攻めと守りのバランスと、進歩と停滞と(2016全豪準々決勝)

2016 Australian Open (Grand Slam)
Quarterfinal
Novak Djokovic[1] def. Kei Nishikori[7], 6-3,6-2,6-4

率直な感想

こうやって記事を立てていますが、どうやって評価すればいいか分からない難しい試合です。
終わったときの率直な感想は「自滅した」です。でもそれだけとも感じないし、ジョコビッチの凄さによってミスさせられている部分と、打ち急いでいる部分の両方があったと思いました。

ただどちらかというと、いつもなら入っているはずの攻め球のミスが多かったように思いました。

コメント欄を見るとこのあたりは意見が分かれるようなので、私の目にはそう映ったということでよろしくお願いします。

また、スコアメイクも上手くなかったと感じました。ここ取られたら痛いなというところを取られ、ここ取ったら大きいというポイントが取れませんでした。
いいポイント自体はたくさんあっただけに、少し残念です。散発だったと思います。
初めて錦織がブレイクしたとき、7本目のブレイクポイントでした。7本中1本しか取れなかったというのも痛いですが、その段階でジョコビッチも同じ7本しかブレイクポイントを得ていなかった(そのうち3本を取っていた)ということを考えると、勝負所のプレーがスコアの差となっていたということがよく分かります。

ジョコビッチの調子がいいときは自分も上がらず、自分の調子を上げていった3rdセットにはジョコビッチの調子も上がってきていました。
ジョコビッチのサーブが入らない場面に乗じてもう少し仕掛けたかったし、自分のサービスゲームでは時にはリスクを下げたラリーももう少し必要だと感じました。

ただ2ndセット2-5の劣勢から、3rdセットに繋がる粘りを見せ、何かをつかんだのか3rdセットにはウィナーが増え2度ブレイクをすることができました。
エラーが減らなかったので結局はキープできず3rdセットも取られてしまったのですが、3rdセットのプレー内容は悪くなかったし、ジョコビッチに通用していたと思います。

決して、何もしなかった負けではありませんでした。

ジョコビッチについて

4回戦でエラー100本をしてしまった精神的影響はあったと思います。サーブの確率が低い時間帯や、ミスを付き合ってしまう場面もあり、つけいる隙はありました。

ジョコビッチは4回戦後、全てをリセットするために昨日は練習をしなかったそうです。
4回戦の内容を考えればここまで調子を戻してきたジョコビッチはさすがですが、少なくとも完全体ではなかったと思います。
完全体でなくとも最強の選手に変わりはないので、錦織は自分のベストのプレーが出せなかった時点で苦しい試合内容にならざるを得ませんでした。

攻めと守りのバランス

どのくらい攻めるかというのは上位と対戦する場合非常に重要です。
確実に行っても勝てないと思うので、攻めるという選択は正しいと思います。
しかしそれでミスを出し過ぎれば相手に楽をさせてしまうことになります。
今日の錦織のミスは54本で、ちょうどジョコビッチの27本の2倍でした。
ウィナーは31本でジョコビッチの22本を上回っていましたが、このウィナーとエラーの比率は良くないので途中で修正が必要だったと思います。

と、考えるのは私の素人考えかもしれません。プロは打ちながら直して行って最後にはウィナーが上回ることを目指す思考なのかもしれません。
それでもいろいろなオプションを試しても良かったのではないかという思いは拭えませんでした。
昨年のワウリンカ戦は3rdセットでサーブ&ボレーを多用して流れを変えました。
錦織本来のプレーではありませんでしたが、有効であれば昨年のようにこだわらずに使っていくことが必要だと思います。

進歩した部分、停滞している部分

今日の試合に関しては辛口のコメントをさせていただきましたが、大会全体としては非常に良かったと感じています。

今日はそもそも相手がジョコビッチですから、ミスをするのもコートに立っている人でないと分からない様々な要因もあったことと思います。
「やらないとやられる」的なプレッシャーもあったかもしれませんし、ボールを拾われるイメージが攻め急ぎを誘発したとも考えられます。

今日の試合は今日の試合で反省すればいいですが、シードを守ってのベスト8、しかも1回戦から4回戦まで全て内容を揃えました。体力温存もできました。これは誇っていいことですし、大きな進歩です。
特に4回戦できっちりと昨年全仏の借りを返したことにより1つ、モヤモヤしたものを払拭できたと思います。

