【試合のキーポイント追記】好調ディミトロフに対し、ファイナルセット魔神の神通力不発(2017ブリスベン決勝)

2017 Braisbane (ATP 250)
Grigor Dimitrov[7] def. Kei Nishikori[3], 6-2,2-6,6-3

総評

勝って欲しかったし、勝つべきだったとは思いますが、ディミトロフが終始良かったです。
フォアの攻撃力がありましたし、ディフェンスでのミスが少なかった。

ウィナー 圭21 ディミ24
エラー 圭25 ディミ23

 このスタッツ通りの差です。僅かな差ではありましたが、ウィナー、エラーの両方でディミに上回られました。
 ファイナルセット終盤に調子を上げるいつもの錦織が見られなかったことが一因ですが、毎回毎回発動できるものでもありません。
 確実なキープ、そして早めのブレイクで先行逃げ切りのスタイルが、長い目で見ると目指すべきものです(錦織も十分理解しています)。
 2ndセットの追い上げは素晴らしかったものの、自分も体力を消耗していたり、余裕があるわけではなかったりするので、相手が落ちてくれないとこういうことはあり得ます。

 錦織はフォアが浅かったことが最後まで響きましたし、細かいショット選択ミスもありました。
 分析すると、

  • 錦織はストロークミスが固めて出る場面があったけど、ディミにはなかった。
  • 錦織のフォアが浅く入ってディミのフォアで攻撃された
  • いつもなら抜けるパスが甘く入ったり、ほんの僅かの差でネットになった
  • クロスにアプローチして、読まれた
  • 明らかにデュースサイドのワイドサーブに対応されているのに打ち続けた(1stセット最後)
  • 挽回のために攻撃的に行くべきところを、やや守ってしまった(1stセット最後)

 このあたりの小さなキーポイントの積み重ねでしたね。
 2ndセットの挽回は見事でしたが、とにかくフォアの調子が上がらなかったことが痛い。
 でも、こんなに完成されたテニスをするディミトロフははじめて見ました。ティーム、ラオニッチ、錦織を3タテして今後、手強い相手になってきそうです。

試合のキーとなった数ゲームの分析

 最初のキーポイントとなった、1stセット3−2からの錦織サーブのゲームと、その前後を振り返ってみたいと思います。

 錦織はデュースサイドのワイドサーブ(勝手に通称「鼻血サーブ」w)を多用する作戦で試合に入ってきたと思います。

 最初のポイントはそのサーブでリターンミスを誘います。

 次のポイントは、1stを入れるがディミが飛びついて深くリターン。
 錦織はフォアでディミのバックを攻めますが、ディミが上手くディフェンスしてスライスで深く返す。
 錦織は高めのスピン系フォアで再びバックに深く入れますが、これをディミがライジングでストレートにウィナー。

 次のポイントは確か、フォアのクロスにディミがタイミング合わずネット。

 そしてセンターへのサーブで40−15。

 ここまでは良かった。いや、2本目のバックのストレートが鮮やかすぎて、何かいつもと違うディミを感じていました。

 次のポイントが勝負の分かれ目。
 セカンドサーブの読みを外そうとして、フォアへスライスサーブ。
 これをディミがジャストミートして、クロスへ火の出るようなリターンエース。
 2本目の鮮やかなウィナーと合わせて、攻撃への意欲を増していくのが感じ取れた。
 センターにセカンド打っていれば結果は違ったかも知れないが、考えた末の結果だから、このポイントを取られたことは仕方ない。

 次はディミのリターンがライン一杯に入って錦織がバックをネット。
 たまらずチャレンジするが、わずかに数mmだけ入っていた。
 これも、難しい球だったし、一瞬アウトか?と思ったので、まあ、仕方ないかもしれない。

 問題は次のポイント。
 またもやワイドにサーブを入れ、足下に深く返ってきたリターン。
 これに対し足を止めてしまって、がら空きのコートに打ったフォアがサイドアウト。

