イズナーを調子づかせ、悔しい敗退(2015マイアミ準々決勝)

2015 Miami (Masters1000)
Quarterfinal
John Isner[22] def. Kei Nishikori[4], 6-4,6-3

IWでのロペス戦とも似た、最も恐れていた展開になりストレートで敗れてしまいました。
イズナーが絶好調でしたが、もっとプレーでプレッシャーを掛けることに成功していればここまで調子づかせることはなかったと思います。

ポイントは2ndサーブへの対応とフォアハンド対策でした。
イズナーの2ndサーブのポイント獲得率はなんと81%で、1stサーブのポイント獲得率76%をも上回っていました。
サーブそのものも強烈でしたが、リターンを返したあとのフォアハンド攻撃が強く、錦織は対応しきれませんでした。

それでも自分のサービスキープをしっかり続ければ問題なかったのですが、今日のイズナーのフォアハンドはすさまじく、序盤ではキープこそできていたものの、際どい球がことごとくエースとして入ってきたので嫌な感じが漂っていました。

やたらと早いタイミングから角度のついた球が入ってくるので錦織もお手上げでした。
しかも、フォアに回りこみたい気持ちからバックハンド寄りにポジションを取るイズナーに対し、錦織がバックハンドのクロスを中心に組み立てるものですから、そのままフォアに回りこまれて強打を許していたので次の対戦では対策を練って欲しいところです。

ラオニッチと試合するときもまったく同じ展開がしばしば見られます。
この場合はクロスを打つならもっと深く、あるいは強く打つ必要がありますが、ストレートを増やすことも効果的だと思います。
エース狙いのストレートは必ずしも必要ではなくて(これは結構ミスしている)、スピン系で深く押しこむようなストレートで安全に、かつ効果的にオープンスペースを作ることでイズナーのバックハンドを攻めれるようになると思うのですが。

フォアハンドでウィナーを取られすぎたこともあり、イズナーのウィナー総数は33本にも達しました。うち13本はサービスですから20本がストロークとネットプレーのエース・・・。フォアハンドはそのうち12本です。すごいですね。
対して錦織はわずか5本(1本はサービス)。ストロークを武器とする錦織にとってはこれは少なすぎる数字でしょう。

結局、お互いの武器(サービスとストローク)のぶつけ合いで負け、さらにフォアハンドの決定力の分、差が上乗せされてしまったのでこのスコアになってしまった感じです。

とは言え、キープを続けることができれば勝負になったと思いますのでやはり、サービスゲームが(しかも、特定のサービスゲームが)問題だったと考えます。ブレイクポイントでネットインなどの不運もありましたが、その前にブレイクポイントに持っていかれることが問題でしょう。
サービスエースが僅か1本にとどまったことも要因で、フリーポイントがあまりないのでフォアハンドの脅威にまともに曝されてしまった感じです。

先にブレイクできたことによってイズナーのプレーがますます勢いづいてしまいましたので、やはりビッグサーバーとの対戦ではキープが絶対ですね。
まさにイズナーの、ビッグサーバーのやりたい試合をされてしまった、そんな感じの試合でした。

期待が高かった分、残念な敗戦ですが、この敗戦で分かることは、いくらそれまでの試合で圧勝しても次の試合で勝てる保証などないということ。
相手があるスポーツですから当然ですね。
また、ATPはやはり一筋縄でいかない世界であるということ。強い選手がゴロゴロいて、トップ選手でも安泰ではない。ジョコビッチもドルゴポロフに負けかけました。「ATPは勝ったり負けたりが基本」はこのブログでは定番の文句です。

4回戦までの圧勝は圧勝で喜ぶべきですが、上位ラウンドで勝つこと、良いプレーをすることはそれより大事だから浮かれすぎてもいけないし、その一方ですべての試合で勝つこともできないので負けたからと言ってすぐ「錦織はだめだ」「メンタルが弱い」などと決め付けるのもナンセンスです。

今年に入って課題もあるし評価出来る部分もあります。世界一位を目指す上では物足りない部分もあるし、トップ10選手として十分頑張っていると見ることもできます。すべてはどういう視点で見るかによりますので、多面的な考え方をしたいところです。
(5位ですが、ポイント的、実力的に10位くらいまで団子状態と見ますのでトップ10選手という表現をしています)