勝ち上がりが良かったからこそこれだけの期待を集められたわけで、まだまだ波はあるものの、今年もやってくれそうな雰囲気を感じ取ることができ、いい大会でした。

一方で2014全米も含めてグランドスラムで負けるときは、なにやら消化不良でもったいない感じのする負け方が続いているので、勝てないまでも見せ場を作るようなテニスが見たいとも思ってしまいます。
いや、競ることさえできれば錦織は高い確率で勝ってしまうので、負けるときは必然的にこんな感じの試合が多くなってしまうのかもしれませんが・・・。

やはりグランドスラム制覇は一朝一夕には成りません。
最近5大会で3回がベスト8ですから、ベスト8常連にはなりました。
次は時々ベスト4に進出するとか、BIG4級と大舞台でいい勝負をすることが大事です。
そういう過程を経てワウリンカやマレーもグランドスラムウィナーとなっていきました。

サーブの好調やクロス依存からの脱却などの明るい材料もありますし、まだまだシーズンは始まったばかり。昨年果たせなかったマスターズ1000制覇を当面の目標に、これからも頑張ってくれたらいいなと思います。

354 件のコメント

  • マスターズ1000制覇!
    これをやってくれたら本当に嬉しいです。

      引用  返信

  • ありがとう!
    団長。
    ありがとう!錦織くん。
    楽しい9日間でした!

      引用  返信

  • 今回は残念でしたね ミスが増えるというのはやはり相手がジョコだから攻めなければ何かを変えなくてはという感情が産まれるからなんでしょうかこればかりは何回もBIG4と試合をして経験値を積むしかないですね シーズンは始まったばかりなので今年はMS GSでなるべく上に行って多くの試合をして欲しいです

      引用  返信

  • 団長、早速のまとめありがとうございます

    総括するのが難しい試合ですが、普通のジョコ>良くないKeiとしか言えません。ツォンガ戦では自在に打てていたフォアのクロス&逆クロスが、ことごとくアウトになってしまったのは、脚の影響でしょうか、それともメンタルでしょうか、はたまたコート(今回ロッドレーバーは初めて)の相性でしょうか? そこが知りたいです

    しかし、ブリスベンのモヤモヤは杞憂に終わり、今年への期待は高まりました♪ やはり、GSやMSの高いレベルでBIG4と戦う経験値を積んで、ビッグタイトルを獲ってくれることを期待したいです(^-^)/

      引用  返信

  • 決め球ウィナー狙いの攻撃テニスしてるでもなく
    ただただ組み立て段階での凡ミスで負けた試合に見えました
    しかしそもそも錦織の良さの前にでていくストロークだと
    少し深いストローク打たれるだけでエラー増えて詰んでしまう
    サーブはもう200キロ近くコンスタントに出ているし角度は諦めて限界値に近いとこまできているので
    あとは基礎練習で凡ミス完璧に無くすくらいしかないのでは

      引用  返信

  • http://www.ausopen.com/en_AU/news/interviews/2016-01-26/kei_nishikori_260116.html
    錦織選手のインタビューです。
    「スタートは良かったがサービスゲームを落としてから流れが変わってしまった。落としたゲームは本当に重要だった。サードセットはチャンスがあったがレベルを維持できなかった」
    足の具合は?それによって失速したか?
    「前の試合で少し痛めた。少し痛んだが大丈夫だった」

      引用  返信

  • 希望を感じました。全ての部分で少しずつ上回られていましたが、対戦回数を増やして慣れていけば良いと思います。GS、MSでトップ5と対戦するまで取りこぼさないことが大事だと思いました。
    ジョコビッチ選手の見えない重圧を受けながらも最後まで目は活きていましたし、次につながる試合だったと思いますm(__)m

      引用  返信

  • 残念でした。落としたゲームは、ほぼ全部自滅に見えましたね。今日は1st setに40-0からブレイクされたのが、全てでした(涙)ドロップショットミスの後のサーブ、espnでホークアイのリプレイ流してくれましたが、ギリギリ入ってました…エースだったのに、あそこはチャレンジして欲しかったー(号泣)

    去年からずっと、集中力にムラっ気があり過ぎだと思います。流れが完全に自分にある時に、ポッカリと穴が開いてしまい、信じられないミスが続いたり…そしてTop5プレイヤーが相手だと、小さな集中力の乱れが、ワンプレーが命取りになるんですね。恐ろしい。

    錦織劇場?自作自演して負けている⁇→つまりそれって、自分次第で勝ち星増やせるということ。うん、まだまだ伸びしろがある!沢山!
    才能があるんだから、あとは強い心で戦い続けて欲しいです。

    心身共にリセットして、また次、頑張れーー!
    早く鼻血出したい、輸血必要なぐらいに!

