まだ1回戦なのに、ストレート勝ちなのに感動した勝利(2011全仏1回戦)

2011 French Open
1st Round
Kei Nishikori, def. 6-1,6-3,6-4  Yen-Hsun Lu

このスコアだけを見たら、「楽勝だったんだな」とお思いのことでしょう。しかし、ハラハラする試合でした。

1stセットは申し分ないテニスで先取。落ち着いており、フットワーク良し、フォア良し、バック良し。攻め球の無駄なミスもありません。

2ndセットもそのままの勢いで4−1。ここで開き直ったかルーの強打が入り、ブレイクを許します。

そこから目に見えて錦織の動きが悪くなります。どうやら、大会前に腎臓結石で治療した影響で体力が落ちている模様。

ルーの方は徐々にフォアの強打が入ってきています。特に、2ndサーブに対してはリターンで強打してきます。

なんとか6-3でこのセットも取りましたが、最後は当たり損ねた感じのリターンエースでなんとかもぎとった感じでした。

3rdセット、ルーの攻勢でブレイクを許し、0-2。

この時点で、このセットを捨てるか取りに行くか、錦織も迷っていたかもしれません。

チャンスを伺いながらのプレー。あの手この手でポイントを取ろうとします。なんとかキープ、そしてブレイクポイントを迎え、思い切って打ったリターンがエースになり、ブレイクバック。2-2。

その後は一進一退の攻防。ルーのフォアは明らかに当たりが良くなってきています。まず力で押して、甘いボールをもらってそれを決めに行くという戦略は当たっているように思いました。

3-3、錦織は15-40の大ピンチ。ここで2本、サーブで切り抜けます。体力は落ちても集中力は落ちていませんでした。

ここまで来るとあと少し頑張れば勝利です。錦織のがんばりが伝わってきます。ルーも錦織の状況が分かっているので、「ここを取れば」とばかりに必死に食らいついてきます。

ルーの猛攻に耐えながらもカウンターの機会を伺っていた錦織が、バックのダウンザラインを決めて吠えます。4-4からのサービスゲーム、ルーのリターン強打を返したフォアがねじ込むようにライン上に落ち、3本のフォアハンドエースを集めてキープ。第10ゲームを迎えます。

このゲームもギリギリの状況で打ったバックのパスがオンラインに落ち、フォアのクロスの強打、ルーのミスでトリプルマッチポイント。2本返されましたが最後はルーのダブルフォルトで貴重な1回戦突破となりました。

やはり、腎臓結石そして胃けいれんの影響はあったようです。かなり走ってはいましたが、6-1,6-3というスコアの段階で疲労するということは、通常では考えられません。

一時期は出場すら危ぶまれた状態で、結果としてストレート勝利。一歩間違えば逆転負けを喫してもおかしくない状態に見えましたので、今日の第3セットの錦織のがんばり、そして精神力には脱帽です。

もう最後の方はTVの前で声を出して応援、まだ1回戦でこのスコアなのに、深く感動してしまいました。

次の試合はスタコフスキーとの対戦になる可能性が高いです。不安材料はありますが、速くとも試合は水曜日になるので、十分な休息と体調と整えるための時間があります。2回戦もいい試合を期待しましょう。

51 件のコメント

  • あれ〜、終わってすぐアップしたつもりだったのに、記事が公開されていなかった。

      引用  返信

  • 今日は団長の記事が遅いなぁ〜と思っていたんだけど、そういうことだったんですねー(*^_^*)
    さっきやっと起きて、WOWOWの録画を見ました。最初は楽勝だと思っていたのに、本当にハラハラドキドキでしたねー(>_<)
    やっぱり、試合直前の病気の影響は大きいなぁ〜(´-ω-`)
    よく勝ってくれた!よく頑張った!!
    圭、あんたはエライ!O(≧∇≦)O !!

