錦織圭の頑張り報われず!しかしマレーとの差は詰めた!(2016WTFラウンドロビン第2戦)

2016 World Tour Finals
Round Robin
Andy Murray[1] def. Kei Nishikori[5], 6-7(9),6-4,6-4

いやーーーー熱戦でした。3セットマッチなのに3時間20分くらいやってました。
いろいろな要素が絡み合い、一言で言えません。
確実に言えることは、マレーも錦織もさらに強くなり、錦織が確実に差を詰めていること。
グランドスラムのQFで当たってストレートで吹っ飛ばされていた頃の力の差はありません。

錦織はドロップが甘く入ったり、連続DFをしたり、完璧なプレーではなかった。
それでいてこのスコア、この内容で王者を追い詰めたことは収穫です。
それだけに勝ちたかった。勝ちたかったですが、悪くない敗戦でした。

予想できるので先に書いておきますが、

・ブレイクポイントをなかなか取れない(11本中2本)。
・セットを取った直後の被ブレイク
・事なきを得たが、チャンスボールのスマッシュで、ミスや甘い球を出した。
・連続DF。
・ドロップショットを打つ場面の選択ミス、甘さ
・ファイナルセットの体力負け

など課題はあります。
でもそれを上回る、見所がありました。
また、錦織に注目しているとどうしてもミスが気になってしまいますが、客観的にマレーのプレーはやっぱり凄かったです。
なんであんなに取れるのか、あんなにピンチでサーブが入るのか、
疲れてもあれだけ動けるのか
まったく分かりません。

今日の試合は、今のATP最高峰のレベルでしたよ。

敗因は、普通に「実力差」です。
このくらいの「もったいなさ」は、ずっと錦織を見ていればあり得ると分かるはず。
一発で仕留める飛び道具を持たないプレースタイルである錦織は、どうしてもこのようなプレースタイルになってしまいます。
ある程度の「もったいなさ」は出しつつ、トータルで勝って行かなくてはなりません。

「もったいなさ」がもしなかったら、勝っていたと思える試合だったということはすごいことだと思いませんか?
相手はあのマレーです。世界No.1です。しかも上り調子のNo.1です。
マレーはどんな球も返してきました。それに対する錦織も、決してイージーなミスは連発しませんでした。
最終的にミスになったとしても、早いミスはあまりありませんでした。
何を打っても効果的に返してくるマレーに対し嫌気をささずにひたすらに打ち続けました。
このあたりは大きな進歩です。
また、

・リターンミスも少なかった。
・リターンの返球率が高かった。
・スマッシュは、ミスして以降は実はすごく良かった。
・バックのストレートをしっかり使っていた。
・ネットプレーで相手の時間を奪った。
・セカンドサーブアタックへの対処が落ち着いていた(マレーのリターンエースほとんどなし)
・デュースサイドからのワイドサーブ→フォアのストレートという「取れるポイントのパターン化」ができた。
・ファイナル1−5から4−5に戻したときの、最後の力を振り絞っての反撃(あきらめてない)
・タイブレークで驚異的な粘りを見せるマレーを振り切った
・ラリーは優位に進めた(ほんの少しだけミスを減らせば勝てると思える試合運び)。

などなど。
まだあるかもしれません。

ここへ来て、試合内容的にもジョコ、マレーを追いかけるのはやっぱり錦織ではないかという印象があります。
残念ながらバブリンカの方がGSで結果を出してるし、
チリッチはGSを取ったことがあるし、
ラオニッチにはポイントで負けてるし、
まあ僅差です。

僅差ですが、贔屓目を除いても錦織のテニスが(ジョコマレーを除いては)今、最もクオリティ高いのではないかと。
他の選手は飛び道具持っているので試合になれば錦織もこれから負けることもあるかと思いますが、平均的・長期的には勝ち越していけるのではないかと思っています。
(ただし体が健康な場合・・・)

これまで、いいところまでいい選手を倒して勝ち上がり、期待したものの次であっさり負けるということが多々あったかと思いますが、
今日がそういうパターンにならなかったことはやっぱり強くなっていると思います。

マレーと今年4試合して、うち3試合が死闘です。
BIG4に近づくための条件として、私はこれまで下記を掲げてきました。

・GS、Masters 1000、WTFでベスト4の常連になること
・例え負けるとしても、GS、Masters 1000、WTFで繰り返しBIG4と死闘を演じること

錦織の今年の目標の1つであったMasters 1000の優勝はお預けになりましたが、上記2つの目標は着実にクリアできてきていると思います。
今日の試合も錦織は活かすはずです。
というか、今日のような試合を経験したら、他の選手とやるときに余裕を感じれるはずです。

