードマークのサーブアンドボレーやー。1987年、レンドルの悲願のウィンブルドン優勝を阻みチャンピオンに。ゲーム中では選手としてだけでなく、コメンテーターとしても登場するそうです。

錦織圭 Kei Nishikori (JPN) – ご存じ我らが錦織圭。リンク先の文章を完全翻訳します。「まだ10代の錦織圭は日本ではセレブ的扱いを受けており、すでにラファエル・ナダルより将来のトップ5プレイヤーとのお墨付きをもらっている。昨年、彼はATPツアーの選手による投票で選ばれる『新人賞』を受賞した。」  

レイトン・ヒューイット Lleyton Hewitt (AUS) – 2001年USオープン、2002年ウィンブルドンチャンピオン。全盛期のフットワークは並はずれて凄く、相手の強打を全部吸収しまくっていた。その鬼フットワークはナダルがしっかり受け継いだ。

ヴィーナス・ウィリアムス Venus Williams (USA) – 2000、2001年はともにウィンブルドン、USオープンを制し一時代を築く。その後弱点のフォアを攻められるなどやや低迷するが、芝には滅法強く、計5回ウィンブルドンを制している。フォアハンドも改良され、再びトップフォームに戻ってきた。身体能力は歴代女子No.1だと思う。

ジョン・マッケンロー John McEnroe (USA) – テニスのことを知らない人でもマッケンローのことを知っている人は多い。グランドスラムタイトル7つ保有。1980年のウィンブルドン決勝、ボルグ戦の第4セットタイブレーク(18-16)はもはや伝説。テニスをワールドスポーツに押し上げた功労者の一人。極端なクローズドスタンスからのサーブと、天才的なタッチのボレーはアマチュアプレーヤーがこぞって真似をした。

ビヨン・ボルグ Bjorn Borg (SWE) – ウィンブルドン5連覇。全仏6連覇。そして26歳での早すぎる引退。短期間に驚くべき成績を残す。ボルグのトップスピンはテニスに革命を起こした。圧倒的な強さを誇りながら、なぜかUSオープンには縁がなかった。
 
ピート・サンプラス Pete Sampras (USA) – 「ピストル」「レジェンド」「最強のオールラウンダー」など多くの異名を持つ。ウィンブルドン7つを含むグランドスラム14のタイトルは男子最多。1993年から1998年まで6年連続年間No.1。プレースタイル、芝での強さ、クールな雰囲気など何かとフェデラーと比較され、どちらが史上最強プレイヤーかよく議論の的になる。現役最後の試合でグランドスラムを優勝(2002年US)した。

ステファン・エドバーグ Stefan Edberg (SWE) – 1996年に引退し、計42のタイトルを獲得した。グランドスラムは全豪2、ウィンブルドン2、全米2の計6タイトル所持。1988年から3年連続のベッカーとのウィンブルドン決勝はテニス史に残る。マッケンローがタッチのボレーなら、エドバーグは型に嵌めた理詰めのボレー。世界で最も美しいサーブ&ボレーと言われた。

ボリス・ベッカー Boris Becker (GER) – 「ブンブン」ベッカーが1985年、17歳の若さでウィンブルドンを制した時テニス界は騒然となった。芝に滅法強かったが、ウィンブルドン7回決勝進出しておきながら3回しか優勝していないというのは本人は不満らしい。爆発力があり、調子に乗ると手がつけられなかった。1989年、ウィンブルドンとUSオープンを制してNo.1となる。

ロジャー・フェデラー Roger Federer (SUI) – ご存じロジャー・フェデラー。持っている記録は数知れず。ウィンブルドン5連覇、USオープン5連覇(継続中)、237週連続No.1在位。あらゆるショットを完璧にこなす「Mr.パーフェクト」。長年連れ添ったミルカ・バブリネックと結婚して復活なるか。

ラファエル・ナダル Rafael Nadal (ESP) – 土の鬼からテニスの鬼へ。

アンディ・ロディック Andy Roddick (USA) – 

ノバク・ジョコビッチ Novak Djokovic (SRB) – 

ジョー・ウィルフリード・ツォンガ Jo-Wilfried Tsonga (FRA) – 

セリーナ・ウィリアムス Serena Williams (USA) – 

マリア・シャラポワ Maria Sharapova (RUS) –

アナ・イワノビッチ Ana Ivanovic (SRB) – 

9 件のコメント

  • 入れてほしかった選手

    ラフター
    レンドル
    コナーズ
    ヒンギス
    グラフ
    アガシ
    イワニセビッチ

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  •  ”入れてほしかった選手” 同感!!で~す≧▽≦あと、ダテック(伊達君子)とセレス

     ”サンプラス” VS “アガシ” は必須ですものね!

    アチキも中古のWillが欲しいなあ><

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  • 確かにアガシは入れてほしかったなぁ^^ 

    僕は中古のwii1万5000円で買いましたよ!
    もし興味があればサイト教えますが・・・?

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  • 15000円は安いですね。
    近所のブックオフで18500円で売ってました。

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  • すごいメンバーの中に圭くんも入っちゃったのですね。

    涙が出るくらい懐かしいメンバーとゲームで対戦できるなんて
    今でもたまにナブラチロワモデルのラケット使ってみる私と
    しては、絶対外せないゲームとなりそう。
    でも、入れてほしい選手同感~!
    グラフとアガシ入れてほしかった・・・

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  • 若かりし頃、当時通っていたスクールのコーチに勧められて
    何も分からず買ったんですけどね。
    私としては、クリスエバートの方が好きだったものの、ラケットは
    結構お気に入りでした。
    って、古すぎですよね(笑)

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  • 最近、ゲーム売り場がすご~く気になります。
    wii関連、拡大してますね!
    入れて欲しかった選手については、アメリカ人選手が多いのでアガシは百歩譲るとしても、グラフはやっぱり入れて欲しかった。
    スペイン、フランス両国の選手が少ない…あんまりゲームをやらないんですかね。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。