私は半年くらいのスパンで見ていますので、ロペスに負け、イズナーに負けて残念に思う反面、ファイナルズ準決勝進出や楽天優勝、メンフィス優勝なども同時に考慮しないと不公平だと思っていますし、そもそもUSオープン準優勝のおかげでまだお釣りがくるくらいに思っています。
今回もベスト8までは来ていますし・・・。

今後2大会くらいこのような負けが続いたら多分、心配しはじめると思いますがまだまだだと思っています。
この段階で見限っていては、すぐ次に活躍した時(十分ありえる)にどのような反応すればいいか分かりませんよw

これまでもそうであったように、フラストレーションが貯まる状況が続いてからの突然の大活躍があるものです。
イズナーだって今年は負けが込んでいたにも関わらず、今大会はディミトロフ、ラオニッチ、錦織と連続で食ってしまう大活躍。

イズナーの調子が良かったとか錦織がダメだったで簡単に片付けず、この活躍は彼の実力として正当に評価されるべきでしょう。

マスターズ2連戦で4回戦、ベスト8は満足もできませんが悪くもない、まずは無難にクリアという感じだと思います。
上も見なければいけませんが同時に下も見なければいけませんし、心配しなくてもそのうち活躍しますから、楽しみにその時を待ちましょう。

576 件のコメント

  • 圭のマイアミが終わっちゃいました。

    圭のサービスゲームでラリーをさせてもらえませんでした。イズナーはまさかのフォア好調でしたし、ジョコがフェレールを倒してくれれば4位なので心配はないと思いたいです。

    圭はモンテカルロをパスするので、次のマドリッドに期待ですね(>_<)

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  • 団長、いつもながら世界一早いレビューありがとうございますm(__)m

    それにしてもくやし~ というか、本当につまらない試合でした。それがイズナーの勝ちパターンなんでしょうけども…

    なかなか起きられなくて第1セットの後半から見ましたが、全体的に躍動感がありませんでしたね。ペースがつかめないまま終わってしまった印象です

    この2大会通しての結果としては、そんなに悪くはないので、去年覚醒したクレーでの躍進を期待したいです♪ でも、やっぱり残念…(>_<)

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  • 今シーズンはほぼ安定した成績を残していて、それがどんなに凄いことか、それは今までの日本人プレーヤーでは考えられなかったこと、よく分かっているつもりなんですけどねー。

    錦織くんを見ているとどんどん欲深くなってしまうんですよね。

    気持ちを落ち着けて、これからも長い目で皆さまと応援していきたいです!

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  • 予定通りモンテカルロをスキップすると、次のバルセロナまでは1ヶ月近く空きますね。その後の連戦を考えると、このスケジュールなのでしょうが、モンテカルロも出て、この悔しさを早く晴らしてほしいなぁーと思っちゃいました…(T^T)

    連投失礼しましたm(__)m

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  • 団長、世界一早い、圭の試合記事うp、ありがとうございますm(__)m

    二度寝の予定が、悔しくてなかなか寝付けません(^_^;)

    初対戦、思ったよりイズナーのフォアが鋭くて、ちょっぴり焦ったのでしょうか?σ(^_^;)?

    圭のストロークが浅くなると、すかさず打ち込まれ、また今日は、それがことごとく際どいところに決まるという、最悪の展開になってしまいましたね~(/ー ̄;)

    悔しいけど、これも強くなるための勉強だと捉えて、どんなタイプの相手にも、そこそこの試合が出来るようになって欲しいです!!!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

    圭なら絶対出来るよ!!!

