残念!ラオニッチのビッグサーブに屈する(2014ウィンブルドン4回戦)

2014 Wimbledon The Championships
4th Round
Milos Raonic[8] def. Kei Nishikori[10], 6-4,1-6,6-7(4),3-6

最初のゲームから集中し、ラオニッチのビッグサーブに触りさえすればリターンできていました。ストローク戦になると錦織の優位は明らかで、幸先の良いブレイク。サービスゲームも安定感があり、そのまま全キープで取った1stセットは理想的な展開でした。

同時にラオニッチのサーブに対してあと2回、こんな感じで取らなければならないのかという不安も見ていて感じました。

ラオニッチのサーブはエグすぎます。あれを返してしかもポイントを取るのは至難の業でしょう。さらにラオニッチはリターンが返ってきた時の処理が格段に上手くなっていました。さらにバックのダウンザラインも進化しており、以前からの特徴である「速めの勝負」は健在で、錦織としてはブレイクの糸口がまったく見えないまま、プレッシャーのかかるサービスキープを続けさせられていました。

錦織のサーブが進化したとはいえ、全てのサービスゲームをキープし続けるのは容易ではありません。セカンドサーブからのポイント獲得率が低かったのでポイント先行されるサービスゲームも多く、4thセット終盤でついにミスが出てしまいました。

そして3rdセットのタイブレイクが勝負を左右するポイントでした。このころになるとストローク戦でもラオニッチのカウンターショットが入る場面が徐々に増えていたせいか、2-3からイージーなフォアハンドをネットにかけてしまいました。1つのミスも許されないギリギリの勝負の中、サーブのレベルを保ち続けたラオニッチと、ストロークのレベルを保てなかった錦織の差がスコアの差として現れた試合だったように思います。普通はもう少し波があっても良さそうなものですが、落ちなかったラオニッチのプレーを讃えたいと思います。

優勝もあるか?という期待の中4回戦負けでショックを受けている方もいらっしゃるかもしれませんが、優勝とは行かなくても今日の試合に勝ち、ナダルについに勝つか?という期待はまやかしではありません。今日の相手ラオニッチは素晴らしいプレーをしました。同じ4回戦でも素晴らしいプレーをしない選手もいるかもしれませんし、そんなプレーで勝つ選手もいるかもしれません。

錦織も勝てる試合をまずいプレーで逃したことも、対戦相手が勝手に崩れて勝ちを拾ったことも、両方あります。今日は万全の強い対戦相手にいい勝負をし、敗れたということで、勝てたら最高でしたけど負けたところで後退ではないと思います。プレッシャーのかかる3回戦も勝ち切ったことですし(今だから言いますが実は鼻血出てました)、「まずまず」の結果というところではないでしょうか?「最高」ではありませんがね・・・。

期待が持てるレベルに達していることは間違いなく、何回もチャレンジする中でいつかは達成できることだと思います。
ただ、今回がその機会ではなかったということだし、錦織も夢を叶えるためまだ強くならなければならないということも明らかになりました。

大事なのはチャレンジし続けることであり、チャレンジするためのコンディションを保つことです。
悔しい悔しい敗戦でしたが、すぐにまたハードコートシーズンが始まります。USオープン、楽天ジャパンオープン、そしてATPファイナルの出場権争いと、悔しがっている暇もなく目標が次々と現れます。今日、明日くらいは錦織と一緒に思う存分悔しがって、すぐに忘れて次を期待しましょ。

185 件のコメント

  • 団長、世界一早い圭の試合記事うp、ありがとうございます(^-^)/

    今日の試合は、最後まで弱気の虫を封じ込めたラオ君が頑張ったということではないでしょうか?

    ラオ君の進化、しっかり目に焼きつけました。圭もまだまだ上を目指さないと、ですね!(((^_^;)

    よりレベルの上がったライバル関係が目撃できた、悔しいけど、どこかうれしい、わくわくした試合でしたm(__)m

    圭の得意なハードコートシーズンが、本当に楽しみです!d=(^o^)=b

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  • 連投、すみませんm(__)m

    キルギオスが、第1セット取りました!(^o^;)

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  • 何が悔しいって、年下のラオニッチとデミトロフに先にウィンブルドンベスト8を達成されたことが悔しいです。(心が狭い?)

