錦織圭、次は見とけリストからイズナーを抹消し、通算10勝目!(2015ワシントン決勝)

2015 Washington ATP 500
Final
Kei Nishikori[2] def. John Isner[8], 4-6,6-4,6-

              . -―- .      やったッ!! さすが錦織!
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできないことを
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ

久しぶりにこのAAで・・・。(知らない方に)元ネタはJOJOです。

しびれましたね・・・。勝って欲しい相手に勝ってくれる、こんなに嬉しいことはありませんね。

最後ボレーを決めて、鳥肌が立ちました・・・試合終盤、本当に強かった。

今日もリターンのフィーリングは良かったし、チリッチ戦の教訓を活かしてスタートから集中していたんですが、4-5までは完璧だったサービスゲームが1stの確率ダウンからほころびを見せ、内容は押していながら1stセットを落としてしまいました。

2ndサーブになるとイズナーはリターンからぶっ叩いて来ますので連続で1stが入らない場面が来ると厳しい。少々ミスをしてでも1ブレイクさえできればいいというのがビッグサーバーの作戦ですから、対策としてはとくかくサービスゲームをしっかりキープすること。またそれは1stの確率を維持してストロークを慌てなければ難しくないはずのことです。

ただ、セット通じて被ブレイクを0にするということも簡単ではないことです。4-5という最悪のタイミングでそれが出てしまったことで、2ndセットへの影響が懸念されました。

しかし錦織は自分を信じていましたね。今日はサーブを攻略できそうな感覚を持っていたのではないでしょうか。リスクを背負って勝負してくるとは言え、前回対戦よりもショットの精度は低いことを感じ取っていたはず。加えてリターンも半分は返っていましたし、返れば半分以上のポイントが来ていました。

その期待は2ndセットの最初にいきなり実現します。サーブを読んで鋭いリターンでチャンスを握り、サービスエースで凌がれながらもブレイク。このセットはサービスでも主導権を握ったままで勝負はファイナルセットへ。

ファイナルセットも序盤でブレイク。どうやって返してるのか分かりませんがとにかくリターンが返る。あたり損ねが深く入るラッキーもありましたが、それも試合序盤から食らいついて行っているからこそ。エースの雨を浴びながらも触ればなんとかしてくれる期待感がありました。

注意すべきは1stの確率のみでしたが、ここで錦織はスピンサーブを1stに使用。威力は落ちますが1stサーブということでイズナーも2ndほど勝負できません(速いサーブにも備えないといけないので)。

まるで野球のピッチャーがカーブを使ってカウントを取りに行くようなこの戦略、良かったですねえ。
そりゃあグイグイとビッグサーブで押せればそれに越したことはありませんが錦織のようなプレースタイルだとこのように戦略的にサービスゲームを戦うことが非常に重要です。
今、自分に何が必要かをよく理解したナイス戦略だったと思います。
相手が回り込もうとするところを逆を突いたセカンドサーブも見事でした。

これで通算ツアー10勝目。今年は3勝目です。2勝目まで長い時間を要したのが嘘のようです。チャンの34勝はまだ遠いですが、これからも何回も優勝するでしょう。となると私たちも何回もこの喜びを味わえるということで・・・。本当に優勝は嬉しいものですね。

次はマスターズシリーズ優勝を目指したいですね。これまで縁がなかったのは体調も大きく関係していると思います。ATP500で活躍してその後のMasters1000では消耗あるいは故障してしまったことが良くありました。
今回も連戦の疲れや足の状態が気になりますが、今日のテニスを見たらまだ心配はいらないでしょう。
ただ、昨年は故障による休養が結果としていい方向に働いたように、トータルのスケジュールを考えたら来週は休むのがベストでしょうが、出場義務があり大きな大会であるモントリオールは休むことはできません。
昨年は0ポイントだったこれからの2大会でしっかり加算して2年連続Finals出場へ近づいて欲しい気持ちもあります。

まだまだ成し遂げなければならないことは多く、浮かれすぎてもいけませんが、今日くらいは喜んでおきましょうかw

78 件のコメント

  • 本当に素晴らしい優勝でした。
    錦織さんが優勝するとこんなに幸せな気持ちになれるんですね。
    日本の中、世界中の何人何万人何百万人?何千万人の人達を幸せにする錦織さんは凄い人ですね!