 最後は普通のラリーでバックハンドをネット。

 最後の2本が悔やまれた。
 振り返れば、ディミのリターンが非常に良かったことが一つの要因。
 次に、事前の作戦と、それまでのデータからワイドサーブに頼ってしまったことがもう二つ目の要因。
 そして錦織が最後、守ってしまったことがこのゲームを落とした最後の要因だった。

 ワイドサーブを待たれていることは、リターンエースを取られた時点で気づけばベストだったが、コートの中にいればここで気づくことは難しかったかもしれない。でも、念のためにコースを変えても良かったかも知れない。
 不可解なのは、後の第8ゲームにも3本、同じコースに打って3本ともリターンを深く打たれ、落としてしまったこと。
 錦織のワイドサーブは速くて160km/h。
 有効なのは、読みを外して打つからであって、待たれてしまっては逆に打ちごろになってしまう。
 フォアが当たっている今日のディミトロフに対してはなおさらであった。
 ちょっとこの選択は残念だった。

 さらに、ディミは次の自分のサービスゲームで粘りのディフェンス、飛びつきスーパーボレー、フォアの攻撃、強力サービスと、あらゆるショットを成功させ流れを作った。
 これが錦織にストレスを与えたと思う。

 もっと言えば、2ゲーム前の2−2からのディミのサービスゲーム、錦織はやや流し気味にゲームを落とした。

 これは、賛否両論あるところ。
 今日の試合だけを考えたらここは必死に追いかけた方が良かったかも知れないし、全豪までを考えたらコストパフォーマンスの悪い頑張りは避けた方が良いという考えもある。
 (追いかけてもゲームを取れる確率は低かった)

 また、錦織は度々、捨てゲーム、捨てセットを作る。錦織は、捨てを作っても後でギアを上げることができる希有な選手。
 かつて、サンプラスもそうだった。
 実際、2セット目はがむしゃらなネットプレーで流れを引き寄せて奪い返した。

 逆の考えもあって、ナダルのように全てのポイントで全力でプレーして、プレッシャーをかけるという方法もある。相手は息がつけない。
 これには強靱なフィジカルが要求される。
 怪我が多く、体の小さい錦織向きのプレースタイルではない。
 でも、勝つために時にはそういうプレーも必要なのも確か。

 以上のような様々な考え方を、その場その場で判断して最適な解をを探さなければならないのがテニス。
 裏目に出ることもあります。

 そして作戦を遂行するためには、そのための「駒=ショット」が備わっていなければならない。
 今日はフォアハンドが浅く入ったこと、ワイドサーブに対応されたことが持ち駒の計算の狂いだったと思います。
 サーブのコースは2set目以降、変えてきましたがフォアハンドはむしろファイナルセットでコースが甘くなってしまいました。
 反省点としては、このあたりの修正だったかなあというのが感想です。

206 件のコメント

  • 圭大好き!さま
    というと楽しみにしていたナダル様とのダブルスが無くなった?配信あるか分からないけど楽しみにしてたのにぃ(笑)ま、身体のケア優先だけどー

    keiペンギンさま
    決してひとりで戦ってはいないと思いますよ。試合中何度も陣営の方見上げてたしーケツ痛いけどどうしたら?の目だったかな(笑)ダンテさんも爪を噛まずに穏やかな表情だったし。私的にはダンテさんのほっこり感(指導は厳しいかもですが)が圭くんには救いなんじゃないかと思ってます。チャンコーチの有能・不可欠は理解してて素直に従うにしても内心少しウザいのでは無いかと(失礼)ラオがマッケンローを切ったのも。あ、どしろうとの妄想だから突っ込まんでちょ。 だって「にんげんだもの」@相田みつお

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  • 今日は。
    短いですが、錦織選手のコメント抄訳記事です。
    <ディミトロフに敗れ準Vの錦織、臀部の問題は「大したことない」>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3113014
    錦織選手は良くも悪くもバカ正直なので、その言葉信じます。

