2015 US Open
1st Round
Benoit Paire def. Kei Nishikori[4], 6-4,3-6,4-6,7-6(6),6-4
皆さん、信じられない思いでしょうし私もショックですが、これがグランドスラムの怖さです。
ペールは勝利に値するテニスをしました。メンタルに問題がある(よく切れる)と言われ、確かにペースの掴みにくい一人舞台テニスでしたが、最後までレベルを保つどころかファイナルセットでさらにパワーアップ。見事としかいいようがありません。
錦織としては言い訳の出来ない敗戦で、きっと批判も出ることでしょうが、このブログでは試合の振り返りと課題設定はしますが、錦織を否定することはしません。
常々言っています。ATPは勝ったり負けたりです。いいときも悪いときもあるんです。
これまでいいときもずいぶんあったでしょう?
私の役割は、勝ったときに浮かれすぎること、負けたときに落ち込み過ぎることを防ぎ、ニュートラルな目で錦織を見てもらう手助けをすることです。
少なくとも6ヶ月以上の中長期的スパンで見ないと本質は見えてこないと思います。
ということで試合を振り返ります。
ベストなプレーでなかったことは試合の最初から明らかでしたが、なんとか我慢を重ねて4thセットのタイブレークではマッチポイントまでこぎ着けました。
そこででたフォアの決め球のサイドアウトが痛かったですね。紙一重の勝負でした。
精度を狂わせたのは疲れだったと思います。
ドロップショットで相当走らされましたし、ラリーは少ないもののストップ&ゴーの多い試合でした。多分、流れの中でストロークをする方が、ラリーが長いとしても疲労度は少ないと思います。
ファイナルセットは、今日は疲れが見えました。
修造さんはメンタル疲れが体を重くすると言っていましたが、よく分かりません。そうかもしれませんが、よく分からないので目に見える現象を信じると体の疲労だと思いました。
セカンドサーブをもう少し叩ければ楽に勝てたかもしれません。これは最近は克服した課題だと思っていたのですが、ラリーになったら主導権を握れるものの、そこまで行かないのでフラストレーションが溜まるし、自分にプレッシャーが掛かることに繋がってしまいました。
また、ペールをのせる要因になってしまいました。
ここ1年、「リターン返球率」に注目して錦織の試合を見ていますが、リターン返球率が高い試合はほとんど勝っていると思います。
1stサーブの確率などがよく注目される指標ですが、最近、リターン返球率こそキーファクターとなる気がしています。
まだスタッツは見ていませんが、今日の試合でも1stサーブの確率は悪くなかったはずです。それでもブレイクされたのは数字に表れないサーブの質だと思います。相手のリターンの調子もあります。
今日の錦織のサーブは絶好調ではないものの、非常に工夫をしていました。セカンドでスライスを用いたり、フォア側に打ったり、1stでスピンを打ったり。
先日の「ぼくの かんがえた さいきょうの マレーたいさく」を読んだのではないかと思うくらい(間違いなく読んでないですがw)。
サービスゲームとリターンゲームは互いに影響を及ぼし合っています。どちらかが調子よければもう一方にも好影響を与えます。
錦織のリターン返球率の悪さ(1st含め)が他のショットに影響を及ぼしたように思いました。
いつもはこの展開でも勝っていたし、今日も勝ちかけまで行きました。
それでもやはり、この展開で100%勝つことはできないので、フルセットまでもつれたのが良くなかったと言うことだと思います。
むしろこれまで勝負強さで勝ってきたといことで、今後はストレートで余裕を持って勝っていく試合を増やさないと行けませんし、それは錦織サイドも長年の課題として取り組んでいます。
今日、一番もったいなかったのは1stセットの入りでしょう。第2ゲームをブレイクできなかったことで相手を落ち着かせ、自分は落ち着けなかった。そして先にブレイクされた。ペールのような選手は調子に乗せないに限ります。
相手のミスかエースで決まる展開の中、我慢のテニスを強いられたことは仕方なく、また勝つためにはそうすべきだったと思います。
そうして上手く第2、第3セットを取りましたが、第4セットからエネルギーを出せていけませんでしたね。
修造さんのネガティブ解説が不評だったようですが、私は概ね正しく戦況を伝えていると思いました。
(それでも視聴者としてポジティブに話して欲しいという気持ちは分かります)
こうなってしまった原因はよく分かりませんが、あれこれ考えても仕方ないでしょう。
私たちにできることは、1戦ごとに錦織に対するイメージや評価を微調整していくことだけです。
この1戦で錦織がダメになってしまうわけではないし、トップ5であることは変わりません。実績も出しています。
まだ今年もデ杯、ジャパンOP、上海、パリ、WTFと大会が目白押しです。
そこで活躍する錦織の姿が私には見えます。
今日負けたことで、錦織はジャパンオープンに本気で勝ちに来ると思います。
負けていいということではありませんが、こういう敗戦が選手を強くするのです。
ファンとしてはしばらく我慢のときです。錦織だって今日の試合ずっと我慢して頑張ったじゃないですか。私たちも頑張りましょう。