      引用  返信

  • 私、今日の試合は本当に嬉しかった。ずるずる行ってもおかしくない展開だったように思います。結果的にはストレートでびしっと締めてくれました。
    本人に言わせれば「え?別に大丈夫でしたよ」って感じかもしれないが・・・。

      引用  返信

  • おめでとう。
    後半は苦しい展開だったけど、ストレートで勝ちきってよかったです。
    ダブルス参戦するんですねぇ。びっくりしました。体力もつかしら?シングルスに集中してほしいなぁと個人的にはおもうんですが…

      引用  返信

  • 団長さん、アップありがとうございます。本当にスコアでは見えない展開で、私もハラハラで、最後はテレビに向かって「ガンバレ—-!!」って叫んでました。前回、途中棄権して何日かは食事も十分にはとれなかったのではないでしょうか?体力が落ちているなかで集中力を切らさず勝ちきった圭くんを心からほめてあげたいです!よく頑張った!!

      引用  返信

  • 途中からほんとにはらはらしましたね。
    ほんとに勝ててよかった!!

      引用  返信

  • 逆転されてしまうかと心配した第3セットでしたが、ストレート勝利、ほっとしました。
    すぐこちらをのぞきましたが、記事のアップなし・・・
    団長、祝勝ディナーかしら?と勝手に思っていましたが、そういうことだったんですね。
    体力のない中(体重も1~2kg落ちてしまったとか)、よく勝ち切りました。おめでとう!!
    えみっちさん、圭くん、ダブルス出るんですか?

      引用  返信

  • だんちょ、感動しました。震災以来涙腺がゆるんでますので、うるうるです。
    さすが、われらが、錦織。
    「圭君、酢たこ好きー?」  というわけで、次は、酢たこを用意します。がっつり平らげてもらおう。

      引用  返信

  • 1回戦突破おめでとうございます。
    昨日の新聞には、初日に試合が組まれたことについて「もうちょっと時間が欲しかった。調子は悪くないので体力が持つかどうか」と少し不安をのぞかせた、と載ってました。
    なので少し心配していましたが、よくがんばりました。試合が長くなれば危ないと自覚していたんでしょうね。

      引用  返信

  • 1回戦勝利、僕も本当に嬉しく思っています。「2回戦は大会4日目の予定」とWOWOWのアナウンサーが言いました。つまり水曜日ですね。

      引用  返信

  •  関連情報、まとめて再掲します。

    1.ダブルスエントリー情報(2011/05/22 at 23:12:20)

     圭がMaximo Gonzalez(ARG)と組んで全仏のダブルスにエント
    リーしていることを確認しました。 積極的で良いと思います。

    http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/draws/md/r1s1.html

     1回戦の相手は以下のペアです。(試合は5/25以降)

    Pablo Cuevas URU
    Lukas Dlouhy CZE

     やっぱり、全仏Jrでのダブルス優勝が、格別な思い出として
    記憶に残っているのでしょうね。

    2.月曜日の試合予定関係(2011/05/22 at 23:33:54)

    月曜日のOOP出ました。

    http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/schedule/schedule7.html

     18:00(日本時間)からの第1試合に添田-Youzhny戦が、第4試合
    にはクルム伊達-ウォズニアッキ戦(波形選手の試合も)が入ってい
    ます。

     両方共、WOWOWで放映してくれそうですね。(最新のWOWOW情報では、第1試合には女子の試合を放送予定とのこと。なぜ、そういうことになるのか? 怒)

    3.スタコフスキー戦暫定情報(2011/05/23 at 0:31:21)

       Roland Garros 2011(Grand Slam)
       [Surface:Clay Draw Size:S-128]

            2nd Round

    ●対戦相手:Stakhovsky, Sergiy (UKR) 34位 25才
    ・キャリアハイ31位(27.09.2010)
    ・現ダブルスRK:35位(Youzhnyのパートナー)
    ・バックハンドは片手(スライス多用)
    ・シングルスでもネットで勝負するタイプ
    ・上記プレースタイル故クレーは比較的苦手
    ・年初の50位を底にRKは上昇中
    ・先週のニース(クレー)の2回戦ではLLのHAASE(59位)に2-6,4-6負け
     →やや調子に波がある時期のロペス(西)のような感じか?