    ここはちょっとリセットして、ディフェンドするポイントがほとんどない北米シリーズと全米でガツンと上に行ってファイナル出場を決めてもらいたいです。

    でも、くやしいいい。

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  • しかたないです・・・マイケルもウィンブルドンは得意ではなかった。
    サーブの安定性を磨き、もっとネットに出て、的を絞らせないテニスをしないといけません。今大会、ボレッリ戦から今ひとつ積極性に欠けました。原因はこれからチーム圭が分析するでしょうし、対策もたてるでしょう。また来年・・・。
    ラオ君とは真剣勝負のレベルで、いつまでもライバルとして切磋琢磨して欲しい。しびれました。
    それにしてもキルギオス君、すごいのが出てきました!

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  • いやー悔しいなー
    ラオニッチ強かったですねー、あのサーブは反則だし、ストロークでも打ち負ける場面がたびたび。
    まあしゃーない次ですね、次。
    でも悔しいなー

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  • 圭くんとラオくん。
    今のTOP4同士の闘いのように、ATPでRivalryの記事を組まれるくらいになるかなぁ。。(*^_^*)

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  • ハレ、ウィンブルドンと続いた芝のシーズンについての感想ですが、やはりいまいち自信がつけられないまま終わってしまった感じがあります。
    今シーズンのクレーシーズン、神懸かり的な活躍をしたこともあり、応援してる身の自分は舞い上がってしまってもう今年は軽くロンドンにいってくれると思っていました。サーブ力が上がったのは確かですが、芝限定で言えば、そこまで去年と変わらないような気さえしてしまいました。もともと芝はラリーが続かないことを差し置いても、ストロークでらしくないミスがけっこう目立ちました。(おそらく芝特有の伸びてくる球などいろいろ難しいんでしょうね。)そのあたりの自信がつかないことで消極的なラリーになってしまったと思うし、またチャンスボールを決めきれないなど様々なところに悪影響が及んでいました。3回戦は特にその部分を感じました。プロになってから錦織は芝は球足が速く好きみたいなことをたびたび聞いた覚えがありますが、ここ数年はコメントも少し変わってきてますね。サーブがクレーシーズンほど好調でなかったことも、こういうリターンゲームを中心としたストロークに不安があったからでしょう。クレーではリターンゲームに対する自信が今年進化したサーブをさらに強烈なものにしたと思うので。

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  • ジョコビッチが今年のクレーで対戦した時のコメント「あんなに絶望的なリターンゲームは無かった!セカンドサーブでさえ凄かった!」勝負には勝ったのですが…
    芝であのサーブですもの。ラケットに触る事もできない中で自分のサービスゲームはプレッシャーかかっちゃいますよね?
    反対にラオくんはリターンゲームで勝負できますし。あのタイブレークが全てでしたね?
    でも、3回戦まで1回もブレークされていないどころかブレークポイントも与えて無かったラオくんから7つのブレークポイントを、そしてゲームもひとつ破った圭くんはやっぱりすごいと思いました。
    次の対戦で是非ともリベンジを!

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  • 圭くん、さぞかし悔しかったことでしょう
    もち私も悔しい~
    でも、まずは一旦リフレッシュして、全仏、全英の連戦の疲れを取ってね
    それから北米シリーズでこの悔しさを返しましょう
    毎日OOPを見るたび、JPNを背負って頑張っている日本の若武者
    に誇りを感じます
    ここから先は大変な道と思うけど、課題を克服しながら進化し続ける圭くんの姿を見守りながら応援していくからね~

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  • 悔しくて眠れない・・・
    そうか、ラオ君は2日あったから作戦をたてる十分な時間があった。圭はボレッリ戦でいっぱいいっぱいだったから、準備不足だったのかも。ロンドンの天気は味方につかなかったか!?
    来年は塩でも撒こう!(芝が枯れちゃうかw)

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  • 私はかなり昔からテニスは見ていますが、もう数十年前にロッドレーバーというやはりすごいサーブを打つ名選手がいました。
    ウィンブルドンで数年間このサーブだけでストローク戦のないテニスに話題が集まりました。今日のラオニッチも本当に手が付けられないほどサーブがすごかったです。ルールですから仕方のないものの錦織ファンとしては、もう少しストローク戦も見たかったです。
    近年のプレーヤーの大型化の中で、トップランクを維持している錦織は本当の天才です。ハードコートでのリベンジ期待して今日はきっぱり忘れて寝ます。