「あれ、これで決まるの?マレーは返してくるけど」

みたいな。

心配なのはやはり、体力の消耗。
それがなければチリッチに勝てる可能性は高いと言えると思いますが、次の試合が心配ではあります。
でも「ザ・ゲンキン」の錦織ですから、今年最後の大会で、負けたら今年は終わりってことになれば頑張ると思いますよ。
後のことあんまり考えなくてもいいですからね。

今日の鼻血はお預けでしたが、引き続き、楽しみです。

そして・・・決勝まで行って再びマレーと対戦してほしい!
大会前に楽しみにしていたように、同一大会で2回対戦するとき、錦織がどう修正してくるのかを見たい!
きっとすごいものが見れるはず!

165 件のコメント

  • ツアーファイナル過去最長時間…ほんと、差は詰まってますね!あと一歩。
    この悔しさは、まずチリッチ戦に!そして決勝でマレーにリベンジ!

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  • RRは得失セットやゲーム数も大切なので、First取ったことと、ファイナルでのブレイクバックは大きいです。
    腹筋の具合が心配される場面もありましたが、終盤は大丈夫そうに見えました。
    元々私はRRマレーに続く2位抜け、決勝でマレーと再戦して雪辱、というシナリオを予想していましたので、想定通りです。(WTF展望記事でコメント済)
    しっかりリカバリーして、次に備えて欲しいです。
    まずは錦織選手お疲れ様でした。
    応援の皆様もお疲れ様、寝不足が響きませんように!

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  • 圭君、悔しいと悔しいと、本当〜に悔しいと思うけど、
    しっかり疲れを取ってチリッチ戦 元気に戦って下さい、楽しみにしてます。

    ガンバッタ 😂👍 ⤴︎

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  • 錦織選手、遅くまで応援された方々お疲れさまでした。

    凄く緊張感があり、見応えのある試合でした。。
    終盤で少しだけ差が出てしまったように感じましたが、それでも素晴らしかったと思います。

    この後の試合や来年の活躍に期待したいですね(^_^)

    明日は午前お休みを頂いてますので、ゆっくり休みたいと思います~(^^;(笑)

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  • サーブの調子がここのところイマヒトツのなか良く踏んばったと思います。後半のストロークはホントに良くなって来てたので余計に残念です。サーブが良ければストロークが微妙、ストロークが良ければサーブが…、みたいな試合が多いのも錦織っぽさではありますが、久々ゾーンに入ったとこ見たいです!
    にしても、ファイナルは負けてもまだ試合があるってホントにいいですね。次に期待します!

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  • 最初から最後までドキドキしなから試合を見ていました!
    疲れたけど、チリッチ戦も全力応援ですp(^_^)q
    頑張れ錦織選手!

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  • 惜しかったです。第3セット、2ブレイクダウンしてSFMを握られたときには、諦めてしまうかと思いきや、気力を失うことなくブレイクバックするとは、さすがは錦織!!負けたことは仕方がないとしても、私たちファンを最後まで引きつけてくれました。第3戦は、本当の勝負です。チリッチにリベンジして準決勝に進出して欲しいです。ここまで頑張っているんですから、テニスの神様、錦織選手に微笑んでください。お願いします。
    現地応援団の皆様、「頑張れ」の声援が聞こえましたよ。このブログのトレードマークやモールのKEIもはっきりと見えました。応援ご苦労様でした。
    金曜日はテレビ観戦しながら、全力応援です。

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  • 悔しいの一言ですが、チリッチ戦を全力応援するのみです!
    錦織選手、お疲れ様でした。皆さん、応援お疲れ様でした(。-ω-)zzz

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  • ストレートで勝つチャンスも十分にあったと思いますし、ファイナルセットもラリーで勝ってたと思うので、やはり要所要所でのショットの選択(特に甘いドロップの使い過ぎ)とDFが痛かった。

    それにしても壮絶な試合でした。3セットマッチで3時間20分とか、ありえない。最長記録って言ってた気がします。次のチリッチ戦までに回復できると良いんだけど。
    何とか、決勝ラウンドに残って欲しいです。

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  • エースが欲しかった!エースが出てればきっと違う結果に!惜しかった〜。
    次頑張れ!

