【翻訳】The Daily Forehandによるワシントン予選1回戦後のインタビュー(3)【完結】

引っ張ってすいません。今回で完結です。

その1、その2は以下のリンクよりどうぞ。
【翻訳】The Daily Forehandによるワシントン予選1回戦後のインタビュー(1) | 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ
【翻訳】The Daily Forehandによるワシントン予選1回戦後のインタビュー(2) | 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ

元記事
The Daily Forehand Talks to Kei Nishikori, The Future Of Asian Tennis – The Daily Forehand


TDF: でも、日本ではたくさんの取材や報道があると?

錦織圭: ええ、そうです(笑)。

TDF: 日本に帰ると気が散って集中できないということはありますか?しばらく日本でプレーしていませんが、いつもマスコミ対応で大変なのではありませんか?

錦織圭:ええ、もちろん大変です。毎年プレッシャーを感じています。しかし同時に、ファンや家族の前でプレーすることは楽しみでもあります。

TDF: ツイッターでは3000人以上のフォロワーが付いていますね。主にどんなことにツイッターを使っていますか?

錦織圭:単純に楽しむために使っています。ファンの声が聞けるのはいいですね。エネルギーをもらっています。

TDF: アジアのテニスについて考えてみると、今までのところ男子よりも女子、特に中国の女子選手が2人も全豪の準決勝に進出したりして成功を収めています。アジアの女子選手が男子選手より早くトップに到達したのはなぜだと思いますか?

錦織圭:アジア人にとって、ヨーロッパやアメリカに遠征することは大変です。男子選手はトップの選手とプレーしなければ(上手く)なりません。でも女子ならば男子と、プレーできます。 高校生でも。今のところ男子の方が(その点で)難しいです。

TDF: ということは、アジアでは十分なレベルの練習相手を見つけることが難しいということでしょうか?

錦織圭:ええ、そう思います。

TDF: 次のラウンドでケビン・アンダーソンと対戦しますが、予選としては本当に厳しい対戦ですね。チャレンジできることはいいことだと思いますか、それとも聞いたこともないような他の誰かと当たりたかったと思いますか。

錦織圭:(笑いながら)私にはどうすることもできません。楽なドローだったらよかったですけど、どうしようもありませんから。彼がここ2,3カ月良いプレーをしていることは知っていますし、いいサーブを持っています。厳しい戦いになるでしょう。しかし私は自分のできることをやります。

TDF:最後に今年中に達成したい目標はなんでしょうか?

錦織圭:できる限り早くトップ100に入ることです。今は200位前後ですので、今年の残りで何とかトップ100に上がりたいです。

* * *

圭、インタビューに答えてくれてありがとう。この大会、そして今後の幸運を祈ります。彼のカムバックは今年の残り期間、注目に値する面白い展開をきっと見せることでしょう。彼が自分の期待通り、そして期待以上の活躍をすることを祈ります。

(終わり)

1 個のコメント

  • 団長、翻訳お疲れ様でしたm(__)m
    超大作になってしまいましたね〜!ありがとうございました(^o^)/

    ところで、今夜のオーダーには Japan の文字はないようです。
    シングルもダブルスも、二人まとめて全部明日かなあ?(・o・)
    忙しくなりそうですね!(^-^)b

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。