錦織圭、セットを奪うも王者に突き放される(2015ローマ準々決勝)

2015 Rome (Masters 1000)
Quarterfinal
Novak Djokovic[1] def. Kei Nishikori[5], 3-6,6-3,1-6

昨年のツアーファイナル準決勝と似たようなスコアで敗れました。
連戦街道をひた走る王者ジョコビッチに負けることは仕方ありません。
あっさり負けだけは避けて欲しかったので、そういう意味では2ndセットを奪い見せ場を作ったので良かったと思います。
しかし1stセット、攻め球やチャンスボールでミスを連発したのはいただけなかった。

ジョコビッチも決して完璧な調子ではなかっただけに悔やまれます。
ミスの多さを除いても、プレーの幅としてまだジョコビッチの方が上回っているように思いました。
とにかくコースを丁寧に突いてくるし、下がった時のディフェンスも良く、打ち抜ける気がまったくしない。
2ndセットは錦織のサーブがよくなり、ストロークも振れてきていたのでそれがファイナルセットに持続しなかったことは残念。
いやそれを許さなかったのはさすが王者といったところでしょうか。

例え負けるとしても最後まで食らいついていって欲しかったところですが、ストロークミスであっという間に先行されたり、最後のゲームは1本もリターンが返らなかったり、トーンダウンしたまま終わってしまいました。

一方で自分の本来のテニスさえできれば十分通用する(が、それを試合を通じては実行できなかった)という手応えも感じることができたと思うので、収穫もあったことと思います。

錦織の前へ出て行くテニス、速い展開のテニスは大きな武器ではありますが、クレーではそればかりでは難しいと思います。バウンドの変化があるし、決まりにくいので攻め重視のスタイルはリスクも高まります。相手のディフェンス力が高い場合は、ワンテンポ貯めて、その代わりしっかり深くコントロールされた威力のある球を打つという選択肢も混ぜた方がよさそうです。ジョコビッチはそういうプレースタイルと、ベースライン付近から積極的に攻めるスタイルを上手く混ぜていました。

技術的にはバックのストレートに差を感じました。錦織のストレートは威力はあるのですが、ジョコビッチより内側に入ることが多かったです。またフラットなのでミスする確率も上がってしまいます。ジョコビッチはスピン系の球を深く、意表を突いたタイミングで打っていました。

ミスをするにしてももっと難しい球を打たされてのミス、あるいは拾われ続けてのミス(打つ回数が増えればミスの確率が増えるのは仕方ない)が多くなる展開を予想していましたが、難しくない攻め球のミスが多かったことは、相手がジョコビッチだから意識したのかもしれませんが、ジョコビッチのプレーによってミスをさせられたわけでは決してなかったので、非常にもったいなかったなと思います。

後はやっぱり足の状態でしょうか。プレーはできているので故障とまでは行かないまでも、痛みはあるでしょう。ただ、試合に出るからには言い訳にできません(そして本人のいつも、言い訳にしていません)。全仏まで1週間強ありますから、しっかり治して万全の態勢で臨んで欲しい・・・。

全仏の展望

バルセロナは優勝、マドリッドはマレーに敗退、ローマはジョコビッチに敗退。
ランキングなりの良い結果が出ていると思います。10位台までの選手には安定して勝つ力が備わってきました。
ただ、トップに食い込むという意味ではもう少し競るか、どちらかを勝って欲しかったというのも本音。全仏ではBIG4のちょっと下くらいの評価でいいと思います。好調なら倒す力はあると思います。
世界一を目指すという観点からは物足りなくても、経験を積んできてるし手応えも感じていることと思います。全仏の期間に入ったらまたツアーの雰囲気がガラッと変わりますよ。
直前の成績に関わらずシード選手にはオーラを感じるし、「やっぱりラファ」となる可能性も大いにあり得る・・・。
同じメンツで戦うとしても、マスターズシリーズとグランドスラムの間にはやはり見えない壁があります。
「持っている」選手はやはりグランドスラムで輝きます。錦織も、もちろん「持っている」うちのひとりだと思います。
ベスト4以上を期待したいです。

