錦織圭、予想通りデ杯オーストラリア戦は回避

すでにずいぶん前に発表になっていますが、デ杯オーストラリア戦(5月7日~9日)のメンバーが発表されています

監督

竹内映二

選手

杉田祐一(三菱電機)(シングルス:187位、ダブルス:658位)
添田 豪(空旅ドットコム)(シングルス:189位、ダブルス:338位)
伊藤竜馬(フリー)(シングルス:272位、ダブルス:605位)
鈴木貴男(フリー)(シングルス:314位、ダブルス:231位)

錦織圭は5月10日からのサラソタCHにエントリーしていますので、このデ杯オーストラリア戦は出場しないだろうと予想されていましたが、その通りになりました。

オーストラリアに勝つためには錦織圭の力が欲しいところですが、今は少しでもランキングを戻したい時期であり、この不出場の決断に異論を唱える人はいないでしょう。

対するオーストラリアは昔より弱くなったとは言え、元No.1のヒューイットを筆頭に強敵が揃っています。ツアーに復帰したばかりのGuccioneの名前がなく、Ballが入っています。

監督

ジョン・フィッツジェラルド John Fitzgerald

選手

レイトン・ヒューイット Lleyon Hewitt(シングルス:32位、ダブルス:145位)
ピーター・ルーチャック Peter Luczak(シングルス:72位、ダブルス:109位)
カーステン・ボール Carsten Ball(シングルス:115位、ダブルス:71位)
ポール・ハンリー Paul Hanley(シングルス:なし、ダブルス:15位)

日本チームの実力もワールドグループ入りするにはまだレベルアップが必要ではありますが、杉田、伊藤が着実に成長してきており楽しみです。添田はもうデ杯では「勝ってもらわないと困る」選手になったので、頑張って少なくとも1勝を上げてほしいと期待しています。

ダブルスには確実に鈴木貴男が出てくると思いますが、このメンバーの中ではパートナーは誰になるでしょうか?添田と伊藤をシングルスに専念させて、杉田になるのかな?近藤大生が入ってくるかと思っていましたが。

添田は確実に起用されると思いますが、他のメンバーに関しては様々なオプションがありそうです。勝負が最終日にもつれこみそうなとき、鈴木をシングルス2に起用するとか。先週の調子やサーフェス適性も重要ですね。竹内マジックに期待。

6 件のコメント

  • 伊藤竜馬で思い出すのは昨年の楽天オープンの練習コート。
    加藤純コーチと2ndサーブのスピンサーブの練習をしていました。
    「意外とスピード大したことないな」(スピンなので当たり前なのだが)と思っていたら、よく見たら反対側のベースライン付近でボールを受け止めてる加藤コーチの頭くらいまで跳ねてました・・・プロはやっぱりすげえや。

      引用  返信

  • 私は逆に杉田くんをシングルスに出して竜馬くんか添田くん(単と兼任)が出るのかな、と読んでます。

    オーストラリアがアジアオセアニアゾーンにいること自体疑問な訳で、なかなか実現しない貴重な対戦だし、GAORA生中継じゃなくてもいいから放送してくれないかなー。

      引用  返信

  • GAORAどうですかねえ・・・。放送してくれればここでも宣伝するのですが。

    起用はどうなるか興味深いです。

      引用  返信

  • オーストラリアは若手のホープtomicが見たかったですね。
    ヒューイットと上手くいってないという噂は本当でしょうか

      引用  返信

  • やっぱり圭君来れないんですね。 オーストラリアはここんところ急に涼しくなってきたので、プレイしやすいんじゃないかなー?と思い、残念です。 少なくとも、オーストラリアオープンより数倍ラクじゃないか…と、勝手に思ってるんですけど。

    ほかの方には頑張ってほしいですね。

      引用  返信

  •  来週のサバンナCHが目前となってきましたが、その先の
    エントリー情報を2つほど。

    1.英Queen’s本戦(6/7~,ATP250,Grass)
    http://www.menstennisforums.com/showthread.php?t=161047

     PRを使用して本戦Alternatesの6番手にエントリー。
     去年の傾向より、WCをもらえる可能性あり。楽しみです。

    2.全仏予選(5/17週,GS2000,Clay)
    http://www.menstennisforums.com/showthread.php?t=161055

     本戦のエントリーではAlternatesの9番手であったのにも
    拘わらず、なぜか予選のエントリーリストには錦織の名前が
    ありません。
     ちなみに、本戦Alternatesで錦織よりも上位で予選にエン
    トリーしていないのは、以下の2人しかいません。

    ・104 Brown, Dustin (JAM)
    ・105 Dent, Taylor (USA)

     この内、Brown選手については5/17の週のCremonaCHに
    鞍替えしたことが分かっていますが、Dent選手は錦織と同様、
    その動向は不明です。

     錦織チームの意図としては、現段階では以下の3つが考え
    られます。
    ①PRを使ってまで、予選に出場するつもりはない。(予選WC狙い)
    ②予選からであれば、全仏そのものに出場するつもりはない。
    ③本戦WC獲得の感触を得ている。

     可能性が高いと思われる順番に列記したつもりですが、個
    人的には、予選からでも良いから全仏には出場してもらいたい
    ものです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。