    ●対戦成績:過去の対戦無し

    ●試合日時
     現地時間:5月25日(水)or26日(木)のAM11:00以降
    (日本時間:5月25日(水)or26日(木)のPM 6:00以降)
     ※5/25が極めて濃厚だが、自身のダブルス日程との関係で
      5/26にずれ込む可能性もあり

    ●天候予報:概ね晴れ(時々雨)

    ●生観戦手段
    ・大会HPの公式ライスコ(ライストも多分あり)
    ・WOWOW放映(193ch)

    ●勝利獲得Pt:45pt(3回戦進出90pt-2回戦進出45pt)

    ●勝算:5分?

      引用  返信

  • 初戦突破おめでとうございます

    体調のことを考えれば、これだけでも上出来ですが、やはりフェレール戦見たいですねー

      引用  返信

  • 圭君、1回戦突破おめでとう☆
    それもアジア人対決を制しての勝利!嬉しいですね!(^^)!

    病上がりの圭君で第2セット後半から第3セットにかけてははらはら
    ドキドキ WSOもありかな~という思いで見てました。
    しかし、見事勝利で嬉しいです。強くなった~(涙)

    圭君が勝利した日は日本、世界のメデイアのテニスニュース読み
    漁ります。その中のひとつBBC_tennisで圭君のミスショットのあとの悔しい表情に付け加えられたコメント
    Nishikori rues a missed opportunity but he needn’t. The world number 60 from Shimane brings about the first result of the men’s draw with a 6-1 6-3 6-4 victory over Lu in two hours and 25 minutes

    1stセットはわずか36分、全体で2時間25分でしたが、
    長く感じましたよね~島根の星が台湾の星を倒した!
    いつか、LUの持つキャリアハイ33位を圭君に追い抜いて、アジア人
    最高位の記録樹立を願っています。

      引用  返信

  • >mee428さん

    当面の目標はルーを抜いて現在のアジア最高位ですけど、やはり最終的にはスリチャパン(タイ)を越えてほしいですよね。

    スリチャパンって7位でしたっけ??

    男女あわせたらやはり伊達さんですか??

      引用  返信

  • すごい打ち合いの試合でした。
    途中で自分がミスが増え、相手のいいショットが入り始めたときが、
    一番苦しいですよね。
    ほんと団長の言う通り、ずるずる行かないでよく持ちこたえました。
    どっちが先にがくっとくるかほんとうにハラハラした試合でした。
    私的にはトップ30レベルの内容だったかな?

      引用  返信

  • 当初、楽勝ムードもあって初めて見るルーってイイ奴ぽいなと思っていましたが…

    実力的には互角でした。
    流れが変わってしまってもおかしくなかったのですが、ルーはスランプなのでしょう。

    対戦後の握手の時、ルーは負けてもしっかり圭の顔を見てましたが圭も見習うべきですね。
    いつかも勝ったナダルが圭の肩の手を置いて何やら語りかけてもソッポを向いたままでした。
    何か見苦しいです。
    チームの誰か注意しないのかしら。

    ともあれ、圭が勝って私の全仏が終了しなくて良かったあ!

      引用  返信

  • >対戦後の握手の時、ルーは負けてもしっかり圭の顔を見てましたが圭も見習うべきですね。

    ???錦織もしっかり相手の目を見て握手してましたが???

      引用  返信

  • 久々にコメさせていただきますます。
    たった今終わった添田君の試合を見て、最後に負けたにもかかわらず勝ったユーズニーよりも真っ先に来てくれた日本人のお客さんに挨拶をしている姿に不覚にも泣きそうになりました…。添田君の人柄に惚れました!(圭にこれ出来るかな…笑)これで添田君のファンになったのは言うまでもありません…

      引用  返信

  • >2Rさん
    タイのp.スリチャパンがいましたね~キャリアハイ9位だった
    ようです。(2003年)いつか圭君にもと思うものの、
    あまり無理はして欲しくないし。。当面は32位目標です!