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  • 4Rには勿体無いレベルの戦いでしたね。錦織選手が悔やむとすれば、2ndセットを簡単に与えてしまったことですね。ラオ選手に、自信を持たせてしまいました。
    TBは仕方ないです。これまでの試合では、錦織選手が3度のTBを制して勝利を収めてきましたが、今回はラオ選手が制して勝利したということでしょうね~
    しかし、ラオ選手、96年の全英王者のクライチェック選手かと思うほど、多彩といいますか、巧くなりましたね~サーブもクライチェック選手と同様に驚異的(>_<)
    この二人のライバル関係は今後、テニス界では要注目となるでしょうね~錦織選手は次回のラオ選手との戦いが大事になると思います。連敗してしまうとラオ選手に「錦織には、もう負けない。」と自信を持たせてしまいかねません。 
    錦織選手もこの長期のヨーロッパ遠征で素晴らしい進化を見せてくれましたし、全米シリーズでの活躍と、ラオ選手への雪辱を期待したいですね!

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  • プレイスタイルから考えると、四つのGSで錦織くんに一番厳しいのはウインブルドンだと思います。
    たいした故障もなく、最低限のノルマとも言えるベスト16を達成できたことはよしとしましょう。
    悔しさは是非とも全米で晴らして欲しいものです。

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  • 2ndセットの第2ゲーム、圭の30-0のあとのポイント、ラオニッチのストロークアウトがチャレンジでインと判定され、リプレイザポイントを落として30-15となりました。
    嫌な流れだなと思っていたらそのゲームをブレイクされてしまいました。2ndセットはあれで流れが変わってしまったように思います。
    しかし、ラオニッチはうまくなりましたね。以前はネットプレーやストロークが万全ではなく、ミスを誘うスキがありましたが、今は殆どありません。
    昨日の試合も、1stセットこそストロークで錦織が押していましたが、終盤はストロークでも圭が押し負けていました。圭の切り札のバックハンドダウンザラインをフォアのダウンザラインで切り返されたポイントなどが象徴だった気がします。
    正直次世代エース対決は、ラオニッチが一歩リードと感じました。
    ただ、4thセットも第7ゲーム、最終ゲームとラオニッチの1stサーブが入らなくなってきており、逆に圭のリターンが合ってきていましたので、第8ゲームをブレイクされなければ、勝機も出てきた気ようながします。
    ウィンブルドンは残念な結果に終わりましたが、北米ハードコートシーズンの活躍に期待したいですね。

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  • ラオニッチ選手のあのサーブ、すごかったですね。
    あれはしょうがない、と思う気持ちとでも打ち破って欲しかったという気持ちで頭の中がごちゃごちゃです。

    全てが終わってしまった訳ではありません。しばらく休養して(と言ってもあまり休めないかも知れませんが)、
    ハードコートシーズンでの活躍を期待したいと思います。

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  • ラオニッチ強かった…
    錦織も悪くなかったと思いますが、一昨年の楽天のような「神がかり的」なプレーは無かった気がして、万全の彼に勝つにはそれが必要なのではと思いました。
    彼とは、今後も何度となく対戦するでしょう。かつて貴乃花は曙にのど輪一本で土俵下まで吹っ飛ばされたことに衝撃を受け、肉体改造と技の強化に励み、ついには曙に負けなくなりました。
    今日の2セット以降のリターンゲームはまさにそんな衝撃を受けるような展開でしたが、チームでしっかりと対策を練り、勝てる圭に進化してくれると思います。がんばれ。

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  • 団長、相変わらずの名文です。ありがとうございます。

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  • 残念でした。
    ラオ君は、サーブは言うまでもなく、ストロークもカウンターのストレートが冴えてました。
    今までの対戦ではあまり使ってなかったオプションのような。
    錦織選手が逆をつかれる場面が目立ちました。
    それにしても、今年は近年になくサービスエースが多いですね。
    ビッグサーバーの試合とはいえ、30本以上の試合が既に幾つかあります。
    イズナーがフェリロペに負けた試合なんて、確か50本以上(゚o゚;;
    芝の状態のせいかな。。