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  • 中尾トレーナー、よろしくお願い申し上げます🙇🏻🙏

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  • ナイスゲームでした!ただ、個人的には実力差、かというと、ちょっとだけ疑問です。ファーストサーブの差とファイナルセットの体力差は感じましたが、明確な実力差は感じませんでした。ストロークがアジャストしきれなかったところ、甘いドロップに逃げてしまったところはありますが、惜しいミスで落としたポイントがあと2〜3本取れていれば、最終スコアは違ったものになっていた気がします。6-2, 7-5 や、7-6, 6-4 というスコアもあり得た内容に見えました。そこを凌ぎきったマレーが凄いといえば、まぁ、そうなんですが…。個人的には今日はマレーの日だった、という感想です。気持ちを切り替えて、次に集中、あわよくば決勝でリベンジ!ですね。

    話題を変えて。セカンドサーブがやはりよくなっている気がします。スタン戦程の出来ではなかったですし、DF もありましたが、それでもマレーのセカンドアタックをここまで減らさせ、ミスさせられるセカンドサーブになっている、というのはかなりの進歩なんじゃないかと。

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  • マレーのコートカバーリングと読みの素晴らしさにやられた試合でした。
    さすがNo.1というべき。

    バブリンカ戦と今日の試合のパフォーマンスを出せればチリッチ戦はイケるのではと思います。

    1セットとったし、最後もブレークを1つ返したので、スコア的にも準決勝への望みがありそう。

    お腹のテーピングだけが気になりますね。

    錦織くんのHotShotはこれでした。
    http://www.tennistv.com/video/videoId/1wkhzgy5vyyphz524oqcaigih/title/nishikori-hot-shot–atp-world-tour-finals-rr

    マレーのHotShotはこれ
    http://www.tennistv.com/video/videoId/pvw3clpdqyzu1uxnhsy90wxti/title/murray-hot-shot–atp-world-tour-finals-rr

    よくタイブレーク、取ったなぁ。
    心折れるよ、普通。

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  • 耐えきれずひとこと!
    勝って欲しかったけど…でも最高の3時間20分でした。
    コレだよ!観たいのはこんな素晴らしい試合なんだよ!
    と叫んでました。
    錦織選手の最後の瞬間まで勝とうとしていた姿が頼もしく眩しかったです。
    勝つためだけに立ってた。
    思い通りの時間帯は過ぎても切れずに踏ん張っていました。
    アンディも最後の瞬間まで勝った気がしなかったのではないでしょうか。
    素晴らしい素晴らしい試合をありがとうございます。
    二人に感謝と拍手です。

    あああ!錦織選手のラスト3ゲームの諦めなんて微塵もない表情最高。
    真の侍を見た、と本気で思いました。

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  • 実力差は確かに縮まっている!
    ファイナルセットの粘りもあった!
    あと少し!
    チリッチ戦、全力応援します!!

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  • 素晴らしい試合でした!リカバリーがんばって~

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  • 勝てる要素は存分に有った試合だと思いました。
    正直言って悔しいです。

    しかし、ネガティブな気持ちは全くありません!
    ある意味GSやMSより大舞台で、
    世界一とこの様な真っ向勝負できる選手が
    世界中にどれだけいますか?

    しかも、まだWTFのマレーとの試合は
    終わっていませんから。

    マレーよ、決勝でまってろよ( ̄^ ̄)ゞ
    でもその前にバブ様&ラオ君には勝ってねm(_ _)m

      引用  返信

  • 面白い試合でした!
    勝たしてあげたいと思ったデ杯。
    勝った⁉︎ワォと思った全米。
    過去の上海戦や、全豪のサラッと感が嘘の様に錦織、マレー戦はテニス観戦ファンには面白いカードになりました。

    オリンピックのデルポトロ、マレー戦は除外されるとしたら、今年のATPベストマッチに選ばれるのでは?

    1セット目でひと試合観終わった虚脱感と充実感を感じた試合でした。
    チリッチ戦への切り替えが出来るのか、体力と共に心配です。

    もったいスマッシュがありましたが、其れを越える最近のスマッシュ安定感に嬉しくなってます。
    以前は、スマッシュの構えをした時点で「入りますように」と神様に祈ってましたから。

      引用  返信

  • 悔しい試合でしたね。
    でもファイナルセットの最後の粘りは大きな意味があったと思います。
    きっと錦織くんにとって次に繋がるものになったでしょう!!