スタッツ分析

ウィナー/エラー

Set1
錦織 3本/16本
ジョコビッチ 7本/10本

錦織はウィナーに対し極端にエラーが多い。
一方でジョコビッチもウィナー数<エラー数で彼にしては決してよい調子ではないことが伺える。

Set2
錦織 8本/3本
ジョコビッチ 7本/4本

お互いにミスが減った。攻撃力も増し、良いセットだった。

Set3
錦織 7本/10本
ジョコビッチ 3本/4本

ジョコビッチがリスクの低いテニスでミスなくプレーしたことが伺える。
錦織は再びエラーが増えてしまった。疲れもあった。

リターン返球率

今回試しにリターン返球率なるものを計測してみましたが、これがまた有能でした。
リターン返球率と試合の流れがかなりリンクしていました。
錦織はひょっとしてリターン返球率が低いのではないかと思っていましたが、そうでもありませんでした。
(1stの確率が低い印象なのに実際は60%は確保しているのと同じような感覚かと)
ただ、ジョコビッチの方が率が高いし、勝負どころでは「極めて高い」率を出していました。

Set1
錦織 21/31=68%
ジョコビッチ 21/30=70%

両者近い数字。率自体も高め。ポイント数が多く、競った展開だが錦織が取りきれなかったことが伺える。

Set2
ジョコビッチ 14/26=54%
錦織 11/18=61%

錦織のサーブがよく、ジョコビッチの率を下げた。

Set3
錦織 11/22=50%
ジ 14/18=78%

錦織は率が落ち、ジョコビッチは上がった。特に中盤以降はほぼ全て返球していた。
錦織は最後のゲーム、0/4。

222 件のコメント

  • 1セット目はどちらもミス多い試合だったけど
    2セット目は高レベルのいい試合でした
    3セット目は集中切れて1セット目のようなミスが増えて自滅負け
    去年のファイナルと同じような感じになってしまいましたが
    ジョコをあれだけラリーで押して1セットとるのはさすがにたいしたものだし
    圭くんだからでしょう。
    ジョコビッチは毎回圭くんが開き直って攻撃力発揮してくると
    とたんに気持ちも押されて下がってしまうのが今日も健在だったし
    だからいつもフルセットになってしまうと思います
    苦手意識は相当あると確信しました
    マレーみたいに自信満々で崩れずミスしないで打ってくることはないぶん、
    圭くんにとってジョコビッチが4強で一番やりやすい相手じゃないでしょうか。
    ただ最後の場面でどうしても差が出てしまうのはこれからの課題ですね。
    技術の差というより気持ちの問題が大きいと思います。
    今回は疲れと股関節の痛みに気を取られて集中力が散漫になってたせいもあると思います
    万全の状態でまた対決が見たいです。全仏で勝ちあがってまた二人の対決が見たい!
    とにかくお疲れ様、全仏まで体を治してください。

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  • 団長様

    アップ有り難うございます。

    仰せのとおり、ツアーファイナルのようなスコアでした。

    脱線して申し訳ないですが、試合の流れ的にシャワーのブレークが余計だったと。

    エラーの多さが原因でしょうか。

    いよいよ全仏ですね!!

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  • 悔しい~!!!
    最後はブレイクされて集中が切れてしまいましたね。
    でもやっぱりジョコとは良い勝負になります。それだけにあのミス連発は痛すぎる・・・。

    疲れもピークだったかもしれませんね。
    時折腰や股関節を押していましたし、体調は明らかに万全ではありませんでした。
    まずはゆっくり休んで、治療と回復に努めて欲しいです。あと10日あります。全仏での活躍に期待しましょう!

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  • 団長さま、本当に素早いレビュー記事の掲載、ありがとうございます。
    しかし、本当に残念でした。
    第2セットを取り返し、第3セット第1ゲームのジョコのサービスゲームを攻めたところまでは、これはいけるかもしれないと思いました。
    一方で、第1ゲームを取りきれなければツアーファイナルズと同様の展開になるかもと内心とても心配でした。案の定、第2ゲームこそ0-30から何とかキープしましたが、その後は5ゲーム連取されてしまいました。
    6ゲーム目あたりからは集中力も切れかけていたように思います。ジョコに競り勝ってほしかったのですが、ジョコのショットは本当に強力かつ正確で、ここでそこに打てるか、というショットが多かった。そして、ここぞという時に確実に決めてきました。残念でしたが、仕方なかったかもしれません。

    これで全仏までに若干多めに休息を取ることができます。しっかり体を休めて、全仏で活躍してほしいと思います。

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  • 試合の入りは少し固くミスも多かったですが、第2セットは集中しててとても良かったです。ただ、第3セットはブレイクされてからミスも多くなりました。足の具合が悪いのかなぁ?疲れとメンタルもあると思いますが急に質が落ちたように感じました。が、今年まだ本調子では無いなかでここまで来ました。ケガに気を付けて進んで行って欲しいです。頑張れ~!!