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  • 本当に悔しい、この空洞化は今日も続きそうですね。
    ラオニッチのこの冷静な強さは、優勝もあるかもですね。

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  • 錦織はリターンでリズムを作ってゲームを組み立てる選手だと思います。立ち上がりこそ上手く行ってたけど、徐々にラオニッチのサーブが威力を増して、自分のサービスゲームにプレッシャーがかかった感じですね。第4セットの後半は相手の1stサーブの確率は落ちたんですが、リズムが掴めてないので、ブレークできる気配は感じませんでした。
    今日はしょうがないですね。完敗です。北米、アジアでまた暴れてもらいましょう!

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  • ラオ君のサービスは絶好調でした。4thセット終盤にようやくリターンが合って来てたような気がしましたけど、時すでに遅しでしたね。それともラオ君のサーブが少し落ちてきたのかな?もう少しラリー出来ていれば体力勝負に持ち込めそうでしたけど、押し切られた形ですね。残念ですが今回は相手が悪かったかなーと思います。北米シーズンで取り返そう!

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  • ラオ陣営は、しっかり錦織対策してましたね。
    ボールが滑る芝のコートで、あのサーブ…(^_^;)
    タイブレークも今回は挽回できなかった。
    でも、3セット目を落とした後、錦織のメンタルがガクッと落ちたところでの植田さんのかけ声は、圭の力になったとおもいます。
    ダンテの隣に座って、陣営でかたまってほしいなあー。ついでにジュニア達も。
    今回の錦織陣営は、さみしかった…(^_^;)
    ハードコートの大会は、期待してまする!

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  • 芝は最も瞬発的なトラクションをかけにくく、圭くんの長所であるリターンの反応やフットワークの良さを生かし切れないサーフェスなのでしょう。
    芝のコートでプレーをするどころか足を踏み入れた事もない自分にとっては、全く未知の世界ですが、ボールパーソンの転倒の多さからうかがい知れます。ハードやクレーではありえないですよ。
    ここは「まずまず」の結果を出し、ハードシーズンにいち早く準備できる事を好機ととらえ、今後の活躍に期待します。
    さぁ、俺も仕事がんばろ。

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  • 残念でした…

    ラオ君の高速サーブにやられたわけで、それは否定出来ませんがそれだけでも無いような…
    WB独特の滑る、滑る芝(ボールボーイ、ガール達も滑っていましたね、)でのフットワークがまだまだ、アジャスト出来てないのではと思いました。

    振られての切り返しの、ウィニングショットになる筈のフォアー、バックがボールコントロールされてないのが目立ちました。
    つまり、ボールに追いついてのショットに見えても滑りやすい芝では十分な体勢ではなかった、のではないかと。
    ボレリ戦でもそう見えました。

    そんななかでも、アンフォースド・エラーは少なかったし、圭君のことだからそのうち克服してくれるでしょう。

    逆に言えば、現在の圭君でWB以外では十二分期待出来る、と。

    それにしても悔しい筈がないなかでの団長の記事UPの速さ、驚きです。強靭な精神力!

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  • 今のラオニッチを誰がどうやって止めるのか。順当ならSFでフェデラーですね、必見です。

    ぱ・ゆーみさん、それ前から気になっていました。選手はことあるごとに陣営に視線を送ります。もう少し賑やかにした方が励みになりますよね。元々二人とも地味(失礼!)なんで。

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  • 残念無念。。

    セカンドサービスを叩かれ、ストロークでも押され(切り返し)てしまって
    はなす術が、、、。
    圭君もサーブ力が進化したとはいえサーブ力で彼に勝負を挑むには差があ
    ありすぎ。

    これからも何度も対戦することでしょう。勝ったり、負けたりの勝負が続く
    のでしょうがそのためには、どうしたらセカンドサービスを叩かれないで
    済むのでしょうか、その対策ってあるのでしょうか?(ファーストを入れる
    しかないのかなあ)。

    サーフェスに関わらず、やっぱりビッグサーバーって有利ですよねえ(少しため息)。。
    ナダルを破った19歳もサービスエース37本、、、。(ラオニッチ35本)。

    さあ、今回は今回! 故障も悪化してないようですし、次ですね! GO! KEI !!