    チャンスはあったけど、なかなかとれなかったのも、相手がマレーですもの。そう簡単にはとれないですよね。
    でも、ホントにもう一歩という感じがしました💪

    次の試合、しっかり疲れをとってチリッチ戦に臨んでほしいです❗
    頑張れ、錦織選手👊😆🎵応援してます🎵

      引用  返信

  • かわいそうな負けでした。
    それ以上に最近錦織の身体が少しづつ固まってきて心配です。ウエイトをやめたほうがいいですが、やめないでしょうね。来年が心配です

      引用  返信

  • 今日の試合では、錦織は終始ラリーを優位に進めていたし、ファーストサーブもしっかり入れていたし(65%くらいだったと思います)、マレーのサービスもいつもよりは調子がよくないように見えました。それなのに勝てないとは。。分かってはいたつもりですが、マレーの恐ろしさを改めて実感しました。
    ファイナルの舞台で再度リベンジの機会をつくれるように、まずはチリッチ戦を頑張ってほしいです。

      引用  返信

  • 凄い試合でした。惜しかったけれど仕方ないです。マレーさんが半端なく強かった!

    皆さん、ブレークポイントを取り切れないとおっしゃいますが、元々相手のサービスゲームで、テニスはサービス側が圧倒的に有利でキープして当たり前という前提なのだから、仕方のない部分もあると思います。
    私はそれよりも、自分のサービスゲームをキープできない事の方が大きいと思いますよ。マレーさんも全米での敗因としてサービスゲームをブレイクされ過ぎた事を挙げていました。

    やっぱり、サーブですね。圭くんはセカンドサーブで得点することも多いのですが、マレーさんはそれをさせてくれないです。ファーストサーブの確率を上げて欲しいですね。

    あと、ドロップショットはもうしょうがないです。圭くんには圭くんの感覚があるのでしょう。

    ランキング1位で現在最強のマレーさんに負けたということで、批判が出るというのは凄いことですね。

    私は今年春のデ杯よりいっそうレベルの高い試合に感じました。

    後はチリッチ戦に備えてともかくリカバリーですね。

      引用  返信

  • 今晩は。
    マレー選手、RR2勝おめでとうございます。
    錦織選手、残念でした。惜しい惜しい…。返す返すも悔しい、もう少しで勝てた試合を献上した感のある、本当に惜しい試合でした。でも、世界ランク1位をここまで追い詰め、ツアーファイナル歴代最長時間3:20を記録するような凄絶な戦いを見せてくれる、本当に稀有で素晴らしい選手です。

    敗因はほぼ団長さまが解説くださってますし、錦織選手自身が一番わかっていて、一番悔しいはず。それより、さすが世界ランク1位、マレー選手の驚異のコートカバーリングを賞賛するしかないです。エース級を何本叩き込めばポイントくれるの。あれだけ走らせてもへこたれない体力は一体…。
    あまりに濃密で凄絶な3セットマッチ。ベストマッチにも選ばれるかも。両選手とも耐えて耐えて耐えてやっとポイントを掴む、ギリギリの展開の連続。2人の闘いはこれからも胃のキリキリするような神経戦を強いてくるのでしょうね、観る側に。

    錦織選手、お疲れ様でした。闘いはまだまだ続きます。しっかりリカバリー頼みます。次のチリッチ戦で是非勝利を掴んで、2勝1敗でRRを突破してください。

    現地応援の皆さま、お疲れ様でした。電飾KEIやトレードマークの旗、心強いです。

      引用  返信

  • 世界1位のマレーと毎回互角勝負の
    KEIは、トップの中のトップ
    ストロークの組み立てで、ポイント取るのが
    かっこいいし、面白い、とてもスカッとする
    なんて魅力的なテニス
    しかも日本の優しそうな青年とは応援するしかないわ
    今日は負けたけど、ヤラレタ感あんまりない
    次に繋がる、ひと泡もふた泡もふかせた感ですね

      引用  返信

  • WTFは正直あまり期待していませんでしたが、すばらしいテニスで驚嘆しています。団長様のおっしゃること、全て同意です。腹筋の心配、体力の心配がありますが、やや苦手気味になりつつあるチリッチにきっちり勝ってほしいです。GOOD LUCK,KEI.

      引用  返信

  • 団長様、解説さすがでございます。
    名誉会長と呼ばせていただきたいくらいです。
    「ザ・ゲンキン」笑いました^^
    すぐに次を見ることができるからいいですよね!?
    あの、今絶好調のマレーにここまでくらいついたってすごいと思います。接戦でした!
    マレーは、錦織選手が決めても笑顔が出ていたので、”ファイナルを楽しむ姿勢”で
    あったとしたら、多少モチベーションは違ったかもしれませんが、
    ”負けるわけにいかない”というマレーのプライドが光っていました。
    錦織選手は2セット目の最初は集中力が体力の低下と共に落ちましたね。
    体力が対等に見えないのが本当に残念です。しかし、怪我がなくて良かったです。
    こんなに長い試合をしたら、お互いに次に当たった時は
    ”早く終わらせよう”的な思考や戦術になるかもしれませんね。

      引用  返信

  • マレー選手はサーブの確率も悪く、本調子ではなかったものの、今日は錦織選手のほうもアップダウンがあって、よりミスの少ないマレー選手に負けた、そんな試合に見えました。
    (観戦中はハラハラドキドキでしたが…)

    しかし負けはしたものの、マレーから1セットを取ったことで、もし
    バブさん、チリッチ、錦織が1勝2敗で並んだ時
    マレー、バブさん、錦織が2勝1敗で並んだ時
    に、かなり有利になったのかな?

