錦織vsチリッチ戦、全般的な感想

いやー、すごい試合でした。

チリッチに勝ったということも4時間59分という試合時間もすごいですが、ちょっと勝ち方が想像を超えています。

4セット目まで、内容的には決して良くはありませんでした。

硬くなったチリッチを突き放せず逆襲を食らった第1セット、跳ねて打ちにくいとは言え、チリッチの2ndサーブを叩きに行き、ことごとくミスした第3セット。

ドロップショットが長くなったり、フレームショットでボールが画面から消えていったり・・・。

いいサーブ(特にデュースサイドのワイド)、いいフォアハンドもたくさんありましたが、全般的にはエラーが多かったです。

チリッチも10本以上のダブルフォルトを交え、サーブが不調。それでもピンチに3本連続サービスウィナーを取るなど、トッププレイヤーの地力を見せつけました。

確かに調子は良くなかったのでしょうが、要所要所でのプレーはさすがだと思いました。特にバックハンドは非常に安定しており、速くて深い。守備力もあり、錦織の深い豪打をカウンターでオープンスペースに運ぶ技術は特筆ものでした。

そんなチリッチに、勝ったのです。しかも最後は気力・体力ともに上回って・・・。コートサイドは40度(by WOWOW)という酷暑の中、ファイナルセットの錦織は逆に振り抜きが良くなり、ボレーに追いつきパッシングを打ち、最後まで攻撃的プレーを貫きました。

これはもう「体力が・・・」なんて評価はしてはいけないでしょう。トッププレイヤーに走り勝ったのですから。鍛えているだけあって体力も一流です。

ところどころでチャンスを逃すプレーをしながら、切れずに我慢強くプレーを続けたところも良かったですし、失敗を繰り返しながらも2ndサーブに対してアタックを続けたことも良かった。

(私は「確実に返すべきだ」と実況掲示板で繰り返しましたが、最終的には錦織は打ち切ってしまった・・・。チリッチの2ndサーブのレベルが落ちたというのもあったと思いますが、継続したからこそ合ってきたのでしょう。)

それになにより、これで11連勝となったタイブレークでの勝負強さ。

もともと勝負強さはありましたが、ここのところタイブレークで負けていないという自信がさらに積極性を後押ししているのでしょう。タイブレークでの錦織はそれまでと1ランクプレーのレベルが違いました。

一番私が嬉しかったのは、4セット目のタイブレークで「勝ちに徹した」プレーをしたところ。

4−3アップからの3ポイントは、

・ムーンボールでのチェンジオブペース

・ドロップショット

・バックハンドのスライスリターン、クロスに深く鋭く

でポイントですよwww どこのおっさんですかwww

私はこれを、「積極的つなぎ」と読んでいます。この概念は私の中で決して新しくなく、大学時代この戦術を得意としている後輩がいました。当時は「ファイターしこり」と呼んでいました。F田くん、元気かなあ・・・。決して弱気になってこういったゆるいショットを使っているわけではなく、確実性がありかつ攻撃をされないショットを選択し、「甘く返ってきたら次は自分が攻撃してやろう」という意思が溢れ出た組立てだったのです。

また、こういった選択はこのタイブレークのような緊迫した場面に出すからこそ意味があります。プレッシャーがかかってない場面で出して打ち抜かれてしまうと流れを一気に持って行かれる危険性があります。タイブレークで出すからこそ、相手にいやらしさを感じさせることができるのです。

それまで出していないショットなので相手は一瞬戸惑います。さらに相手に考える時間を与えます。ドロップショットは、落ち着いてラリーがしたい相手を強制的に勝負の場に引きずりだすことができます。いずれも「勝負師・錦織圭」がチリッチに仕掛けた高度な戦術でした。

同様な戦術は、2008デルレイビーチ準決勝 クエリー戦 ファイナルセットタイブレーク、あるいは2008USオープン3回戦 フェレール戦 ファイナルセット第12ゲーム、等で見ることができます。錦織が「本当に勝ちたいと思い、勝ちに行ったとき」出る戦術だと思います。この「積極的つなぎ」が出ましたので、「錦織の気力は充実している!これは行けるかも!」と思うことができました。けどそれを試合中に書いてしまうと皆さんに袋叩きにあってしまいますので、試合中は封印していました・・・。