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  • 収穫1.
    ジョコビッチが機械じゃなくて人間だとわかったこと。

    収穫2.
    自分のベスト(90%以上)をしないと相手の通常(75%)に勝てない。逆に言うと90%以上だと勝つチャンスがあるとわかったこと。

    収穫3.
    ジョコビッチの強さは、下限の高さであり、上限は錦織選手と変わらない、という冷静な再認識。

    さて、私は団長様の仕事の早さと気配りを目標にしたいと思います。

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  • 良くも悪くもフォアハンド次第の展開でした。

    BIG4チャレンジの第二回は、残念ながら失敗に終わりましたが、シードを守るというノルマはしっかり果たしていることが何より素晴らしいと思います。

    試合が続けば体のどこかに痛みが出たりするのは、誰にでもあることだと思います。
    そういう意味では怪我は無さそうなので、疲労をしっかり抜いて全仏に挑んで欲しいです。

    そろそろ団長に鼻血をふいてもらいたいですね。

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  • アップありがとうございます。

    最後は疲れがでちゃったでしょうか?

    でも、きのうの疲れ具合からもっと一方的かなと思ってたので…最近は負けるときはストレート負けが多かったし…

    私的には途中ワクワクしながらみられました。
    最後の方はけがしないで~と思ってましたけど(^_^;)

    ここまでMTOすらないのは去年とずいぶん違いますねすごいです。
    全仏にむけて体調整えて頑張って欲しいです。

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  • 10日休めます。アンフォースト エラーを減らすのはメンタルマインド。少しずつ良くなると期待シタイデス。今回は、マア期待どおり。微々たる差が又マグニファイされました。微小な差をマイクロスコピックに縮めて行くとかんがえられます。もっと、足元も狙ってもらいたいです。ポジティブな面も出たので、楽観視 ますます期待機、ギャロデスヨギャロギャロ!

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  • 休みの無いマスターズは、やっぱり過酷ですね(>__<)

    今年は足固めの年なので、どんどん色々な経験値を蓄えて行って欲しいです!!!( v^-゜)♪

    全仏まで、しっかりリフレッシュしてくださいね~!!!(/≧◇≦\)ウヒョー

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  • WTFと似た展開でしたが今日の方が圧倒的だったと思います。
    存分に錦織の才能を見せつけた試合でした。
    できれば勝って欲しいのは当然ですが、本気になった4強に
    勝ちきるには後一歩の力が不足しているんでしょう。
    惜しむらくは天才肌の選手故のムラでしょうか。
    (勿論、堅実地道な努力と奮闘の上に)

    ジョコビッチは1set目も余裕は無かったし
    2set以降になると、もはや自分がテニスで勝てたとは感じていないと
    思います。勝負に勝ってテニスに敗れた。
    WTFの時にも感じましたが、これが確定的になった試合だと感じました。
    ジョコビッチのコメントも楽しみです。

    この先(上)は緻密なプランニングを完遂する勝負に徹する気持ち
    端的に言ってしまえば正に執念の差だと思います。

    着実に経験値を重ね自信と手応えもあるでしょう。
    どちらが王者か判らない試合を魅せる凄い選手です。

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  • あら?σ(^_^;)?
    コメントが中抜きになってる~!Σ(×_×;)!

    ま、良いか、なんとか意味通じるし(^_^;)

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  • やっぱ強いなー…、ジョコビッチ。
    まだ、壁は厚いですね。
    圭くんも決して悪くなかったと思うけど
    1本先にミスしちゃう、ミスさせられちゃう。。。
    でも、良い経験値になったと思う。思いたい。
    全仏に向け、リカバリーして最高のパフォーマンスを
    見せて欲しい。死ぬ気で応援するぞー!

