錦織圭、2017年の残りの大会を欠場(公式情報)。手首は腱の裂傷。

残念なニュースが入ってきました。
マネージャーのオリバー氏より錦織圭の手首の状態についてメーリングリストに情報がポストされましたので共有します。
以下、内容の箇条書きです。

  • 錦織圭は2日前、シンシナティでの練習中においてサーブを打った際、手首に「はじけるような音(pop)」を聞いた。
  • 我々は病院に直行し、MRIを撮った。
  • 昨日、多くのMLBのピッチャーなどを診ている手首のスペシャリストのところに診察に行った。
  • 本日、他のスペシャリストのところに、セカンドオピニオンをもらいに行った。
  • さらに、MRIの結果を別の3人のスペシャリストに送った。
  • 全てを総合すると、「腱の裂傷(a tear in one of the tendons)」が発生していることが分かった。
  • 手術はしない選択をした。圭は今ギプスをはめている。
  • 数週間の内に腫れが引いた後に次の処置を決める。
  • 圭は2017年の残りのトーナメントを全て欠場し、来年に万全となるように準備を整える。

オリバーさんより、全文や訳も載せてよいと言っていただきましたので原文を載せます。

I have received a lot of questions from you regarding Kei’s condition following his withdrawal from Cincinnati.

Two days ago during practice in Cincinnati, Kei hit a serve and heard a “pop” in his wrist. We went straight to the hospital to take an MRI. Yesterday, we went to see a very renowned wrist specialist who works with many of the MLB baseball pitchers. We saw another specialist today to get a second opinion. On top of that we have sent MRI results to 3 other wrist specialist to ensure we get several independent opinions from specialist.

After consulting with all of them, it has become clear that Kei has a tear in one of the tendons in the right wrist. At this stage we have elected not to do surgery and Kei is in a cast. After the swelling comes down in the next weeks we will evaluate next steps. Kei will withdraw from all the 2017 tournaments and work hard to be ready for next year.

As more information becomes available we will send more updates.

If you have any questions, please don’t hesitate to ask me.
Best,
Olivier

113 件のコメント

  • たとえTOP10に戻れなくても、たとえ今以上の強さを手に入れなくても、見ていて楽しくなる錦織圭のテニスに変わりはないと思ってます。
    テニスがしたい、と心の底から思ってくれたら嬉しいな。テニスが出来るようになってくれたら嬉しいな。全米ジョコ戦のような笑顔のガッツポーズが見られたら、きっと泣いちゃうな。

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  • 楽天ついに初観戦だったので残念です。
    ここはヤフコメみたいな無法地帯になってなくてホッとしますね。
    正直順位とか優勝とかどうでもいいと言ったら怒られそうですが元気にプレイする錦織選手をまたみれる日を首を長くして待ってます。

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  • 団長さん

    記事・コメ欄右の「次の大会」のカッコ書き、”2018年大復活予定”、「いいね!」たくさん押したい!!!

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  • 全米オープン観戦予定のカルバンです。怖いから考えないようにしてきたニュースを聞いてショックでしたが、今日仕事から帰ったら、相方が全米観戦用に手作りした圭くん応援旗が私の部屋に飾ってありました。サプライズの応援旗でした。いつまでも待ってるから!ずっと応援するから!ケガに負けないよ圭くん!

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  • カルバンさん、残念な気持ち痛いほどわかりますT_T
    がっ!相方様のなんという心遣い(((o(*゚▽゚*)o)))
    鼻がツンとなりました…。
    錦織選手復活の試合をその応援旗を振って応援したいね。
    その日を思い描いて 、今回の全米オープンも楽しんできてください(⌒▽⌒)
    錦織選手じゃない試合は落ち着いて観戦できるから(笑)

    団長さん、「腱が出やがって」(笑)そのお気持ち、わかるぅ( ̄▽ ̄)
    さすが、長いこと応援してきた団長さんの肝の座った応援姿勢に頭が下がります。
    「復活したら、ランキングを駆け上がる姿を一緒にイチから応援し直す」
    いやあ〜、いい言葉だなあ( ̄▽ ̄) 駆け上がる…………イメージ湧くなあ。
    錦織選手、守るより生き生きテニスできそうだ。もちろんそう簡単なことではない
    だろうけど、応援しがいがあるぞ!
    復活の日、こちらのブログでみんなで大いに盛り上がりましょうね!

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  • あけびさん、やさしいコメントありがとうございます。
    2009年の右ひじ手術の時も絶望したけど辛抱強く待つことができました。今度だって待てますとも!復活の日、いい言葉ですね。本当にこちらのブログで盛り上がるその日が楽しみです!!

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  • カルバンさんは2009年のあの肘手術の苦難の頃からすでにファンだったのですか⁉︎
    団長さん同様肝いりのファンですね(⌒▽⌒)
    こちらのブログでその当時の雰囲気が伝わります。
    徐々に改善していく錦織選手の姿を少ない情報から見つけ、一喜一憂する団長さん
    や読者の方のコメント………。胸に迫ります。
    あの時とは、立ち位置も大きく変わり、周りの期待値も半端なく高くなっている現
    在の状況は、むしろ厳しいものになっているかもしれませんが、周りの雑音を気に
    することなく、そして焦ることなく、回復とさらなる進化を手に入れてもらいたい
    と切に願っています。
    辛抱強く錦織選手を信じて待ったあの頃の皆さんを見習って、私も待ちます。

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  • 今回の怪我による今季休場、とてもショックでした。
    私にとって錦織圭選手のテニスを1試合でも多く観て居たいからです。
    でも、本人が1番残念なはず、何時までも待つています!

