【速報】世界No.1ジョコビッチをついに撃破！喜びのコメントを書きやがれ皆の衆

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　　　　／ 　し （●） 　（●） ＼　　　　　　　　　　　　　　　　Kei　Nishikori（JPN）
　　　　|　∪　 　 （__人__）　 J |　 ＿＿＿＿＿＿＿_　　　　　　def.
　 　　 ＼　　u　　 ｀⌒´　 　／　| |　　　　　　　　　　|　　Novak Djokovic(SRB)[1]
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勝った
勝った
勝ってしまった

夢か現か

2011 Basel ATP500
Semifinals
Kei Nishikori def. Novak Djokovic, 2-6,7-6(4),6-0

みなさん存分に語り合いたいでしょうから、緊急記事アップします。
詳細は後ほど。

試合の流れ

【AM3:01追記】

　1stセットは1stサーブの確率が24％と低く、さらにジョコビッチの球が深く、格上のテニスをされてしまいました。
　この時点で錦織の勝利はとても想像できなかったわけですが、2ndセット以降に強くなってくることの多い錦織に対する期待もありました。

　１−５となりジョコビッチ楽勝ムード漂う中、１つだけでもブレイクバックしたことが後々の展開に微妙な影響を与えたように思います。ジョコビッチはこのゲームの後、肩の治療でメディカルタイムアウトを取りました。

　このようにジョコビッチは決して100％の状態ではありませんでしたが、危険なカウントではビッグサーブをコンスタントに入れてくるなど、さすがNo.1と観客を唸らせる内容のテニスをしていました。

　いいラリーが多く錦織も頑張っていましたが、錦織の方が先に甘い球を与えてしまうことが多かったので、それを逃さないジョコビッチが高い打点からストレートへ強打する展開が多く見られました。ジョコビッチのボールはそれほど必死に打ってるようには見えないのに威力があり、バウンド後の伸びがあるように見えました。

　1stセットはやや元気がなく硬さもも見られた錦織でしたが、自分の問題点はしっかり認識していたようで、2ndセットに入ると球の深さと攻撃的なプレーに対する意識が感じられるようになりました。

　ジョコビッチが肩の故障の影響からか、少しプレーレベルが落ちてきた第６ゲーム、ついに錦織がブレイクします。４−２。

　調子を上げてくる錦織に対してジョコビッチは鉄壁のディフェンスで対抗します。そしてゲームポイントでのサービスエース。錦織はラリーの内容は明らかに良くなってきているものの、なかなかポイントを取らせてもらえず４−４に追いつかれてしまいました。

　このセットは肩の痛みからか、ずっとサービスのスピードを落としてプレースメントで勝負してきたジョコビッチですが、勝負を一気に終わらせるためにギアを上げてきました。自分の状態を考えるとファイナルセットにもつれ込んでしまうことだけは避けたかったのでしょう。

　４−５の０−３０と危険な場面を迎えた錦織でしたが、ジョコビッチのドロップショットに対して全力疾走で切り返すと、ずっと確率の悪かった1stサーブをこの場面で入れてナイスキープ。そのままタイブレークに突入します。

　このあたりがここ数ヶ月、大きく向上したところです。私が度々「トップ１０のプレーをしている」と形容する部分で、競ってくると集中力が増す錦織の良さが存分に出た場面でした。

　どうしてもファイナルセットには行きたくないジョコビッチはタイブレークをサービスエースでスタート。さらにアプローチを押し込んでミニブレイク。「これがNo.1の底力か・・・」と一瞬、負けを覚悟しましたが・・・・

ここで今日一番のビッグサーブが！

７月のデ杯　イストミン戦第４セットの勝負所で見せた鬼の形相の208km/hサーブの再来です。1stセットでは24％だったのに、ここであれが入るとは・・・。

　一気に集中力が高まった錦織は躍動感たっぷりにラリーを支配し、そのままこのタイブレークを取ってしまいました。

　ファイナルセット、完全に勢いに乗った錦織に対して肩の痛みが気になるジョコビッチ。2セット目までのレベルを維持できず、６−０という信じられないスコアで錦織が大・大・大金星を上げてしまいました。

　ジョコビッチの肩の状態はあったにせよ、決してラッキーな勝利ではなく錦織が自分でつかみ取った勝利でした。
　並みの選手にならあの状態のジョコビッチでも２セットで勝ち切っています。

　私は、錦織が誇らしい。勝負師です。もうふわふわさんではない。

　こんなに毎日みんなを感動させて、どうするの。鼻血が止まりません・・・。