2012 Rakuten Japan Open ATP 500
2nd Round
Kei Nishikori [8] def. Tommy Robredo, 5-7,6-1,6-0
元世界5位のロブレドとの対戦となった2回戦。錦織の1stセットは硬さが目立ち、調子のでないスタートとなりました。
サーブは170km/h台が中心で速くても180km/h台の後半。セカンドサーブは130km/h台も数多く、速さがすべてではないものの、デ杯イスラエル戦の頃に痛めた肩の影響が心配になりました。
またブレイクポイントのチャンスを最近の課題である相手セカンドサーブに対するリターンのミスで落とすなど、 もったいないプレーが目立ちました。
サーブアンドボレーも数多く試みましたが、サーブのコースが甘くリターンを沈められ、ポイントに結びつきませんでした。
(それでもいつもの如く意地でやり続けて最後にはボレーでエース取ってましたがw)
そして5−5からの2ゲーム は、ロブレドが一気に勝負を賭けてフォアの強打を炸裂させ錦織をブレイクすると、サービスゲームは200km/hのエースを連発。1stセットを取りました。
しかし最初は緊張していた様子の錦織でしたが、こういう展開はもう慣れたものw
2ndセットに入ると徐々に落ち着きを取り戻し、ペースをつかんでいきました。
錦織のストロークが振れるようになり徐々にプレーが攻撃的になっていくと、逆にロブレドの方は徐々に主導権が握りきれなくなり、2ndセット後半には明らかに動きが悪くなっていました。
ファイナルセットに入ってもロブレドに反撃する余力は残っておらず、ボールを満足に追えない状態のまま、錦織が1ゲームも落とさずに勝負を決めました。
1stセットとファイナルセットの錦織はまるで別人のようでしたw
ロブレドはどうやら腰に故障を抱えていたようで(未確認)、万全の状態ではありませんでしたがこの故障がなかったとしても錦織が優位にゲームを進めていたことでしょう。地力で勝っているだけに1stセットのようなナーバスになることがなければもっと試合展開も楽なのですが・・・。いや、よしましょう。錦織のファンならもうハラハラドキドキの展開は前提にしなければなりませんw
これで錦織に言わせると「(ATP)500になってから初めてのベスト8」ということで本当に嬉しい限りです。
いや、ずーーーーっと前からATP500だし、ベスト8も初めてなんですけどねw
今日は錦織の試合以外にもエピソードが沢山あったのですが、まだ帰宅してないので余力があればあとで別記事でまとめます。
3セット目
ノンストレスってこんな打ち型
って感じで打ってましたね。
てんてん引用 返信
ほんと、最初と最後では別人のようでしたね。
でも、この逆転さんのパターン
錦鯉は決して嫌いではないという・・・
2セット目以降、いつ「錦織圭が止まらない」と
言ってくれるかと待ってたんですが、言われずに残念でした。
なんか、今回の圭くん、顔つきがとても良くて
狙ってるな、と期待してるんですけど。
明日のベルディヒ戦が楽しみ、楽しみ。
Chrisちゃん引用 返信
始めはロブレドのスライスに、手を焼いてましたね(;^_^A
打っても打っても返されるので、焦れてアウトしてばかり(>_<)
まあ、そのうち慣れて攻略法を見つけるだろう♪とのんびり構えて見ていたら、その通りになりましたね!!(‘-^*)ok
1セット目を取られても、落ち着いていたし、まだまだギアを上げられる感が漂っていたので、見ているこちらも余裕でした♪
でも、もう少し早く慣れてくれたら助かるんだけど(;^_^A
次はいよいよベルディヒ、待ってろ(≧∀≦)
圭 大好き!引用 返信
いつも楽しく読ませてもらってます。
昨日は試合以外にほんとに信じられないようなことが起きましたね。帰ってwowow録画を見たら、それについての放送はなかったような。録画ミスなのかな。
伊藤竜馬VSツルスノフ戦の第一セット途中で観客席が真っ暗になり、そのままライトがつかず試合が中断。その直後に雨が降り出したのに天井が半分しか閉まらず、コートがびしょ濡れに。
コートが濡れたときの対応マニュアルも乾かす装置も備えられていなかったことが判るのですが、人海戦術で最後には沢山のタオルをコートに広げて約1時間かけてコートを乾かして試合再開という、前代未聞の事態を目撃しました。