    続いてディミトロフ選手のコメント抄訳記事です。
    <錦織撃破のディミトロフ、大会中のゲームセンター通いを告白>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3113477
    こういった気分転換が功を奏したのかも知れませんね。

    そういえばディミトロフ選手、オンコート・スピーチで感極まって泣いていました。スッキリして爽やかな表情だった錦織選手も、思わずもらい泣きしてましたね。かつてしのぎを削った者同士、ダブルスも組んだ同世代が強くなって戻ってきた。仲好きことは善きこと哉。いいんじゃないですか。ケイ、ミロシュ、グリゴール、マリン、ファンマルティン。私には皆キラキラ輝いて見えます。

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  • R24 様
    あなたのおっしゃるとおりですね。全面的に賛同します。
    凄く納得できるコメントでした。
    私も「①オフでのハードトレーニングによる疲労蓄積。これは体を強くする為で後に生きてくるので問題なし。今、不具合が出ても体の上限値を高める為の物で織り込み済みの戦略。」だと思います。
    ただ、「③トレーナーが真の原因を掴めていないが為のケガの繰り返し。(後略)」の可能性がゼロだと断言できるかというと、自分には判断できません。可能性ゼロであってほしいと思いますが・・。
    (けして、陣営の批判をしているわけではないです。)

    圭 大好き!様
    エキシビ取りやめの情報ありがとうございます。
    全豪に間に合いますよう祈ります。

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  • 準優勝おめでとう。新年そうそうの好結果で昨年以上の活躍がきっとみれそうですね。
    シドニーは残念ですけど、全豪にむけてゆっくり休んで〜〜
    http://www.keisapp.comは、PC でも見ることができるようにになったんですね。
    シドニーキャンセルのお知らせ。ビデオでは元気そうで一安心。
    http://www.keisapp.com/w/kei-nishikori/#/item/3d637a4d30496a4d/

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  • 皆様、今日のエキシビですが、圭の代役はなんとティエムになりました~😱😱😱⤵
    ティエム、今週も大会あるのに大丈夫か?(;A´▽`A❤←圭に、その頑丈な身体をお裾分けしてくれ~(^^;💦
    ラファ・ティエも、新鮮で楽しみですね❗😌🌸💓⤴
    とにかく、ティエムありがとう😆💕✨⤴❤

    またまたソース貼れなくてごめんなさい🙇🙇🙇⤵←ツイ情報です(@^^)/~~~

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  • 「負けたらいろいろ言われる」のはプロとして宿命だし、それは避けられないと思います。
    が、「言い方」というものはあると思います。
    ということで、私はその試合限定のダメ出しはすることもありますが、それをもって錦織のテニス全体や、取り組みを否定するようなことは言いません。
    またサンプル数が少ないことを断定的に語ることもしません。
    あくまで「可能性」「印象」として述べるだけです。
    それは人によって解釈が異なる部分だと思うからです。
    お互いのスタンスを理解した上で実りある議論を望みます。

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  • 沢松さんならではのコメント

    「目先の結果ではない。どれだけ汗を書いているか、毛穴がどれだけ開いているかを注目していた」
    「オーストラリアでは毛穴を開かないといけない!」
    「私は日本でサウナに入ってからオーストラリアに行っていた」
    「全豪でどれだけ準備ができているかが大事」

    勝つにことしたことはありませんでしたが、全豪の準備としては上々ですよね。
    (臀部は心配ですが)
    全豪で結果を出すことが目的です。
    まずはオーストラリアの猛暑に耐える体を作ることが重要ですね。

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  • @圭 大好き!さま
    またまた素敵な情報ありがとうございます。ティーム選手が代役ですか!シドニー250に出場するからそこにいますもんね!錦織選手とブリスベンダブルス組んでいたし。彼にとっても思いがけず素敵な体験になります!
    楽しみです〜(o^^o)