      引用  返信

  •  添田はユーズニー相手に良く頑張ったと思います。

     添田はグランプリ以上のクレーツアーへの挑戦は、今回の全仏が
    初めてです。
     このため、先週はIMGにてクレー対応の特訓を受けたそうです
    が、その成果は充分に出ていたと思います。
     今後は、全仏以外のクレーツアーにも出場してくれるような気が
    します。

     高校の体育会上がりの添田は、錦織に比べれば雑草のような出身
    ですが、一時のスランプを乗り越え、よくぞここまで世界と戦えて
    いると思います。

     今日のユーズニー戦でも、この舞台で戦える喜びと全てを出し
    切る気概を随所に感じることができました。

     その人間性、テニスに対する姿勢、私も添田が大好きです。

      引用  返信

  • 団長さんの仰るように、第2セット中盤で疲労が見えるというのは最近の錦織くんからは考えられないことなので、病み上がりの影響は思った以上にあるんだな、と感じさせられました。
    しかしダブルスに出場とは驚きました。

    ところで第3セット0-2の時点でそのセットを捨てるかどうかを迷うというのはちょっと考えにくくはないですか?それまでルーのサービスゲームはすべて(?)デュースゲームでしたし。

    一ファンさん、
    >???錦織もしっかり相手の目を見て握手してましたが???

    RYUJIさんが仰ってるのは今回の試合ではなく、錦織くんが負けた何試合かでのことだと思います。彼がそっぽ向いて握手をする姿を私も何度か記憶してます。
    その姿を見るのは負けた瞬間よりも悲しいです。

      引用  返信

  • 一ファンさん

    私が言ってるのは負けたときのことです。
    勝てばしっかり相手を見てますよ、誰でも。

    圭kunnさん

    私も添田くんのあのシーン、見ました、良かったですね。
    なかなか出来ないことです、負けると。

      引用  返信

  • さつきさん

    既に代弁して頂いていたんですね、見(読み)逃していました。
    ご理解、有難うございました。

      引用  返信

  • 勝ち試合の後に負け試合の時の話をいきなり持ってこられても…???ですね。
    ただ負けたときの試合後の握手に関しては同意見です。
    ですが本当に治してほしいのなら公式やfacebookに直接コメントしたほうがいいと思います。

      引用  返信

  • 単純にルーのように負けてもしっかり相手を見れるようになってね、というだけのことでしょう。

      引用  返信

  • 勝った試合の後に負けた試合後の礼儀とか作法とかが話題になるって面白いですね。
    何はともあれ、体調を少しでも整えて圭君には自分のテニスに集中して欲しいです。
    テニス選手なのでテニスで感動させてくれれば私自身は大大満足。
    会ったことも話したこともない人の人間性のことを語るのは難しいです。

      引用  返信

  • 圭くん、昨日は勝って本当によかった!!3セット目はなかなか目が離せない展開でしたが、調子が悪いなりにもしっかりサービスキープするとこはさすがです。

    そして、上記の勝った負けたあとの礼儀が話題・・・って私も同感です。
    もちろん添田君はすばらしい。体育会系からあがってきて、きちんと挨拶もできる、すばらしいと思います。
    こんな日本人の鏡みたいなことできるのはさすがです。

    圭くんが負けたあとに目を見ない・・・。日本人の私たちから見たら、なんて礼儀知らずだと思うかもしれません。高校野球でも、負けてのスタンドに挨拶に行く、当たり前のことだと思われてると思いますが、アメリカで思春期の一番大事な時期をすごした圭君にはそんな感覚はないのではないかと思います。
    圭くんは日本人だし、日本人代表ってのもよーくわかりますが、彼が育ってきた7-8年間はアメリカで、アメリカの生活、アメリカの考え方、アメリカの文化なのだと思います。
    アメリカの感覚で育ってきて圭君に、日本人の感覚を押し付けて、挨拶しないからだめとかってのは、ちょっと違うような気がしますが・・・。