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  • 試合の流れの中で一つだけ「なんで?」というか腑に落ちないことがあったのですが、言い訳になるので我慢します。同じことを思った人もいるでしょうが……。
    私は元々このローマは「怪我さえなければ勝つもよし、負けるもよし」というスタンスで見てましたので、全く悲観はしておりません。毎年マドリード・ローマの連戦と夏の北米マスターズの連戦は鬼門ですので、まずは山を一つ乗り越えた気持ちです。それもしっかり結果を残しましたからね。
    今年は無事に迎えられる(であろう)全仏が、今から楽しみです。

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  • バルセロナは満足。マドリード、ローマは不満。こんな自分が贅沢。
    ポテンシャルは誰もが認めるところですが四強にぶつかり異次元のレベルを経験できたところがよかった。マレーもジョコも人間なんだなぁ、ミスは当然あるが俯瞰して試合全体のコントロール、してはいけないミスをしない。ど素人がほざきますがど素人にはそう映りました。この長く厳しいレース、四大大会に必ず生きてくると信じています。体をやすめて次もまた楽しみにしています

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  • クレーの失効を最低限に抑えることができましたし、まだ深刻な怪我もないのでこれからが楽しみですね
    私達はただ応援するしかありません

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  • 2セット目は世界最高峰のラリーが見られましたよね?
    しばきまくってる圭君には痺れました|д゚)
    ジョコをあんなに吠えさせる人もそうはいないでしょう(^_-)-☆
    それだけ追いつめたわけですから…

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  • やはりジョコは強かった!欲を言えばもう少し3セット目も競ってほしかった。
    やはり痛みや故障あるいは相当な疲れはあるんでしょうね。
    2セット目はいいテニスをしていましたが、それが続きませんでしたね。
    今年はメディカルタイムアウトやリタイアがないという事実だけだも明らかに進歩しているといっていいと思いますが、出続ければ出続けるでリフレッシュする時間がなくなかなかベストパフォーマンスを維持できないという悩みはありますね。

    もちろん私もはやくマスターズやグランドスラムでの優勝をみたいですが、今年は本当に1年間故障なしで出続けて、それこそ団長さんの言う基礎力をアップして、現在のランキングを維持する(おおむねトップ5、時には8位くらいまで落ちることもあるでしょうか)、という1年でもいいのではないかと思います。

    そういう我慢の時期を乗り越えれば、また昨年のような新たなブレイクスルーが待っている、と信じています。

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  • これでベルディヒの全仏第4シードが確定ですね〜
    こうなったらベルディヒの山に入る強運を祈ってます。

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  • 2セット目は互角の戦いで見ていてとても楽しかったです。
    2セット目の途中で、かなり顔をしかめて、股関節か臀部のあたりを触っているところがあったので、やっぱり痛みは結構あったのではないでしょうか。

    3セット目の最後のゲームは明らかに諦めていたので、悲しくなりました。もっとも、RGの前に無理をしないというのであれば、致し方ないのかも?
    誰かのコメントで「粘りの錦織とかってよく言っているけど、そういう試合をまだみたことがない」と言っている人がいました。今年は確かにそんな試合は殆どないな~と思いました。デ杯のラオ戦くらいかな?

    それにしても、サーブのフリーポイントが少ないと、圭君のサービスゲームで見ていて安心できないですよね。30ー0になって、よしこのまま!と思っても30-30になって30-40になったり・・・。見ていて胃が痛くなります。いつか、これもなんとかなると信じています!というか、なんとかならないと1位にはなれないです。

    シードは第5シード確定ですね。ドローの神様、良いドローをお願いします~

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  • 近づけば近づくほどにBIG4の凄さが分かります‥そして全盛期のフェデラーがどれだけエグかったかがわかる。勝率95%以上は凄い。
    全仏はこの壁破って欲しいです!

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  • 私は戦いきってくれた圭くんに拍手を送りたいです。
    まさかマドリッドをスキップして体調万全(のはずの)ジョコビッチから
    セットを取っただけでもすごいと思いました。

    調子はいまいちだったとか言ってたジョコですが
    今日の試合を見て(ジョコが)戦いにくそうだな、と感じました。
    それは圭くんが最近コンスタントに勝ち続けていて、
    強くなっているオーラを感じたからかな?
    とまあ勝手な想像ですが…。

    ローマでは一戦ごとに怪我の心配ばかりしていたので、
    ベスト8まで残ったことが収穫だと思います。

    ここまでの経験は絶対8月の連戦で生きるはずです。
    Go Kei Go!!