    ※圭君を苦しめたラオニッチのとんでもなく弾むスピン(キック)サーブ。芝であれ
     だけ弾むのだからクレーやハードではとんでもない脅威ですね。あ〜やだやだ。。

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  • 圭君、残念でした。ラオニッチのあのサーブは本当にエグいですね。圭も進化していますが、ラオニッチも進化していることを実感しました。ディミトロフやグルビスも含め、この世代がお互い切磋琢磨して、トップ世代を凌駕していってほしいと思います。
    でもそれより末恐ろしいのは、いちにのさんも触れられてますが、ナダルを破ったKyrgiosじゃないでしょうか。まだ19歳。もちろん昨日はゾーンに入っていたという気もしますが。
    昨日の調子ならラオニッチもやられる可能性あると思います。
    正直ThiemやVeselyは何度か見て現段階では今の圭の敵ではないと思いましたが、昨日のKyrgiosならどう攻略したらいいのか。。。
    ナダル戦をみた人の感想はどうですか?

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  • ラオニッチは落ち着いてプレーしていましたね。
    キープしても淡々とした表情で、彼の憧れであるサンプラスに倣っているようでした。

    予想通りラリーの少ない展開だったからか、対応策コンピューターが不調の圭は、錦織対策に何度もハマってしまいました。

    前回の対戦でラオニッチは、錦織対策としてリターンはセカンドサーブは叩く、サービスゲームはなるべくラリーさせないための3球目アタックを採用していました。

    今回はセカンドサーブを叩かずにスライスで錦織のバックに変球し、次のボールをきっちり展開or叩いていました。

    試合後のインタビューで、ラオニッチのサーブが読めなかったとコメントしていますが、同じトスから打ち分けるサーブを身に付けたサンプラスに憧れるだけあって、ラオニッチのトスは読めないんでしょう。
    あからさまにスピンサーブを打ちそうだと分かる時でも、想像を超えるエグイコース&回転のスピンサーブが飛んできて、対応できずにいました。

    アガシのようだと評される錦織ですし、同世代ライバルの中でラオニッチとの関係は、ビッグサーバー対スーパーリターナーとして、サンプラス対アガシのような、注目カードになっていくのではとワクワクします。

    他の同世代ライバルとしては、ディミトロフ、グルビス、あと最近復調のチリッチ辺りが挙げられますが、現時点では勝ち越しとはいえ、今後も互いに切磋琢磨して楽しみな対戦相手です。

    チャンコーチがいつまで指導してくれるかわかりませんが、益々の成長を多いに期待して、全力応援を続けていきましょう!

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  • 強いライバルと何度も戦って強くなる まだまだこれから経験を積んで、悔しい経験を積んでフェデラーやナダルジョコやマレーのように泣き泣き進化していくしかないですね。

    ナダルやフェデラーも若い新しいテニスをする選手と毎回真剣勝負をしているように見えます。年下だとか年上だとか格上だとか格下だとかは忘れて相手のテニスを研究して勝ち切ることに集中するしかないと思います。

    今はとても悔しいけどこれからも圭君が自分の夢を追い続ける限り応援していきます。

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  • 悔しいー!
    次世代ライバル対決、ビッグサーバー対リターナー、ランキングもちょい上にいるラオニッチには是が非でも勝ってほしかった>_<

    でも、一昨年の楽天OPからのラオニッチの成長レベルが半端なく感じました。
    正直、当時はなんとかリターン返せてラリーになればこっちのものってみてました。ですが、錦織君もサーブが読めなかったと言っていたようですし、サーブのレベルも上げてきているし、3球目の展開力とストロークも幅が広がり、ボレー処理も上手くなっていて、非の打ち所がないテニスをしていましたね。

    今回はラオニッチに軍配があがりましたが、皆さんの言う通りWBベスト16は良い結果だと思いますし、ボレッリに逆転勝ちした勝負強さと精神力の強さも感じられた良い大会だったと思います。

    ラオニッチの勝利と好調により、ロンドンの切符争いに名乗りを上げ、終盤熾烈を極めることになりそうですが、ハードシーズンに期待ですね!