    もちろん圭くんは日本人なのだし、その感覚を持っていて当たり前と思われるのが当然でしょうが、アカデミーの7年間で日本人の心を教えてくれる人はいなかったのでは。

    きっと圭君は素直ないい子だし、誰かにアドバイスされればきっと素直に聞くと思うので、もし気になるようでしたら、直接IMGにアドバイスのメールを送ってみるのも良いかと思います。

    もしどなたか気分を害されたら、すみません。

      引用  返信

  • 上記の追加です。

    私が言ってるのは、礼儀に対してであり、ファンサービスはまた別だと思います。ファンサービスは大事ですよね!!!

      引用  返信

  • 日本の体育会系で、おそらく礼儀作法についてしっかりと教育を受けてきたであろう添田選手と、プレイヤーとしては全く異なる環境で育った錦織選手とは、一概に比較できないでしょうね。
    個人的には、負けず嫌いの往生際の悪さが見えて、錦織選手の振る舞いも楽しんでいます。
    人それぞれ、感じるところは自由ですが、型にはめる必要はないと思います。

      引用  返信

  • 「勝っても負けても試合の後は相手の目を見て握手をする」というのは日本人だからということではなく、アスリートとして世界共通の精神だと思います。テニスに限らず。ニックボロテリーさんもいつか言っていました。「試合中は相手を打ちのめすつもりでガンガン行け。でも試合が終わったら同じアスリートとしてリスペクトをもってしっかり握手だ」。錦織もそのことは分かっているはずです。でも負けた直後は悔しくてできないこともあるのでしょう。まだ若い(幼い)ということだと私は思っています。経験を積めば必ずできるようになると信じています。錦織ならば。周りがあれこれ言って押し付けてもそれは形式だけのものになってしまう恐れがある。添田選手も21才のときにそれができていたかどうか。もちろんできていた可能性も大いにありますが。。。。一ファンとしては錦織の創造性あふれるプレーを楽しみながらそのような精神的な成長も見守っていければと思います。。。

      引用  返信

  • いつも楽しみに拝見してます!
    錦織の試合後の挨拶に関する議論、面白いですね。
    日米の文化の違いが出ているのではないかという意見がありますが、僕もそうだと思います。
    松坂(野球ですみません。)がメジャー1年目に相手にデットボールを与えて、帽子を取った時に、「弱気な奴だ」みたいにアメリカ人から言われていた事を思い出しました。
    僕は以前のラケットぶっ壊し事件の時と同じように、勝負は勝負、負けても笑顔で相手を見る余裕はもっと上に上がってからでも遅くない。今は闘志前面で「闘う男」と化してほしいです。
    戦え男よ。

      引用  返信

  • 圭は負けた時でも相手の目を見てると思いますよ。
    ただ負けたショックで目をそらすのが早いだけ。
    私は「ああ、そうとう落ち込んでるな」とかわかって
    逆に楽しめますけどね。
    試合中、マナーの悪い選手はたくさんいますけど、
    圭のそれは、そのくらいいいじゃんって感じですね。