お陰で錦織のダブルスの試合、第二セットの途中で終電を捕まえるために泣く泣く帰らなくてはなりませんでした。
救われたのは試合中断の間のお客さんの冷静な対応、松岡修造がマイクを握り観客に絶えず話しかけていたこと、途中なんとダブルス待機中の錦織がコートに現れ、ファンにカードを手渡しして松岡とトークをするサービスで観客を不穏なムードから救ったことでした。
大会主催者にはこの教訓を生かして天井が閉まらなかった時のコートの雨対策の備えをしてほしいです。
zeug引用 返信
昨日の中断時、あの場にいました。私もダブルスの第2セット途中で帰途につきました。
和やかな雰囲気で待つことができたのはひとえに修造さんのおかげです(プラス、ファンサービスに出てきてくれた錦織君、人海戦術で頑張って働いていたスタッフ、あと我慢強い日本人の性質)。
・ライトが突然落ちたことへの再発防止策
・突然の雨への対処法(雨が多い日本では当然)
・緊急事態が発生したときの広報
この3つについて、楽天オープンには真剣に取り組んでほしいです。楽天オープンにメールを送るつもりです。
(ついでに言うと、英語のサイトが見れたり見れなかったりするのも国際大会として恥ずかしい。)
MK引用 返信
現在wowow未加入なのですが、試合の詳細がここへ来れば分かるので重宝しておりますm(__)mさて竜馬vsスルツノフ戦で停電(&モメンタムも失った?)とは災難でしたね。KEIの故郷でもある当地では一日中晴れていたので、好天のもとで熱戦&大声援が繰り広げられているモノとばかり思っていました。
さて
選手達が本気で”(GS以外の試合でも)勝ちに来ている”一因は、ネット等の発達によりライスコ・ライストで何時でも何処でも見られるようになり、気の抜けたような試合をしようものなら、即座にファン離れにもつながるとの選手側の危機感がある、との指摘です。たしかに試合後の単なる数字(スタッツ)だけでなく「生で」情報が得られれば、選手の本気度が自ずと(ファンにも)感じられますしね。
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http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/text/201210050001-spnavi_1.html
一方、マレーがカルロビッチ戦後に語った言葉には「GSのタイトルがどうしても欲しくてそのことに集中し、その間の試合では集中力を欠くことがあった。(全米で)GS初制覇を達成し目標を再設定する上で、年間を通じて常に集中して戦い抜くことが(制覇した者の)責務」とか。テニス界全体の盛り上がりあってこそのスター選手であり、圧倒的なパフォーマンスでファンの目を釘付けにする事も次の盛り上がりにつながる、と考えているようです。同様に錦織・添田・伊藤も、日本のトッププレーヤーとしての自覚として捉えているようです。
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http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/news/detail_121002_03.html
圭・豪・竜馬の三羽烏がアジアの男子テニス界のトップランク?ですが、チャイナOPでは主催者推薦のZ.ザンが第5シードのR・ガスケ(フランス)を6-4, 3-6, 6-4で下す大金星で、会場を沸かせたそうですよ。うかうかしていられませんね(^^ゞ
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http://news.tennis365.net/news/today/201210/94749.html
ロブレド戦では、前半には何度となくBPを迎えながら(相手の高速サーブに「心の隙を突かれ」)攻めきれなかったものの、最後は総合力で勝利をもぎとった、とあります。
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http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20121005-00000301-tennisnavi-spo.html
Forza!!
昼行灯引用 返信