【速報】キタキタキタキタ錦織圭!ベスト8!(2012全豪)

2012 Australian Open
4th Round
Kei Nishikori def. Jo-Wilfried Tsonga, 2-6,6-2,6-1,3-6,6-3

勝った!!!!!

牛若丸 vs 弁慶を思わせる戦いは、ファイナルセットの死闘の末、錦織に軍配が上がった!

序盤から猛攻を見せるツォンガのプレーを凌ぎ、自らのプレーで流れを引き寄せ、トップ選手の意地で再度レベルを上げてきたツォンガを最後、振り切る強い勝ち方。

3回戦までの錦織は「負けない錦織」、今日の錦織は「勝ち切る錦織」だった。初めてのベスト8,おめでとう!

試合の流れ

1stセット

錦織の試合への入りは悪くなかったが、ツォンガが最初から全開で向かってきた。
最初のゲームを40−0からブレイクされ、さらにもう1つブレイクされて2−6で落とす。

2ndセット

ツォンガはミス覚悟で早い展開で錦織を振り回す作戦。1stセットを取られた錦織だが焦ることなくしっかり最初のゲームをキープ。
その直後の第2ゲーム、ツォンガのサービスが不自然にバウンドしたところを錦織がアピール。
高い気温によりコートサーフェスの下側に空気が溜まっていた。
コートサーフェスに小さな穴を空けて空気を抜く10分の応急処置の間に作戦を練ったであろう錦織圭、落ち着きを取り戻したかのように徐々にプレーが冴えていく。

ツォンガは試合最初からミス覚悟で飛ばしてきており、それが上手く行っていたが、粘りを増した錦織の前に徐々にミスが増えていく。流れを引き寄せた錦織が6−2で取って1セットオール。

3rdセット

2ndセットでたぐり寄せた流れを離さない錦織のプレーはさらに冴え渡る。緩急自在、かつ高精度にコースを突いてツォンガのテニスを封じ込める。200km/h超サーブもしっかりリターンし、圧巻の6−1で2セットを先に取る。

4thセット

さすがトップ10常連のツォンガ、再び奮起してサーブを強力ストロークを入れ始める。すでに2時間を炎天下の下、2時間を超えた試合となっているが、両者ともにプレーのレベルが上がっていき、凄まじい死闘となる。

両者とも気迫のこもったプレーを見せ、錦織も粘りに粘って幾度となくブレイクチャンスをつかむが、その都度ツォンガのスーパープレイに阻まれ、ついに勝負はファイナルセットへ。取られたものの、錦織のプレー内容は素晴らしく、2008全米3回戦(vsフェレール)、2010年全米2回戦(vsチリッチ)のようなファイナルセットでのギアアップに期待が掛かった。

ファイナルセット

両者ともフルパワーですでに4セットを戦っており、疲労は相当のものだったはずだ。特に、サーブ1本でポイントを取ることができるツォンガと違って、ラリーの組立てでポイントを取らなければならない錦織に対する身体的・精神的負担は相当なものだったと思う。

それでもファイナルセット、錦織のプレーは落ちることなく逆に鋭さを増す。

勝負を賭けた第4ゲームで鬼リターンを連発し、ラブゲームでブレイク。続く第5ゲームもラブゲームでキープし、この時点で12ポイント連続奪取。

第7ゲーム(4−2)で15−40のピンチを凌ぐと、第9ゲームではそれまで1本も出ていなかったサービスエースをこの場面で繰り出し、文句のつけようのない大勝利でした!

試合の感想

何と言っていいのか分かりませんが、とにかくすごい試合でした。

元々備えていた競り合いに強い精神力、自由自在に全てのショットをこなす技術、巧みな戦術に加え、近年のハードトレーニングにより鍛え上げられたフィジカルが加わり、錦織テニスの魅力が詰まった一戦でした。

昨年初めて年間を通じてツアーレベルの大会に参戦し、トップ選手との対戦経験を積んできたことも大きかったと思います。

対戦相手のツォンガはグランドスラムでフェデラー、ナダルにもの凄いテニスで勝利したことがある爆発力のある選手で、今日のかなりいいプレーをしていましたし、何より最初からトップギアで勝ちに来ていました。