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  • 出だしは最高でしたが、ラオニッチ相手にグラスコートで5セットマッチと考えると、1セットとった直後でも、これをあと2セットかよ!と、正直見てる方もうんざりでした。あの「絶望的なサーブ」を受けながらもがんばっていたし、いいポイントもありましたが、ストロークでもポイント取れなくなったときに、まさに絶望的な気分になってしまったのかも。いや、そんなことじゃダメなんですけど、昨日のラオニッチは、あの錦織の鬼のメンタルを萎えさせる圧倒的な威力がありました。完敗でした。
    悔しいけれどノルマは果たした。一気にトップになんか行っちゃったりしたら、それこそ後が大変だしねw。昨シーズンよりひとつふたつ多く勝つ。それでいい。まぎれもなく今までで最高の充実した前半戦でした。大きなケガも無く、大事な大事な夏の書き入れ時に向けてロックオンできそうです。
    後半戦はライバル達と共にトップをかきまわしてもっともっと世界のテニスファンを楽しませてくれるでしょう。

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  • 内田さんの記事、早速アップされていました。
    (リンクができなくてすみません)
    …それ読んで、また悔しさがこみあげてきました…く、悔しい〜…_| ̄|○
    団長さんが、今日は悔しがっていいと書いて下さったので、お言葉にあまえさせていただきます。
    あんなサーブが主役のテニスなんか面白くもなんともない!
    圭の真骨頂の華麗なるテニスで、いつかリベンジしてくれ〜!(T ^ T)

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  • ラオ強かったですね。
    頭の片隅ではただのガンタンクじゃんと思ってましたが認識を改めないといけない。
    しかしルール改正してネット5cm位あげる必要あるんじゃないでしょうか?

    勝ってキルギスとやって欲しかった。
    錦織vsキルギス見たかった。
    キルギス間違いなくNO1になると思うし。。

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  • 去年よりは芝でも進化した錦織選手、ウィンブルドンベスト16まで行ったんだからよくがんばりました。
    と言いつつ、ベスト8に若者が何人もいて錦織選手がそこにいないのが一番悔しい!(逆恨みです、ごめんなさい)

    ば・ゆーみさん、内田さんの記事はこれですか?
    反則サーブをうまく攻略する術ってないんですかねぇ
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2014/columndtl/201407020001-spnavi

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  • みけさん、リンクありがとうございます。
    その記事です。(T ^ T)

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  • 内田さん記事の締め括りの3行。

     芝という特殊なコートでの宿命的な敗北ですら、今の錦織は受け入れられない。悔いとは、「もっとできたはず」との自負と表裏をなしてもいる。
     その悔しさこそが、錦織が聖地の芝から持ち帰る、最大の財産だ。

    文才っていうのはこういうのを言うんですね。
    悔しいけど、最高です。

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  • 惜しい試合でした もっとスライス使うべきでした 第2セットからラオの方にスライス使われていました 後、ラオのステップワーク見てたら前後の揺さぶりも(ドロップショット)もどんどん使うべきでした  あのステップワークじゃ崩せます!

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  • カナダのTVではコメンテーターが第1セット錦織を絶賛していましたが、中盤以降動きが悪くなったことについて、足のマメのせいではと推測していました。途中テープを貼ってもらったりしていたようですが、影響があったのでしょうか?多分錦織もこれを言い訳にしたりはしないと思いますが、影響があったのであればこういうことも今後注意すべきことでしょうね。クレーから芝になって靴も変えていると思うので難しいとは想像します。

    それにしてもこのサイトはすばらしいです。錦織が負けて落ち込んでいても、読んでいると元気が出てきます。それに対戦相手をけなしたりせず、優れているところを認め、尊敬する皆様に錦織だけでなくテニスに対する愛を感じます。

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  • 残念でしたね。
    今回は2ndセット以降ちょっと完敗に近かったかな。ストロークになっても負けることが多々ありました。
    今のラオニッチを止めるのは誰でしょうか。順当にいってSFでフェデラーですね。ほいやっさおじさんがどのようにあのスパーサーブに対抗するのか、すごく見てみたいです。