      引用  返信

  • Reiko in Floridaさんのご意見、さすがアメリカに住んでいるからこそ・・・と納得しながら読みました。

    でも、個人的にはエディーさんに1票かな

    今後も、技術面、精神面合わせた成長を見守りたいです。

      引用  返信

  • 私もエデイーさん、いしさんの意見に同感です。
    相手の目を見て握手をするのはスポ-ツマンとしてのマナ-だと思いますが、圭君も負けた試合全てでそういう態度を取ってる訳ではなく、大半はちゃんとできてると記憶しています。
    たまたまその試合に対する思い入れの違いではないでしょうか。
    ここという時の大事な試合に余りにも情けないふがいないプレ-しかできなかった時、悔しさで茫然自失になり無意識のうちにあのような態度になってしまう・・・他の選手にも時々見られます。
    強い相手に負けたけどいい試合をした・・それで満足できる選手は
    試合終了直後でも冷静になれるんでしょうが、圭君はトップ10、ナンバ-1を目指して病気や怪我と戦いながら必死でコ-ト上で闘ってるんだと思います。ここ1、2年のブランクを取り戻そうと必死で戦い、ここという時に病気になったりで相当の焦りもあリ、そういう時の負け試合であのような態度が出るような気がします。
    それはそれで人間味があって好きです。きっとプレ-が安定してもっと上にいったら余裕ができ自然にできるようになると思います。
    マナ-もよく、ファン対応も万全で、人間性も申し分ないけど試合に勝てないという方が魅力を感じないですね。
    添田選手の試合後の態度は素晴らしかったと思いますが、私達の年代からすると茶髪にピアスの方が違和感があります。どうしても真剣みが伝わってこないんですよね。
    感じ方は人それぞれという事なんでしょうね(笑)

      引用  返信

  • 色んな 意見・・・・!!!

     ただ、ナダルにしろ、フェデラーにしろ、負けた時
     煮えくり返るような悔しさ 喪失感の底から、搾り出すように
     無理やり引きつったような笑顔らしきもの!?作って相手に対する賞賛伝えてるように、見えますが・・・

    で・ その、苦し紛れから生まれた(作った)
     とにかく形を作る事(笑顔)によって   結果 
     わずかでも負けた苦しさを、 軽減でき 微かなゆとりが生まれるるように思えるんだけどなあ・・・・・!? 

     それにしても、大衆の面前で、敗北した時の、気持ち
     精神状態は、想像もつかないなあ・・・・    
     過酷の、一言につきる!!
     

      引用  返信

  • 圭くんが負けた後、勝者の目を見て握手していたかどうか?ですか??私もそんな試合の後は落ち込んでしまい、テレビ画面を直視出来ずにいまして、そこまでチェックしてませんでした。冷静なファンの方も多くいらっしゃるのですね。
    おそらく、負けてしまったショックと悔しさが先に出てしまい、試合直後だと感情をうまくコントロール出来ないからだと思います。それが結果的にマナーが良くないという印象を与えてしまうのでしょう。(実年齢よりも)まだ精神的に若くて未熟なだけかもしれませんし、性格的に無口で真面目な反面、感情的な激しさもあり、なのにのほほんとした呑気なところもあって、いろんな面を持ち合わせているような。どうすればうまく対処できるか自分自身で苦悩している、そんなアンバランスなところもブログを読んでいると感じます。もっとこういう選手になってほしい、こんな風に振る舞える選手になってもらいたい、ファンだからこそ期待もしてしまいます。ですが、私はもう少し時間と経験が必要なんだと思いますよ。ずっと小さい頃から朝から晩まで特待生としてテニス漬けの毎日を過ごし、特殊な環境の中で生きてきたわけで、住んでる世界も日本の一般的な子たちとはだいぶ違うでしょう。社会的な経験を積んでいくのはこれからじゃないですか?4、5年くらい経ったら人間的にもテニスもかなり成長しているのではないでしょうか。

      引用  返信

  • 私もよく、負けた後のスポーツ選手の態度に感動してしまいます。陸上とか水泳(オンピックしか観ませんが)でレースの後すぐさま
    1位になった選手に2位以下の選手がおめでとうの握手をしに
    行きますよね。悔しいはずなのに。海外の選手の方がよくやって
    いて、日本人は自分の結果にいっぱいいっぱい。
    サッカー(ワールドカップしか観ませんが)でも惜敗した後、
    勝ったチームに握手しに行ける人を見るとなんてすごいんだ-
    と思います。勝ち負け以外のところにもスポーツはたくさん
    感動があります。そうじゃないと面白くないでしょう。