その雪崩のような猛攻を最初劣勢ながらもしっかり受け止め、そして自分のプレーが上回ることではねのけたのですから本当に恐れ入ります。

ツォンガは前回負けている経験と、1回戦、3回戦で錦織と対戦した2人のフランス人選手のアドバイスを踏まえ、多少のミスは気にせずに早い展開で攻撃的にプレーする作戦を取ってきました。

錦織は多彩なショットを組み立ててラリーの中から主導権を握っていくタイプですので、このツォンガの作戦は全くもって正解で、1stセットは錦織を圧倒していました。

錦織は元々持っていた試合の中で自分のテニスを修正していく能力と、昨年後半に身につけた「勝ち方」でこれに対抗し、見事に見事にツォンガのテニスを封じました。

ツォンガに限らず錦織と対戦する選手は、ある種のフラストレーションを経験することが多いと思われます。それは自分の方が有利に試合を進めていたはずなのに、いつの間にか上手いこと対応されて、逆に主導権を握られてしまうのです。

強い選手にもいろいろなタイプがあって、例えばナダルは相手に関わらずとにかく自分のテニスを貫くタイプです。それ故に、対戦相手としても自分のプレーをさせてくれる印象を持つことが多いはずです。実際、ナダルの試合は思ったより格下との接戦が多いと思います。

しかし接戦できても勝負となると別物です。ナダルは、相手にも自分のプレーをさせた上で自分のプレーを貫き、上回って最後には勝利します。

錦織はナダルとは異なり、天性の戦術眼でもって相手の良さを消すことができるタイプですが、経験とフィジカルが加わってきた今、その長所がますます活かされてきているように感じます。

以前は負けてくると打ち急ぐ場面が見られましたが、今は一旦ペースを落とす戦術をよく使っています。攻め球のミスがグッと減ってきたのは慌てなくなってきたからでしょう。経験というのは大きいですね。

サービス力の向上も見逃せませんが、これはまだ試合によってばらつきが見られますので引き続き、今後の課題でしょう。

準々決勝の展望

すでに優勝予想の記事で予想しましたが、さすがに次のマレー戦は厳しいと見ています。

今の4強と5位以下の選手との間にはやや実力差があり、5位以下の選手はよほどのプレーをしない限り4強に勝てない状況です。

加えて今大会ではフルセットマッチ2試合を含め接戦続きの錦織に対し、マレーには大きな体力的なアドバンテージがあります。

好材料はプレッシャーがそれほどかからない状況であること(実績を出した&負けてもともと)、得意なサーフェス(ハードコート)、そして勝ちグセが付いてきていることです。

悲観的な予想をするファン(私だけ?)を尻目に、案外錦織の方が手応えを感じているかもしれません。私もマレーは強いんだろうなと思いつつも、今日も予想を上回るテニスを見せてくれた錦織に対するワクワクは止まりません。

また、みなさん一緒に夢の時間を楽しみましょう・・・。

178 件のコメント

  • まだ録画観てませんが、団長さんのレポを見て、本当に素晴らしい試合だったことがわかりした。
    皆さんと共有できで幸せです。
    マレー戦は、思いっきり当たって砕けろではなく、チャンのアドバイスを思い出して、冷静に勝ちに行ってほしい。

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  • NHKのニュースで、「カッコ悪くても勝つ」テニスに変えたのが急激に飛躍した要因にしてたけど
    圭くんのテニスはショットも多彩でフォアハンドもトップクラスでストローク戦が強くアグレッシブな攻撃的なテニスだと思うので
    カッコ悪くないし、華麗なテニスだと思う。
    確かに団長がおっしゃる通り、相手の長所を消すのはうまいとは思いますが、ナダルのような守備的な選手ではないと思うので、なんかマスコミとかで
    スタイルをがらっと変えて成功したみたいには、いってほしくないかなと思いました。
    前からのスタイルは変わらず、フィジカルや守備が強化されてより勝つテニスへと成長したというならわかるんですが。

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  • 2回戦・3回戦と現地応援してきましたが、
    今回の4回戦ばかりは、ツォンガが最初から飛ばしまくってきていました。
    逆転の圭君だから、安心はしていたのですが、
    それが本当になるとは・・・

    会場の雰囲気がデ杯のように、フランスと日本が戦っているようでした。
    そして、本当にいろいろな場所から
    「圭・がんばれ!」「錦織・がんばれ!」と
    外人の特徴あるアクセントも多々あり、心強かったです

    最後のツォンガの頬パチパチは審判台が邪魔をして見えなかったのですが、うれしいですね~ いいやつだ!