皆さんも是非、錦織が勝負どころで出す「積極的つなぎ」(別名「ファイターしこり」)に注目してみてください。

38 件のコメント

  • いやー、大変な試合でしたね。2セット目から痙攣がきてて、それをだましだまし色んなことを仕掛け、終盤でも確か190km/hくらいのサーブを打ったりしていたり、なんだかさらに強くなっているのを感じました。
    少し右腕を振ったり気にするのがカメラに映った時は心配もしましたが。

    タイブレの積極的しこり、そうですよね。やはりただしこるのではなく、相手の嫌なタイミングに嫌がるボールを持ってくるその一瞬の判断が素晴らしかったと思いました。

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  • チリッチが体力的に根負けしたようでしたね。
    体力がなくて、すぐ疲れてしまうように見えたあの錦織が・・・
    試合に出られず、ラケットも握れなかった一年間、体力面強化の猛烈なトレーニングをしていたに違いありません。
    耐えて耐え抜くつらい日々だったと思いますが、逆境が糧となるというのはこういうことなのでしょうね。
    弱点だった体力とサーブがこれだけ向上したとなると!
    いまはまだ、もろさや、波の上下など不安定な面が、試合中にしばしばでているように思いますが、これからトーナメントでトップ選手と戦ううちに、経験を積んで、安定感がついてくるでしょうし。
    勝負強さは、もともと人並みはずれているわけだし。
    多彩な発想力は天性のものだし。
    なんだか、もうすこしで、全部がそろって、錦織は爆発しそうな予感がします!!
    そのときは手の届くところまできてる!!
    ような気がします!!

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  • コメント書き込み初めてですが、団長には2年間お世話になっております。

    壮絶と言っていい試合でした。
    この試合を乗り越えたことで、いろんな意味でステップアップ出来たのではないでしょうか。
    言われておられるように、いつもハラハラ心配する体力ももはや一流です。
    あとで振り返って「圭・試練の何番勝負」の一試合になったように思います。
    一滴の気力、体力も無い筈のなかでのTVのインタビューにはハキハキと答え、イイ目線、笑顔を作っていることにプロ意識を感じました。

    感動しました!有難う!圭

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  • ブログ上で錦織を持ちあげすぎみたいな事言う人ちらほらいますが、明らかに今までの日本人とは違いますよね。
    善戦ではなく勝ちきる所が凄いです。

    何とかこの大舞台でフェデラーと初対戦実現して欲しいですが厳しいですかね?
    モンタネス→ソダーリング→フェデラー。
    何か今からわくわくします

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  • お久しぶりです。netdashさんの記事を読み、またみったまんさんのコメントを読んでいたら、なんだか、久しぶりにウルウルきてしまいました。。
    あの暑さに負けて、また痙攣で動けなくなったりしちゃうんじゃないかと心配してましたが、よく頑張りましたね〜。すごいです!めちゃくちゃ嬉しい!!!
    その後の体調が心配ですが、ぜひソダーリングと再戦して欲しいと思います!\(^o^)/
    あ、USOPEN公式サイトのプレイヤーオブザデイの4日めに、圭くんが載ってました!また嬉し♪

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  • 僕も大学の団体戦ではファイターしこりよくやってました。
    相手のバックサイドにムーンボールをひたすら打ち、相手の球が浅くなるのを待って、そこからネットプレイです。

    団体戦のような勝ちにこだわらなければならない状況では、大変お世話になった戦術でした。

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  • 壮絶な死闘で、久々に感動しました。最後に勝利するのと、善戦では全く次元が異なりますが、それができる本物のテニスプレーヤーだと感じました。きわどいところが多々ありましたが、本当に良かったです。今回の試合はたとえファイナルセットで負けてもお腹いっぱいの満足感と錦織圭の実力の高さは実感できたと思いますが、最後も勝てて最高です! 圭くんも最高の満足を味わっていると思います。このnetdashさんのサイトはいつも拝見して、感情と言いますか気持ちをシンクロさせて頂いております。今後も頑張ってください。ありがとうございます。