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  • 最悪の結果になり残念でした。初対戦でもあり今大会絶好調のイズナー攻略は叶わず。次回対戦の時には今日の負けを糧にして欲しいです。

    いつもながら、団長の素早い総評で気持ちが落ち着き整理ができます。ありがとうございます。

    なかなかマスターズ初優勝は難しいですね。ついついファンとしてしてしまいがちな過度な期待は押さえつ、長いツアーなのでまずは怪我故障せずに戦えていることに感謝です。

    ほんと勝ったり負けたりの連続ですよね。その中で一つでも多く勝ててステップアップできたら、、

    バルセロナ以降も人々を魅了する圭のテニスを応援します。できれば、マスターズかGS優勝は見たいのが本音ですが。

    みなさん、応援ご苦労さまでした。

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  • 連投、失礼しますm(__)m

    “そこそこの試合”=“負けない” ですm(__)m

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  • イズナー、本人もびっくりの当たりまくり。今日のイズナーに勝てる人はたぶん、いないんじゃないかなー。

    でも錦織選手は相当悔しいでしょうね。感じとしては全米チリッチ戦のよう。 勝てるだろう、から入って パンパカやられてペース作れないと、やばい、勝たなきゃ、になり ストロークがやや守りになり、余計相手にパンパカやられる悪循環。

    でも今大会ちゃんとQFに進んだのはすごい。QFとは優勝争い、という意味。 数多く優勝争いしてればいつか必ず勝ちますよ。大事なのは優勝ではなく優勝争い、、、と思ってます。

    まあ今日はしょうがない。
    あ、間違えました、 しょうがないずなー

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  • ・負け方がインディアンウェルズと全く同じ
    ・TOP10選手としては合格だが、TOPを争う選手としては完全に失格

    このあたりは団長さんのご意見に完全に同意ですね。
    敢えて蛇足を加えるなら、サーフェスの向き不向きではなく、自滅の展開で敗れ去った点
    を重視すべきで、この部分に対する対応をもっと向上しないことにはTOPを狙う段階には
    永久に上がれないと思います。

    実況板でも書き込みましたが、今シーズンはTOPを争う下地を作る(=4位以内を常時
    確保できるようになる)べきシーズンだと私は思っていますので、「壁にぶち当たった」
    という表現を使わせていただきましたし、今もその認識は変わりません。
    ※シーズンエンド4位以内を考えるならマレー選手とのレースポイント差830+αは
     かなりの大差であり、のんびり出来る状況ではなくなっています。

    ここからのクレーシーズンと全英でシーズンのほぼ半分が終わります。
    負け方がサーフェスの違いによるものではなく、クレーシーズンになれば変わるというもの
    ではないだけに大きな建て直しに期待したいですね。モンテカルロをパスすることで出来た
    1週間が有効に使われることを期待します。

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  • すてぽんさん、

    「今日のイズナーに勝てる人はたぶん、いないんじゃないかなー。」

    納得です。今日もイズナーは 「打てば入る」状態でしたね。圭はどうすることもできなかったはずです。

    まぁ、この敗戦を次のマドリッドに生かして欲しいですね(≧∇≦)

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  • イズナーのあたりっぷりに混乱したまま終わってしまいました。錦織選手も同じ気持ち・・でなく、いつものように最後まで色々模索して挽回しようとしていたのでしょうね。
    今シーズンの負けは早期敗退でなく上位選手に対してなので、負けがダメとは思いませんが負け方がまずいでしょうか・・・?

    とかいって、またUSOPENの時みたいに手のひら返ししないよう(あの時は反省しました)応援と期待は忘れません。

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  • 初コメ失礼します。
    残念でしたが過去負けなかったテニスプレイヤーはいないので、あとでタラレバいいたくないです!もちろん残念な気持ちはありますが。
    バルセロナまでトレーニング頑張ってほしいです。

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  • Top4は絶好調の相手に負けかけてから自分のペースに挽回するのが他と大きな違いかと思います。圭くんも頭をうなだれながらプランを練ってるように見えましたが最後のゲームで少しギアが上がった感じで今日は全く粘れなかった!イズナー対策はジョコビッチを参考にしたいところです。

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  • @すてぽん さん
    今日のイスナー選手の出来であっても、タイブレークに持ち込めるようにならないとTOP選手としては厳しいです。
    タイブレークに持ち込めば、ワンチャンスが生じやすくなりますし、更に1セット獲ることで相手の確変の終焉がより期待できるようになります。
    確変を引いた一流選手に「簡単に」負けてしまうようでは、TOPを窺うだけの戦績は残せません。

    あと、TOP10選手としてQF敗退は合格点ですが、TOP争いに加わるつもりならば落第点です。
    合格点と呼べるのは、500優勝・MS準優勝以上・GSベスト4以上だと思います。