    圭君の後にも フランスのガスケの試合があったのですが、
    なんと観客は半分に!
    目立ちがりで大声援を送っていた男性軍も、赤白黄の国旗色のかつら隊も、いませんでした。
    なんだ??

    明日はミックス2回戦・楽しんでリラックスしてやってくださいな
    では! 現地からでした。

    # 同行した子が余りの長時間(の観戦)でついに熱射病になってしまいましたよ
    鼻血さん どうにかしてくれ~~(笑)

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  • 録画をようやく観終えてここに来たら、コメ数の凄さにびっくり。
    すっかり、出遅れてしまいましたが、あまりにも嬉しいのでカキコします!!

    ほんとに、ほんとに、おめでとうございます!!

    次のマレー戦も頑張って!!

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  • 団長、ものすごいことになってますねー(=゜ω゜)ノ
    イエーイ20位20位20位20位20位20位20位
    すみません、こわれてますm(_ _)m

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  • Mikaさんの言う通りだと思います。
    なんか錦織の攻撃力がないみたいな言い方されてて納得いきませんでしたね。テーマ的には諦めない心を伝えたかったのだろうけど、、

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  • 団地さんはじめ錦鯉の皆さま、初めまして。
    遅れ馳せながら、今日はあまりの感動に初めてコメントさせて頂きます。
    このブログを知ったのはもう何年前になるでしょうか。
    正確時期は定かではありませんが、以来コメントすることはなくとも、錦織選手の勝利と敗戦に一喜一憂し、怪我でつらい時期には皆さんの決して一方的なファン目線でない温かみ溢れるコメントや記事に触れてきました。
    今日は仕事でこのブログの実況掲示板でスコアを追うことしか出来ませんでしたが、勝利が決まった瞬間涙が溢れてきてしまい、慌てて目にゴミが入ったふりをしてごまかしました。
    今日という日を迎えることが出来たのも、錦織選手本人の努力に負う

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  • ほんとにすごいことです、

    わたしはテレビ観戦でした。感動しました。

    昨年シカゴで2週間体を鍛えたのが、生きてきましたね。

    次のマレーに勝ってくれってとまでは言いませんが、ベストの試合を
    してください。それによって、トップ4との差が分かると思います、

    もはやトップ10に入ることに問題はありません。でも問題はトップ4との差です、そこまで考えさせてくれる「逆転さん」に感謝です。

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  • 実況掲示板には興奮してお邪魔したことがありますがこちらには初めてです。

    アスリートの魂見ました。

    winning agree かっこ悪くても勝つテニス

    コーチのダンテさんの指示によるものだそうです。
    あと室伏さんもお世話になってるフィジカルトレーナーさんも出てました。

    コーチングもすごいですがそれを短い期間で吸収しまくっている圭くん
    には空恐ろしいものさえ感じてしまいます。

    圭くんのテニスで本当に元気をもらっています。

    贅沢な願いかもしれませんが今週末まで元気をください。

    明日も明後日も応援します。

    仕事休みもらおっかなあ…。

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  • レビューありがとうございます。
    レビューのおかげで頭の中が整理できました。

    報ステ、松岡さんのキーショットの解説。
    為になりました。

    アスリートの魂。
    ウィニングアグリーは取り入れて、でもエアK は捨てなかったのね♪
    トレーナー

      引用  返信

  • レビューありがとうございます。
    レビューのおかげで頭の中が整理できました。

    報ステ、松岡さんのキーショットの解説。
    為になりました。

    アスリートの魂。
    ウィニングアグリーは取り入れて、でもエアK は捨てなかったのね♪
    室伏選手推薦のトレーナーさん
    かなりすごい!と思いました。

      引用  返信

  • 途中になってしまったのと誤字がありましたので改めて。
    団地さん×→団長さん◎
    大変失礼しました申し訳ありません。

    今日という日を迎えることが出来たのも錦織選手自身の努力に負うところももちろん大きいとは思いますが、団長さんはじめ錦鯉の皆さまの(結婚式の時の神父様のお言葉ではありませんが)健やかなる時も(調子の良い時も)病める時も(故障が長引いていた時期や調子を落としていた時期)分け隔てのない愛情と温かみに溢れ、時に厳しいコメントの積み重ねがもたらしてくれたともいえるのでは?と思います。
    実況掲示板やコメント欄への書き込みはあまり頻繁には出来ないかもしれませんが、これからも皆さんと共に錦織選手の活躍を祈り続けていきたいと思います!!
    次のマレー戦も頑張れ!!
    錦織選手!!!!