    ところで団長さん、この試合は鼻血対象試合にはならないのですか?
    リベンジを2つもしましたし、逆転勝ち、6000ポイント超え、記念すべき10勝目、ランキング4位復帰。

    基準とは違うかもしれませんが、特別措置はないですか?
    錦織さんのお父様のお誕生日でもある日に優勝なんて素晴らしいですよね。

    錦鯉の皆様、どう思いますか?

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  • 優勝おめでとう!
    屈強な自分より遥かに大きい外人選手達に勇敢に立ち向かう姿は、観る者に大きな感動と勇気を与えていていつも元気をもらっています。
    今回のイズナー戦で良かったのは1stサービスをスピード抑えスピン重視にして確率を上げた作戦が素晴らしかったと思います。エースは取れないけど相手からも責めづらい程良いサービスでフォルトのリスクを減らし安定した状態で得意のラリーに持ち込めていました。
    今後もエース狙いではなく攻めづらいサービスでラリーでポイント取るって流れも選択肢の一つとして多用してもありかと思いました。

      引用  返信

  • 春のクレーコートシーズン以来ぐらいの書き込みです。もちろんこの間もずっと読ませていただいていました。

    錦織選手おめでとうございます!キャリア10勝ですか、すごいですね。しかもその内9勝は2012年東京を皮切りにこの3年以内に成し遂げいているのですからすごいとしか言えないですね。

    決勝のイズナー戦、難しい試合だったと思いますが良い勝ち方でしたね。
    1stセットは錦織選手の1stサーブの入りが悪くなったところにイズナー選手の強打が襲いかかって落とし、ちょっと嫌な流れかなと思いましたが、2ndセットはブレークでスタート。良い出だしでしたしラリーでは完全に勝っていましたが、サーブの入りが悪く、もしイズナー選手の強打がまとまって入ってきていたらと思うと少しヒヤヒヤしました。最終セットはこれまた数少ないチャンスを生かしブレーク。団長も書かれているように1stサーブをきちんとコントロールして盤石のキープで優勝を決めました。多少の流れの波があっても最終的には試合全体としてまとめ上げるというトップ選手らしい勝ち方でした。

    イズナー選手も素晴らしかったですね。肩や膝は大丈夫でしょうか。今日の試合でも少し動きが悪かったり肩を気にしている様子も見受けられましたが、それでも最後まであの凶悪なサーブを入れてきていたのは流石でした。

    久々に錦織選手の試合を見ましたがやはり面白いですね!全米が楽しみです。
    実は今年の全米は最初の2日間(あとはできたら前日の公開練習)だけですが現地観戦しますので、何かレポートできることがあったらまた皆さんに共有しますね!

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  • 八神庵さん、準備できているとのこと、ありがとうございます。
    転記させていただきますのでよろしくお願いいたします。

    のりのりさん、鼻血は出そうになりましたが今後も活躍することを見据え、基準の高さはキープしておきたく。
    準鼻血ってことでご勘弁ください。

    一昔前なら完全に鼻血だったのですが・・・イズナーとの対戦がマスターズ1000決勝だったら鼻血でした。

      引用  返信

  • http://www.afpbb.com/articles/-/3056919
    ナダル選手、不調に見えてもレースランキングでは7位にいますし、ここからは上がるだけ・・・
    錦織選手、無理はしてほしくないですが、QFで対戦することになったら 対 ナダル選手 初勝利!を実現させてほしいですね!

      引用  返信

  • 団長、ありがとうございます。
    不備があるとは思うのですが、お願いします。

    錦織選手のランキング関連データ 8月10日現在
    現在ポイント 6025(キャリアハイ!) 本年の対戦成績 43勝9敗
    現在ランキング 4位(+1)本年記録 年初 5位 最高位 4位 最低位 6位
    生涯最高位 4位(2015.08.10) 生涯最高ポイント 6025(2015.08.10)
    現在レースポイント 3395  レースランキング 6位(+1)

    遂にキャリア10個目のタイトルです。この大器はどこまで行くのでしょう。
    さあ、勝てば勝つだけ加算のマスターズです。身体も心配ですが、これを逃す手はないでしょう。
    ランキングで注意すべきは、シンシナティが終わると計算の仕方が元に戻る点です。
    countable other tournaments の7番目が失われ、再びmasters8番目が加算されます。
    それについては、またシンシナティの時に計算してみようと思います。