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  • 昨日は本当にすごい試合でしたね! 接戦になるとは思いましたがまさかこんなに長くなるとは。笑 睡眠不足もぶっ飛びました。チリッチはサーブ入らなさすぎでしたがその中で勝ちきった事は立派な勝利!絶対に諦めない錦織の姿に感動しっぱなしでした。。チリッチのインタビューで錦織の球が少し重くなったと言っていますね〜 後は体の回復を祈るのみ!次の試合が楽しみすぎるー!笑

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  • 凄かったですね。
    5セット目は、2ゲームアップしても気が抜けませんでした。
    最近の得意技は「タイブレ突入」なので。。まあ、タイブレ突入して、取るから良いのですが。
    勝負に徹しているな、ということは、全体を通じてよく分かりました。疲れていても、戦意喪失モードに入ることが決してなかった。
    以前なら、傍目にもあきらかな時間帯がありました。
    「チリッチに勝てると思っていなかった」と言っていましたが、錦織は次も絶対に勝つ気だと思います。
    ファイターしこり(!)注目します。

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  • 「ファイターしこり」。

    ひとつ学びました^^

    私が以前表現していた、攻めのドロップショットは
    これだったんですね!

    終盤で見せたパッシングも、あざやかでした。

    意識朦朧の中で絶妙なショットを選択できるその非凡さ。

    テニスの試合を見てこうまで幸せ充実感満足感を味わえるのは
    やっぱりにしこりかな!

    テニスの無限の可能性ってやつをいつも見せてくれます。

    TB的な単発集中力の方が錦織に合ってるのかな。

    これからの対戦相手でもどんなプレーを見せてくれるか、
    期待しないほうがおかしいです。

    鼻血ぐらい、どんどん出しちゃいましょーっ!!!

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  • 僕は錦織がこれから彼自らの持つあらゆる技を繰り出して
    相手を術中にはめ始めたら、その一連のファイターしこりの事を
    敬意を込めて「K2(けーに)しこり」と呼ぶことに心の中で決めました。
    以上、ご報告まで。

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  • 3回戦進出うれしいですね。

    みなさんもそうと思いますが
    最近は寝不足ぎみなうえ
    今日は2時間ほどしか寝てないので、
    体がフラフラです。

    チリッチのサーブは少し不調な場面もありましたが
    タイブレークをちゃんと取ったりしてましたしね。

    3回戦も楽しみにしてます!!

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  • よ〜し、俺も今年の秋のシングルスシーズンでは思いっきりけーにっちゃうぞ♪
    そのためにも試合で使える技のレパートリーを増やすべく明日から練習、練習!

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  • タイブレークもすごいですが、
    そういえば5セットマッチのフルセットでは3勝1敗で、こちらもすごいですよね。ツアーに限れば3戦全勝ですし。

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  • いや、いや、本当に凄い試合でした。あの試合を勝ち切ったのは本当に凄いと思いました(勝利の瞬間は拍手せずにはいられませんでした)。フォアーハンドの威力は凄い!更に上に勝ち進んで行くには、バックハンドストロークの出来がキーになるのでは?2回戦でもバックハンドストロークでノータッチのポイントが取れたのは多分1回か2回?逆にバックハンドで返球したボールを相手に決められた場面が数回あった印象が残っています。次の試合が本当に重要になると思います。11シードの選手に勝った後の試合で、それより下位のシードの選手に勝つのは大変だと思います(いろんな条件面で)。しかしここを乗り切らないと、11シード選手に勝った意味が薄れると思います(色んな意味で)。錦織選手の次の試合の後の笑顔が見れるように!!! 応援しています。

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  • 次のMontanesって、今年3月のマイアミMastersより後は
    ウィンブルドンを除いて全てクレーコートでしか戦ってないんですね。
    (ウィンブルドンの直前ですらクレーのCHに出てるw)
    それでいてランキングは現在23位。
    土魔人だ〜〜。
    ハードコートなら錦織にも勝機はある!!