    団長さま
    ブリスベンはあくまでも全豪への調整でしたよね?
    怪我はアクシデントですし、それほどひどいものではなさそうなのでちょっと安心。といっても来週にならないとわかりませんが。
    そうなんです!真冬から真夏に(逆もまた然り)行くことへの身体の負担ってすごいんですよ!!普通に生活してても大変なのに、その中でテニスの試合って…(^◇^;)。
    過酷な世界ですよね?
    旦那がまた出張で間も無く一時帰国するので、また騒がれるんだろうなと覚悟しています。

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  • 試合を見返したところ、ほぼファイナルセットの最後の2ゲームで勝負決まりましたね。
    いつもの粘りがなかったのは臀部の影響、というか気にして怖がった感じがします。

    沢松さんは、無理して勝ちに行かなかったので120点と言っていますが、
    そこは私は少し反対w
    無理をしないこととミスが出ることは別だと思いますので。
    ミスしてラケット投げるくらい悔しがっていましたし。
    勝ちたかったと思いますよ。

    沢松「動きを見ると、怪我と言うレベルではなくて違和感だと思う。」

    私もそんなところと思います。

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  • 今日は。
    圭 大好き!さま
    ティーム選手代役情報有難うございます。
    これは朗報! チケット買われた方々も納得のキャスティングです。ブリスベーンも早期敗退で体力ありあまり。コート上を走りまくりたい彼にはピッタリなスケジュール(笑)

    ちょっと珍しい記事を。マレー選手が昨年末にコラムを投稿。その抄訳記事です。今、元記事を探しています。
    <「泣くな」は間違い― 世界1位マレーが持論、本人に聞く主張の意図は?>
    https://the-ans.jp/column/2487/
    「泣くことは弱さの象徴であり、アスリートは常に精神的に強くなくてはいけないと思われている。でもそれは真実ではない」
    身につまされました。男の子でしょって幾度叱ったことか…。そして、アスリートに常にメンタルの強さを求める風潮の大きな誤りに警鐘を鳴らしています。

    しかし、さすがはサー。現役のうちから新聞にコラムを投稿するとは。

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  • セカンドセットの第4ゲーム?でのバックへのパスをバックで飛びついて、すぐにフォアへのパスを飛びついてボレーを決めた映像・・・一つ目は左足前のバックハンド、二つ目は右足を前にしてのボレー・・・すごい反応でしびれたけど、無理な体勢ですよねえ。股関節が柔らかくないとあれは辛そう。無理したら取れちゃうけど、体のことを考えたら取らない方が良いとも言える。象徴的なプレーでした。でもそれ以降、力が抜けてボールが切れたし、ディミも次のセットに切り替えたように見えました。
    勝ちたかった、でも最後は大人の選択をした。
    結局スポーツは心技体のバランスだから、みなさんのご意見は全部正解な気がします。つまりは突っ込みどころ満載の、錦織圭が好き!なのでしょうね〜+:。ヾ(o・ω・)ノ゜.+

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  • 初戦にしては上々のスタート
    優勝できるチャンスだったかもしれませんが、
    大会最終日までプレーしてくれると、
    楽しみが続くので準優勝でもOKっす。
    体調も万全ではなかったようですし。

    GS優勝を狙うなら全仏と思っていますが、
    体調の許す限り、全豪でも勝ち進んでもらいたいですね。

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  • あくまでも調整だったのではないでしょうか。たまたま決勝に来ちゃった、みたいな。準決でワウとやって終わりのつもりだったはずが…
    サーブは、ファーストが以前と違ってネットを減らし、スピンで行く作戦を試してましたね。
    団長さんのいう通り、読まれてても打ち続けたのは、あくまでも調整だったんじゃなあかなあ。

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  • 夜叉さんの意見に同意です。

    今回はディミが絶好調でした(というか以前よりかなり強くなった印象)。ファイナルセット、MTOをとった錦織くんでは勝つのは難しいと思って見てました。ケガというレベルではないと思うので、全豪までうまく最終調整して欲しいです。