    17日付けポイントは 現在点 6025 – 失効点 0=基礎点 6025 です。

    基礎点  6025
    1回戦  bye
    2回戦敗退 6035 (+10点) (Andujar or Dancevic)
    3回戦敗退 6115 (+90点) (Goffin?)
    準々決勝 6205 (+180点) (Nadal?)
    準決勝  6385 (+360点) (Murray?)
    準優勝 6625 (+600点) (Djokovic?)
    優勝  7025 (+1000点) 

    現在の錦織選手(6025)を次勝って超える選手 0
    3回戦進出で越える選手  0
    準決勝進出で越える選手 0
    準優勝で越える選手 1 Wawrinka 
    優勝で越える選手 0

    Wawrinka大爆発で5位、それ以外は4位という理解で良いと思います。

    トップについて

    ・Djokovicはどんな場合でも順位キープです。
    ・Murrayは優勝でFedererを抜いて2位です。
    ・Wawrinkaは決勝進出でNishikoriを越えられる可能性があります。
    ・Berdych、Cilicは優勝しなければ上に行けません。
    ・NadalはCilicよりも勝ち残れば8位復帰です。
    ・Raonicはシンシナティ(360)の失効も迫っており、下手をするとSimon(失効は45)に捉えられる可能性があります。

    1 Djokovic  11,775 △ 次2回戦 +80
    2 Federer    8,465 ○ 
    3 Murray    7,760 △ 次2回戦 +80
    4 Nishikori  6,035 △ 次2回戦 +80
    5 Wawrinka  5,665 △ 次2回戦 +80
    6 Berdych   5,060 △ 次2回戦 +80
    7 Ferrer    4,295 ○  
    8 Cilic    3,515 △ 次2回戦 +80
    9 Nadal    3,510 △ 次2回戦 +80
    10 Raonic 3,105 △ 次2回線 +80

    ・Race rankingについて
    こちらは上位陣はほぼ固定してきました。US OPENで余程何か無ければほぼ現状の8人で決まりでしょう。
    ただFerrerの肘のこともあるので、団子レースの9位争いに注目するのも面白いかも知れません。

    1 Djokovic 9,585
    2 Murray 5,830
    3 Wawrinka 4,590
    4 Federer 4,525
    5 Berdych 3,480
    6 Nishikori 3,395
    7 Nadal 3,355
    8 Ferrer 2,915
    9 Gasquet 1,815
    10 Isner 1,810
    11 Simon 1,750
    12 Raonic 1,720
    13 Anderson 1,515

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  • 団長さん、了解致しました。
    準鼻血試合、嬉しいです。
    今後の活躍を見据え基準を高くしておきたいという団長さんの気持ちに賛同します!

    それから団長さんはお忙しいのにこちらのコメント必ず読んでくださっているのですね。
    ありがとうございます。

    近い内に鼻血対象試合を見れる事を信じます!

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  • 今日は朝からhappyな1日でした(^^)

    今、BS朝日の再放送 観てます。やっぱリターン凄いなぁ。

    BS朝日で放送してくれると、いい結果が多いですね。
    ハレの棄権は残念だったけど。ツアーファイナルSF進出、バルセロナ優勝、ワシントン優勝。相性がいいのかな。
    NHKでも、いい結果がでると嬉しいなぁ。ナダル、マレーを倒してジョコとの決勝を観れるといいなーと妄想してます。
    来週の月曜もhappyになれるといいなー

    http://www1.nhk.or.jp/sports2/tennis/index.html

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  • タイチの動き?楽ーにらくーにほぼ力を 抜いて ある一点 に 集中してピンを ポイントしてペイント? 第3セットで 圭 の動きが スパイダーの様に ユックリと緩やかになって 相手 イズ に打たせて 返させて 打ち返して 疲れさせて 打ち返しにエラーを誘って ポイントを奪う 集中力で 試合を 終わらせる マインドプレーが活発デシタ! フェデラーが 笑って見てた様な気がシマシタ!ひひひ

      引用  返信

  • @ryo
    圭 次第か?アストロジカル フォーメイションに依るものか?鼻血オカルトのサポートや祈りの程度問題か?圭内にある有機なモロキュールの弾き具合に有るのか?彗星群に突入すれば起きるパッションコンプレッション、エネルギーの”💥”によるものか?磁気に近づいて来た”証拠”?とは 太陽の コロナの燃える形がソレヲ証明しつつあるのか?!ひひひ