現状はジョコビッチ、フェデラー、マレーにはまだ及ばない、それでいいじゃありませんか。実際実績で負けてるし、あまり比べても意味がないし錦織は過去の錦織と比べて成長していければいいんじゃないですか?その先にグランドスラム優勝や世界一があります。
これまで順調に伸びてきていることはすごいことですよ。トップ10に入ったがその後伸び悩んでランキングを落とした選手はたくさん居ます。
そういう選手も努力して再びカムバックしてきたりします。やっぱりテニスはグランドスラム中心だから、確かに今日の敗戦は大ショックだけど、マスターズ1000やATP 500やデ杯もやっぱり大事ですよ。
そこでどんな選手にどんな勝ち方、あるいは負け方をするかってのも大事なことです。
今日は41位が相手ってことでたぶん「がっかり」なんでしょうけど、このあとペールが快進撃を続けたら「やっぱり彼の選手は強かったんだ」ってことになりますよね。
ぜひペールの2回戦以降を見てくださいね。錦織に勝ったプレーが続けば16か8には入ると思いますよ。持続させるのは難しいという結果になる可能性も高いと思いますが、そうなったらそうなったで、テニスというスポーツの本質の一部を理解することができるんじゃないでしょうかね。
実力通りに勝負が決まるのであれば、試合は必要ありません。
ペールと錦織が10回試合したら恐らく錦織が勝ち越すと思いますし、次の対戦ではまた違った展開が待っていると思います。
(実際、今日の試合は過去とは違った展開だった)
その少ない方の確率の結果が出てしまったとうことで、あとはこの敗戦を錦織サイドが今後にどう活かすかだと思いますよ。
打っていくのか、繋ぐのか、サーブも確率重視で行くのかエース狙いを増やすのか。リターンをどうやって安定させるのか、アタックを増やせば返球率は下がりますが両立が必要と思います。
などなど。
こういうときこそ、応援していきましょう。(おわり)
初めてコメントします。
悔しくって眠れぬまま迎えた朝ですが
この記事を読んで心が落ち着きました。
ありがとうございます。
これからも錦織圭くんを応援していきたいと改めて思いました。圭くん、頑張れ〜!!
ゆりりん引用 返信
@こーるしゅらいばー さん
同感です。
特に
>少々調子が悪かろうが、相手をねじ伏せる精神力を今後はより磨いてほしいです。
の部分。
相手もランク4位ということでビビっているんだから…。
松岡修造さんの解説が不評だったそうですが、
私には、錦織選手を応援しつつも、相手のプレイも錦織選手のプレイも
平等に取り扱い、冷静に分析されていたとてもいい解説に聞こえました。
日本中のテニスファンが注目していただけに結果にはがっかり
(特にWOWOWさん)ですが、
しっかり準備して、名誉挽回、リベンジを果たしてもらいたいものです!!
ぷーにゃん引用 返信
初めてコメントします。
テニスには勝ちも負けもある、それで割りきってはいけない何かを見た気がします。
マスコミ、スケジューリング…周りの大人たちが徹底して反省すべきでしょう。
錦織圭の25歳は2度と戻りません。
戦略ミスではすまされないんです。
日本の至宝を周りが潰さないことだけを祈ります。
奏雅引用 返信
以前は負けて握手の時に相手の目も見ずにぷいっとしてたけど
今の圭君、しっかり相手の目を見て検討をたたえてあげてましたね。
上のビッグ4と同じよう。
チャン越え、世界No.1への道はこれからです
がんばれがんばれ
kirin引用 返信
まだまだ成長途中。
この負けを糧に次につなげられれば。
応援もやめないです!
Reiko In Florida引用 返信
錦織圭の試合に最近注目し始めた方々とマスコミの方々にあえて申し上げておきたいのは、BIG4でも、結構いろんな大会の1回戦や2回戦で負けている試合もあるということです。最近の試合でも。
RN引用 返信
おはようございます。
一睡もしていません。身体が興奮したみたいです。
ペール選手が次の試合でどんな戦いをするのか(対錦織の時とどこが同じでどこが違って結果どうなったのか)を見て(お茶の間解説者として)勉強です。
もとぎん引用 返信
グランドスラム初制覇はまだまだ程遠いよなほんと
ありさん引用 返信
そう、こんな日もある。
ショックですが2013のエヴァンス戦に比べれば 、まだ大丈夫。ああいう経験を乗り越えてきた錦織君だから大丈夫と信じてます。とりあえず切り替えて前を見ようと思いますが、そうすると次戦はデ杯?
クレーですよね。正直休んで欲しい気がしますが、どうするんでしょうね。
てっぺんぎん引用 返信
団長 いつも納得の記事ありがとうございます。
今回準備万端と思っていただけにかなりショックでしたが、なぜか全仏のツォンガ戦よりは悔しくないのですよね。
朝のNHKのニュースで辻野さんが敗因について、①タイブレの決めに行ったフォアのミスで気持ちが落ちたこと、②2週間を戦うGSの調整の難しさをあげていました。
圭は一つ一つ階段を昇るタイプです。GSトップシード群も初めて、この敗戦はきっちり次に繋げるはずです。
そして、ちょっと皆の期待が薄れた頃、大きなことをやってくれる。マスターかファイナルズか、しっかりと応援していきます!