    ただ、準優勝が最近多いのは少し気がかりです。ジョコは置いといて、ナダル、チリッチ、ディミとみんな良いプレーをしたのに、錦織くんは決勝ではバテてしまってるような気が。メンタルが問題というよりは、もう少し優勝する前提の体力配分を考えて欲しいです。具体的には、ボレーが良くなってきてるので、ネットプレーを積極的にするとか(特にサービスゲームで走らされるロングラリーを減らしてほしい)、サーブをより確率重視するとかでしょうか(サーブ打つ回数を減らしてほしい)。ディミ戦では、少しネットにつめるのを選択しなかった場面が多いように思われました。

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  • 素人の意見ですが、今大会の錦織のサーブはトスアップからの右手・肘の動きがスムーズになってリズムよく打っているように見えました。威力が上がったかというとそうでもないと思いますが、決勝でファースト75%入れれたのは改善したといっていいのではないかと思います。ただディミトロフには途中から球種を読まれていたように思えたので、フォーム的に相手に付け入れられる弱点がなければ良いのですが。専門のかた方の意見もご教示いただきたいです。

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  • 今日は。
    団長さま
    沢松さんコメントや詳細な分析コメント有難うございます。あさチャン月曜日は沢松さんなので必ず録画、今晩じっくり視聴いたします。
    錦織選手、一旦はシドニー入りしてナダル選手とFAST4のプロモ活動は行ったのですね。いい笑顔です、一安心。後はドミニク任せたっ!的な。ティーム選手有難うございます。

    チェンナイ優勝のアグー選手コメント記事です。短いです。
    <バウティスタ・アグトが新鋭下し優勝、チェンナイ・オープン>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3113481
    彼の言葉、「トップ10に入る選手になるのは非常に難しい」と。そうですよ、その難しいことを3年間ずっと、いとも簡単にやってのけているように見える選手が、開幕大会の決勝で負けたとて、長ーいシーズン約70試合のうちのほんの1戦。本人が次に向かっているのに、応援する側が引きずるワケにはいきません。

    GOOニュースから松岡修造さんコラムです。珍しい。
    <【松岡修造の目】17年版の錦織 増えたネットプレーで嗅覚生きる>
    http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20170109-0083.html
    最後のナゾかけは、先日お知らせした今日の報道ステーション「圭企画」で詳しく解説されるかも。やはり必見です。

    長文失礼致しました。

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  • 全然関係ないですが、昨年のブリスベンでの錦織戦のトミックは素晴らしかった。覚醒するかと思ったら、ダメでしたね。難しいものですねw

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  • こんにちは。

    少し話はブリスベンからそれますが、
    WOWOWのマレーを通して全豪を宣伝してるCM、登っても登っても追いつかない、ナダルやロジャー、ジョコがいたから強くなれた、的なCM、あれ見ると目頭あつくなります。
    圭もあんなCM出て欲しいな。
    登っても登っても優勝できてないけどそれでも目指してます、暖かく見守りたいです。
    それと全く関係ないですが沢松さんの解説はあまり好きではないです。プロの世界を知っているからこそのコメントなんでしょうが、少々甘すぎるとゆうか…
    コメントは修造氏が1番好きです。

    全豪楽しみですね。

      引用  返信

  • @キリ丼さん、
    おっしゃる通り錦織選手、エキシビションマッチを欠場する判断になりましたね。
    ナダルとのダブルスが見られないのは残念だけれど、リハビリの方が大事ですよね。

    私の知り合いの医療従事者によると、股関節を支える筋肉は腸腰筋、腸骨筋、内転筋群、中殿筋、小殿筋など22本もあり、それぞれ体の他の部位と関わっているため、どこかを痛めると意外な(患部から離れた)ところに影響が出るそうです。脇腹を押さえていたのはそのせいもあるかもしれませんね。
    私のような一般人レベルでも、腸腰筋を鍛えるとお尻の凝りがほぐれるとか、肩回りのストレッチで脇腹のつっぱりが和らぐといった関連性があって、人間の体って不思議だなと思います。
    まあ、アスリートのリハビリの場合は特に、素人がどうこう言ってもしょうがないので、専門家におまかせするしかないですが。