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  • ゆぅ♪ さん、内山選手もパンダ🐼から羆に成長しつつありますし、楽しみが増えましたね~最終的には白星沢山で白熊か(@_@;)

    BS朝日の再放送を余裕で見ました(ライブはドキドキして注視できんかった)・・・改めて、この素晴らしい選手がGSタイトルを獲得出来ずに引退したら、それは神様の悪戯でしかないと思いました。
    しかし、準決勝、決勝後のインタビューでの表情は勝負師の顔でしたね~痛手を被った相手を、もう負けてはいけない相手を、しっかりと撃ち取った狩人のような・・・男でも「惚れてまうやろ~!」みたいな格好良さでしたね(≧◇≦)

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  • あと願うのは最近は地力がついて少ないですが、自滅負けはしないで欲しいということ。

    師匠の34勝チャン氏は才能は錦織くんに及ばないと思いますが、どんな場面でも諦めず自分の力を出しきる強靭なメンタルがありました。

    全力を出し切って負けた時は諦めもつきますからね~観ている方も本人も。

    才能も実力も疑いようがないのだから、頑張って欲しいな~♪

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  • 優勝おめでとう!
    リターン良かったですね
    ブレイクした場面では1stにもよく反応してましたし、跳ねる2ndにも上がりきる前にベースラインの中にステップインしてリターンしてました、素晴らしい!
    次は中2日でマスターズ、足もそんなに気にするそぶりもなかった様子ですし、期待したいです

      引用  返信

  •  初めまして!常にチェックして情報をいただいております。ありがとうございます。いつもは、ガオラで見るのですが、今回はじめて民放だけで試合を観戦しました。決勝までは、解説に気になるところはあっても、ここで十分かと。でも、表彰式にはガッカリ。イズナー選手の挨拶にかぶせて、解説者とアナウンサーがしゃべり、錦織さんが出る前に終わり!時間がなかったかと思い、夜の再放送に期待したら、ここも同じ。錦織選手のカップを受け取る姿や挨拶をぜひ見たかったのに。タダだから仕方ないと言えばそれまでですが、でも何故?

      引用  返信

  • 偉い、とか偉イズナ~(大爆笑)とかコメントいただきありがとうございました。

    kikiさんの書き込みから。。えーっ、あのイズナ~のあいさつ、日本で聞けなかったのですか?それはなんと残念!彼の人柄がわかる、名挨拶でしたよ。(ちなみにmicchiさん、ほくそ笑み否定、ありがとうございました。本当にそう思います。自分の出来に満足しただけで、別に圭を笑ったわけではないと云う件です。)

    イズナ~のインタビュー、記憶から抜粋します。まず圭、おめでとう。He is a great player, great person(ここ心から強調)と言い、今日は負けたけれどI will get you next time.と言ったときの圭の嬉しそうなはにかみ笑いも、日本の皆さんは見れていないのですか?ああもったいない!
    圭の挨拶では、Congrats to John and his team, my team is not as big as his, but we are working on it. 会場笑い。という感じですごーく良い表彰式でしたよ。そうそう、基準値を超えたサーブに対してシティバンクがワシントンのテニス協会に寄付をするシステムになっているのですが、その大半をイズナーが稼いだことに対して、各選手の挨拶前にそのことにシティバンクの方がふれ、Thanks John, you broke (もちろん破産させるという意味)our bank というようなことを言っていて、ジョンもすっごく嬉しそうでした。
    二人がお互いをたたえる、本気笑顔にますますこの二人のファンになりました。

    そうそう、ファンになったといえばダンテコーチ。お話されたことある方は必ずわかると思いますが、今回少し会話をさせていただきました。いつもは当然ながら真剣そのものでゲームを見ていますが、「あの方が思いっきり優しい方だったら」と想像してください。はい、それ正解。その通りの方です。物腰柔らかー!声も性格もソフト!それで世界トップ4のアスリートをコーチしているのだから真に秘めた強さはいかほどでしょう。まだまだいろいろな小話はあるのですが、また機会を見て。

    そうそう、ファンと言えば節穴さんもファンになりました。全米、私も行きます。ここで服装教えちゃうかも!ハハハ。わかったら声かけてくださいね!