      引用  返信

  • 錦織のUE一辺倒でストレート負けというのは悔やまれます
    あれがジョコの戦術なのか調子の悪さなのかは分かりませんが試合展開としてはそれだけでした、あまりにも悔しい敗戦です

    ただ去年からのスランプは脱しつつありますし、1stの威力、2ndの質はどんどん良くなっていると思います。

    真っ先にかかるべき改善点はメンタルと戦術だと思うのですが、こればかりはトップランカーと試合を重ねなければ仕方がないですね

    もっと良い経験を積むためにも、今年の怪我は絶対に避けなければいけません

    錦織がもう一度ブレイクスルーする余地は残されているはずです

      引用  返信

  • ここで名言(迷言)を1つ。
    テニスは無理した方が負けるスポーツ。
    今日のジョコビッチは無理する必要はなかった。

      引用  返信

  • ジョコの壁は本当に厚い!
    でも、いつか打ち破ってくれると信じてまっす!!

      引用  返信

  • まあ思えば、ツォンガに負けていればどんなにいい試合だったとしてもGS2連敗ってことですごく叩かれていただろうし、それを思えば今日負けてもやっぱりずっといいんですよ。スコア悪くても。
    ベスト8は立派。ヨーク考えてご覧日本人がGSベスト8常連www ま、期待が高いことも悪いことじゃなし。
    もし決勝に行ってラオが来て負けたら全米の再現とか言われそうだし、優勝しない限りなにかと叩かれるモノw
    それもこれも錦織が期待されているからですよねやっぱり。
    ただ厳しい意見でも表現については考えて欲しいし、冷静になってほしいですね。
    特に他人の批判はやめてほしいですね。特に人格攻撃系のもの。
    見解の中身だけで議論して欲しいです。
    こんなに熱くなれる応援なかなか他に見つけらんないんだから仲良くやりましょう。

      引用  返信

  • 今年はたくさんbig4と戦う機会があるといいですね。錦織選手はトッププレイヤーと戦えば戦うほど強くなる選手だと私は思います。今回の試合を見て、やはり一番の差は経験だと思います。それが最後のピースかもしれません。
    一つ心配なのは太腿のテーピングがかなりきつめに巻かれていたことです。でも、第3セットは一番良いプレイをしていたので、あれはどうなろうとも最後までやろうという怪我に対する恐怖を克服するための決意だったのかもしれません。

      引用  返信

  • まあ何回も壁に跳ね返されて、時には悔やまれる内容で負けたりして、ようやく1回爆発するようなものだと思いますよ。
    フェデラーをもってしても最近は3年以上もGS優勝できてないというとんでもない世界。
    ジョコは常勝の男。今日の試合は今日の試合でしっかりレビューして、「はい、次、次」で行きましょう。
    お楽しみの機会はまだまだ訪れます。

      引用  返信

  • もう一度第1セットを見直しましたが、出だしはとても良く、まったくのイーブンだったように思います。
    DTLも、きれいに腰が落ちていました。
    ただ、第6ゲームで、40-0から安易なミスを連発し、最後はDFで落としたことで、ストロークに一気にプレッシャーがかかってしまったのではないでしょうか(((^_^;)かえすがえす、本当にもったいなかったですね~(>..<)
    2016年の圭が、めちゃくちゃ楽しみです~!(`ー´ゞ-☆ピシッ

      引用  返信

  • 圭くんの実力才能はこんなものじゃないと信じてますけど
    2014年全米で勝った後のジョコビッチ戦5戦ともすべて
    同じ内容の試合になってるのが気になります
    これは成長がない、対策がないと言われても仕方ない気がします・・・