    年を取ってランキングも上がった後、ピークを越えたあたりで格下の選手に負け続ける苦しい時期が来てもLu選手のようにさわやかに握手できるかなってことですよね。

    錦織、がんばれ。

      引用  返信

  • 初めてコメントさせていただきます。
    いつも楽しく拝見していました。

    錦織選手の試合後のマナーが議論されていますが、
    人それぞれで興味深いですね。
    各個人が、彼にどのような選手になってもらいたいか、
    というのが大きく影響しているのだとは思いますが、
    私としては、ありのままの錦織選手を応援していきたいです。
    負けた後の握手が素っ気ないのは、
    勝てる試合だったと本人が感じているからかもしれません。
    そういった負けず嫌いが目に見えるところも私は好きですよ。

    マッケンローやリオス、サフィンなどのように、
    マナー的には完璧とはいえないが、魅力的な選手も数多くいますし。

    こちらに集まっている皆さんは、
    どちらかというと親目線になってしまって、
    ファン目線とはまた違った角度の
    「こうあってほしい」的な意見が多いのかもしれませんね。

    初めての訪問で失礼いたしました。
    これからも楽しみにしています。

      引用  返信

  • たくさんのご意見、読ませていただいて勉強になりました。

    ご意見のなかで少し違和感を覚えたことを。

    イメージ的に割り切ってあえて言えば、なのでしょうが、
    添田=又は≒体育会系というとらえ方。
    これは体育会系への(美的)幻想のような気がします。
    スポーツマン・シップ理念教育は当然ありますが、極論ですが現場では必勝が圧倒的優先です。
    ですから添田の負けてあの態度、顔だと監督、OB、先輩からどやされます。むしろ、負けた悔しさ、自分への怒りを露わにする方が体育会系嗜好です。
    添田のはプロ意識、資質から来るのではと思います。
    (ちなみに私は体育会出身です。)

    日本人論、圭は普通の日本人感性でないから、日本育ちでないから、いうのも少し違和感です。

    と、言いますのも私がテニス選手の対戦後の握手をシーンを見るのは圧倒的に外国選手同士のそれで、日本選手絡みは残念ながらごく稀だからです。そうした環境のなかでの私の感想でした。

    いろんな見方、考え方に、それぞれみなさんの圭への愛情を感じました。

      引用  返信

  • 最近の試合だとBelgrade1回戦でTIPSAREVICに負けた後の握手が印象に鮮やかです。完全アウェーの中、相当フラストレーションの溜まる試合で、試合後は空を見ながら握手してたように見えました。
    悔しさがそのまま表に出てしまってましたが私は悪くないと思いました。
    そのあとのTIPのつぶやきが気になりましたが。。

      引用  返信

  • 添田選手のことを悪く書くつもりは決してありませんが、彼が若い頃から今回のような振る舞いが出来ていたかというと、実はそうではなかったようです。マナーが悪かったという事ではないですよ。つまり人は経験と時間と共に成長しているです。自分が21歳の時と現在とでは、まるで対処の仕方が変わっていますよ?ずーっと同じわけじゃないですから。

      引用  返信

  • まあまあ。ちょっとエキサイトしてきてませんか。

    RYUJIさんは別に錦織を叩いているわけではないです。
    一ファンとしての感想を述べただけでしょう。
    私も、「負けたときに絶対ちゃんとしっかり目を見て握手」しなかったからと言って幻滅したりはしませんが、そうしてくれたら試合がもっと素晴らしいものになると思いますよ。
    RYUJIさんもその程度のつもりで書いたご意見でしょう。

    アメリカナイズうんぬん、の話は私見ですが13歳まで日本に住んでいて、日本人のしっかりしたご両親に育てられたのですから日本的な考えはちゃんと理解していると思いますよ。
    錦織の言動を聞いていても、むしろ日本人としてのいい面を失っていないと思いますよ。
    ラケットを折った時も、あとでウィルソンに謝罪してたことからも、礼儀はちゃんとわきまえていると思います。

    それでも負けた時は気持ちをコントロールできないことがある、それは十分理解できますので、「苦言」とまでは言うつもりはありませんが、それでも「もっとこうしてくれたらうれしいのに」、という意見を、日本人のファンが、日本人選手である錦織に対してこのブログで言ったとしても、特に問題ないと思います。また、そのくらいのことであれば気軽に言えるブログであってほしいと管理人として思います。