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  • 1st空回り、2nd噛み合ってセット奪取、3rd息切れでしたが、体調不安を抱えながらもなんとか試合を作れて、前哨戦として良かったと思います。
    10日間で心身をリフレッシュして全仏に臨んでもらいたいですね。

    しかし、ワウリンカがナダル撃破、フェデラー、フェレールもベスト4と、全仏の優勝争いはジョコビッチに続く2番手争いがますます混沌としてきましたね。

    しかしワウリンカのtop10に対する強さ(今期は錦織、ベルディヒ、ナダル…あと誰か居ましたっけ)とtop10以外への弱さは、ベルディヒと対照的で面白いですね。

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  • 団長、お忙しい中いろんな試みありがとうございます!
    ローマ、圭くんのおかげで楽しかったです(まだ終わっていませんが)
    ここからの壁を破るために、本人や陣営(特にチャンコーチ)がどこをどう取り組むのか興味津々です。

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  • お久しぶりです。

    圭の明晰コンピューターが疲れのため狂いが生じ、コントロールに支障が出ていたような今試合。
    片やジョコはまるでサイボーグのよう。
    高次元で戦う二人の姿は、崖っぷちでの格闘技のごとき。
    この借りは全仏で、よろしくお願いします。

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  • 連投失礼!
    チャンとダンテは
    テニス界のブルースブラザーズの様でした。
    花越しにみるお揃いの険しいサングラス目線。
    緊迫した場面でもなんだか(^^;;

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  • 負けちゃったんですね。残念ですが、
    皆さんのコメントで全仏への期待が大きくなります。
    体を休めて次につなげて欲しいです。とりあえずお疲れ様です。

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  • ・取りこぼし少ない
    ・500,250大会をしっかり勝つ
    ・大きな怪我しない
    って所を見ると今の錦織の立ち位置はかつてのフェレールに近い感じですね、後は大きな大会でどれだけ万全に近いコンディションで臨めるかで変わってくるでしょうね。
    できればマスターズ、GS前は二週間ぐらい時間あけてほしいのが本音ですが・・・

    でも昨日のジョコに対してやりづらさみたいのは感じなかったですね、向こうのコンディションはわからないですが、意外にミスしてくれるんだなって印象でした。

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  • ケガの不安もあったのでBIG4であり、全仏優勝候補筆頭であるジョコとこの場で戦えることに価値があると思い、そこまで期待は込めずに観戦したのですが、、

    やっぱりチャンスが来ると期待してしまうものですね…笑
    2セット目は流石の最高峰のラリーで楽しかったです!ジョコのドロップには何度も声を上げてしまいました。笑
    錦織くん!全仏やったれぇー!!

    (ベルディヒのキャリアハイ4位更新が内心とても嬉しくもあります。。)

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  • 怪我なくここまで来れたというのは大きな自信になったと思います。類まれなる日々の努力の成果だと思います。
    疲れからか集中力が切れたポイントがいくつもあって試合をコントロール出来ませんでしたが今回チャンスは見えたはず!素晴らしいポイントもいくつもありました。
    25の今、大きな目標に向かって残りの3つのグランドスラムに集中してほしい。やはり世界はグランドスラムの成績で評価されると思うので、そこでbig4を倒すのが重要でしょう。そのためにも今回MSでマレー、ジョコと前哨戦ができたのは良かった!

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  • ファンって贅沢になるんですね~。(自分の事です)

    ちょっと前のコメントにも、全仏で万全で臨むためにもマドリッドベスト4、ローマベスト8で十分、と自分で書いたにもかかわらず、ジョコビッチ戦は勝ってもらいたかったとか思ってしまう。錦織にはそれだけのポテンシャルがあることが分かっているだけに過度に期待してしまいますね。反省しなければ。