    ゆっくり、早く…治して又私達に圭くんのテニスみせて下さい。
    何時までも心からの応援しています。

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  • 今晩は。
    ここ3日間ずっと気になっていたのが、ATPトップのマイケル・チャン氏のインタビュー記事です。待っても抄訳記事が出そうにないのでギューッと圧縮した超意訳で。
    <My Masters 1000:Michael Chang>
    http://www.atpworldtour.com/en/news/chang-my-masters-1000-indian-wells

    彼は北米4MS、IW&マイアミ&カナダ&シンシ全てを制したたった3選手!のうちの1人。しかも21歳までに。あと2人はA・アガシ氏とP・サンプラス氏。MS初優勝は1990カナダMS。18歳の彼はA・アガシ氏とP・サンプラス氏を破り、決勝でJ・バーガー氏を破って優勝。

    北米MSに関する8つの質問に対するお答えを凝縮で。
    ・最低でも56人のトップ・プレイヤーが集まる。全試合が最初から非常に難しい。
    ・カリフォルニア南部育ちのボクは、IWのサーフェイスが非常に快適だった。
    ・初トーナメントで、15歳のボクにWCを出してくれたディレクターに感謝している。
    ・北米サーフェイスに精通しほとんどの大会で巧くいった。唯一の例外がUSOだ。(準優勝あり)
    ・1990カナダMSが思い出深い。勝つ選手、負ける選手、でも負けることも素晴らしい経験だ。
    ・MSで優勝できるのは年々わずか4,5人。過去も現在もみな偉大な選手ばかり。でも自分がその1人とは思わない。
    ・MSはミニGSのようなもの。インドア、クレー等全てのサーフェイスにトップ選手が集結。1勝のために最高のテニスが必要。
    ・現役時と比較して明らかにイベントも多くなり会場も大きく改善。選手、スポンサー、ファンのためにより良くなって(北米MS大会は)テニスに最適だね。

    最後はCA育ちの彼のリップ・サービス?(笑) 最初にWC貰った時のことは、どの選手も記憶に残り大会に感謝しますね、錦織選手も然り。
    ただこの記事を読んで私は、チャン・コーチに引き続きご指導を賜り、ぜひ錦織選手に北米ハードでビッグ・タイトルを、と。しっかり休養&ゆっくりリハビリ、そして2018は弾けてください。

    長文失礼致しました。やっぱりボリューミーに…(苦笑)

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  • 以前の肘の故障の際の顛末をこちらのブログで読ませていただいたんですが、その当時も随分見切り発車的なことがあって結局復帰に時間がかかったような印象を受けたのでちょっと心配してます。今回の怪我も検査で異常ないんだからメンタルの問題だみたいな感じで身体の不調を周囲や御本人も深刻に捉えてなかったんじゃないかと。 結果選手を追い込んでる感がして。 巷では選手の私生活のせいってことで騒がれてますが、ツアー離脱するほどの大怪我になるまで陣営何してたんだ?という疑問が。

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  • 錦織選手アプリの映像見ました。さすがに疲れているようでしたが、前向きなコメントで少し安心しました。ケガや病気をしたりするとガックリきますが、こういう時こそ頭を上げよ、です。いつか団長さんもコメントされていましたが、笑いは免疫力を上げてくれるという研究もあるようです。深刻ですが、こういう時こそ明るくいきましょう。

    オリバーさんの情報では、”a tear in one of the tendons in the right wrist”(右手首の腱の裂傷)とだけしか書かれていませんが、その後の新聞報道により、「部位は尺側手根伸筋腱とみられる」ということになっています。extensor carpi ulnaris tendonのことだと思うのですが(伸筋extensor、手根carpus、尺骨ulna、腱tendonから)、腱とは筋肉と骨をつなぐもので、手首から肘まで伸びる尺側手根伸筋(extensor carpi ulnaris muscle)などすべて固定するために上腕までギプスなのだと思います。

    こういった故障部位とか、数年前かマイアミから同じ部位なのかとかいった基本的な情報は、あらぬ憶測を避けるためにも本当は錦織陣営が文書で発表すべきだと思うのですが(どこまで詳細に発表すべきなのかは議論があるかもしれませんが)。3ー4週間後に医者に診てもらって今後の治療方針を決めるということなので、その折りに正式発表があるのでしょう。

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  • 錦織選手右腕ギプスでぐるぐる巻映像のアプリ動画コメント、昨夜のニュースで見ました。なかなかショッキングな映像でありましたが、前向きに頑張ると言う彼の言葉を信じて復活を待とうと思います。
    彼の活躍でこれだけ盛り上がった日本におけるテニス熱を冷めさせるわけには参りません。彼がお休みしている間にどんな選手が力をつけてくるか、ライバルの動向にも注目しながら楽しみたいと思います。錦織選手のテニスでたくさんの感動をもらった1ファンとして、お返しできることは「テニスが好きだ!大好きだ!」と言う気持ちを絶やさないことくらいしかありませんから。

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  • 錦織選手、手首の怪我で今季全休というニュースを聞いてから心が落ち着かず、「残念」という思いと「休養できて良かった」という思いが交錯して少々複雑でした。ようやく皆さんのコメントも読めて、気持ちも落ち着いてきました。
    圭くんには、しっかりと治療に専念してもらって、また来年躍動感に溢れるプレーを見せてもらいたいと思います。絶対できる、そう信じてじっと待ちます!

    全米オープン観戦予定の皆様、残念ですが是非色々な試合を、そして四大大会の雰囲気を楽しんで来てください。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。