みいた引用 返信
あじゃ〜、やってもうた!錦織はん、お疲れどしたぇー。
まさかの敗戦明けの今日、世界中のテンションが下がっている模様…。重苦しいですナ。圭くんの影響力は計り知れない(>_<)ということを実感。眠さで朦朧としながら観戦、今日はダメかも感が漂っていましたが、勝ちっぷりも負けっぷりもしっかり見届けるのがファンだろう!と自分に言い聞かせ、最後まで見守る…つもりが最後はモヤモヤσ^_^; 今回のUS、不思議とあまり期待はしてなかったんですけれど、残念な結果になってしまいました。
ペールさん、初めて観ましたけれど、摩訶不思議な方。いきなり全力で叫び出したり、ビーンラケット?を仕掛けてきて、折れているのかと思わせて、いきなり強打してくる、まともじゃない、この人大丈夫?と思いながらも会場中をペールのベールで覆ってしまう策士、ある意味凄い‼︎ そこで圭くんに言いたい、君もシャウトしろと。圭くんは良くも悪くも日本人、リアクションが小さい…。私なら、換えのラケットがないとかふざけた事言ってる時点で「ヘイ、ユー、テニスマンなら正々堂々テニスで勝負しなっ‼︎(英語)」って言っちゃうかなーww 今日の会場はペールにとってはアウェイ、圭くんにとってはある意味ホームで圭くんの応援が多かったと思います。ジョコビッチが大声で観客を煽って自分の味方にするように、これからは圭くんも、もっと観客を味方につけて自分のパワーに変え、流れを引き寄せていくという事が勝つためには必要ではないでしょうか。長文、失礼しました。
P.S. 明日は西岡くんも出るので応援します!
港常のあんず引用 返信
いつものような柔らかさが身体にないなぁと練習ビデオを見てもちょっと気になっていました。身体もメンタルも力んでるというか。サーブの打点も低いようにみえました。いざという時のいつものギアアップ& 覇気もほとんどなかった思います。きっとまだ疲れが溜まってるんだろうなぁって。ちょっと暫く休んでリフレッシュしてほしいです!
暑さのせいもあったかと思いますが、今日のように疲労が残った状態でGSに望まないようにするのも今後のチームの課題であるかと思います。
わたしもこの辛い敗戦の時こそ強く応援してサポートしていきたい!
バックスピン引用 返信
ペール… はっきりいって私はノーマークでした。
セットカウント 1:1となったことで、これから捲って勝つんでしょ♪と寝てしまい、事実4セット目でマッチポイントを握りそこを取り切っていたとしたら、「多少苦戦はしたけど、流石錦織」で終わっていたことでしょう。
トップ選手の1回戦敗退は大会のペース配分的な要素もからみ、たまにあることですが、錦織にそれは出て欲しくなかった。
後半の試合の映像は見れてませんが、4セット目取れなかった事で焦りも出て、またどうしても勝ちたいという気持ちも先行し普段のテニスが最後までできなかったのでしょうね
色々な要因はあるのでしょうが、客観的、一般的に今回の敗戦は「情けない」と評されて仕方ないものでしょう。
GSという大舞台で、怪我など言い訳できるものがなく、単純にテニス、メンタルでノーシードの選手に第4シードが凌駕されてしまったのですから。
接戦に強かった錦織が、接戦でショットの威力というより、戦術で下位選手にやられてしまった感があるのは最近では最も痛い敗戦に感じます。
北米2連戦含めて、今年の勤続疲労が出て来てしまっているのかもしれませんが、恐らくチーム錦織が今年1番のターゲットにしていた大会を緒戦で去るのは残念でなりません。
チームはここでキッチリ敗因分析をし、今シーズンの残り戦い方、戦術、体力、モチベーションを整理するのでしょう。
ここからどう立て直し、来シーズンの大爆発に繋げて行くのか注目です。
これからの2週間は彼不在をしっかり残念に感じながら、他の強者達の戦いを目に焼き付けようと思います。
……錦織が居なくなってしまったので、決勝はフェデラー ジョコで…ん、普通過ぎる予想…
カムイ引用 返信
いつもながら、団長さまの精神安定剤のような記事に深く深く感謝します。
悔しさはマックス、でも悲しまなくてもいい(涙が滲みましたが)、圭くんが弱いなどと思わなくてもいい・・・などなど心にしみます。今回はペールの駄々っ子のようなテニスに負けました。圭くんは心身ともにかき混ぜられてしまったのでしょうか?心身のダメッジをしっかり受け止めて、忘れることができるまで、あるいは立ち上がることができるまで、この敗戦を貴重な体験にして欲しいです。
余計なことかもしれませんが、日本のマスコミは圭くんの気持ちなど御構い無しの取材をしますので、圭くんの気持ちがしっかり回復するまで、ブラデントンのお家で疲労を癒して欲しいと願っています。
あかね引用 返信
認めたくない現実ですが、これが勝負の世界。
結果は残酷です。 素直に敗戦を受け入れ錦織と共に悔しい思いを分かち合いましょう。
それも錦鯉の努めではありませんか
なおき引用 返信
@K+nyc さん