    今日の朝日新聞に錦織の記事があり「全仏まで大きな怪我をしたくない」という錦織の言葉が載っていました。これが本音でしょう。辻野さんも言っていたように、また画面からもわかるように、明らかに錦織は疲れてましたし、腰と股関節あたりに痛みを抱えていると思います。その中でこの結果をもたらしました。31勝7敗、レースポイント2000超えです。まだ5月です。全仏と夏のマスターズ2つ。丸々ポイントを加算できる大会がこんなにあります。本当に楽しみです。それらの大会で錦織が健康で思う存分戦えるコンディションを保つことだけが大事だと思います。

    あと約10日、フィジオやコーチ、チーム圭の皆さん、錦織を完全体(セルか?w)にしてパリに送り込んでください!お願いします。

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  • ファイナルセット、ジョコはブレークした時に吠えていましたね。

    それだけジョコの中でも緊迫したものがあったのでしょう。

    錦織選手には全仏、頑張って欲しいです!

    いいドローになりますように・・・。

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  • 内田さんの記事です。
    http://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/otherballgame/2015/05/15/post_425/index.php

    ローマは一日にしてならず。圭くんも!
    勝ったり負けたりは絶対あって、そういう成果が次の圭くんを作っていくのだと思います。
    まずはフィジカル、MTOすらないなんて前の圭くんからしたらすごすぎですよ!
    それに比べたらガットの依頼くらいなんでもないですね(あれMTIかと思っていつもちょっとドキッとする..笑)

    フレンチ楽しみですね!
    リカバリお願い!

      引用  返信

  • 昨夜はストレート負けでも怪我さえなければ良い!みたいな感じで見てましたが・・・第2セットを取り返してファイナル突入で興奮してしまいました(≧▽≦)
    4週間でバルセロナ優勝!マドリッドSF、ローマQFは前哨戦としては充分過ぎる試合数をこなしましたし、マレー選手、ジョコビッチ選手と対戦できたので良い収穫もありました。
    あとは数日は休んで疲れをとって ローマよりも速い全仏のコートでの調整を万全にして本番に臨んでほしいですね!m(__)m

    しかし、9位が確定したワウ選手が気になりますね~ラオ選手の去就が注目されます。
    ラオ選手が出場出来ると5~8シードには4Rでワウ選手と対戦する恐れがありますが、1~4シードには4Rで地元フランス勢のシモン選手、モンフィス選手、ツォンガ選手と対戦する可能性のある面白いドローになりそう・・・

      引用  返信

  • SABONのJasmineの香りが好きで、足立のお母ちゃんから、ネーム変更します。
    1ゲームからセルビアのNO1はサーブが神技でしたー。目が点!
    圭くんは、ボールの弾みが予測と違い、疲れと痛みで足での微調整が足りなかったのか、チャンスで打点がずれちゃってイライラ。
    でも、圭くんもサーブでエースが取れてきて、フォアで攻めてバックでブレイク!《でもチャンは拍手ナシ》
    ジョコは3セット3ゲームからまたサーブが強烈。ラリーも後ろでディフェンスすると思いきやドロップ!2度目のドロップは圭くんもなんとか処理するもフォアのミスでブレイクされ、ラケット投げちゃった( ; ; )
    全仏に向け、また課題が見つかったのかな?
    チャンは怖かった。
    ジョコの呻き声は本当に苦しそうだった。
    圭くん、またファンが増えたよ!
    がんばれー‼︎

      引用  返信

  • 圭くん、試合お疲れ様でした。皆さま、応援お疲れ様でした。
    団長様、あの試合の後の記事アップありがとうございます。

    全仏まで無理しないでそこそこ良い成績をと思っても、圭くんの試合を見ると期待してしまうし、また期待させてくれる選手です。昨日のジョコ戦、第2セットで良いプレーが出ていただけに、本人が一番悔しいでしょう。ジョコは集中力が途切れても大事なポイントは取っていたし、ここぞというところでギアを上げて圭くんを突き放しました。さすがNo.1の選手です。決して調子が良いわけではなかったけれど、勝ち切ることができるそれが今のBIG4だと感じました。

    圭くんがこの域に達するにはまだまだ高い壁が沢山あると思うけど、絶対に超えられる壁だと思うので、少しずつ着実に上って行って欲しいです。最後の諦めてしまったようなプレーは本当に残念だったのですが、全仏までに怪我をしたくない、また今の自分の体と相談した結果であれば仕方なかったのかなとも思います。