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  • ミスしてもミスしても攻める姿勢を変えず
    腐ることなく向かっていく姿に心打たれました。
    今回は勝つテニスの比重が大きかったのだとしたら、
    次はKeiのやりたいテニスがたくさんできるといいな。

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  • 今日の試合は、自分の意思で
    選んだテニスをし続けた!
    という感じを受けました。

    メンタルもフィジカルも
    たくましくなって。。。
    面構えも、少年から青年へと
    変わりつつあるあたりにも、
    うるうるきてしまいました。

    2時間睡眠で、遠出からやっと帰宅。
    凄く疲れてるはずなのに、
    まだテンションあがりっぱなしです。

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  • こんばんは。記事の中でしこりのこと書いてましたが…大学テニス界などではドロップだったり、スライスだったりをそのようなシコリとは言いません。昨日の試合でのムーンボールも使い方が特殊でした。しかもわずか数回です。あのような猛暑で、ニメートル近くある相手だったので、横はリーチがありとどきますし、たいした攻撃になりません。縦にゆさぶり、しかも高さを上下させることで大きな外国人相手を疲れさせる手段でいわゆるシコリではありませんね。コートで実際に見るとこのクラスのラリーは隙というかスペースが全くなく、所謂一般レベルのつなぎやシコリのようなボールは通用しません。ちょっと、厳しく書いてしまってすみません。

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  • もう一つ嬉しいこと発見しました。

    それは去年から開催され、去年も手術前に早々WCを発行されていた、クアラルンプールにことしもWCが発行されました。

    ここ数日MTFを見ていなかった。今除いたら、次のURL付きでありました。
    http://www.facebook.com/note.php?note_id=430483827883

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  • さらに、付け加えますと、ムーンボールはチリッチがあわせて直線的にカウンターを打ってるくるので、できるだけ回転量を増やしてしかも、後ろで打たすことでサイドに打てなくする効果を狙ってですね。さらにスライスを入れることで、余計効果が増します、よりチリッチは上下に動いてうたなければならないのと、このレベルでは、スライスをかえす方がスピンボールを打ち返すよりも難しいんですよね。しかし、錦織くんはあのフォアのグリップで叩けますし、ドロップや器用なショットも打てるという天性のものですね。普通はどっちかですから。

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  • 団長、みなさま、こんにちは。
    ニューヨークに住んでいるとしと申します。
    1回戦に続き、強引に仕事の休みをとり2回戦も会場に応援に行ってきました。
    コートサイドはそれはそれは暑く、見ているだけでも大変でした。
    選手たちは本当につらそうでした。
    僕も白ごはんさんと同じく、ミスしてもミスしても攻める姿勢を変えず
    腐ることなく向かっていく姿に心打たれました。
    家に帰って来てからは、テニスチャンネルでナヴラチロワさんの解説でもう一度観て、ESPNでマッケンローの解説でまた観るという、とてもとても幸せな一日でした。
    ESPNではフェデラーのマッチポイントや試合終了をおしのけ、ずっと13番コートを放送しておりました。
    2008年の1回戦、2回戦、3回戦も会場に観戦にいったので、錦織選手の試合5戦観戦全勝です。

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  •  私がチリッチ戦で勝利の鍵となったショットを1つだけ挙げる
    とすれば、フォアでもサービスでもなく、第4セット中に開発した、バックサイドでの2ndサービスに対するバックハンドスライ
    スリターンだと思います。

     少なくともこのショットを開発するまでは、バックサイドでの
    チリッチの2ndサービスは圧倒的なポイント源になっていました。

     派手なショットではありませんが、相手のテニスや戦況に応じて
    こういうショットを考案・チョイスできることが、錦織テニスの
    真骨頂であり、最大の魅力でもあると思っています。

     続いて、3回戦相手のモンタネスに話題を移します。

     モンタネスは今期あのフェデラーにも勝ち、今なお自己最高ラン
    ク付近を維持している非常に強い選手です。
     ただ、フェデラーに勝ったのはあくまでもクレーコートでの話で
    あり、ハードコートでは全米2回戦までを含めて現在までに13試合
    を行っているものの、70位以上の選手には勝ててはいないので
    す。

