デ杯ダブルス、見せられた地力の差

カバル/ファラ def. 内山/西岡, 6-7,6-2,6-3,6-2

日本ペアは1stセットを奪いましたが、その後は力の差を見せられてしまいました。ブレイクポイントすら握れない鉄壁のサービスゲームの前に、突破口を見つけられないままの敗戦。改めてダブルス育成が日本の大きな課題であることが浮き彫りになりました。

ここでは選手を責めることはいたしませんが、内山をダブルス要員で育成するのならもっとダブルスの試合に出させるべきでしょう。ダブルス出場に対する協会のサポートはあるのでしょうか?
錦織/内山で行っておけばという点については結果論になりますし、3連戦を避けるという方針の元に決断したことでしょうから何も申しません。ただ、準決勝の出場選手を見たらどの国も3連戦で臨んでいるんですよね。マレーなど。
錦織を温存させるなら普段のダブルス育成を考えたほうがいいのではないですかね。繰り返しになりますが。

とはいえ、内山も西岡もツアーではシングルスで勝負したいはずで、難しい事情もあるのかもしれませんが。シングルスNo.2の育成とどちらが近道かということでしょうか。

これで勝負の行方は、錦織の勝利を前提とした上でダニエル太郎の双肩にかかることとなりました。
ツアーでも実績はファージャの方が上ですが、ランキングはほぼ同じなので過去1年に残りた成績もほぼ同じってことです。勝てない相手ではないはずで、デ杯という舞台でどれだけ自分を出し切れるかという要素が大きく関係すると思います。
今晩は寝落ちなしで頑張りたいです。

追伸

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20 件のコメント

  • 団長、そのとおりですね。
    デ杯で頑張るなら、ダブルス選手の育成に頑張って欲しいですね。でも、同時にマレーもフェデラーもダブルスに参戦して3連戦です。今回は錦織を温存したというより、若手の成長に期待をして西岡を使ったんだと思いますが、勝ちを本気で取るつもりなら錦織投入は必須だったかもしれません。全米で決勝まで行った34才のフェデラーが3連戦するんですから、錦織は一回戦で敗退していることを考えればそのくらいできなくてどうする!と思ってしまいます。チェコも優勝したシーズンはベルディヒとステパネクだけで3日間回しましたよね。しばらくは錦織が日本の大黒柱であるのは変えようがないので、早くダニエル、西岡、中川あたりがTOP50位になって不動の2,3番手として活躍して欲しいです。

    日本は本当にペア競技が発達しませんね。なぜでしょう?文化なのか?場所が足りないから?
    フィギュアスケートもテニスもシングルスばかりがTOP選手として活躍しますが、ダブルスやペア、アイスダンスなど育成の環境も整っていないため選手が育ちません。そのため、皆シングルで頑張りますが、TOPには行けないけどそれなりに強い選手の受け皿がなく、ダブルスやペアに変更すれば活躍できる可能性のある選手が結果的に諦めて消えていくパターンはかなりあるような気がします。もったいないです。

    協会や国は、選手のための強化費をもっと使ってそのような選手がダブルスで活躍できるような環境を与えられるようにしてもらいたいです。それがテニスの裾野を広げることにつながるのではないかと思います。

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  • わたしはダブルスには錦織くんを投入しない派だったのですが、他の国の状況を見るとどうもエースは3連戦が宿命、な気がしてきました。
    それで勝てばよし、負けてもしょうがない、という感じで・・・。
    コロンビアみたいにダブルススペシャリストいないのであれば、錦織3連チャンでもよかったのかなぁ。
    本人には負担でしょうけど、それがデ杯というものなのかも。

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  • JTAは現場のコーチの方々は情熱的に選手をサポートしてみえるかと思いますが、それ以外の点で多くの問題点があるように思います。
    今回の代表選手は4人全員がIMGと縁のある選手です。事前合宿をIMGで開催する努力はなされていなかったのでしょうか?全米2Rで敗退後の西岡選手をわざわざNTCに呼び寄せて、若手の有望選手とはいえ、FUが主戦場の選手相手の練習ではスピード不足ではなかったでしょうか?IMGならば、錦織選手もいますし、レベルの高い練習相手も用意できたと思います、コロンビアへの移動、時差の負担等も軽減されていたでしょう。
    そのNTCの事前合宿も増田コーチと石井コーチがメインで行われたようです。現役時代にダブルスの名手だった高田コーチが10代の若手選手のスペイン遠征に帯同と準備のために外れていたように思いますが・・・現役時代からスペイン留学の経験もあり、スペインに精通している増田コーチと役割分担を代えるべきではなかったでしょうか?
    選手の育成も大事ですが、それを支えるコーチの育成と選手、コーチを支えるサポート体制の構築が急務だと思います。今の現状では選手、現場のコーチに余計な負担が大きすぎて選手に3連投の無理をさせるだけの価値がないように思いますm(__)m