現地応援ありがとうございました&お疲れさまでしたm(__)m 日本でテレビを観ていた私たちよりも、ずっとずっと重く悔しい思いをされたのではないかと案じています(>ゆきんこりさんも大丈夫ですか?) そして、これから現地観戦を予定されている方も多くいらっしゃるので、お気持ちを察するに…(T-T)
終始「ペールワールド」に掻き回され、調子が上がらないままの敗戦でしたね(>_<") 団長のおっしゃる通り、4thのタイブレMPでのフォアのミスが痛かったです。あそこで決められないのがこの試合での調子を象徴していた気がします
厳しいようですが、こーるしゅらいばーさんのご意見に同意します。世界一を狙う選手なら、この敗戦を糧にして今後どう戦っていくか、見守っていきたいと思います
少々先走りますが、ポイント的にも、この流れを断ち切る意味でも、楽天は優勝がマストになってきましたし、それを期待したいです(^-^)/
MIYA引用 返信
全日本が泣いた・・
(映画のコピー「全米が泣いた!」風に)
悲しいけれど、仮に4回戦とか3回戦で負けるよりも、ちょっと錦織選手らしいというか。。
錦織選手のいない全米は、物足りないけど、デ杯と楽天を楽しみにします。
jt引用 返信
初めです。
4セットの中盤、マイアミのイズナー、
全仏のツォンガとの4セットの終盤を
思い出していました。
ペール選手のリターンがライン際に入るし
サーブもビシバシ。錦織さんのライン際のリターンがエースにならずペースがつかめない
まま4セットをタイブレークで落としいやな
展開に。ペール選手があんなにサーブが良いとは思いませんでした。今回はペール選手を讃えるべきでしょう。
錦織さんはアメリカ生活が長くても中身は山陰出身(私も雪国日本海)の日本人で日本中の注目の的になると大変なプレッシャーなのではと思われます。
静かになった時大きな偉業を成し遂げますの
それまで、しずかに待ちます。
長くなり済みません。
yochan引用 返信
初めてコメントします。お疲れ様です。
いつも読ませていただいておりますが、今回はとても悔しいし応援する!自分もがんばる!って気持ちでコメントしたくなりました。
2セット終わった辺りで寝ながら勝ちを願っていました。(ぇ
今朝、残念な結果を見ました。
ペール選手の調子がいつか悪くなるだろう、と思って寝ました。すみません(笑)
何してくるかわからない今日のペールが今日の錦織には相性最悪だったのかなぁ、と2セット目までに感じてました。
錦織から攻めて突破口、って感じがなかったから、ずっと我慢してたから、良くも悪くも終始ペールのテニスだった気がします。
僕もこれからは自分から攻めていこうと思いました。
また錦織らしいテニスを見たい!それが大好きだ!
僕もがんばる!
Amabile引用 返信
ツアーファイナルに向けて集中したい
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/01/kiji/K20150901011045850.html
ぜひまたツアーファイナルに出てほしい!
明るいニュースとしては土居さんが勝ちましたね
http://news.tennis365.net/news/today/201509/106087.html
ぼうず引用 返信
いつもながら、試合直後の更新、ありがとうございました。本当に悔しい敗戦でしたが、過去の錦織くんと比べてよくなっているならそれでいい。本当にそうだとおもいます。
ただ、『まさかの』とニュースに書かれるのは辛いですね…。
団長さんのニュートラルなスタンスにいつも救われます。
これからも一戦一戦応援するのみです!
スタッフ希望引用 返信
悔しいですね。
ペールはサーブよく、チリッチやデルポのフラット系ストロークの破壊力が強烈でした。
錦織はサーブは浅く入るし、ストロークも含め硬さから伸びのあるショットが打てていなかったように思います。
昨日のペールは守備力も素晴らしかった。コースを読んで端から端まで走り、バックサイドの厳しい球もスライスでミスなく返し続けた。
「ビッグサーバー戦は楽しくない」という言葉からも分かりますが、錦織は気持ちよくウィナーを取りたい、快楽主義者なんだと思います。
でもなかなかウィナーが取れない。気持ちよくなれない。
フェリロペ戦もそうですが、バックを責めても時間をかせぐスライスでイーブンに戻される。そうするとより厳しいコースを狙って自滅する。
今日は錦織が負ける時によく見るパターンだったと思います。
あと、リターンも悪かったですが、センターのサーブのブロックリターンをもう少し上手くできないですかね。フェデラーはそれが上手いですよね。
ワイドのサーブは追いつけないものもありますが、センターのサーブは追いついていて、あと一歩、ボール1個分踏み込めていれば、スイートスポットに当てて返せるのに、と何度か思いました。
とはいえ、ペールのサーブが読みにくかったんでしょうね。
守っても責めても長身でリーチのある選手は羨ましいですね。
気の弱い私は今日の試合観てると、「こんな体格差ある奴に勝てる訳ない」なんて思っちゃいますが、錦織はそれを乗り越えるんですよね。本当に凄い選手だし、その努力に頭が下がります。
(でも今日は買って欲しかった〜!)