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  • 言われてみれば…と、みなさんのご意見に頷いています。

    確かに今日のイズナーは絶好調でした。しかしこのような 難敵に対してしっかり勝ちきることができるようにならなければtop3とは もう少し差があると思います。何度も言ってますが、マドリッド期待です(^o^)

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  • 参考までに昨年シーズン6位に終わったマレー選手の年間成績
    GS:SF1回・QF3回 ※参加全大会でベスト8以上
    TF:RR敗退(1勝)
    MS:QF5回・16R3回 ※参加全大会でベスト16以上
    500優勝1回・250優勝2回

    4位以内を目指すならMSでQFや16R敗退を積み重ねるだけでは明らかに不足です。
    大きく稼ぐ大会が複数必要ということです。

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  • んー残念でした(ToT)

    ちょっと寝ようと思って布団にはいりましたが、よく眠れませんでした。

    団長さんのコメントをよく読んで気持ちをコントロールしなければ…

    錦織選手らしいプレーがみられなかぁたのが、一番残念です。1ブレイク欲しかった…
    m(。≧Д≦。)m

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  • KANさん、いや鬼コーチ。厳しいですなー。

    わかりませんが、
    もし、万が一、私の上司になられることがあったら、そのときはノルマは甘めでお願いします。。。
    私、仕事よりもテニス観戦を優先するダメ人間ですので。

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  • 速い攻めを貫いたジョン。ラオ張りのフォアでラリーに付き合うと思われた予想をくつがえした。ケイよりも先に攻めるという意思が強く、ケイもリズムが作れない悪循環を招き途中ストロークが萎縮していた。
    フォア側に球を集めなかったのはバックで深くいい球を打てる自信の表れか?

    ケイ対策されたときの対応が出来ていないのはチームの責任もあるのでは。
    なによりマイケルがいないのがなぁ。アメリカツアーなんだから来てよぉ…

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  • 悔しい。いいところ出せないで負けちゃた。
    二度寝と団長さんの総評で、はいつぎ! と自分の気持ちを立て直しました。去年のようなけがはしてませんしね。
    もう一歩、もう一歩、と欲を言える段階であることも圭くんのおかげなんで、幸せと苦しみに悶えるファンです。

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  • うーん悔しいです。

    でも団長さん始め皆さんのコメントを見て、いくらか冷静になれました。

    イズナーの2ndのP獲得率は81%もあったのですね。

    ジョコビッチとフェレール、勝った方がイズナーのサーブに対してどのように対処するか注目したいです。

    今日はいい勉強をさせてもらい宿題をもらったということで、すてぽんさんの「しょうがないずなー」に一票。

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  • すてぽんさん、私も寝れなかった口です(^_^;)

    ブレイク、1回でも出来てたら、圭が逆転出来たと思いますよ!p(^-^)q

    KANさん、まさに、圭の目指すべき指標ですよね!(^-^)/

    毎年、シーズン終盤に活躍が多い圭、やっぱり、一段一段、課題を克服しながらなんでしょうね~!!!(*´∀`)

    圭なら絶対実現出来る!と信じて、鼻血が出るまで応援します~!!!(/≧◇≦\)ウヒョー

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  • @すてぽん さん
    鬼ということはないと思いますよ。
    既にランキング5位という位置まで登った、今の錦織選手が「目標とすべきライン」
    を考えると必然的にそうなってしまうというだけのことです。
    もちろん、現状で満足するという考え方もありえるとは思いますが、錦織選手自身が
    そんなことを望んでいないでしょう。

    繰り返すようですが、TOP10残留が最大目標なら文句なく合格点ですが、TOP
    争いを目指すなら落第です。錦織選手自身も満足していないと思いますよ。
    >今シーズンここまでの戦いぶり

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  • 取り越し苦労ならいいんですが、バックを基準に組み立て、バックにボールを集めそれを回り込んで強打されてましたよね
    フォアを打つと痛みがはしるとか
    フォアの精度が今年は悪いのは、手首が(>__<)

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  • あ、“1ブレイク”は、つるみさんでしたね(^_^;)
    失礼しましたm(__)m