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  • 下団さんのおっしゃること、ごもっともですね〜
    私も、日本からコロンビアとか大変だな〜って思っていました。
    どうしても、勝ちたいのであれば圭くん3連投したでしょう。
    コーチは圭くんの負担の配慮や3連戦で怪我でもされたら大変という観点から、無理強いはしないと思うので、本人の志願待ちといったところなんじゃなかったのかと思っています。

    そうした絶対勝とう!みたいな雰囲気が流れてないんでしょうかね・・?
    でも、結局は、圭くん3連投で勝ったとして、今後も圭くん3連投じゃなければ勝てないんであれば、負担が重すぎて、3連投する意味は本当にあるんだろうか?という疑問もわいてきて複雑な気分です。

    今は圭くんにとって大切な時。マレーやフェデラーみたいにある年、覚悟を決めて、絶対デ杯を取る!という年にデ杯に集中するのもいいかもしれません。

    今回は、タロー君、力も拮抗しているし、デ杯は圭くんだけじゃないところを見せるためにも、WGに残るためにも頑張って欲しいです。

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  • これは私個人の想像から湧く感想です。
    日本勝利に限りなく近づく為には錦織選手をダブルスに起用すべき事は誰もが考える事なのですが、錦織は出場しませんでした。公には「体調万全、テニスも良くなってます」なんて言っているのに。です。
    私は錦織自身の「ダブルスも僕はやりますよ!出させてください!」的な熱い闘志のエネルギー不足(全米敗戦のショックからまだ完全に抜けていないなどのエネルギー・覇気不足)を監督が錦織から感じて錦織に任せきれず西岡起用を決めたのじゃないかと思いました。かもし出す闘志は錦織より西岡選手の方が上だった。何かやってくれるのじゃないかという期待に賭けて起用したのかと。
    解説の方も西岡起用について「監督が当日の朝、錦織と話してみた上で決めたことでしょうから」と言っていました。
    日本テニス界の宝者である錦織は別格に大事にされているのだろうなという想像が私の中で膨らみました。監督の配慮?弱気?かどうかはわかりませんが、とにかく錦織を「(奮起させて)戦わせる」よりも「(無理させず心身気遣い)温存」する方を選択したのだろうと。
    錦織に対して「お前が行って倒してきてくれ!」的な無謀な事が強く言えない、彼が日本テニスを背負って立つ宝者ゆえの周囲大人たちのもどかしさかなと思う想像です。
    しかし私は、他国のトッププレイヤーが3連戦で臨み戦っているのに、何故錦織は?と首を傾げております。今回はチームキャプテンでもあるのに。です。
    失った自信は試合で取り戻して行くしかないし、孤独な個人戦ではなく団体戦のデ杯だからこそ、ここはガツンとダブルスにも行って欲しかった。
    錦織がダブルスに出なかった真意が知りたいですね。

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  • 自分は今まで錦織三連投反対派で今回もです。
    でも理由はちょっと違って、今までは錦織君大事、錦織君ばかりに負担をかけるべきではない、という理由でしたが、今回はまさしく今後の日本のために太郎くん(もしくは西岡くん)にこのプレッシャーを経験して欲しいという思いです。
    21歳や19歳の彼らに酷だということはわかっています。でも錦織君は18歳、アウェーのインドがデ杯デビューでした(それもエースとしてでしたよね)
    去年のプレーオフ、スペインーブラジル戦のエース対決で、ランク上位のアグーが怪我明けベルッチに負けたのは 、同年代ながらデ杯初選出のアグーと、若い頃からエースとしてブラジルを支えてきたベルッチの差だったと思います。
    今まで日本のデ杯は最後を託された添田君のことがクローズアップされがちですが、でもその前に1勝2敗、もう後がない状況で回ってきた錦織君のプレッシャーだって負けないくらい大きかったと思います。こういうプレッシャーを克服して今の錦織君がいると思うと、若い選手にもこのプレッシャーを乗り越えて、デ杯をきっかけにステップアップして欲しい。そして一人のエースに全て丸投げして勝つのではなく、全員の力で勝ち上がって欲しいのです。理想論ですが。

    そして、既に錦織君が勝つ前提で語ってしまいましたが、地元出身ヒラルドですから過去の対戦より厳しいものになることと思います。
    錦織君には自信を持って戦って欲しいと切に願っています。

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  • @ヒカリコ さん

    “錦織がダブルスに出なかった真意が知りたいですね。”
    私も、激しく同意ですm(__)m
    残念な気持ちでいっぱいで、ダブルスの試合を見ていました。
    でも、途中から、別の思いが首をもたげて来ました。

    ひょっとして、今回は、第5ラバーで負けても仕方がないとの考えがあるんではないのか?
    つまり、圭意外の力がついていない状態で、ワールドグループを戦い抜くことは不可能だから、もし、負けたとしても仕方がない。
    この若手のメンバーで、もう一度ワールドグループへの切符をつかみ取ることが出来るか、出直しの意味も込めた人選だったのかと。

    とにかく、過去、添田君が3度挑戦してはねのけられた過酷な戦いに、太郎(ヨッシーかも)が挑まなければならないのは、間違いなありません。
    2-2からの、運命を決する最終ラバーを、寝落ちせずにしっかり見届けたいです!!!(`ー´ゞ-☆ピシッ