    グループ分けが決まった時は「全敗もありえる…」と覚悟していましたが、連日トップ同士の対戦を見ることができ、その中に錦織がいるのが本当に贅沢…
    チリッチ戦も楽しみです!

      引用  返信

  • 素晴らしい試合でした。マレーにプレッシャーをかけ続け、ファイナルセットの頭までは全くのイーブン。これで勝ったら世界ナンバーワンに並ぶ実力が証明される、ところでしたが、やはりまだ実力差はありました。
    お互いにずっと保ち続けていた集中の強度が途切れた瞬間が、錦織に先に出てしまった。脳の疲れが判断ミスにつながったのかと。
    2ポイント続けて取ることの難しさをつよく感じた試合でした。

    錦織は勝負どころで一気に攻撃的ストロークを畳み掛けるために、第2セットまではかなりストロークの強打を自制していたように見えました。
    その勝負どころを見極め間違えたか。その時には疲労でミスショットにつながってしまった。

    バブリンカ戦では意識付けできていた高いトスに対してジャンプして体全体でスピンをかけてボールに縦方向のパワーを乗せて行くことが、今日は緊張のためか出来ておらず、トスが低かった。ファイナルセットになって改善されてきた時には遅かった・・・

    マレーが陣営に頻繁に話しかけてリラックスに役立てていたのを警告を取って欲しかった。

    出し尽くした後のチリッチ戦で勝ち抜けるか気になります。

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  • 皆様、本日も錦鯉の熱烈応援お疲れ様でした!
    1番に印象的だったのは錦織さんの静かなる、かつマレーさんに対する剥き出しの闘志を感じたことでした!
    団長さんのブログと皆様のコメントを拝読させて頂き、早5年まだ5年初めて投稿させて頂きました(`_´)ゞ

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  • 何度マレーがラケットを振り上げたことか。負けたけど、負けてない。次は必ず、降り下ろされることでしょう!

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  • マレーは全米後24試合、錦織は11試合目と、短期間で2倍以上の試合をこなしてきた相手に体力的にはアドバンテージがあったはずなんですが…マレー選手恐れ入りました。
    しかし大会序盤の比較的元気な状態でもこれだけ追い込まれてしまうんですから、GSの準決勝、決勝で対戦するとなると体力的に更に厳しそうですね…まだまだ壁は高そうですが応援しがいがあるってもんです

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  • 勝っても負けても、その試合に対する評価は人によって異なるのが普通です。
    そんなときに、「あなたの意見はおかしい」と言ったところで100%、平行線を辿るだけですので
    そんな不毛なことはせず、
    「私はこう思う」とだけ表現していただければ良いのではないかなと思います。
    「私は○○とは思いません、なぜなら〜」系の論理的な反対意見なら良いかと思います。
    客観的事実に基づくなら。
    それ以外は、極めて主観的なものです。
    その人のスタンス、ポジションによる、と言い換えてもいいです。
    すべて相対的なものです。
    「本来錦織はマレーより強いはず。だから今日の敗戦はもったいない!いただけない!」と思う人もいれば、
    「今はマレーに誰も勝てない。そのマレーにこれだけの試合をしたのだから素晴らしい!」と思う人もいます。
    これを白黒つけることなど不可能ではないでしょうか。
    全員の期待が等しければいいのですけれど、残念ながらそうではありません。

    「違う」と思ったら、感情ではなく論理の積み重ねで、
    他人の否定(マイナス方向)ではなく自身の声の大きさ(プラス方向)で勝負してください。

    これは管理人からの切なるお願いです。

    折に触れてほぼ同趣旨のことを申し上げていますが、全員が目にしているわけではないのでこれからも定期的に申し上げさせていただきます。

      引用  返信

  • 上り調子の世界No.1から壮絶なタイブレークをもぎ取り、2SET・3SETではブレイクしました。
    この負け方を悔しいと思うなんて、あとちょっとのところでストレート勝ちできるのにと思わせるなんて、物凄い選手になったなぁと感無量です。
    しかも、バブリンカに大差で勝った次の試合です。

    マレーというプレッシャーを前にして迎える窮地におけるショットセレクション。そして体力。
    2つ目はなかなか厳しい面がありますが、1つ目は経験で補っていけそうですよね。
    まずはRR突破。そして今年5度目のマレー戦を楽しみにしています!