稲妻引用 返信
団長、真夜中の実況中継、そして試合後の記事アップ、ありがとうございました。
一生懸命応援しましたが、残念!初戦敗退は悔しいです。(特に圭くんの心情を思うと辛い)
私は、錦織圭というひとりの若者が、夢に向かってどのように努力して成長していくのかに興味があり、その成し得た軌跡に感動し、ものすごいエネルギーをもらっていることに感謝しています。(おばさんの生きがい)
どこに大きなチャンスがあるかわかりません。自分を信じて努力し続けるって大変な事だと思いますが、必ずテニスの神様は圭くんに微笑むことでしょう。
圭くん、前を向いてGO!
micchi引用 返信
晴れの日ばかりじゃないから。
ホント、今は我慢するしかないです。またスカッとさせてくれるプレーを必ず見せてくれるんだから。
bijocoro引用 返信
好調な錦織君は足を使ってボールを追えていたと
思うので、不調またはケガが完治していないのかなと思いました。
出場義務があるので、ケガを完治させてから、なんて悠長な事は言えないのでしょうか?
とにかく心配です(ノ_・、)
START引用 返信
おはようございます。3度目ましてです。
応援している誰にとっても悔しすぎる敗戦ですが、みいたさん同様全仏ツォンガ戦の時よりか、しょーがないか、こんな日もあると思えました。
相手をねじ伏せる強さも身について来たように感じてましたが、それが出来る時と出来ない時の違いって何なんでしょうかね。錦織選手は相手云々よりリズムが掴めない時にどう打破していくか、あとそこだけのような気がするんですけど。。言うは易しですね。
強さは敗戦から!
あの領域はまだまだ遠いです。これからも負ける試合は沢山あるでしょうけど、どこで負けるのかも大事な事ですね。やっぱりマスターズやグランドスラムの早期敗退は色々な意味で辛い。
この辛さから立ち直ってくれる事を切に祈ります。
おはつ引用 返信
団長さんのコメントにはいつもホゥッとさせられます。
勝てそうだっただけに悔しくて残念です。
でも意外と落ち込んでない自分がいます。これも団長さんの役割の効果でしょうか(^_^;)
負けるときもある、一つの結果では評価できない、
この考えが身に付いてきたかな?
錦織選手の試合がなくてUSオープンの楽しみがへってしまったのはがっかりですが、また私たちをドキドキワクワクさせて欲しいです。
自分が元気なうちにこんな凄い日本人選手はもう現れないと思ってるので、息の長い選手であってほしい。できるだけ長く応援したいです。
つるみ引用 返信
圭くん、お疲れ様でした。現地&テレビ応援の皆さま、お疲れ様でした。
試合の後は、悔しさもですが目が完全に覚めてしまい、殆ど眠れず・・・今朝は体力的にも厳しい朝になりました。
気になったのは、圭くんがあまり元気がなかった事。シンシィを欠場し万全の体調だったはずなのに。しっかりトレーニング積んだのに。現地では練習とトレーニングにかなりの時間を割いていたようですね。ふっと、メンフィス時の疲れた表情の圭くんが浮かびました。筋肉をつけすぎると(体が重くなると)、圭くんのしなやかで軽やかなフットワークが活かされないと思うんです。ツアー大会ならともかく、長丁場のGSで、大会中にここまで追い込む必要ってあるのかな。。。後半動けていないのが気になりました。
2ndサーブ、ペールにも叩かれていましたね。ここは、上に行くためにも(TOP3に勝つためにも)更なる進化を期待したいところです。
bucchi引用 返信
ア20年前くらいにアガシを応援していた頃と同じような感じ。
絶好調でもいつコケるかわからないハラハラ感が常にありました。
調子いいときにGSに期待して観戦していて、ころっと一回戦で負けがっかりしたこと数しれず…。
でも諦めかけた頃にまたいきなり優勝しちゃったり、また負けちゃったり。
だからいつまでも目が離せないんですよ。
ワガシ引用 返信
錦織が19歳の時、ケガで出場できず、いつ復帰できるのかわからないまま無為に一年近くすぎた…あのとき、そのまま消えてしまっても、生涯で一番好きな選手だと思ってました。
それを考えたら、この一敗は小さなことです。
来年はウィンブルドンと全米でポイント獲り放題ですよ!
数年前から26才でグランドスラム初制覇と予想してきたので、この全米で優勝しちゃったら想定外でしたが、この結果を受けて、予想はやはり当たるような気がしてきました。
この一年、ベスト10ランカーを継続してキープしている選手のなかで錦織が一番若いですし。さあ、これからです。
テニス観戦歴40年引用 返信
大変ショックを受けました。でも、やはりグランドスラムは簡単ではないですね。でも初戦で敗れて「アップセット」と言われる今の状況がどれほど幸せかとも思います。第4シードの恩恵を生かせなかったのは残念ですけど、また再チャレンジです!