     したがって、順調に体力が回復した現在の錦織であれば、問題
    なく勝てる相手だと思います。(サーフェース関係なく60位以下
    の選手には負けていないチリッチよりもはるかに楽なはず)

     要は、モンタネス戦までに、いかに充実した休養とフィジカルの
    ケアができるかにかかっていると思います。

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  • まず第一に、チリッチがエビチリ色のシャッツを着ていたこと、そしてサーブでかなり強くエビ反っていたことにいい予感を感じましたw
    また、どうもリタイヤのイメージが湧いて来てしまう圭君が、こんなにも持久力を要する試合に強くなったのか、と感慨深かったです。
    筋肉のよろいと言いますが、最近、シャッツの中の体がけっこうマッチョになったように感じていました。

    2回戦では、最後まで自力でポイントを取って行こうという姿勢が良かったのでしょうね。
    その端的な例がセカンド・サーブのリターンを強打し続けたことでしょう。
    ミスは多かったのですが、このレベルでブロック・リターンなどで安全に返していても打ち込まれるだけで延命策に過ぎないと思います。(チェンジ・アップ的効果はあると思いますが)
    このリターン・ゲームで返らなくても次のゲームで、このセットで返らなくても次のセットで、という姿勢が良かったと思うし、同時にこの姿勢は他の面でも発揮し続けて欲しいと思います。

    また、BPが取れなかったり逆に与えてしまうのはどうも「緊張」が原因のような気がします。
    決めのストロークをフカしてしまうのが多いことに、それが現れているような気がします。
    SPなどでは相手も緊張するので追いついていますが、大事なポイントでもっと力を抜いて叩ければ、と感じました。
    ただこれは生まれつきの性格なので直すのが難しいと思いますが、是非とも緊張を解く術を身につけて欲しいですね。
    (ちなみに私は「緊張してさらに力を削いでいる余裕なんか、自分にはない!」と思うようにしていますw)

    TBに強いのは、セットが掛かっているので、緊張を突き抜けて集中力の純度が高くなっているからではないでしょうか。
    重要なポイントでは、意識的に今のTBのときのような精神状態に持っていければいいですね。
    それにしても、体の疲れや痛みさえ少なければ、3回戦、4回戦が本当に楽しみです。

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  • チリッチに関しての勝因は、チリッチが武器であるサーブが入ってなかったことだと思います。チリッチはサーブでゲームを組み立てれなければ、錦織くんとのストローク戦では勝てないうことです。昔のロディックと同じですね。ただ、デルポトロ、トロイツキ、チリッチと錦織くんは今後ずっとやっていく最大のライバルですから、この厳しい環境下での熱戦で勝てたことはまた怪我して復活してからの努力の成果ですし、休んだ一年分の遅れをとり戻せたんじゃないでしょうか?世界一位になるために、この年代の一年は非常に大切ですから。何位の順位の人に勝ったから、次の試合はどうかと予想されてる方がいらっしゃいましたが、観戦している人から見たら良い物差しになりますが、男子のテニス界ではトップ5に壁があり、また百位までに壁がありといったようになってると言われてます。ただ、一位から百位までは本当に誰が勝ってもおかしくないレベルにあると思います。錦織くんは錦織くんから±2〜3年の年代では才能も実力も世界の五本に入る逸材です。ただ、世界一位になるには、ナダルやフェデラーの年代までを含んだ形でトップにたたないといけません。ここ2、3年が成長していく過程で本当に大切です。身体もまだまだ成長します。実質大学二年生ですから。長期の怪我だけはしないように頑張ってほしいです。私は今後は目標は勿論、ナダルやジョコビッチだろうと思いますが、デルポトロとトロイツキが最大のライバルになってくると思ってます。特にデルポトロですね。長くなりました。失礼しました。

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  • としさん、こんにちは。ナブラチロワやマッケンローは、どんなことを言っていたのですか。