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  • アスリートの魂

    かっこ悪くても勝つって連呼されてなんか釈然としませんでした。

    不調の悪いときや無理な体制の時は冷静に繋げていわゆるエアケイの使いどころをマスターしたという感じで自分は捉えていただけに「かっこ悪い・泥臭く勝つ」といったワードに違和感を覚えました。

    でも錦織圭が特集を組まれたことはそれだけで素晴らしい!今まで興味のなかった人に魅力が伝わっていればいいかな!!

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  • 団長さんもご指摘の錦織の「修正力」これはフェデラーにはかなわないにしても、錦織がTOP4に肉薄するための大きな武器になることでしょう。

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  • アスリートの魂
    見たあとに調べたのですが

    Winning Ugly (かっこ悪くても勝つ)というのは
    ブラッド・ギルバートが1994年に出した本の名前なのですね。

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  • このサイトができた頃から見てます!
    素晴らしいファンサイトですよね(#^.^#)
    圭君の魅力あるプレーと人間性あってこそここまでファンが一体になれるんでしょうね…
    まさにファンタジスタ!!
    団長さんの冷静な試合解説も凄い、、、解説者になれますね☆他の皆様も実況中継とかいつもありがとうごさいます!
    最後にツォンガに頬っぺたペチペチされてた圭君のはにかんだ笑顔が忘れられませんね。
    スポーツってステキです!
    圭君、皆さん、ありがとうーーー\(^o^)/

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  • すごいコメント数ですね。
    遠慮しようと思ったのですが、いろいろうれしかったのでコメントしました。

    試合をダイジェストでしかみていないので、団長の記事が
    詳しくてありがたかったです。ありがとうございました。

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  • 団長さん!

    TENNIS.com に早くも準々決勝レビューが掲載されてます。下段の総括を意訳すると、”錦織くんは自身初のグランドスラムベスト8で満足しきって’ふわふわさん’な一方、マリーは昨年全グランドスラムでベスト4に入った実績から、準々決勝で敗退するなどという失態は考えにくい”とのこと。

    少年時代に世界チャンピオンを夢に描き、努力を重ね着実に歩みを進める錦織くんに’ふわふわさん’ 呼ばわりとは…。紋切り型は世界共通のようですが、鼻血尽きるまで錦織くんを応援しましょう!

    http://m.tennis.com/19301/show/b10b0e75b6971b169f9a997e905d6c5f&t=u8ejg3sg37f3bs4ispjlib8pv6

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  • もう何と言っていいか・・・ステキすぎです。
    こちらのコメント欄同様、facebookのコメント数もすごいことになってます。今朝は2万8千人台だったファン数も、3万1千人を超えてます。オリバーさんの10万人計画、夢ではないのかも!圭さん、おめでとう!!

      引用  返信

  • シード24はニシ、ニシクオーリーの出番号
    シード24はフシ、不死鳥のように蘇る
    ニッコリたん、にっこり笑う

      引用  返信

  • 失礼しました。
    winning × agree ○ ugly
    なのでしたね。

    あとやくさんありがとうございました。 

    本買ってみようかな。

      引用  返信

  • レビューありがとうございます。
    いつもこのレビューを読むことで、試合を観た後の頭の中が整理されていく感じがします。

    私もNHKのダンテコーチのウィニングアグリーみたいな言い方にすごく違和感持ちました。ギルバートコーチですよね?
    基本姿勢は同じだということなのかな?

    報ステで修造さんが解説してくれたのですね。聞きたかったです。
    今朝は、TBSでも圭くんを特集していました。アナウンサーさんが修チャレ出身なんですって。
    さすがにグランドスラムで勝つとマスコミの取り上げ方も違いますね。

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  • 凄いコメ!鼻血さんもおめ!(笑)
    私のドロチャレでは圭君はファイナルへ!
    本人が次を見据えて一番冷静かも?だし。。
    ここで満足してないところが素敵!すでに風格も?!
    鼻血さんも負けずにばもっ!!←えっ?!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。