      引用  返信

  • 今日は。
    先程も触れましたが錦織選手、ナダル選手と仲良くシドニー入り。本文はごく短いですが、8枚の写真で癒されてください。
    <錦織とナダル、ウォンバットとたわむれる>
    http://www.afpbb.com/articles/-/3113494
    なんといい笑顔でしょう。完全に切り替わっていますよ。

    スレ違いですが、西岡選手出場のクーヨン・クラシックのOOPが2日分発表されました。
    http://kooyongclassic.com.au/schedule/
    初戦の相手は何とカルロビッチ選手! 身長差41cm、園児1人分! 必見です。

      引用  返信

  • 負けると、「メンタル弱い」「フィジカルトレーニングのしすぎ・不足」という論調があふれるのが常ですね~。なぜかな。
    勝ちたかったのは、本人が一番ですから、よく頑張ったね!と言ってあげたいと私は思います。だって、準優勝~!

    全豪に向けて少し休憩を取るようですね。彼の挑戦を一緒にわくわくできることに感謝して待ちたいと思います。万全の体制で彼の夢に向かえるといいですね。

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  • やっぱり、怪我が影響したかなーと思います。でも、勝ちきれなかったのは残念、早くジョコやマリーのように、少々のことがあっても、何とか勝ちきれるような実力をつけて、GS,MSをとって欲しいです。ちょっと過大な期待かもしれませんが。

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  • @NORICHAN さん

    素敵な写真のご紹介、ありがとうございます。癒されます。

    >なんといい笑顔でしょう。完全に切り替わっていますよ。

    本当にそうですね。

      引用  返信

  • 私はトレーニングが過剰かも知れないと懸念をしましたが、
    負けたからではありません。治療を受けたことを少しばかり心配してしまっただけです。むしろ無理に勝ちにいかなかったことで、大事に至らなかったことは本当によかったと思っています。
    今回、バブリンカ選手に勝って決勝まで行ったのは調整としては出来過ぎなくらいと思っています。
    不届き者の私は 決勝戦の前
    「ピークをここに持ってくるのはマズい、全豪に持っていかなきゃ。前哨戦なのにすでにピーキングできちゃってない?」と、つぶやいたりしてました。
    ごめんなさい、錦織選手。

    彼のようなすばらしい選手が活躍する姿を応援できることに心から
    感謝しています。

      引用  返信

  • 今晩は。
    breaking newsを。
    スキアボーネ選手、今季限りで引退を表明です。英ガーディアン紙から。
    <Former French Open champion Francesca Schiavone to retire at end of 2017>
    https://www.theguardian.com/sport/2017/jan/09/former-french-open-champion-francesca-schiavone-to-retire-at-end-of-2017
    よりにもよって何故この写真? 抄訳記事がアップされればまたご紹介いたします。

    どうやらホバートで決心したようです。「This is my last year of tennis」って、スキアボーネ姐さん寂し過ぎます…。36歳、お疲れ様でした。

      引用  返信

  • 昨日チャンネル権を取られて見損ねた表彰式をやっと見られたので、
    感想を少し書かせてください。

    久しぶりの優勝にちょっと戸惑うディミ君に対して、
    お兄ちゃんぶる圭君が実に爽やかで、スポーツっていいなぁ~って実感。
    でも、ディミ君がトロフィーを受け取った瞬間は悔しそう!
    アスリート魂は消えてない、身体の心配さえなかったらって、感じでしょう。
    スポーツですもの、勝ったり負けたりしながら切磋琢磨。
    お互いをレスペクトしながら、次は(も)負けるもんか!って闘志を磨く。
    いい関係ですよねぇ~。