      引用  返信

  • ジョコビッチ選手は普通の調子で試合を
    してましたが、錦織選手にグランドスラムの舞台で
    負けることは、ジョコビッチ選手にとっては
    あってはならないことだとわかっているのだと。
    だから、今後は、ジョコビッチ戦はとても高いハードルになってくると
    思われます。
    ジョコビッチ選手も今日の試合、見せないですけど、
    必死で錦織にいいプレーをさせてなかった。
    シモン戦の試合運びとは違いました。
    全ての要素で、総合力でジョコビッチ選手は強いです。
    試合のつくり方も強さですから。
    錦織選手は、いいショットも多かったですが
    ミスが悪いところで重なってしまった。
    今年は、波乱になるか、前進するか、難しいところですが、
    みんなの期待していることは(GS,MSの優勝というのは)
    一緒ですからいろいろな意見を戦わせた方がいいのかもしれません。

      引用  返信

  • 今日はミスが多く出ましたが、漫然としたミスでなく、意図が見えるミスだと私には見えたので、この先、それらのショットをコートに収めることができていけば、展開は違ってくると思います。
    今日の作戦が上手くいかなかったからと、今日錦織選手が意図したものを、あっさり変えてほしくないと思います。
    試合後のインタビューで、「頭の中で明確に(イメージは)あるが~」というのがありましたので、多分描いていた作戦はあったが、そのとおりにできなかった、ということかと思いました。
    その作戦は間違ってないと思うんです。それを遂行する、今は途中なんだと解釈しました。

      引用  返信

  • >maskmanさん

     前スレで私の感想を書かせていただきましたが、皆さんの感想、意見や団長さんの感想を見させていただいて改めて勉強になります。

     私としては、大腿がそれほど問題になっていなかった前提としてですが、錦織選手は初めからジョコビッチ選手に勝ち切るためチャレンジした。それがうまくいかなかった。3rdセットからは前の試合までの戦い方に戻した。しかし、押し切られた。と観ていました。
     しかし、「3rdセットはレベルを維持できなった」とは、あの(今日は結果としてうまくいかなかった)攻撃を続けたかったということでしょうか。それが、ジョコビッチ選手を打ち負かすために必要ということでしょうか。

     本当に、そこらへんをを聞いてみたいですねぇ。

     私は今のジョコの強さって憎たらしいぐらい異常だと思いますよぉ。対戦した選手総ざらいでジョコの強さってなんなの?ってインタビューしたいなぁ、誰かしてくれないかなぁ。

      引用  返信

  • @スライス さん

    本当にそう思います。
    経験を積んで欲しいです。

    ジョコvフェデラー、こんどが45戦目!
    今は22勝22敗の五分だそうですよ。

    とんでもないことですね。

      引用  返信

  • 今日はUEが数多く、スコア的には厳しいですが、それだけ今のジョコビッチは最強なのだと感じました。
    錦織選手のUEはホントにギリギリまで攻めないとと思い詰め過ぎてこうなってしまったのかと理解しています。そうおもわせてしまうジョコビッチが強いとWTFですりこまれてしまってメンタルで負けてしまったようにおもいます、団長さんの言われていた”にシコリ”のきもちも必要だったのかなと

    BPをものにできなかったり、すぐブレイクバックされたり、ジョコビッチはまだ1、2段上のギアを持っているのでしょうね。

    今回の全豪は2014年全米と同じくらい錦織は良いのかと思っていますが、ジョコビッチがその頃からはるかに強くなっているのを考えると、今回はドローの時点でこの結果は仕方ないと思います。
    ラスボスにはねかえされましたが、先にフェデラー、マレー、ワウリンカ、ナダルの大ボスにQF、SFで
    当たってたらどうなっていたのだろうと期待せずにいられません。今年の3つのGS、8つのMS、オリンピック、WTF楽しみです。

    今年の全豪見ると、そこのグループには入ってくれそうな、そして対戦をくりかえすうちに夢のGS制覇があるとしんじて応援し続けます。

      引用  返信

  • @s
    ほんとにそうですね
    無理したほうが勝手に負けました
    ジョコがミスをさせるプレーをしてるのでしょうけど

      引用  返信

  • @下団 さん

    そうですねえ、歯が立たなかったけど最後まで頑張る気力は失っていませんでしたね。

    私は、上手くいかないときはまず足を動かすこと、そしてラケットを振りまくることが重要だと考えています。
    コースは深さを気を付けるくらいで、まずは体のキレを取り戻すことから初めて調子を出してはどうかと思っています。
    かわすのではなく力でポイントを取る方向とでもいいましょうか、効率は良くないしカウンターも食らってしまうかもしれませんが、錦織の場合、相手云々の前に自分の調子が出て気分が乗っていくことが必要だと思います(上位と対戦時。下位とやるときは上手さで勝てる)。

      引用  返信

  • 確かに今日の試合は、ジョコがちょっと微妙だっただけに、ボコボコにやられたファイナルの
    イメージをひっぱりすぎて自滅のような負けは否めないとは思います。

    ただ、まずはノルマクリアのベスト8、昨年と違い下位には磐石の戦いもできました。
    今回のファーストウェークの戦い方ができれば、マスターズやGSでまた挑戦することができるはずです。

    また一つ増えた経験を糧に、次に期待したいと思います。

    頑張れ!!KEI!!