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  • 団長さんはじめ、みなさん 情報ありがとうございます。

    ぼくは2セットまで観て、寝てしまったのですが、
    最後までライブで観られた方がうらやましかった。
    でもほんとにお疲れ様でした。。

    実況掲示板、読み返したのですが、
    良い試合だったんですねぇ。

    団長さんの記事やコメント観て、すごい分析と観戦に
    すごいと思いました。。いつも感謝しています。

    ロジャーさんとの試合までいってほしいという
    気持ちが高ぶるんですが、まだ、2試合あるんですねぇ。

    体力回復と体のケアができているかですが、
    こつこつがんばってほしいですね。

    3回戦。。。
    モンタネス選手のこと、あまり知らないです。
    とにかくクレーコートで強そうですが・・・
    体力勝負になりそうな気がします。

    みなさんの試合展望などを教えていただければ、
    観戦の楽しみになると思いますので。。
    コメントしていただければと思います。

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  • でました。

    11番コート第1試合です。

    11番ははじめてかな??

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  • >島さんwwファンになりそうです~ww
    大試合の余韻に浸ってたのと、天候悪化でもう一日猶予ができるかなーなんてぼーっとしてたので、まだ応援フード考えてなかったー(>_<)
    団長さん、最新記事読みました。ヒントありがとうございます。
    アルフォートチョコ、大好きですが・・・共食いになるので…(*^_^*)
    今から何かしぼってみま酢。

      引用  返信

  • 何か少し厳しい書き方をしましたが、錦織くんの成長と同じくこのサイトの更なる発展を願ってこそです。どなたかも以前おっしゃってましたが、運営者の方の発言は非常に重みがありますので、発言への責任が伴うと思います。それだけ、このサイトがすでにメディアになってきています。ただ、私も今回は少し、批判的に書きましたが、勿論、運営者の方のご苦労には感謝と敬意を抱いてますし、何より錦織くんの才能を早くから見抜いていた洞察力には驚かされます。ボロテリ氏のアカデミーでの世界中の若者たちとの競争に勝ち抜いた錦織くんは世界一位になれる精神と技術の才能と環境をもっています。本当に一年、一年が楽しみですね。

      引用  返信

  • >chachaさん、こんにちは。
    ナヴラチロワさんは、どうしてチリッチはあんな色の濃いシャツを着ていて、錦織は黒い靴をはいているんだ?もっと暑くなるんじゃないのか?と言ってたのがおかしかった。ファイナルセットでは、チリッチはあんなに疲れてるのに、予選も戦っているのに錦織はまだまだ行けそう、きっと暑いフロリダでトレーニングしているせいだとか、結構勝手なことを言っていました。
    ESPNは何度もボブ・ブレットさんを映して、彼の今までの教え子とランキングの一覧表みたいなのも紹介していました。マッケンローは錦織くんのいままでの経歴みたいなのをすらすらと話していて(肘じゃなくて、手首の手術と言ってたけれど、またプロジェクト45じゃなくて、キャンペーン45と言ってたけれど)、2008年クイーンズクラブでのナダル戦のナダルのインタヴューについても触れていました。
    またマッケンローは錦織くんの痙攣に触れ、15年前のUSOpenがきっかけでできた、シュウゾウ・マツオカルールについても話していました。

      引用  返信

  • としさん、ありがとうございます。マッケンロー氏は、WimbledonのNadal との試合の解説をしたとき、圭君のプレースタイルが好きで彼の活躍を期待しているような印象をうけました。今日の試合についても又教えてください。

      引用  返信

  • ちょこさん>
    私のインスピレーションにウけていただき、ありがとうございますw
    本当にあの服の色には、運命的なものを感じました。
    今日もなにかそういう感じのものがあればいいと思っています。

    でも、モンタネスですからね・・・
    やっぱりキーワードは「酢」でしょうか、それともモンタの名詞形、もんた&ブラザーズ・・、いや、やっぱり「酢」ですね。

    私は今晩はささやかながらシュウマイに「酢」を多めにかけ、よく噛み潰して食べることにしま酢

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。