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  • 本日は先日のロペス戦(全体的に調子が上がらず敗戦)というよりも全米のチリッチ戦(調子はいいはずなのに、相手の好調に力負け)のイメージがよぎりました。
    あの時のチリッチはベルディヒ、フェデラーとともに蹴散らしましたが、今回のイズナーはヤングガンズ3タテとトッププレーヤーの活躍ですね。

    今回はなす術なく敗れてしまいましたが、今後、絶好調の相手にもさらに絶好調な錦織でガチンコ勝って欲しいです。

    次戦、モンテカルロをスキップするようですがatp1000を参戦義務が無いとはいえ、出ない理由は何でしょうね。

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  • 完敗でした
    しかし今日のイズナー、バカ当たりでしたね。
    ビックサーブ、ビックフォア、リターンも素晴らしかったし付け入る隙がなかった・・・
    高く跳ねるキックサーブは課題として残ったままですね、
    なんとなくデ杯でのカルロビッチ戦を思い出しました。
    次のバルセロナまで2週間強、いくらか休めるのかな?
    しっかり調整してクレーシーズンに備えてほしいです。

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  • すてぽんさん

    私も「しょうがないずなー」(笑いました)と思ってしまう性質なのですが、TOPを狙う為には、更に成果志向を強めて貪欲になる必要がある、ということですかね…いやはやビジネスパーソンはつらいですなぁ
    でも私は応援する立場なので…「しょうがないずなー」

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  • KANさん、ごめんなさい、鬼は誉め言葉です。
    KANさんがチャンコーチで私がダンテ、これからもチームワークで行きましょう!

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  • 初コメです。いつも素晴らしい記事をありがとうございます。

    やはりミスが目立ちますね。
    第1セット第5ゲーム0-15のあとのバックハンドのUEは試合の流れが相手にいく原因でしたかね。そこまでは相手のリターンもよくなかったですし。第1セットでブレイクされたのも、ミス2本が絡んでますよねー。
    この試合以外でも、決め玉のミスやスマッシュミスが多いのかなーと思ってます。
    調子の波はあるにせよ、トップを目指す上で、1試合あたりのUEがやや多いのが最大の課題でしょうか。

    あと、ストレートが少ないですよね。団長のおっしゃる通り、クロスが読まれて押し込まれているときに、ストレートを打てないのかな、といつも思ってます。局面を打開するショットになる気がします。クロスの方が打ちやすいのは分かるのですが、ストロークが持ち味のTOP10プレーヤーでもストレートはそこまで嫌なものなんですかね。

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  • 圭大好き!さん

    そうですね。1ブレイクしたら勝ってたかもてすね。

    ただ、この大会一度もブレイクされてないイズナーのサービスをブレイクするのは絶対に錦織圭だ!
    と思ってたので

    くやしいです(≧口≦)ノ

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  • あういうクロス対逆クロスの打ち合いになったとき、ストレートにスライスを流すと効果的なんだけどなぁ。特にデカいやつ相手だと。

    逆にイズナーは今日、スライスを完全封印してました。これは戦略として意図的にやったことだと思いました。

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  • 今大会、一度もブレークを許していないイズナー選手とブレークゲーム6割超の錦織選手。

    錦織選手のリターンゲームに期待していただけに

    一度もBP機会の無いままの敗戦は残念でした。

    今回の経験が今後に活きることを信じています!

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  • 長いラリーをしたくないイズナーが早く仕掛けて来たフォアが鋭く決まってきて「げっ マズいな」と思いながら観てました

    でも私も「しょうがないずなー」って思っています
    残念だし 悔しいけど ホント相手があるスポーツですから 上手く行かないときもありますよね
    切磋琢磨する選手たちの中で そんないつもいつも思い通りには行かないでしょうから(行けば最高ですが)
    もちろん思い通りに行かない流れの中でも勝ち切る力が更にトップを目指す場合必要で 今それを付ける為の修行の時でもあると思います

    確かにトップ5ですが団長さんの仰る通り 大きく括ってトップ10選手と私も捉えています
    トップ10選手の中でも皆 少しでも上を目指し 凌ぎを削っているわけで 研究もし 対策も練られますもんね
    トップ10以降の選手はそこに入り込む為に必死ですし
    今日はイズナーにやられてしまいましたが 今日の敗戦は今後の対ビックサーバーの大きな教材にして次また頑張ってくれますよね