      引用  返信

  • 完全にチャレンジャーな精神で臨んでいた14年の全米と違って、今回は勝ち上がりが良かったこと、ジョコの状態が完全でないことから錦織自身勝ちを強く意識しすぎて、それが上手くプレーに繋がらなかったのかな?と勝手に推測します。
    もっと伸び伸びしたプレーが見たかったような。。
    次はより接戦を繰り広げてほしい!
    とにかく今シーズンの大舞台での活躍に期待が広がる全豪でした!

      引用  返信

  • ブログ主様、時々突然出てきてすみませんm(_ _)m。敗戦でがっかりしたので、皆様と気持ちをシェアさせていただきたく出てまいりました。いつもながらの鋭い分析拝読しました。一つ思ったのは、錦織が進化している分、いえそれよりもっとジョコは進化していること。2年前の全米でジョコビッチに勝ったからといって、そろそろもう勝っていい頃だなどと思えるほど甘い世界ではないように思えます。常に努力してやっと追いついていけるような世界で、よく努力して少しずつ進化しているのは立派だと思います。wowowの最初のサポーターへのインタビューで、セルビアの少年が、錦織は未来のチャンピオン、でも今はまだジョコビッチと言っていたのは当たっていると思います。下への取りこぼしをなくし、もっとTOP4との試合経験を積んで、大きな大会での場数も踏んで大会の雰囲気に慣れたらきっと!何歳までにチャンピオンにならなければなどという決まりはないので、29歳だって30歳だって良いではないですか。Step by stepですよ。これからもずっと応援していきます!

      引用  返信

  • 何とももったいない試合でしたがしょうがないです。
    勝てなかったんですから…
    それでも昨年の後半の打てないKeiに対してのイライラはなかったです。
    スランプからは脱したと感じています。
    まだまだ今シーズン始まったばかり。
    喜んで、唇かんで、最後に笑うことができることを期待してます。
    どんな時も応援してます。
    Go Kei!!!!!

    ばぁばさん
    お疲れ様でした。
    今回はばぁばさんの応援旗で2倍全豪楽しめました。
    お気をつけて帰国してくださいませ。
    ありがとうございました。

      引用  返信

  • 錦織選手、残念でしたけどシードを守ってしっかりベスト8。素晴らしいと思います。
    期待値が高くなるのは致し方ないと思いますが、ベスト8です。残念半分称賛半分です。

    それにしてもジョコビッチ選手は強いですね。同じビッグ4同士の戦いでも
    相手をコテンパンにすることがあるんですから、錦織選手だってなかなか勝てないですよね。

    何度も当たることで打ち破る機会が増えると思うので、
    GSでなくてもまずはマスターズでリベンジを果たしてもらいたいです。
    この悔しさが錦織選手自身を強くさせるに違いない。

    前記事などのコメント数を見て慄き記事を見ていないのですが、やはり荒れているんですね。
    顔写真付きで実名コメント制とかにしたら荒れなくなるんでしょうか笑

      引用  返信

  • @ぽんすけ
    私も攻めてミスはそんな多くなかったと思います
    だからこそスッキリせず、がっかりしてます
    解説者に腰が高い、重心が高いと指摘されてましたけど
    攻める前の段階でつなぎでミスしてる
    ジョコビッチの球は今日はそんなに厳しくもないように見えたのですが
    BHもFHも変な体勢で打ったり振り遅れたようになってネットに引っかけるか、フォルトになってました。

      引用  返信

  • あれ?コメの一部が消えている!σ( ̄∇ ̄;)最後の“2016年の圭が、めちゃくちゃ楽しみです~”が唐突すぎて、意味わかんないですね~(;´д`)
    “もったいなかった~”の後を書き足しますm(__)m