    Facebookや公式ブログでコメントすればいい、というご意見は否定しませんが、だからといってここでコメントしてはいけない、ということにはなりませんよね。

      引用  返信

  • わたしもエディーさんのこれにつきると思います。
    ↓↓↓
    「勝っても負けても試合の後は相手の目を見て握手をする」というのは日本人だからということではなく、アスリートとして世界共通の精神だと思います。テニスに限らず。

    水泳の北島選手がオリンピックほかで優勝しても、左右のコースの選手をたたえることが少なく、いつもがっかりしてました。真のワールドクラスになってほしいと。(最近は見てませんが)

    Keiにも同じものを感じることがあるのは確か。

    ただ、今回話題にのぼったので想像してみたのですが、いきなり彼がめちゃくちゃ礼儀正しくなってもそれはそれでひいてしまいますねww

      引用  返信

  • というわけで、この議論は引き続き行っていただいてかまいませんが、文字のみのコミュニケーションは誤解を生みやすいということをご理解の上、「普段の5割増しくらいでやさしく」書き込んでいただければ、有益なお話ができると思います。よろしくお願いします。

    また、ハンドルネームについては固有のものをお願いしております。「あのー」さん、「一ファン」さんは今後もそのハンドルネームを使ってコメントされるのでしたら全く問題はありませんが、管理人としてはご遠慮願いたい類のものです。

    「テニス少年」も似たようなものですがw、彼は完全に固有の人物としてこのブログで認識されていますので、問題ありませんw

      引用  返信

  • 添田=素晴らしい、錦織=なってない、というのは、あくまでも、第三者の心象に基づく主観的な感想でしかなく、錦織に添田的な対応を求めるのは違うという気がします。(要は好みの問題)

    私は、負けた事にふてくされた(ようにも見える)選手であっても、それが個性であり、多様性だと受け入れたいと思います。

    悔しさのあまりラケットを投げつける選手、判定に不服で審判に猛抗議する選手、いろいろあるからこそプロだと思います。

    錦織の態度が気に食わないのであればそれでいい。別に個人的な感想までは否定しません。ただ、だからといってむやみにそれを否定し、彼に改善(なのかどうか分かりませんが)を求めるのは筋違いかと思う訳です。

      引用  返信

  • いろいろいうなら、事実を確認した上で、批判なりなんなりをするのが最低限のマナーでしょうね。
    うろ覚え・不確かな記憶に基づいて、そこから、ここまで話が大展開されていくことに驚きです。
    ある人のうろ覚えの記憶に基づいて、みんながその事実を前提として話がふくらんでいくことの怖さを感じます。
    それこそ、マナーの問題。

      引用  返信

  • コメントを読みながら、皆さんの圭くんを思う気持ちが、ひしひしと伝わって来て感動していました。
    圭くん愛されてますよね。
    良い時も悪い時もありますから、圭くんの成長をずっと見ながら、これからも、そんな皆さんとともに応援して行きたいと思っています。
    とにかく、明日の試合(時間は不明ですが)頑張って欲しいです。

      引用  返信

  • プロだからね。勝ってなんぼでしょ。
    どんなに礼儀正しくても、勝てなきゃ意味がない世界です。

    まだ、人間としての成長がランキングに追いついてないだけだと思います。フェデラーも若いときは相当気性が荒かったとか・・・。

    そのうち変わっていくでしょう。その過程をも見られるかと思って、応援していきたいです。

      引用  返信

  • 初めてコメントします。
    確かに負けたときの彼の態度には疑問を抱くことはあったのですが、
    今回素晴らしい勝利の後に
    見苦しいとかいう全否定的な感じに
    このタイミングで?って思ったのも事実です。
    せっかく勝ったんだから盛り上がりたいっていうか。
    でも圭くんが本気で愛されてると皆さんのコメント読んで理解できました。
    ありがとうございます。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。