    見ていてワクワクドキドキするテニスナンバーワンは、誰がなんと言おうと圭なのだっ(≧∇≦)b

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  • 錦織くんフルセットの死闘、本当にお疲れ様でした。マレー選手は本当にタフな選手。勝つことは容易ではないです。変な言い方になりますけど今日の負け方は悪くなかったですよ。1stも取ってますし。勝てる要素も多々ありました。団長さまのお言葉をお借りしてマレー選手との実力差を縮めれたという収穫もありました。やはりゲームの取り方でマレー選手が優った。後々錦織くんの素晴らしい追い上げはあったものの体力を削られてしまい、勝つことはできなかった、ということだと思います。サービスエースでフリーポイントを量産し、楽に勝つことができる選手もいますけど、錦織くんは別のやり方で勝ちを取れる選手だと思います。RRはまだ終わってません。明後日までにできるだけリカバリしてフレッシュな状態でチリッチ戦に挑んでほしいと思います。錦織くんの頑張りをただ見るだけの側が口先で批判するのは容易いことです。私は敬意を持って有り難く応援させていただこうと思ってます。錦織くん、次も全力応援するから頑張ってね~(* ̄∇ ̄)ノ♪

      引用  返信

  • 圭、本当に残念でした~😭💔⤵←ストレートで勝った❗って思ったとたんの、マレーの超絶スーパープレー😱😱😱⤵⤵⤵
    マレーはこのコートが苦手だったはずですが、1位になった意地を見せつけられました~(^_^;)💦
    でも、トンでもないレベルのラリー、あり得ないカバーリングを、たっぷり堪能させていただきました❗😌🌸💓⤴⤴←魂の試合を魅せてくれた二人に感謝です~❗((o(^∇^)o))♥
    次は圭が勝つからね~❗(`ー´ゞ-☆ピシッ♥

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  • 残念でした。
    よく頑張ったから、それはそれで良かったとは言いたくありません。
    結果を出せなかったのは誠に残念無念。

    最後は体力勝負に負けた感があります。
    今更ながらアンディ君の強靭な躰には恐れ入りました。

    ホント、決勝リーグで又、アンディ君と相まみえたいですね。

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  • まずはこんな最高の試合をありがとう。去年のフェデラー戦かそれ以上でした。
    そして、お疲れ様です。
    とにかく今は休んでください。(皆さんも笑)
    言いたい事思った事は団長様はじめ皆さんがおっしゃる通りでほぼ気持ちは一緒なので割愛します笑

      引用  返信

  • すごい試合でした。
    3時間20分の激闘、今年のATPツアー3セットマッチ最長試合だそうです。(ロンドンの速いサーフェスでの3時間超えの試合に驚きです。でも時間を忘れるほどの熱戦でした。
    勝てるチャンスもあっただけに勝たせてあげたかったけど、NO.1マレー相手に最後まで諦めない精神力は素晴らしかった。
    解説の山本さんも言ってたけど、錦織は簡単に勝たせてくれないとみんなプレッシャーになると思う。
    ストローク戦では、ほぼ錦織くんが主導権を握っていましたよね。マレーがなんとか勝ちをもぎ取ったとなあいう印象です。NYに続きロンドンでも負けるわけにはいかないもんね。アンディも!いやあタフでした。

    この悔しさをチリッチ戦にぶつけてくれると信じます。
    決勝ラウンドでジョコビッチとの対戦を実現してほしい。アンディレッスンの成果を是非ともジョコ戦で見てみたいです!

    リカバリー出来ますように🍀

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  • サーブが不調…弱点なのはいつもの事なので(笑)
    DSが決まらなかったですね、残念。チリッチ戦には勝利して欲しいですね、そしてゾーンに入った無敵な圭くんを応援したいです。

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  • WTF最長記録の3時間20分の激闘、勝たせてあげたかったし、錦織選手も思いっきり悔しい表情をして試合を終えていましたが、収穫は大きかったはずです!

    アメリカのテレビ解説者のスタンスは、錦織選手がラリーを制し、錦織選手がショットセレクションをミスし、錦織選手が勝敗を決めた試合、という感じでした。
    せっかくここまで来たのですから、是非とも決勝に残って、再度マレー選手と対決し、今日の経験を糧にしたゲームプランで臨んで、この悔しさを晴らしてほしいです!!!
    その為には何としても、今日の疲労を回復させ、明後日のチリッチ選手戦でバーゼルのリベンジを果たして頂きましょう。
    引き続き全力応援です!