    団長がおっしゃるように、毎回GSのベスト8に事も無げに進出し、苦い敗戦や悔しい思いをたくさん経験することが、山の頂きにたどり着ける唯一の道なんでしょうね!(+_+)💨
    でも私は、今日の試合でBIG4への真の挑戦権を獲得したと感じましたm(__)mなんの根拠もありませんが(^_^;)💦

      引用  返信

  • 停滞ととらえるかピークととらえるか。
    後者の可能性の方が高いと思います。
    過度な期待を持ちすぎるのは良くないのでは。

      引用  返信

  • 今のテニスを見ていると今シーズン何度も対戦することが予想されるので今から楽しみですね!
    僕はクレーで躍動する圭に密かに期待しています。団長が指摘されたようにサーブの改善やダウンザラインの多様など進歩してる部分が目に見えて嬉しかったですね。

      引用  返信

  • まずはお疲れ様!こんなに楽しませてくれて本当にありがとう圭くん!といいたいです。

    悔しい敗戦であったのは間違いありませんが、私も進歩を感じ、光を感じました。
    特に、ブレーク合戦となった第3セット。最後のゲームの1球(すごいウィナーでしたね)まで、なんとか喰らいついていて、去年の後半に見られたあの感じの負け方ではなく、何かがちょっとだけハマらなかったという感じ。
    それが股関節なのかロッドレーバーのナイトマッチだからなのか、前回ボコられた最強ジョコだったからなのかはわかりませんが…。

    ジョコもファースト悪く、固かったですね。十分射程範囲内だとわかったところで、次の対戦がますます楽しみです。

    それにしても、ジョコは今日、ドロップ1回(しかもミス)だけでは?ちょっとロジャー戦のドロップに注目してしまうかも^^;

      引用  返信

  • 初めてこちらに書き込みます。いつも興味深く、楽しく拝見しております。
    まず全豪オープン、2年連続ベスト8進出は素晴らしいことだと思います。
    しかもツォンガに借りを返す形で。ポイントもディフェンド出来ています。
    麻痺してますが大変なことです。本当にめでたい。

    今日のジョコビッチ戦も、実は見た目以上・スコア以上に均衡した内容だったのではないでしょうか。
    確かに結果は結果でジョコビッチの完勝でしたが、錦織のストロークは随所でジョコビッチを凌駕していたと思います。ただそのポイントが、勝負所で連発しなかったことは悔やまれるばかりです。
    3セット目、ジョコビッチがフォアサイド浅めに落とした球を全力で追いかける錦織を見て涙が出そうになりました。この試合に本当に勝ちたいという思いが痛いほど伝わりました。

    錦織の2016全豪は終わりましたが、シーズンは始まったばかりです。
    今年の錦織圭は今年しか見れないので、今からわくわくしています。
    一緒に応援していきましょう。

      引用  返信

  • 団長さん、私は錦織選手が自身のプレースタイルを崩したり、粘ったりしなかったのは正解だと思いますm(__)m
    3Rでガルシア・ロペス選手がフラット系の球で、本来のスタイルを捨ててでも勝利を得ようとしてきましたが、錦織選手はそこまでするべきではないと思いますm(__)m
    今日が決勝戦でしたら、自身のプレースタイルを捨ててでも勝ちに行くべきだと思いますが・・・
    自身のプレースタイルを崩して、一時的に勝てたとしても長続きはしませんし、長期的に見ればマイナスだと思います。
    第3セットの3-5から、サービスキープして4-5になった瞬間に「カモン!」と声が出てしまいました。最後まで諦めない姿勢がTV画面からも伝わってきました\(゜ロ\)(/ロ゜)/

      引用  返信

  • 私も途中、感動して、じーんときて涙目になりました。

    中継で錦織選手のお姉さんも涙目になってましたよ。

    それだけ、凄い場所で戦っているのは、わかりたいですよね。

      引用  返信

  • @いちにの
    これを読むと経験の差が良く分かりますね
    こんなこと言いたくないですが、試合する前から負けてたのかもしれません
    もっとも、錦織陣営も攻めすぎる必要は無いと話していましたが結果としてジョコの想定したテニスを超えられなかったということですね