    全仏では良いドローに恵まれますように。そして、心身ともに良い状態で臨めますように。私もそれまでに応援準備万端にしておきます\(^o^)/

      引用  返信

  • 今年どの大会も安定してそこそこの高成績上げてるけれど、もう一つ上に勝ててないのは
    疲労の蓄積があるんだと思います。
    連戦による疲労の蓄積から痛みが出てそれが精神的に不安になり
    試合中集中が乱れ、思考力もなくなって、無抵抗の残念な負け方になってしまってる気がします。
    去年の怪我で休んだ後の爆発力は、偶然ではないと思います。
    今年は試合数こなして鍛えているのかもしれませんが
    身体が強くなったといっても、たくさん試合をこなしてもほとんどプレーレベルが落ちない
    丈夫な身体のフェレール選手やベルディヒ選手たちとは圭くんは違います。
    どの大会でも決勝に行ける実力がついてる今、試合数をなるべく減らして
    大きな大会で結果出すことを優先にするべきだったと思います。
    前から言っていますが、メンフィスはいりませんし、IW→マイアミ、マドリッド→ローマという
    MSが続く前の週は最低2週間は休むべきだと思います。
    そしてクレー連戦になるバルセロナに出るよりモンテカルロに出てほしかった。
    メンフィスでの追い込み練習といい、今年のチームの方針がまだ納得できないですね。
    4強には勝てないし、大きなタイトルもとれないけど
    格下には安定して勝ってたくさん試合をこなしてトップ10は維持するというスタイルに
    なってほしくないというのもあります。
    やっぱり圭くんの調子のいい時の、ジョコビッチの守備をも切り裂く素晴らしい攻撃力が
    大事な試合で出せないのはもったいない。
    バブリンカのように、いい時は誰にでも勝てる能力を圭くんも持ってると思うのです。
    今年のあっさりとした負け方で、海外でもあきらかに去年より評価が下がっています。
    上がりすぎた期待の反動で貶す人も出てきてます。
    大きな怪我がまだないのは評価ができますが、ここまでの成績や内容が
    実力と期待値からすると物足りなすぎるので、あちこちで不満が出てしまってるのが現実だと思います。

      引用  返信

  • 2セット目をとった瞬間
    錦織圭が吠えましたよね
    あれ、NHKbsのテレビだと
    錦織圭の姿がアップでは
    映らなかったんです
    コート全体の画面でした
    あの時の錦織圭の吠え姿を
    アップとかで全体像を観たいなぁ

      引用  返信

  • なんか元気な錦織圭を観たいです
    あの試合から数時間経ちますが
    悔しさでモヤモヤしてるし
    これからも錦織圭を応援します
    いつも、錦織選手もここのみなさんも
    夢を与えてくれています

      引用  返信

  • 個人的には、マドリード優勝又は準優勝、ローマスキップが理想でした。
    それを、マレーにやられてしまいましたね。
    でも、マレー棄権の理由、疲労って、そんなんあり?笑

      引用  返信

  • 圭くんの出演はないと思いますが、テレビ情報です。杉山愛さんがゲスト出演されます。

    05/17(日)16:05-17:20 フジテレビ「林先生・岡田の学べる!スポーツアカデミー」
    http://tokai-tv.com/sportsacademy/
    今や国民的スーパースター!テニス界のプリンス・錦織圭の強さの秘密とは!?
    ▽スポーツ科学の見地からステップに着目!その結果わかった驚くべき事実
    ▽ラリー時に必要とされる「予測力」簡単な鍛え方をスタジオで実践
    ▽錦織も通っていたアメリカ・フロリダ州のIMGアカデミーにあの熱い男が潜入!
    ▽日米「虎の穴」対決!IMGアカデミーVS桜花レスリング道場・炎の3番勝負!