    そこで、以前NORICHANさんが仰っていた「旅の仲間」という言葉を思い出しました。
    ライバルであり、戦う相手ではあるけれど、
    選手たちは、互いの苦しみや葛藤を分かち合える、真の仲間なんですねぇ~。
    ひょっとして、彼らの真の敵は、ファンかもしれない。。。
    勿論、ファンあってこその自分達であることは承知で、感謝はしていても、
    常に勝つことを要求し、負ければ手のひらを返す怖い存在でもある。
    もっと怖いのはマスコミだけど、マスコミを支えているのもファン。
    だから、私はファンではなく、サポーターになろうと思いました。
    まして、評論家にはなりたくない!

    圭君は自身の悔しさを越えて、仲間の勝利を心から祝福しているように見えました。
    去年ローマでお皿を貰ったときの顔とまったく違ってましたよね^^
    そして、ここで得たことを全豪に繋げると言って前を向く若者を、
    苦しいときほど明るく前向きに応援したいと思いました!

    負けた表彰式なんて・・・と、見ないで済まさないで良かった~♪
    全豪も、何が起ころうと、どんと鯉! の錦鯉でいましょうね^^
    長文、失礼しました。

      引用  返信

  • @NORICHANさま
    なるほど!それでこのニュースのヘッドラインに納得しました。
    http://www.hobartinternational.com.au/2017/01/fett-spoils-schiavones-hobart-farewell

    ホバートのリタイアがあまりに多いので何かニュースソースはないかと探していたのですが、トップページのヘッドラインだけ読んで中身読んでませんでした(^◇^;)。
    いやいや、スポイルまで言わなくても…。引退だって勝負は勝負ですから!
    イバノビッチ選手に続いての引退…寂しいですね。

    FAST4オンデマンドで始まってました!

      引用  返信

  • スレ違いすみません。
    錦織選手が出るはずだったエキシビですが、ニック先輩のセコンドにレイトンさんが入っていてとても豪華です。ラファvsニックは盛り上がってます。
    (この後のティームvsお富で一気に盛り下がってしまうのでしょうか?!)

      引用  返信

  • NORICHAN さん
    ナダルとウォンバットとの3ショット写真ありがとうございます!
    いい顔してますね。癒されました〜
    でも動物が苦手なラファより抱っこの仕方が下手くそなんですが…^^;
    今日のFAST4の試合観戦楽しみたいと言ってましたが、どこで観てるのかな。

    ラファvsニック、盛り上がってますね!
    アカプルコ決勝再戦のティームvsトミックも盛り上がるといいな…。
    (ティーム、圭くんの代役ありがとう😊)

      引用  返信

  • 無理をしなかった ってのが ちょっと分かりにくいな〜
    2015のカナダマスターズ?の臀部に違和感出た マレー戦とかは ボール追いかけるの諦めたりしとったし まさに そうやと思うけど 今回は 最後まで全力やったと思うな
    違和感が無意識にストッパーになった部分はあると思うけど 最後にブレークされたサービスゲームは 尻の違和感が原因で落としたようには思えんかったな(多少の影響はあったろうけど それがなければ 最後のブレークはされんかったとは あんまし 言えん気がするな)

    ディミのプレー(特にフォア)に押された結果やと思うな〜

    万全やったらもっとギア上げれたとは思うから 残念やけどなー…

    とにかく全豪までに治してくれると祈るしかないな〜

      引用  返信

  • お正月にウオンバッドの話題が出た後だから、お〜、ウオンバッドと錦織選手!
    と写真に見入りました。癒される組み合わせだわあ。
    プロテニスって、次々場所を移動してとても大変ですが、切り替えやすい
    環境でもありますね。錦織選手も癒されたようなお顔…(笑)
    しかもナダルと…。
    おばっちさんのおっしゃる「真の仲間」という言葉、その通りだと思います。
    ドーハ決勝の試合後も、マレーとジョコビッチが顔を見合わせて
    「お互い、がんばったなあ」というようにたたえ合う姿が清々しかった。
    どちらも力を出し切った試合だったからだと思います。ラリーがすごかった。
    勝ち負けは当然あるけど、こういう瞬間、選手は幸せなんじゃないかな。
    私もどんな状況でも応援し続けるサポーターになります!おばっちさん!