修造さんの解説、確かに少々ネガティブに振れてて「やめて~!」とも思いましたけど、ある意味GS本戦出場者だからこそ分かるゲームの流れは的確だったと思います。本心でとても応援しておられる事は十分に伝わってましたし。
ペールのサービスは最後まで攻略できなかった…というか最後まで落ちなかったですね。せっかく0-30とかにしてもナイスサービスで切り抜けられ続けてたら、錦織選手と言えど少々凹みますね。それでもビッグプレーでこれまで何度も盛り返してたのですが、後半はちょっと元気が無かったですかね。最終ゲームもファーストポイントを粘りとって「ここからペールが勝ちビビりして錦織劇場開幕では?」とか期待したのですが、ペールのナイスサービスでへし折られた感じです。
戦術的には対錦織策としてセカンドを前で叩いてストローク戦に持ち込ませないというのがセオリーになって来てますけど、ペールはかなり下がってキャッチしてましたね(特にファースト)。ストロークウィナーが少なかったのが錦織選手の調子のせいなのかペールのディフェンス能力なのか分からないですけど、攻めてるんだけどポイントをなかなか取れず攻め急ぎしてミスる展開が多かった気がします。少し気になる戦術でした。あと確かにフットワークは素晴らしいのですが、ペールみたいに執拗に前後高低を使われ続けると少しづつ疲労が溜まりましたかね。これもフェデラーなんかは今後使ってきそうな気がしました。
ポイント的には一気に苦しくなっちゃいましたけど、ゆっくり休息を取って(デ杯あるけど…)楽天での活躍はもちろんのこと、今年は是非上海かパリを取って欲しいですね。
としぼう引用 返信
そりゃ絶対入らんだろう~~~と思う様なドロップボレーを何度も失敗しても懲りないペールに対して、しっかりと正統派?プレーを心掛けていた錦織君の姿に胸が熱くなりました。それでいいんです!!次は絶対勝てる。それと異常?に日焼けしていたのが気になりました。もしかしたら練習のやりすぎ? やっぱりマスターズやグランドスラムで優勝しないと一流の仲間入りは出来ないと思うので、これからもビッグタイトル目指して頑張って欲しいと思います。ま、いまは心も身体もゆっくり休めてエネルギーをため込んでほしいです。
かたこり引用 返信
すごく残念な結果でした。ミスがめちゃめちゃ多かったので、疲れと焦りがあったのでしょうね。
大会前のコメントで「調子が良い」と述べており、そういう場合の結果はこれまで悪かった(と私は思っていますが)ので、今回も嫌な予感がしたのですが・・・。やっぱり予感が的中してしまいました。
松岡修三さんが悪い訳ではないのですが、wowowの解説が去年のフレンチの1回戦のクリザンとの試合でやはり松岡さんが解説をしていたことを思い出して、不安が募ってしまいました。
今日1日、悶々として過ごすことになりそうです。
ユリケン引用 返信
圭くん、残念でした。
でもこんな日もあります。
次の大会まで十分休んで、次はまたいつもの元気な圭くんのプレーを見せて欲しいです。
そして、こんな時、圭くんのそばに優しく寄り添って支えてくれる彼女がいてくれるといいな(心配ご無用??)
なお引用 返信
錦織君よりずっと前からファンだったナダル様がどうやら調子を戻してきている様で、何よりです。これでまた楽しみが持続できます。-雨だけは降らないでー
かたこり引用 返信
今録画してたのを見終わりました。
確かに体が重い感じもしましたしウィンブルドン以降ケガも多かったりとなかなか調子が上がってこないような感じがしますね。ペールのサーブもかなりキレてたのでなかなかリターンに苦しんだ印象でした。
自分もショックですが錦織はその何百倍ショックだと思うので錦織を否定なんかするはずもありません。すごいベタですが良いときもあれば悪いときもそりゃありますよ。でも自分は良いときの錦織にたくさんの夢と感動を与えてもらいました。だから自分は錦織を信じ追いかけ続けますぞい。
まーでもまずはマスターズからってことなんですかね、テニスの神的にはw
カンブリア引用 返信
残念ですが、本人が一番悔しいでしょう。今回はゆっくり休んでまたアジアシリーズで元気な姿を見たいですね。
今日の西岡君を全力で応援します!