      引用  返信

  • 圭君の敗戦、残念でしたが不思議と無念感はありません。

    地力の違いを思い知らされたし(まだまだ差はあると、)また攻めに攻めた結果のミス連発での敗戦だったから、そう思うのでしょうか。

    ともかく久しぶりのGS準々決勝進出でわたしたちをワクワクしてくれ、モヤモヤ感を一掃してくれました。

    圭君、応援し続けるよ、がんばれ~

    団長さん
    精力的に情報を出し続けておられました、お疲れ様でした。
    さぞの脱力感のなかで記事掲載になりましたね。

    追:ロジャー君(圭君の次に大好き)もジョコ君の餌食になりそうです。

      引用  返信

  • netdashさま

    初めて投稿させて頂きます。日本より1時間遅れた国で錦織圭に一喜一憂して居る者でございます。
    何年も前から、折れそうな時の私の心を、慰めてくれているのがこのブログです。有難いです。

    団長様始め皆様のコメントに、ハラハラ・ドキドキ・ウキウキの楽しくて幸せな9日間でした。
    途方もない重圧を背負って私達にこんな幸せをくれる錦織圭を、負けたからと言ってどうして責められましょう。

    人生は失敗から学んだり、一歩進んで2歩下がりながら目標に向かっていくのが常ですので、今は
    疲れ切っている錦織圭を十分に擁護してあげて良いのだと思います。
    またきっと必ず、私達に夢の続きを見せてくれるであろう錦織圭に、最大限の激励を送りたいです。

      引用  返信

  • 解説者の方が言ったという『腰が高い、重心が高い』ですが、
    重心は高い方が良いと思います。
    重心は高いまま、腰は低く、が正解だと思います。
    ジョコビッチは重心が高いですが、腰は低いです。
    重心は心臓の位置に集めるのが良く、胸の真ん中辺りです。
    心臓は左にあると言われますが、左心室が大きいからで、ほぼ身体の真ん中です。

    以上は知人のトレーナーの方からの受け売りですが。

      引用  返信

  • 現時点での絶対能力、マージンの差という印象を受けました。
    ジョコビッチはプレー選択に幅を持っており、相対的に余裕を持って対応していた感じでした。もともと守備的なプレースタイルなので、相手の出方を待つのが得意と言うこともあるのでしょうが。
    錦織の現状はランキング≒実力で、この結果は期待以上でも以下でもないということでしょうか。やはり現状はTOP10の中位以下という評価が妥当な感じです。
    以前は比較的相性の良かったフェデラーに全く歯が立たなくなったベルディヒ(試合見てませんが、ベルディヒごめん)。そしてジョコに5連敗の錦織。今日のQF2試合はBIG4の2人の圧勝でした。
    錦織だけでなくテニス界全体が停滞していることを示す1日だったと思います。長すぎるBIG4時代です。

      引用  返信

  • 本当に残念でした。第1、2セットはジョコビッチも調子の良い状態では決してなかったので、勝つチャンスはありましたし、そこで流れをつかめば完全に錦織ペースになれたかもしれないと思うと、残念でした。気負い過ぎている感じがしました。
    ただ、錦織選手は最後まであきらめず戦っていたので、安心しました。
    30代が活躍している男子テニス界、これからもチャンスは何度もある!!楽しみです。

      引用  返信

  • 二年連続のベスト8!素晴らしいことです!ただ、錦織のポテンシャルから言えば、もっと上を目指せるからこそ不満の声もあがるのです。
    ジョコビッチに負けてしまうのは、正直仕方が無いですよね、悔しいですが…
    勝てるならば、それこそナンバーワンです!
    ブリスベンでトミックに負け、不安が募る中で、本番全豪でシードキープのベスト8
    今年も期待できるってもんです!
    たくさんの方が仰るように、大事なことはこのレベルの相手とあたるまで負けないで、何度も挑戦していくことでしょうね!
    去年はトップ4と戦う回数が少々少ないと感じたので、今年はもっとあたってもらいたい!
    それはすなわち最低でもベスト8にも進出しているということなので、順位もキープできるでしょう!
    そして、いつかのタイミングでの爆発に期待です!

      引用  返信

  • ここに来るまであれほど調子が良かったのに、ただただ悔しい敗戦です・・・
    ただ、錦織選手はあまりにもBIG4クラスとの対戦が少なすぎていましたから、自分よりも格上の選手との試合に慣れきっていないところが出ているだけだと思います。
    地力ではジョコの方がまだまだ上でしょうが、三セットあっさりとられるほど今の力の差が有るとも思っていません。
    そして錦織にはまだ成長の余地が十分残されていると思います。
    今回4回戦までの選手たちには十分差を見せて勝ち上がってきました。
    これだけのプレーが今後も続けばいずれジョコ、フェデラー、マレーに揉まれて更に強くなって帰ってきてくれると思います!
    その可能性は十分に感じられる全豪でした!
    しかし返す返すも悔しー!!