    トップ5辺りを維持すること自体がもの凄い事なわけですし 大きな怪我なく常にそこをキープしながら更なる研鑽を積んで いつかトップの頂に辿り着ければ‥と長い目で見たいと思っています

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  • しょうがなイズナー

    素敵です。流行らせたい。
    次はイズナーに「相手がケイだから負けてもしょうがなイズナー」と言わせたいですね。

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  • KIMUCHIさんと同じく、
    今日のイズナーならジョコも厳しいのではないいかな〜と思います。

    ゲームが進むにつれギャンブルショットが決まりまくるイズナーを見ると、唯一のチャンスは第1セットの5ゲーム目?をきっちりブレイクすべきやった。0-15からのUEがね〜。

    トッププロのレベルは紙一重。試合の流れを有利にする術が本当に大事だなあと感じました。
    錦織はこのような戦いを繰り返し、大事なポイントを見極めて必ず自分の物にする精度が上がっていくんではないでしょうか。

    その成長の過程を見守りたいですね*\(^o^)/*

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  • すてぽんさんの「しょうがなイズナー」に一票!
    今大会の錦織君と対戦した選手は、同じように思っていたはずo(^-^)o

    悔しさは忘れて欲しくないですが、
    終わってしまった事なので、次にどう活かすか
    チーム圭として取り組んで欲しいですね。

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  • なんだかなす術なく負けてしまい、とても残念です。サーブだけじゃなく全部で負けちゃってましたね。
    ストロークでも先に責められてしまっていました。課題の残る敗戦でした。
    私は今まではさておき、圭君の調子を図るのはここだと思ってたのでがっかりしちゃいまいsた。

    なんだか去年に比べてパワーがないような気がします。もともと課題だった自身のサービスゲームが肝心なところでキープが出来ていない、一昨年くらいの圭君という感じです。
    サービスゲームがこの状態じゃあ、トップに勝っていくのは厳しいです。

    ジョコは負けかけましたが結局勝ちました。見ながら結局勝つんだろうな~と思ったら勝ちました。負けかけてもいいのでそういう風になってくれればな。

    腕が痛いんでしょうかね~ だとしたら色々納得ですが・・2週間くらい球を打たないで治したりでいないのかな
    モンテカルロ出たほうがポイントの事などでは有利ですが、バルセロナと続くのが出ない要因だと思ってるのですが、出てほしいですね。

    圭君もどうか少し休んでリラックスしてくれますように。

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  • イズナーのやりたい放題で圭くんは何もできずでした。
    1stサーブは返せてたし最初はここまでのスコアになるとは思わなかったんですが
    リターン返った後の一発などでウィナーとられることが多く
    ストロークでも劣勢でメンタル的に耐え切れずにサービスゲームで自滅ミスしてしまった。
    全英のラオニッチ戦みたいな感じでしょうか。。。
    今年に入って負けるときはこういうストレートで完敗、打開策なしっていう負け方ばかりなのが気になります
    勝つときもぱっとせず、負けるときはあっさりで内容が悪いので負けた時のダメージも大きい。
    毎回運悪く相手が絶好調だからしょうがないでは済まなくなってきました。
    圭くんがそうさせてるんですよね、先にミスして相手にプレッシャーかけれず楽にさせてる。
    バック狙いなのかクロスの打ち合いすることが多いですが
    ほんとに角度もなく浅いので意味がないというか、よけいに回り込まれて強烈なカウンター打たれてましたね
    こうなるとバブ戦とかも同じですが、意地なのかなんなのか思考停止してストロークがワンパターンになりがちです
    団長の言うような事が出来てれば打開策になってストロークで主導権握れればペースもガラッと変わったでしょうね
    この辺の柔軟さは経験していくしかないのでしょうね。。。