      引用  返信

  • 確か錦織選手自身が、ナンバー1やGS優勝は数年の内に成し遂げたいという旨のことを言っていたはずです。
    多分、スケジューリングやメンフィスでの追い込みなどはそれを踏まえて中長期的なキャリアを見越してのプランだと思います。
    今年は去年のポイントを守りつつ(もちろん加点を目指して努力はしているでしょうけどね)、昨年ポイントを取れなかった大会(全仏、全米前哨戦など)でしっかりポイントを取り、そしてなりより大きな故障や欠場なくシーズンを過ごす身体を作ることを考えているのでしょう。
    それが不満だと言われれば少なくとも私には返す言葉もありませんが、昨年活躍できたから今年はもっとできる!GS優勝できる!一位になれる!とは陣営はもちろん、なにより錦織選手自身がそこに対してはかなり冷静でいると思います。
    もちろん、そうは言っても出る大会は優勝を目指すし、目の前の試合には全力で勝ちにいくでしょうがね。

    評価が下がっているというのはとても残念ですが、錦織選手やテニスに関わらず、どんな分野でも過剰な期待からの低評価はよくあることです。そういう人達は大きな結果が出ればどうせたちまち掌を返すんでしょうから、我々は焦らず応援するのがいいと思います。

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  • 度々スミマセン。スマッシュ(内田暁)さんの記事です。
    https://www.facebook.com/smash.monthly21/posts/818774204875901:0

    ローマ大会、相手とだけでなく自身との戦いでもあったと思います。敗戦は本当に残念でしたが、ポジティブな要素も持ち帰ったとの事なので、また成長した圭くんのプレーを見るのが楽しみです。
    「今年は初めて良い形でフレンチに入れるので、まずは身体を休ませ、直さなくてはいけないところもたくさんあるので、しっかり準備していきたいです」
    中尾さん、圭くんの体のケア、宜しくお願いします。そしてダンテコーチ、チャンコーチ、全仏に向けて圭くんが良い状態で入れるよう、サポートお願いしますね!

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  • えぬざわさん、激しく同意です!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    “どんな分野でも過剰な期待からの低評価はよくあることです。”まったくもって、その通り!

    もともと、圭は自分が確かめ、納得しないと先に進めない、いわゆる“不器用なタイプ”の典型なので、いつも、階段を1歩ずつあがってきたと思いますm(__)m

    それが2年程足踏みしたため、何かを変えるため、チャンコーチを追加招聘したと聞きました。
    その結果が、昨年の大ジャンプアップですので、圭にしたら、滞っていた進化が目標に追い付いただけだと思いますm(__)m

    圭や圭チームが見ているのは、世界No.1になり、当たり前のように、GSやMSの優勝を重ねる姿でしょう!( v^-゜)♪
    たどり着けるかどうかもわからない、険しい道のりですが、私は、圭ならきっとやってくれると信じて、ずっと応援して行きたいと思います!!!♪ (〃∇〃)ノ由☆

    圭&チーム圭、ファイティン!!!(σ≧▽≦)σキャー

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  • 「初夏のパリで開花することでしょう。」(T_T)良いですね~
    bucchi 参謀!良い記事をありがとうございますm(__)m

    今シーズンで錦織選手が負けたのはF・ロペス選手が最高位で12位以外はすべて一桁ランキングが最高位の強者ばかりです。レースランキングでも今シーズン20位以内の好調な選手ばかり・・・
    下位の選手に負けない=強い選手、好調な選手としっかりと戦えているのは今後への糧としても大事です。
    ○ 自分よりも弱い相手には、出来るだけ(無駄な体力を使わないように)簡単に勝つことはトーナメントで勝ち上がるには大事。
    また、
    ○ どれだけ調子が悪くても自分よりも弱い相手には何をしてでも勝て!でないと自分より強い相手と戦い経験を積むことができない。

    錦織選手は大爆発のための土台、基礎力を順調に築けていると思います( `ー´)ノプロ故に仕方ないのでしょうが、ちょっと不調になるとマイナス要因を指摘されるのが多いですが、その度に黙らせるような素晴らしい結果を出して私たちを喜ばせてくれました(≧▽≦)また近いうちに喜ばせてくれると思いますm(__)m

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  • @マックウィン さん
    お久しぶりです(^o^)/
    あの怖い顔のチャンコーチをはじめ、むさ苦しいダンテ、中尾さん&秀さんと、お花(ビミョーに葉っぱが多く花密度薄い?)の絵面は、友達とも話題になってました!
    ブルースブラザーズ懐かしいです!確かに(≧▽≦)

    今シーズンの素晴らしい活躍は今までの努力の賜物だと思います。
    全仏も強敵が目白押しですから、本当に一戦一戦ですよね。。
    今は万全な体調でローランギャロスのコートに立てる事。その事だけを願っています!(^^)!

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。