      引用  返信

  • すみません、ほくそ笑み否定は 圭大好き!さんからでした。失礼しました。

    連投ついでに小話ひとつ。今回圭は当たらなかったですが、苦手とするガスケとジャックソックのマッチを見て。
    ガスケ陣営のものすごく近くに座って見ていたのですが、この方たち、反則ぎりぎり・・というかあれ反則じゃん!というほどコーチ、ものすごく頻繁に、ガスケに聞こえる声で指示していますねええええ。フランス語でもわかる人はいっぱいいるんよー。ガスケもそれを便りにしていて(アドバイス内容というよりメンタル的な)こちらをちらちら見ます。すると4、5人の男たちが握りこぶしで「行けー」、とか「やっちまえよ!」とかカツを入れます。圭はいつか、勝たなければいけない相手。カツはいいけどアドバイスはだめなんですよ、ってピュアでアホなおばさんのふりして言ってやるか!

    それと、ダックワース戦でのよっぱらいヤジ、すごかったの日本では放送されましたか。うまく音声カットしているのかな。いないのに「カモン マイク!!」ってチャンコーチのこと。百回ぐらい言ってるの。ボリュームがすごい。あとそのほかにもいっぱいいっぱい。みんな訝し気に見ていましたが、大会側注意せず。この大会がだめだめな部分は簡単に目につきましたがそれはまた今度。

      引用  返信

  • ゆきんこりさん

    たくさんた~くさんの現地情報ありがとうございます。

    私はGAORAでみていたので、表彰式のもよう全部みられましたよ(^^♪

    私は残念ながら英語ほとんどわからないのですが、和やかな様子は伝わってきました。ほんとに良い表彰式でしたよね。

    テニスの表彰式をみていつも思うのが、どの選手もすごい爽やかだな~ということ。

    特に負けた選手は試合直後でそうとう悔しさもあるでしょうに・・みんな素晴らしい人たちだなと感心しちゃいます。すべての選手ファンになっちゃいそう(>_<)

    ゆきんこりさんの小話まだまだあるそうなので、また楽しみにしています。

      引用  返信

  • ゆきんこりさん、面白い小話、またまた有難うございます!

    ガスケさんとそのコーチ、そうなんですかー。
    重心が低い(足が短め?)だけでなく、モラルも
    低いとは~。これはasapに「見とけリスト」から
    卒業させてやらねば、ですね。

    チャン・コーチは、錦織選手についてのテレビドキュメンタリーで
    「テニスは孤独なスポーツだ」
    「コートに入ったら、君は一人だ」
    って言ってましたよ~。試合では一人だからこそ、練習ではみっちり、
    きっちり、反復練習でしごいてるんですよね、きっと。
    愛を感じますね~。いい人に巡り合いましたね~。

    そして、ダンテ・コーチもいい味出してますよね。
    優しい人だってことは、ファミリーボックスでの様子だけで
    十分わかりますよ~。錦織選手、良かったね~。

      引用  返信

  • 試合中のコーチングの決定づける禁止の趣旨は、コーチのいない選手に対して少しでも戦力の平等を図るところにあったと思いますが、現在金銭的理由からコーチ不在の選手はツアーにおいてほとんど皆無なのだからあまり意味のあるルールとは思われません。

    ガスケをその振る舞いから嫌いになる要素は個人的に皆無です。

    イズナーの笑みに込められたら意味を解釈する手がかりはありません。

    強いていえば、彼の今大会での錦織君を讃えるスピーチからはリスペクトに欠けるところはなかったと言うことも可能です。

    しかし、敗戦選手としての立場からのスピーチということを斟酌すれば、それは当然の儀礼的なものにすぎない場合もありえます。

    少なくとも先の大会の時点であの笑みの意味を解釈するに当たっては、その人のパーソナリティが直に反映されるものだったと思います。

    そして僕の解釈では、イズナーには自分がランキング上位の相手に対してウィナーを連発できていることの満足がはっきりとあったと思いますが、それは当然の感情であったと思います。

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  • ゆきんこり さん、小話楽しませていただきました~!(^^)!
    節穴さんっておもしろいでしょ、ひひひ(爆)

      引用  返信

  • 錦織君のイズナーおめでとうと言う言葉はテニスの優勝者スピーチの一般的な例に倣ったものですし、準優勝という結果ももちろん素晴らしいものであることを考えればおかしくないものなのかもしれませんが、個人的には違和感大有りです。