    そして、つい2年前までは一度も勝てなかったマレー選手ですが、もうライバルと呼ばせて頂いても良いのではないでしょうか?
    彼自身もオンコートインタビューで話していた通り、これで今年3度のタフマッチを戦った事になります。
    これから数年、この二人の激しく素晴らしいバトルが何度も見られる事を確信しました!

    私事で恐縮ですが、一昨日現地でバブリンカ選手との試合を観戦し、昨日ニューヨークに戻り、今日は自宅でワンコと一緒にテレビ観戦致しました。
    1回戦は楽しい時間があっという間、1時間ちょっとで終わってしまいましたが、やはり勝ちゲームを観戦できると、疲れも吹っ飛び帰路の足取りが軽くなります^^
    一方で、今日観戦された皆様。負けてしまいましたが、3時間20分の心臓バクバクシーソーゲーム、これもまた素晴らしい思い出になりますよね。

    現地でのあれこれをコメントするタイミングを完全に逸してしまったので、後日改めてご報告させて頂きます。
    あ、一つだけ!会場でも、今日のテレビでも、ばぁばさん の「K E I」電飾文字、すっごーく目立っていて素敵でした☆☆☆

      引用  返信

  • WTFsの3セットマッチ最長の試合、今年何度目の痺れる試合でしょうか。
    こんな緊張感と高揚感を体験させてくれる錦織と多くの超人達に感謝します。

    No.1のプライドと底力に一歩及ばず屈しましたが、確実に近づいてますね。
    BIG4の勝負所を取りきる力で紙一重で組み伏せられただけで、マレーも必死でした。
    (マレーの背負うもの:No.1の維持、連敗阻止、RR1位抜け、GBホーム)

    土壇場のショットセレクトは成功も失敗も含めて錦織らしくて好きですね。
    ストローク戦で勝っているのでそのまま勝負してくれよという声もありますが
    高みの真剣勝負の場数をこなしていけば(充分怪物レベルですが)
    使い処や精度など更に洗練されそうです。

    ファイナルセット、多くの人々が諦めていたであろう2-5で迎えたマレーのSFMである
    8ゲームをブレイクする錦織の怒濤の攻めは真骨頂でした。
    今日の試合も勝敗関係なく観戦している人々の心を揺さぶったと思います。

    チリッチ戦、リカバリーに期待しています。

      引用  返信

  • バブチリ戦まで起きてます。

    ビッグタイトルを取れない原因を錦織選手から探しても見つからないよ。
    最大の原因はビッグ4の存在にあるんだから。
    大事なことは今のテニスを維持すること、トップに立てる水準のプレーは出来てる。

    それからサーブが弱点という意見には理解に苦しむ。
    2日前のバブ戦をもう1度観て下さい、サービスポイントをたくさん取ってますよ。
    錦織圭=サーブが弱点という先入観があるんじゃないの?
    ATPの数字にはしっかりサービスゲームが強いと出てます。
    こういうことを言うとストロークが良いからだと反論されるかもしれませんが、それも含めてのサービスゲームの強さです。

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  • 興奮が納まらないので、書かせてください。
    去り往く錦織選手への人種を越えた賞賛の拍手!
    大袈裟だと笑われそうですが、人間賛歌のドラマのような気がしました。
    本来、スポーツって、そういうもので、だから感動するし、価値がある!
    テニスバカ二人の壮絶な闘いは、打算が一切絡まない純粋な世界。
    人間の強さも弱さも、それでも願うことの美しさも、切なさも、全て感じられました。
    もし冷静にポイント計算をするなら、マレー選手とジョコビッチ選手の今の力を考え、
    ここは流して、次のチリッチ戦に全力投球しての2位通過を狙うでしょう。
    1位通過確実のジョコビッチ選手に勝ち、
    決勝で、リミッターを外して、マレー選手と本気戦に挑むのが賢いでしょう。
    しかし、1-5になっても諦めない錦織選手に、マレー選手も、少年の心に戻り、精一杯頑張ることの爽快さを感じていたのではないでしょうか。
    ここでの削りあいは、レンドルGの面々を喜ばすだけになるかもしれません。
    それでも、この大会の結果がどうなろうと、
    この一戦が、長い目で見れば、二人の力を磨き、モチベーションのアップになることは間違いないと思います。
    この敗戦は、体力を削ぎ、マイナスの要因に働きかねませんが、
    それでも、これだけ感動できる試合ができたことは、賞賛したいです!
    来季へ向けての良い糧になったと信じます。