    チームジャパン、ファイティン!!d=(^o^)=b

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  • これは難しい問題ですよ。錦織を投入してまでして負けたらまたあれこれ言われるでしょう。
    楽天で負けたりしたらデ杯3連戦が余計だったと言われますよね。
    結局どういう洗濯をしても結果が出ないとあれこれ言われてしまうものです。
    出るにしても出ないにしてもメリットデメリットあるわけですから、あとからあれこれ言ってもしょうがありません。

    JTAメルマガに少し書いてありましたよ。

    「西岡起用には、他の意味もあった。植田監督が「西岡がプレーする重要性を考えた」と言うように、日本選手の若返りが今回のキーだ。それには「(勝つには)厳しいかもしれないが、使っていかないと成長しない」(植田監督)。西岡も「デ杯での初めての試合がアウェー。それがいい経験にもなった」と話す。世代交代を進めるには、植田監督は「どこかで(勝敗については)我慢することも必要」と話した。」

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  • つまり、どういう考え方でそうなったのか、バックグラウンドに思いをはせることが重要だと思います。
    錦織を出したほうが勝率が上がったとは思いますが、これはこれでよかったんじゃないですかね。

    こうも書いてあります。

    「日本は、予定通りのペア起用となった。西岡はデ杯デビュー戦で、ダブルスは
    今季個人戦でも2大会にしか出場していない。西岡自身も「自分の得意分野では
    ない」と認めるダブルスに起用した理由を、植田実監督は次のように明かした。
    「少ないかもしれないが、ぐちゃぐちゃにして勝てるパーセンテージはある」。」

    西岡の可能性にかけたってことですね。

      引用  返信

  • ダブルスの敗戦は残念でした。第1セットを接戦でものにできたので、第2セットはそうはいかないだろうなとはなんとなく思っていましたが、相手ペアの経験値はさすがでしたね。

    内山選手と西岡選手にはしっかり経験を積んでもらって、今後に期待したいと思います。

    そろそろ錦織選手の試合が始まりますね。最終日2連勝して逆転勝利をするかもしれないし、錦織選手がもしかしたら負けるかもしれない。錦織選手が勝った後にダニエル選手が負けるかもしれない。
    現時点では何もわかりません。

    僕は皆さんと同じで錦織選手をはじめ、日本人選手を全員応援していますが、一番の願いは選手本人が「テニスが楽しい」と思ってプレーをし、その姿を我々に見せてほしいということです。
    付け加えるなら、本人の納得のいく形で選手生活が締めくくれるように様々なことにケアをしてツアーをまわってほしいということです。

    実力がありながらケガによりツアーを中断している選手のことや、昨年若くして亡くなられたバルタチャ選手のこと、また全米決勝の間にWOWOWで流れたフィッシュ選手のドキュメントなどを見て、特に強く思いました。

    勝つときは勝つし、負けるときは負ける。錦織選手が勝てばうれしいし、負ければ悔しい。
    けど、活躍している姿を見られるだけでもうれしいんですよね。
    なので、このエアーサロンパスのCMが大好きです。
    https://www.youtube.com/watch?v=EXNMw-bUpzw

    あ、期待度が低いわけではありません。雰囲気を暗くするつもりもありません。今晩も全力応援です!

    長々と失礼いたしました。

      引用  返信

  • 空気の薄い コロムビアのクレー コートで ダブルスにも出るのと、 インドアー コートで マリーが ダブルスにも 出場するのとでは 事情が異なります!エネルギーの 消耗度が極端に違うと思う! プレーする側の
    立場を考えると!

      引用  返信

  • 太郎くん、勝ちました!おめでとう!
    ライブで見ると負けそうな気がして、ライスコで見ていましたが、お金払ってでもライブで見れば良かった..

      引用  返信

  • 太郎、天晴れ! しかと成長を見届けたぞ!

    あらためて日本を選んでくれてありがとう! そして、夢(デ杯での活躍)がかなっておめでとう!

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  • 日本おめでとう!!
    太郎ちゃんがやりました。
    ほんとよくやった!
    ストロークで負ける気がしない戦いでした
    で、ほんとに勝っちゃいました
    Keiもいい仕事しましたが今日は太郎ちゃんを褒めてあげます

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  • 太郎ちゃん勝ちましたね!プレッシャーの中がんばりました。やった〜!

      引用  返信

  • 太郎ちゃん、本当に、本当に、よく頑張りましたね!d=(^o^)=b
    ファージャの早い展開について行けるか心配でしたが、試合中にしっかり修正出来ていました!(`ー´ゞ-☆ピシッ
    加えて、クレーだと、まさに水を得た魚!状態でした~!!!(/≧◇≦\)ウヒョー

    頼もしい、No.2誕生の瞬間でしたね~!(o≧▽゜)o
    メンタルもスペイン語も、問題なし!!!
    雨も味方してくれて、若くて強い新生日本、ホントに頼もしいなぁ~(^q^)
    朝から日本の勝利を見ることが出来て、チョーうれしいです!!!σ(≧ω≦*)

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。