    相手が積極的に打ってきてミスもせずウィナー決められることが多いと
    自分のサービスゲームで自滅ミスして崩れる、というのがお決まりの負けパターンになってますが
    問題なのはそこから回復できないで、相手のなすがままになってしまうこと。
    最近サーブも入らないのもあって圭くんはどうしてもサービスゲームに自信がもてないので、
    相手にストロークでも押されるとサーブに大きな影響が出てしまう。
    全盛期のビッグ4は格下相手にストロークで押されててもサーブはしっかりキープできてましたからね
    ここの安定感がトップ10の中で圭くんはかなり劣ると思う。
    勢いに乗るこういう強い相手にも勝って勝ち癖付けて自信を得るしかないでしょうね。
    しかし今のところ、ブリスベンのベスト4、全豪ベスト8、アカプルコの決勝、IWのベスト16と今回のベスト8
    大事な勝ち上がりがかかってる試合を同じような敗戦で防がれてしまってますので自信が得られてません。
    クレーシーズンがどうなるのか、この悪いパターンから抜け出せるのか心配です。

      引用  返信

  • @KAN さん

    >合格点と呼べるのは、500優勝・MS準優勝以上・GSベスト4以上だと思います。
    TOP(ランキング1位)争いという意味ではおっしゃるとおりでしょうね~
    要はジョコ・フェデラーに当たるまでは負けちゃいけないと。
    250なんて出てる場合じゃないぞと。

    ただご自身が書かれているように
    >TOPを争う下地を作る(=4位以内を常時確保できるようになる)
    という意味では、少しハードルが下がるかなと思います。
    250優勝・500準優勝・MSベスト4、GSベスト8ぐらいでしょうか。
    今年の錦織でいえばMSの結果が少し不満ですかね。

    さらにハードルを下げてTOP10以内ということであれば
    250準優勝・500ベスト4・MSベスト8、GSベスト16って感じで、これはIWを除き達成してますね。

    じゃあ、ということでTOP・TOP4・TOP10それぞれのハードルをクリアしている選手を探してみると
    TOP(ゼロ)・TOP4(ゼロ)・TOP10(ベルディヒ)
    って感じでした。

    250を除いて500以上に限ったとしても
    TOP(ゼロ)・TOP4(ジョコ)・TOP10(ベルディヒ)となるので
    いやはや自分で書いたけど厳しハードルですね。

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  • 試合を俯瞰してみると、今日の錦織には怖さが無いかな・・・・と思いました。
    イズナーが強かったのも確かですがフカしあり、凡ミスもありと何かすっきりしないものがありました。
    個人的な見方ですが、やはりランキングに対するプレッシャーが働いているのではないかな?
    ラリーで試合を作れる相手には、リズムを作りやすいけど、サーブ一発の選手に対しては抱えたプレッシャーを解き放つべくリズムが作りずらいのでは?
    素人の試合とは次元が違うのは百も承知ですが、やはり緊張って相手と競って打ち合う中で自然にいい集中に変わっていく経験が多いので。個人的にはそんな風に感じました。

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  • フェレールさん、今日が33歳のお誕生日だったそうです(^_^)
    負けましたが、年齢を感じさせない気迫のこもったプレーは素晴らしいですね。
    そんな鉄人に、絶好調じゃないのにきっちり勝つジョコビッチ選手は、やはり凄い、流石世界一。
    そして、二人とも闘志剥き出しで、とにかくアツかったですね。

    錦織選手も、皆さんが仰るように大事な所で負けない→勝ち抜くようになってほしいです。相手を飲み込む位の闘志を表に出して戦う姿も、見てみたいです。(そんなキャラじゃないのか?)

    何より体調を万全にして、怪我なく一年間戦い抜いて欲しいですね。
    そしてクレーシーズンで、モヤモヤ脱出、大爆発!頑張れー!