    ところで、ナダルとキルギオスの試合見ました。
    2ndセット以降ナダルがリズムを掴み始めて流石だな、このまま押し切るかなと思っていましたが、キルギオス君は崩れなかったです。素晴らしい。
    彼のプレーは、ストロークは強いですね。全て強打というわけではなく、力を抜いて打つ時もあり、チェンジオブペースと言うのでしょうか、うまくラリーしていました。
    バックもうまく、鋭いクロスで組み立て、ダウンザラインでウィナー両方できていました。
    一方、ネットプレーはうまくないです。むしろプロでは下手なレベルかと…。
    フットワークもまだ向上の余地ありでしょうか。
    彼はまだまだ伸びると思います。
    長文失礼しました。

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  • ちょっとショックな敗退でした。。。
    ライバルのディミトロフやラオニッチが勝ちあがってるだけに余計に悔しい
    ボレリ戦と同じくこの試合、ラオニッチがよかったのも当然あるんですが
    錦織くんのいいところがあまり出せず
    クレーと違い芝に対してうまくプレーできないイメージが消えないのか
    試合の中で気持ちの浮き沈みが激しかったような。。
    2セット目であれだけ簡単にブレイクさせて取られてしまったのが敗因の気がします
    あのセットでせめてタイブレまで持ち込んでれば取っても取らなくても
    次のセットラオニッチに少なからずプレッシャーがかかっていただろうに、
    6-1で楽に取らせてしまうのはいただけなかった。あれからラオニッチは自信がついて
    ますますサーブのよくなっていったしストロークでも落ち着いて攻めてきてましたし。
    錦織くんはリターンが返せないことでサービスゲームを落としたら終わりというプレッシャーが
    ストロークまで狂わせて劣勢になってしまった気がします。。。
    これが今の実力とは思えません。クレーでのプレーを知ってるだけに、
    もっとやれたはずと思ってしまう。
    ハードだったら全く違う展開になっていただろうし
    ラオニッチとはこの試合だけで差がついたとも思えない。
    でもハレの試合内容、エキシビでの2敗からちょっと芝適性を心配してたので
    やはり今はこれが限界なのかなーという気もします。。。
    全仏が一回戦負けだったので何としても全英ではベスト8は行ってほしかった。。
    グランドスラムで安定してよい結果を出せるように、錦織チームの今後の対策に期待します
    きっと錦織くんも今すごく悔しいだろうな。。。気持ちの切り替え難しいです

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  • ハンディをフットワークにより補うことが殆ど出来ない芝生では、自分のサービス・ゲームをホールドすることに徹することが生命線ではないでしょうか。
    これは様々な面からの体力の補強のみならず、折れないマインド・セットが補強されなければならないのでしょうね。
    あのジョコビッチですら、絶望的にさせられつつも、確実に勝ち切る結果を出しているのは、折れないマインド・セットを持っておられることが一因だろうと思われます。
    これは、芝以外のサーフィスの期間でも必要で既にハイ・レベルに発揮していると思われますが、更なる高見目指し、higher level へ発展させられると良いですね。

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  • 次にラオニッチと戦う時はどんな作戦を立てるんでしょうねー。
    あのサーブを攻略することよりも1stサーブの確立を下げる作戦の方が現実的に思えますけど、そのためには体力を奪わせるとかプレッシャーを与えるとか…。何にしても自分のサーブの時にしかそれを実行する機会はなかなか来ないし、自分のサーブはキープするのに必死だし…(^_^;)
    もうやっぱりぶっつけ本番みたいなことになっちゃうんでしょうかね。

    ちなみに前から思ってましたけど、サーブで前後に揺さぶる作戦はどうして誰もやらないんでしょうか?ラリーではよくあるのに。
    1stはエース狙いだから良しとして、2ndはコース狙い以外は深く入れた方がいいみたいな常識はやっぱり常識なんですか?
    昔デルポと対戦した時、なんとかネットを超えるような錦織の浅い2ndサーブがものすごく取りにくそうだったのがずっと記憶に残ってて、あれを作戦としてやったらダメなのかなーって今でも思ってます。特に長身選手に対して。
    素人の単純な考え?(^_^;)

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  • 有明で錦織に振られまくってキリキリ舞いさせられていたラオニッチとは別人でしたね。彼は昔の彼ならず……。
    全米ではチャンコーチも参戦でしょうから、ベスト4を目指して欲しい!