ザンク引用 返信
といってたら又雨でE-203表示じゃ。ケッ! まぁ勝ってるからいいか。有明で2回も生ナダルみちゃったし~。
かたこり引用 返信
私も調子良い、と聞くと、、、みたいな不安は感じました。実は現在療養中で、興奮するのは良くなく、今回は結果を見てからしか見ないと決めていたのです。でも、結局気になって仕方なかったですが、そんな中、やっと眠れそうになった頃、試合を観ていたダンナさんが「試合に勝ったよ〜。」と、わざわざ報告しにきてくれて喜んで
飛び起きたらまだ1-2、5セットマッチということを忘れていたようです。結局彼もその後寝たのですが、私は気になって寝られず、、長い夜でした。起きると彼も知っていて、朝のラジオのトップニュースでも言っていたそうです。(オーストラリアです) 観てた旦那さんは、ペールがamazingな良いプレーしていたから、それも納得だよ、と言ってました。私も、観られないほどドキドキしてしまう、のではなく相手を認めて楽しく観戦できるように成長したいです。楽天からのシーズンに備え、回復に努めます。と、いう意味ではありがたいけど、、、錦織選手は逆境に強い!イメージあるので、最終シーズンできっと!と信じて、すでに気持ち明るくなってます。が、あのヌカ喜びは余計でした。。
マローン引用 返信
錦織 第5セットで相手のバックに集めすぎた。自分がしたいプレーよりも、相手が嫌なところを狙っていかないといけなかった。
この頭の悪さツォンガ戦と一緒。何故相手の弱点を突くことをせずウィナー狙いのことしか考えないのか。もう長所の伸ばすより短所である頭の悪さを座学でもいいからなんとかしないと。ガスケに未勝利である理由は明確だと思う。
テニバカ引用 返信
現地観戦してきました。
錦織選手自体確かに良かったわけではないですけどかといってめちゃくちゃ悪かったわけでもないように見えました。
試合後のオンコートインタビューで、ペール選手は自分のサーブが良かったと振り返っていました(聞き違いでなければ)
確かに彼のサーブ、強烈でしたし良く入っていました。数字上ではそこまでではないかも知れませんが観ている体感としてはかなり入っているように感じました。
彼のリスキーかつトリッキーなプレイが意外と最後まで落ちずに決まっていましたね。
錦織選手としては特にセカンドサーブへのリターンの精度を上げたかったところかと思います。良いリターンが返るかミスするか、という感じで、とりあえずリターンに持っていくためのリターンがあまり無かったように記憶しています。
帰りの電車で団長さんと同じことを考えていたのですが、今回は何回か試合したら一回ぐらい出る可能性がある敗戦が出てしまったかな、と。
あれこれ批判が出たりするだろうとは思いますし、トップ選手なのでそれは受け入れるべきだとは思いますが、結果自体はしょうがない、と個人的には思いますね。
むしろペール選手はランキング以上の実力を発揮したかな。
ともあれ、初の生観戦、結果は残念でしたが楽しませてもらいました。
またアジアシリーズ以降、全力で応援します!
P.S
錦織選手の試合後ハース対ベルダスコを観ていたら、近くにいた男性が電光掲示板に出た試合結果を見て、”Nishikori lost? Really? Oh…” と驚いていて世界での注目の高さを感じました(笑)
えぬざわ引用 返信
×とりあえずリターンに
⚪︎とりあえずラリーに
です。
連投すみません。
えぬざわ引用 返信
力強く、テクニックに優れ、かつ想像力豊かなテニスで圧倒する錦織君も素敵ですが、もがいて苦しんで、糸口を何とか見つけようと懸命に頑張る彼もまた素敵です。
応援します!
さとみ なみ引用 返信
すごく期待したGSだったんで本当に残念・・・。
でも次次、頑張れー。
だけど今思えば試合前、一抹の不安がよぎったんです。
ペールの顔なんですがヨーロッパ系ひげもじゃですよね。
錦織選手ってこの手の顔、生理的に苦手なんじゃないかなと。
チリッチ、フェリロぺ・・・んな訳ないか。そんな苦手作って
たらプロでやっていけないですよね。だけど苦手な雰囲気の
選手って多少はあるのかなって思います。
あと松岡氏の解説について思ったんですが、皆さんテレビでテニス観戦
するときのシチュエーションって人それぞれ好みがあると思うのですが、
僕は一人きりでじっっくり見たい派で、家族とも一緒に見るのは正直
嫌です。それは理由があって、選手が今どんな心理状態で試合に臨んでいて、
気持ちが乗っているのかあるいは落ちていってるのか場面々で思いを馳せながら
心の中で、大丈夫頑張れ、まだいける、気持ち切り替えて・・・と念じつつ
見るのが好きなので、誰かがいるとそこまでのめりこめないからです。
率直に言いますと、松岡氏の解説は的を得ていると思いますが、自分が心の中で
思っている選手の心理状態とほぼ同じなので、何かこう「ああ、それを口に出し
て言ったらダメ・・・心の中で念じないと」となるので、うーんちょっと・・という
感じです(笑)挙句の果てに「ほら、そんなことまで口に出すからホントにそう
なったやんか、念じないと」というのが率直な感想です。すみません、これからは
副音声にしますね。
追伸:メシールの話が出てきて、ああ同世代だなあってそれはおもしろかった。
確かミロスラフ・メシール。
動きがスローに見えるけどなぜか追いついて打ち返す。愛称ビッグキャット・・・懐かしい!