    消耗の激しさは想像以上のものかもしれませんが、何とか納得できる形で今季が終われるよう、次も明るく前向きに、全力で応援したいと思います。

    ただ、疲れのために、力が抜けて、いい試合をしてくれるのではって、
    ちょっと思ってます^^ 彼を見習って、楽天的にね~♪

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  • @s
    他のショットと比較して、サーブのレベルが落ちるということだと思います。
    サーブそのものが弱点というわけではないが、団長様がおっしゃるように、一発ドカンでピンチを脱したり、点差を広げたりできるような、トップレベルのサーブは持っていなないことと、ファーストサービスの確率が基本的にあまり高くないことによって、彼の体力や集中力、メンタルを削るという点で弱点なのではないでしょうか。

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  • おばっち様
    同感であります。1-5になったとき、諦めていなかったのは、誰あろう錦織選手だったのですね。リターンゲームの構えと表情は、気力が充実していました。ピンチの場面でも目を背けずに見ることができたのは、久しぶりです。予選3試合目は、是非勝ってSF進出です。決勝でマレーにリベンジする姿が見たいです。心底そう思いました。優勝した姿を見ながら「これが 錦織 圭」だって、世界に叫びたいです。

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  • 現地応援してきました。負けたけど悔しいというよりは素晴らしいという気持ちが大きいです。3時間、あっという間でした。今は興奮状態でうまく書けません。1セット終了の時のあの会場の盛り上がりは、2人の素晴らしいプレーに対する拍手だったと思います
    負けたけど、なぜか感動しています。
    試合終了後、周りのマレーファンにこのゲームは素晴らしかったね、とか、圭は素晴らしい試合をする、みたいなことを言われ、なぜか握手を求められたり、日の丸と一緒に写真撮影したりしました。こんな素晴らしい試合を見られたこと、とても幸せです。
    ここに書くのはちょっと違うかもしれませんが、圭くんに感謝したいです。これからもずっと勝っても負けても応援します。

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  • バブリンカ対チリッチ。

    こっちも接戦です。
    どちらかと言うと、バブリンカに勝ってほしい、と言っていたら、バブリンカが1セットアップ。

    ところで、モンフィス、肋骨の痛みで棄権と、アナウンサーが言っています。
    もう、敗退決まっちゃったし、モチベーションもなくなりますよね。

    で、ジョコビッチとの試合はゴファンが!
    また楽しみな試合が増えて困る。
    ゴファン応援の予定。
    だって、ジョコビッチは負けたって、次のラウンドに進出するわけだし。

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  • @おばっち
    こんばんは
    私も同じ気持ちです。ほんとうにおっしゃる通りです。今夜も興奮して眠れそうにありません。おばっち様の電飾KEIとても目立ってましたよ!!

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  • 1セットのタイブレの最後の方のポイントの前にラケットを交換してから、突然今までネットを叩いてたフォアが入り始めました。逆にフォアがしっくり来ないせいで慎重に進めてた1セット目は取り、バンバンウィナー級が行き始めた2セット目は少しストロークに酔った感じ(調子こいた系?)がしました。連続DSしたり、普通に空いている方に打てば押し込めそうなのを変に裏をかこうとしたり。楽しくなってくるといらん事始めちゃう感じでした。

    なんなんだろう、負けちゃったのは悔しいんだけど、テニスサイボーグ的なプレーじゃなくてこのムラがある感じが好きです。だからこそ「嵐が過ぎるのを待った」とか言われるんでしょうけど、ジョコマレー相手に一時的にでも圧倒する事が出来るのは錦織君ただ1人のような気がします。

    最後は体力切れというより「アタマのガス欠」でしたけど、久々に「寝れない試合」でした。それにしても試合後のマレーのインタビューで「フィジカルは大丈夫!」ですって(≧∇≦)。どーいうことー!

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  • @ヒデキリ

    同感してくださって、ありがとうございます。
    実は、あの時、もう、次行こう、チリッチ戦も大変だよって思ってしまいました。
    でも、錦織選手の澄んだ眼を見て、気付きました。
    そこで計算できる選手に、一時的にランキングで負けるかもしれないけれど、
    そこに希望がある限りボールを追い続けてきたから、彼はここにいるんだということ。
    ホント、世界に叫びたいですよね、激しく同感です!
    テニスの女神様~、最後は錦織選手に微笑んでください。パン、パン。

    ゆりりん様

    私は、日本でTV観戦です。
    電飾は、ばぁば様です。
    TVでもバッチリ映って、心強かったです。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。