      引用  返信

  • あじゃこ さん、仰る通りです(`・ω・´)ゞ
    例えば、サーブレシーブ時に 構えの時点では低く構えますが、ヒットする時点ではスタンディングしていて、重心は高くなります。
    ただ、今日の錦織選手はジョコビッチ選手の球威に押されて浮いてしまったかと思いますm(__)m

      引用  返信

  • @下団

    私はあまり反論は好きでは無いのですが、スポーツは結果が全て。
    スタイルが通用しないのなら、何が何でも勝ちを狙う必要もあるのではないでしょうか。私はテニス未経験者ですがサッカー歴は20年です。長期的に見ても、1度の難敵への勝利の経験は、何十の敗戦に勝る経験値と自信をもたらします。
    錦織はまだ王者ではありません、がむしゃらに挑戦して、自信のスタイルを模索、研磨して確立してほしいと願っています。

    レスすいません

      引用  返信

  • 負けたのは本当に残念だけど、驚くべき敗戦でもなんでもない。
    ランキング通りのある意味順当な敗戦。
    まずは昨年同様シード通りベスト8まで辿り着いた
    しっかりとした地力を褒めてあげたいです。2年連続ベスト8は素晴らしい!

    自分の力が出せなかった、出せたら勝機もあったという声も聞こえますが、
    そのたらればが実際に出来たら誰も苦労しない。
    一戦一戦重ねるごとに得られる経験と自信と精神力の積み重ねで
    底上げをしていくしかないのだと思います。
    修正力、メンタル、故障、その他含めて選手の実力であり
    今の錦織はGSベスト8の選手なのだと思います。

    よく団長は過去に好成績をおさめていた実績ある選手のことを、
    「実力の上限値が高い」という言い方をされていますが、
    錦織の場合上限値(=つまり絶好調の時)も高ければ
    不調時の落差も激しいタイプの選手だと思います。

    イメージとしてはジョコビッチの絶好調-通常時-絶不調を100-85-70としたら
    ・フェデラーやマレーが95-80-65と高水準で満遍なくポイントを稼くタイプ
    ・フェレールやベルディヒは85-70-60と爆発力は低いが早期敗退は少なく
     平均的にシードは守るが爆発も少ないタイプ。
    ・錦織は95-75-50とピークも高いが不調の波も大きく、
     爆発する大会もあれば早期敗退も目立ち獲得ポイントにばらつきあるタイプ。
    …というような印象です。(数値はあくまでイメージです)

    錦織の上限値は他のGSを取ったことのある選手と同レベルの爆発力があると思います。
    フェレール、ベルディヒは現ランキングポイントでは横並びにいる選手ですが
    GS制覇のイメージが出来ません。しかし錦織は出来ます。可能性が錦織にはあると思っています。

    もう26歳ですが今の時代だとまだ26歳です。
    2010年のTOP8だったメンバーが5年以上経った今も6人がTOP8を張り続けている時代です。
    錦織だってあと5年このレベルで戦い続ける可能性が大いにあります。

    通算の勝利数や過去の実績を見ると今のTOP8の中では一番経験が浅い新参者です。
    一戦一戦重ねるごとに得られる経験と自信から、錦織が更に一皮向けて
    トップに上り詰める日を信じて応援していきます。

    纏まりのない想いを書きなぐってしまい申し訳ありません!

      引用  返信

  • 正直今日の試合は見方によって判断が迷います、ネガティブになろうと思えばいくらでもなれると思います
    私は全く通用しなかったと思ってましたが皆さんの色々な意見を見てなるほどといいながら見ている次第です
    戦術の面からの完敗というように感じましたがメンタルを鍛えるべきという声もありますし外部からあれこれ言うより本人の修正に期待したいと思います
    それよりも目に見える収穫として昨年の全米以降から結果が出ない時期が続きもがいていたものがベスト8という形で晴れたということにてこだえを感じるべきかなと
    大舞台での経験が増えるほど自滅というのが減ることを期待して今後を見てきたいと思います
    今日の試合で心が折れるのか負けを糧にするのか、錦織圭には後者を選択して欲しいです
    いずれにせよ年始でよかったと思います、まだまだ始まったばかりだと心に言い聞かせて応援していきます

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。