松岡氏の解説、
ひろきち引用 返信
Ms. マローン、 かわいらしいダーリンさんではないですか♪ 今後とも末長く、ご夫婦で圭くんの応援宜しくお願いしまーす。( ´ ▽ ` )ノ
港常のあんず引用 返信
やはりバックで主導権とれないとリズムが悪くなる気がします。乗れない感じになってしまう。
だから、周りこんでフォアに打つときも、苦し紛れに見えて,相手にも何か余裕がある。バックで主導権をとってからのフォアになっていないのでミスも出る、といった感じに見えました。
団長の指摘を読んだのか、最近はクロスばかりでなくダウンザラインでの展開を早くするなどしてきていると思いますが、まだちょっと。
マイアミのイズナー、今回のペアとギャンブルテニスがが当たれば、ますます調子が出てきてしまう感じですかね。もう負けないと思います。
肩凝り錦織偏頭痛引用 返信
昨夜のショックから明けて、団長さんや皆さんの温かいコメントを読んでいるうちに落ち着きました。そうですよね。ビッグ4といえど、1回戦でコロッと負けてしまう試合もあるし、今まで勝っていたことが凄いんですよね。
修造さんのWOWWOWでのライブ解説を聞くのは初めてでしたが、ネガティブなことも正直すぎるのに少々びっくりしました。本当に~?と思っているとその通りになったりして…私は、だから修造さんなんだなぁと改めて思いました。彼が逆に褒めちぎってスーパーゾーンとかいうのは、テレビ的でもなく、本当にすごいことなんだと感慨深いかったです。解説で”このガチャガチャした試合”といわれていたのは、言いえて妙でした。で、今日ヤフーを見ると”教科書にないテニス”になってましたけど。
圭くんのコメントもいつも思うのですが、正直ですよね。今は頭の整理がついてないようですが、次回はこういった相手にも圭くんらしいプレーで、華麗にねじふせるところを見たいなぁ~。(*^。^*)
くらま引用 返信
前から思ってましたが錦織くんはストリングのテンション気にし過ぎかと(>_<)
今回大会中どれぐらいで張ってたかはわかりませんがペール戦はオンコートで70lbsで張ってたみたいですね(^_^;)
昔デ杯でも寒かったから30台で張ったりしてたようですが(^_^;)スイングで調整するほうがいいような気がするけどなあ
ちょっとオンコート多すぎですよね
他の選手ではあり得ない数です
有頂天引用 返信
海外メディアでは錦織に何が起こったのか?という論調で記事が書かれていますね。
http://espn.go.com/tennis/usopen15/story/_/id/13551886/2015-us-open-kei-nishikori-upset-first-round-benoit-paire
錦織がインタビューで真摯に色々答えているようですが、
「第4、第5セットで自分のサービスでちょっと集中力を欠いていた。タイブレのマッチポイントでフォアハンドに失敗して、その後引きずってしまって集中しきれていなかった。」
などと言っているようです。
それに対して、「世界のTOP選手ともあろうものがグランドスラムの初戦で、大事なところで集中を欠くことなんかあるのか?」みたいなきつい質問が飛んでいたようです。
厳しいですが、NO.4の位置にいる以上、このような目で見られるのは当然ですし、これからその位置を確立し、TOPに君臨していくためにも今回の敗戦の原因をしっかり分析して次につなげて欲しいですね。
どなたかも言ってましたが、試合前に「調子が良い」「上まで行ける」と豪語している時は危ないです。どんなに自分の調子が良くてもテニスは相手のあるスポーツですから、試合が始まってみないとわかりません。目の前の一戦一戦、と言い聞かせても、どこか2週目に気持ちが行ってしまったのかもしれないなと思いました。でも、初めて去年の準優勝者、NO.4シードとして臨むグランドスラムでしたから周りからの注目度合いも全然違ったでしょうし、今回の事を教訓に今後BIG4のようにいつでも当たり前のように2週目に入っていく姿を見れることを期待しています。
修造さんの解説自体は的を得ていると思いますが、いかんせん、錦織の心の中を勝手に代弁して断定してしまう所がとても苦手です。それもかなりネガティブな方向に何度も何度も繰り返すので、暗い気持ちになってしまいます。本当に錦織がその瞬間に何を考えているかは誰にもわからないはずです。たとえ修造さんでも。自分の想像で錦織の頭の中まで解説するのはやめて欲しい。それさえなければ良い解説だと思うのですが・・。
yuri引用 返信
去年準優勝したことで大会の最後まで行くことがどのくらい消耗することなのかもわかった、今大会は優勝を現実に目指せる、ということで錦織君は皆様おっしゃるようにセカンドウィークを見据えた戦いをしなければと考えたでしょう。また伝え聞くところによれば、大会期間に入ってもトレーニングを続けていたとのこと。
去年の決勝のように今大会の一回戦というのも、優勝を狙うグランドスラムの一回戦ということで、錦織君にとってはある意味初挑戦だったんじゃないでしょうか。
ペアのテニスは面白かったです。フォアは強打するときはダイナミックだし、バックハンドも他にいないほどラケットを振り切っていて迫力がありました。身体をボールの方へ倒しながら身体ごとボールにぶつけるような打ち方は少し女子テニスみたいだと思いましたが、かっこよく打とうというよりも感性でやりやすいようにやっているような天才型のテニスだなと思いました。
ドロップショットを連発するのも普通だったら、別に汚いプレーというのではないと思いますが、ちょっとこう躊躇われると思うんです。ペアーはいい意味でふてぶてしくて面白かったです。日本のジュニアには見習ってほしいです。
フェデラーやジョコビッチのグランドスラムへの臨み方に挑戦する段階に錦織君も入って色々と試したということで今年のグランドスラムは試行錯誤の年だったと思います。
大会前にペースを落とせばウィンブルドンでのリタイアや今大会の一回戦負けもなかったんじゃないかと、だけど錦織君は正しい方向に厳しい方を選んで頑張っているんでしょう、来年は楽しみな年になるんじゃないでしょうか。
てぃ引用 返信