ランキング試算（10月22日付）　　　ケイメヒコ

錦織選手のランキング関連データ　10月15日現在

現在ポイント　2000 　本年の対戦成績　36勝18敗

現在ランキング　16位（-1）　本年年初　25　　本年最高位　15位

現在12位の選手とそのポイント　Almagro, Nicolas (ESP) 　2435点

現在レースランキング　　19位　レースポイント　1740点

今週は250大会が3カ所で行われます。
錦織選手は参戦しません。

現ポイント2000-失効0=基礎点2000

錦織選手以下の次の参戦者

Haasが優勝しても1957点です。
Dolgopolovが優勝しても1885点です。

つまり、今週はこのまま順位キープです。

レースポイント　現在　1740　19位です。

Haas　準決勝で1746になり越されます。
Dolgopolov　優勝で1795になり越されます。

今年の場合、エントリーランキングの失効が１週間遅くなりますので、ちょっと複雑になります。去年のBaselの300点が失効するのはパリの時です。

失効点があるあると気になるエントリーランキングよりも最終的に同じことになるレースランキングの動きの方が分かりやすいです。

錦織選手はすでに昨年の年末ポイントを超えています。このままでも20位前後と去年よりも上に行けるでしょう。つまり今年は色々あったけれども、大きく見てよく頑張った年であるといえます。

しかし。錦織選手はさらに16位を維持したいとの意向ですが、レースポイント1900点代が必要になります。確かに200点ほどの追加で可能です。（Baselで加点無しでもパリで準々決勝進出）MRIの診断結果次第でしょうが、無理をしないで欲しいものです。もし、参戦するなら２大会とも対抗シードと当たるところまでで目標を達成します。

先週の結果、Federerの年末１位はなくなりました。

現在のレースポイントは9255、彼が今後追加できる最大ポイントは1410です。
つまり、10665止まりです。Djokovicはすでに現在11410ありますので、残り２大会欠場でも越されることはありません。ここまでで年末順位が決まるわけです。

その後、ファイナルやDavis Cupが加算され変化していくのがエントリーランキングです。そしてファイナル分はレースポイントになりませんが、Davis Cupの決勝分は新年度のレースポイントになります。以上がわたしの理解しているところですが、間違いをご指摘いただければ嬉しいです。

錦織選手の参戦予定（の想像）

※大会開始日、開催地、カテゴリー、ドロー数、エントリー状況の順です。
（GS：グランドスラム、MS：マスターズシリーズ、500：ATP500、250：ATP250、DA：ダイレクトアクセプタンス）

期末ヨーロッパ（インドア）

10.22　Basel　500　32Draw　DA
・　　添田選手もストレートDAしてます。
10.29　Paris　MS　48Draw　DA
11.05　Tour Finals 　London
11.16　Davis Cup　Final

上位選手について

今週はBerdych、Tsonga、Del Potro、Tipsarevicが参戦です。
250大会は加点を得られるために必要な成績が高いのですが、順位変動が起こりうるのはTsongaとBerdychだけでしょう。

• TsongaとBerdychは30点差ですが、Tsongaが優勝したときのみ6位になれます。
• Tipsarevicは優勝してもDel Potroに届きません。

参考

　添田選手の順位はCHでポイント獲得したLackoに越されていました。
伊藤選手の予選のポイントを間違えていました。このミス何人か入るなぁ。

22日付け現在　添田　760　56位、伊藤　690　61位