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  • 2ndでネットにかけるリスクを考えたら、やはりスピンかボディの方がより確実で相手を崩しやすいサーブということなんじゃないでしょうか?
    昨日のラオくんは最後のセットで浅いエースも決めていたようにも思いましたが・・
    ラオくんもしっかり圭対策をして、読ませないサーブ練習をみっちり積んでの試合でしたね。
    ラオくんのあの冷静さは素晴らしかったと思う。自分の練習を信じ、対策は万全だという揺るぎなさを見た気がしました。

    エース量産の試合は観ていて正直つまらないし、近々圭くんがこの山を超えて(どう超えられるのか今はわからないですが( ̄_ ̄ i)・・)、こういう試合でも絶対面白くしてくれるはずの圭くんの才能を信じてます!!

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  • 圭くんがそんなに悪くなかったのに完敗に近い内容の試合。今日はただただ悔しいです…
    ビッグサーバーが芝に有利ってことを改めて思い知らされましたし、
    ラオニッチの成長も十分にうかがえました。いい集中で作戦通りに運んでいきましたね。
    これからも勝ったり負けたりの対戦になると思われますが、負けたり負けたりが続かないように
    圭くんのさらなる成長にも期待したいです。芝ではシンプルなプレイが有効なのでしょうか?
    芝での迷いのないプレイができる日が来るのを待ちたいと思います。
    そして、やっぱりセンターコートでマレーとの対戦が見てみたいです。
    わくわくするような好試合が期待できそうで~~~

    今日からは、団長賞賛中のマレーと芝の王者フェデラーの試合を見て勉強します。
    それから、ラオニッチが勢いのあるキルギオスとどう対戦するのかも気になります。

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  • 芝は、エースが打てれば勝てるという・・・
    正直、面白くもなんともないです

    あんなにいっぱいサービスエース打たれて、セカンドもすごければどうしようもないですね・・・
    ラオニッチとの試合に勝つには自分のサービスは絶対死守してタイブレ狙いでいくしかないですが、それにしては自分のサービスでピンチが多すぎました。

    もともと圭君の目標はR16だっただけに、圭君サイドも芝はあまり向いていないという思いがあったのかもしれません。
    芝で勝っていくにはサービスをもっと強化するしかないですね。
    何か、マイアミの頃のほうがサーブが断然良かったように見えましたが気のせいでしょうか。

    今回のWBでのプレイはマイアミやクレイシーズンに比べて去年の圭君に戻ってしまっている印象を受けましたが、どうか気のせいであってほしいです。北米シリーズに期待大です。

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  • ワシントンからの3連戦が凄く重要になってきましたね~
    ワシントンで優勝して、モントリオールと比べて相性の良いシンシナティで上位進出して全米に8シード以内で臨む・・・今回、改めて感じましたが、優勝を狙うには8シード以内が最低条件ですね。

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  • ラオニッチはクライチェックのバックハンドを強力にした感じですね。
    昨日は彼がベストテニスをしましたね。
    しいていえば第二セットもっとせることができればあそこまでラオニッチも好調を維持できなかったのでは。
    実際少しですが第四セットは第一セットのような展開になりかけました。
    ナダルがはたしてあの強力なサーブをどう崩すのかみてみたかったのですが負けてしまいましたね。
    錦織は強くなった。
    次に期待します。
    Well done, kei!

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  • その昔に、誰かは覚えていませんが「ウィンブルドンでは絶好調のビッグサーバーには誰も勝つことが困難だ」と聞いたことがあります。ベッカーとかイワニセビッチを差して言っていたような、妄想ですがテニスを面白くするためにウィンブルドンだけは130マイル以上のサービスはレットになる速度制限が必要では(^_^;)

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  • 連投すいません。
    3回戦と比べると、錦織選手もかなり修正できてたと思いますが、今回は、ラオニッチは凄く考えたプレーをしてきたと思います。
    サーブ&ボレーを時折織り交ぜてリターンの的を絞らせず、第4セットの終盤、錦織選手のリターンが合ってきたとみるや、ここぞのときにとっておいたかのような、バックサイドへのエグいキックサーブ。
    今後お互い切磋琢磨し合えば、ビッグフォーのような関係にもなれるんじゃないでしょうか。
    残念ではあるけど、殊更悲観的になることもないし、コート適性的に相手が上回ってただけと割り切って、次行きましょう!
    P.S. 身体が大丈夫そうなのが、なによりです。
    故障さえなければ、シーズン後半、イケる!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。