    勝者が敗者にかける言葉は何もないと思います。また敗者にとってもただ悔しいだけです。

    紳士然とした振る舞いを要求するところはテニスのいいところですし、負けた選手が優勝者を讃えるところは素晴らしいところなのかもしれません。

    少なくとも僕の目から見ても、そういう強がりや痩せ我慢を強いる環境とそれに沿う振る舞いをしている選手-負けを受け入れ勝者を讃える度量のある人格者なのか、振る舞いとしてそうしているのかそれはどちらでも―を見るのは大変味があると思っているのですが。

    選手の行動の意味は、その観客のパーソナリティの反映だと思うようになってきました。解釈をしてみて僕の人格の悪辣性と好かれるところないことが改めてわかってある意味個人的意義のあることでした。

      引用  返信

  • 実は私、ガスケもコーチ達も、前から大好きなんです。ああやって自分の選手を鼓舞する姿はこちらまで熱いものがこみあげてきて、むしろあの応援はやめてほしくないです。あの姿を見続けたいです。ガスケも本当に、本当にテクニシャンですよね。ソックのパワーに負けず、ディフェンス固くて「おー、それも拾ったかあ!」と観客に感嘆させるナイスハッスル続出で、スコアも競っていたので、実はあの大会でマッチとしては一番白熱して、面白かったかも。

    大好きなガスケ一家で、ひいき目にみちゃっていたのに、それでもあきらかに、それはそれは具体的なアドバイス「サーブがあっちよりだからもっとこうしろ」などなど、完全に選手に聞こえている状態x30回ほどだったので、それはまずいんじゃないかと思いました。ルールの是非については同感ですが、現時点で実際に禁止されているのですから。あのあたりはフランス語一帯のガスケファンたちだったので、周囲も何も言いませんでした。ずるってわかっているけどやっちゃおう、はいただけません。

    てぃさん、私も優勝者が準優勝者にコメントする慣例はちょっと不自然さがありあまり好きではありません。
    マイヤー戦の約2時間前、練習を終えて汗だらだらの圭君と1.5メートルの距離で目があったので「今日も頑張って!」と言ったら目力がギョロッとして、「きりっ」でもないです、「ギロっ!!」です。厳しい闘志メラメラの表情になり頷いて控室に入っていきました。そんなハンターさながらの格闘をした相手に「僕に負けたけれどよくやったねおめでとう」って確かに違和感ありますよね。もちろんこれは100年?くらい前から100%くらいの優勝者が言うひな形セリフですけれどね。

      引用  返信

  •  ゆきんこりさん、表彰式を見られなかった可哀想な私のために?、様子をくわしく教えて下さって、ありがとうございました。ガオラで見られたとしても英語は苦手なので、ゆきんこりさんに解説してもらえたのは、かえってラッキーだったかも。
     優勝者が負けた人におめでとうを言うのは、私としても違和感ありです。相手の悔しさを思うと、言いかねます。外国では、そんな感覚はないのかしら。試合中のコーチングについては、して欲しくない。やはりコートに出たら、個人の力だけで闘いぬいてもらいたい。そこにチームスポーツにはない魅力があると思います。

      引用  返信

  • 僕はできる限りすごい試合を観たいので、試合中のコーチングを許すべきだと思います。

    確かにコートでは誰でもひとりきり、というのが選手の精神的な面を試すところがあって面白い要素ともなりえます。

    しかし、全米で錦織君が中断を境に大きく復調できたのには、コーチのアドバイスで平静を取り戻せたところがあったというように、コーチングによって選手のパフォーマンスは明らかに向上する場合が多いわけです。選手の最大限の能力を観たいという観客の希望を重視すれば、試合中のコーチングを許可すべきです。

    また、現在かつての名プレイヤーが次々に現役選手のコーチになっている面白い状況にあります。

    試合中のコーチングが解禁されれば、各コーチがどのように選手をサポートしたり導いているのか、一般の観客にも観ることができるようになります。

      引用  返信

  • ルールである以上その違反は許されないというのはもっともですが、時としてルールを変えるためにはそれと抵触する行動を現実にして、問題を具体的かつ現在のものに顕在化させることも必要ではないかと思います。

    あと英語圏の選手はツアーを回る上で言葉の不自由さに苦労させられることが少ないというアドバンテージがあるので、非英語圏の選手にその母国語を活用する機会があってもいいというのはおかしいですか? 例えば、戦術家と聞く寺地コーチとかの声かけを聞きたい。。。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。