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  • 残念無念でした。

    「今大会好調でした」と圭君自身が言ってそれが事実であることを前提として、、

    手首の状態がオッケーなら「調整」意識でもいいからモンテカルロに出て、
    180あわよけば?360ほどポイントゲットしておかないとまずい状況
    (ライバル達に引き離される)ではないのかな〜。。。

    (手首の状態が思わしくなければ、当然モンテカルロはスキップ)

    フォアの不調、サービスの不安定はどうしてもあの手首が起因と考え
    てしまいます。。。軽いテーピングとはいえこれほど長期間に渡って
    ず〜っとテーピングですから。。。

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  • 元々アメリカで開催される大会では何度も活躍しているイズナー。
    他大陸でのMSも含め確か6年続けてSF以上に進んでいます。
    ビッグ3+1との対戦数も多い。
    全盛期の強者達と闘ってきた経験値がある。
    今回イズナーは所謂YOUNG GUNを3縦にしました。
    イズナーのコーチ、ギメルストブ。彼も曲者ですよ。

    錦織はランキングこそ5位(最高4位)ですが、他のTOP選手と
    比べて大きな大会でのQF以上の経験値がどうしても少ないので
    そこをクリアしてQF以上を頻繁に常時主戦場にしていれば
    自ずと結果は出ると思います。

    ゴファン戦までは、今日の様なこと書かれていませんよね。
    今年は自滅的な敗戦が多く何かモヤモヤした感情を
    抱かれている方の意見もよくわかりますが
    どうも急いている意見が多いようなので投稿させて頂きました。

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  • ビッグサーバー相手だとこういうことはあり得ます。特に初対戦でしたし、実際に球を受けるまで分からない感覚もあったかもしれません。今日はとにかくイズナーが良かった。錦織自身が言っていたように(下記のリンク)チャンスは本当に少なかったと思います。サーブ、リターン、ストローク、ネット全てにおいてラオの上位互換版的な感じで、何よりストロークでも押されてエースをライン上に打ち込まれていたのは厳しかったですね。イズナーの対ラオニッチ戦を見ていた時から嫌な予感はありました。

    ま、こんなこともあります。次はリベンジしたいですね。ジョコビッチでさえ、今年カルロビッチに負けていることを考えれば、シングルタイトル9つ取っている元TOP10のイズナーが絶好調なら誰に対しても勝てるポテンシャルがあるということです。なので今回は私はあまり悔しくありません。ただ、苦手意識は持ちたくないので次に当たった時にはしっかり勝ってもらいたいです。

    http://www.sanspo.com/sports/news/20150403/ten15040307450001-n1.html

    まずはしっかり休んでクレイコートで次のクレイキングは俺だ!とばかりに活躍するのを期待します!

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  • なんやかんや言っても世界ランキング4位が決定しましたね*\(^o^)/*

    錦織さん、おめでとうございます。
    着実に前進しています。

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  • yuriさんと同感です。ビッグサーバーに負けるときはこんなもんだと思います。
    特にセカンドサーブの跳ね具合は身長が高い分ラオニッチよりえぐかったかも。
    ATPホームページにも本人の敗戦の弁が出ていました。

    http://www.atpworldtour.com/News/Tennis/2015/03/13/Miami-Thursday-Nishikori-Isner.aspx

    本人はわりっきているようなので、私たちもクレーシーズンに期待しましょう。

    ただイズナーを調子づかせたことは確かで、それは今回リターンゲームの素晴らしさに隠れていた圭君

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  • ビッグサーバーと言っても、スピードだけではなく球筋や球種等、それぞれに個性・
    癖のようなものがありますよね。
    これを試合の中で見切ることができれば良いのですが、何せセカンドでもエラく速いんで大変です。
    圭君は、リターンとストロークでポイントを重ねるタイプですから、相手のサービスゲームの攻略に手間取ると、どうしても自分のサービスに要らない力が入ってしまい、結局、ファーストサーブの確率も落ちてしまいます。

    ですので、相手が誰であれ、ビッグサーバーとの初対戦に限っては、どうしてもこのような形になりがちかも知れません。

    また、今日のイズナー早い展開のフォアも良かったです。
    予想以上のアウェイ感もありましたし。

    ただ、2回、3回と対戦を重ねていけば相手の癖も体感できますし、圭君なら充分攻略してしまうと思います。

    まして、ビック4なんかに定着できれば相手が、勝手に勝ちビビリしてくれますしね。

    という訳で、ことビッグサーバーとの対戦に関しては、メンタルとか技術とかではなく、
    単に経験値だけの問題かなぁと良い方に解釈しています。

    それと、ナダルの不調が心配です。
    体調面の問題なのか、テニスの進化でナダルのスタイルが通用しなくなってきているのか、今シーズンは要注目ですね。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。