      引用  返信

  • あれ?「真の仲間」のくだりはNORICHANさんの言葉だったでしょうか?
    ごめんなさい、NORICHANさんm(_ _)m

      引用  返信

  • 夜叉 さん、落としどころを見つけて、自分自身を納得させて次へと向かう・・・
    そういう姿勢はとても大事です。個人競技で唯一、大規模な世界ツアーが存在するテニス界で、No.1を目指している錦織選手を応援するに相応しいメンタルの強さが身に付いてきた証では?
    団長さんやベテラン錦鯉の方々の姿勢が浸透しつつあって、素晴らしいことだと思いますm(__)m

      引用  返信

  • 今晩は。
    あけびさま、どういたしまして。

    ウォンバットとナダル選手との3ショット、癒されるとともに錦織選手の状態が違和感程度であることを物語ってますね。深刻な問題なら直接メルボルン入りしメディカル受けてるはず。出場もしない大会のために、わざわざシドニーに行ってプロモ活動はしませんね。「ちょっと出られないけど、皆さん大会盛り上げてね~」ってところでしょうか。
    今回、錦織選手や陣営からは「injury=怪我」という言葉は発せられていません。メディアが勝手に使って騒いでいるだけ。煽られたり惑わされないように致しませう。

    当のご本人は先ほどメルボルン入り。ナイキとの正式契約を発表した模様。多分今日から明日にかけては、マスコミ対応やウェルカム・パーティー系?

    ところでディミトロフ選手、これで対錦織選手戦は1勝3敗、対ラオニッチ選手戦も1勝3敗だそうで。このあたりにも、おばっちさまの仰る旅の仲間的なミッシング・リンクがあるのかも知れません。

      引用  返信

  • わざわざ名前を入れて、言葉をいただきありがとうございました。
    情報通のNORICHANさんのコメントは、いつも楽しみですが、それだけでなく
    顔も合わせない人たちの集まりであるブログ内での交流は、こうした気遣いが
    大切なんだなと学びました。
    私もウオンバッドの写真やプロモ活動の報告を見て、少し安心しているところです。

      引用  返信

  • @夜叉
    素人の私がおそれ多いですが 迷いがあったのではと思ってます。そこまでの痛みでは無かった。でも昨日のディミトロフ選手はスーパーデミさん 普通に戦っても勝てないからギアをあげなければいけない。
    しかしギアを上げれば症状が悪くなるかもしれないし 全豪に影響するかもしれない。
    そんな不安が少しでも頭をよぎれば集中力に響く。蟻の一穴じゃないけどそこをスーパーデミが攻めてきた。優勝を狙うべきか 全豪の為にその感情を抑えるべきか。プレーを抑えたというより どちらを優先するかの迷いが集中力を少し欠き 自滅のパターンになった。なんてことはないんですかね。本当のことは本人しかわからないですけどね。偉そうにすいません。

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  • 夜叉様、
    「無理をしなかった」という表現、判りにくかったかもしれませんね。
    夜叉様も「違和感が無意識にストッパーになった部分はある」とおっしゃってましたが、「ストッパーを外せなかった」という意味です。
    外せなかったのか外さなかったのかどちらか判りませんが、いずれにしても、昨日のスーパーディミトロフ選手に勝つためには
    ストッパーを外す必要が有ったと思うんです。万全の状態だったら
    負けず嫌いの虫が出て、ストッパーを外したところだったかと思うんですが、そうしなかったことで大事に至らなかった、という意味です。手を抜いたとかの意味では全く無いです。

    >「万全やったらもっとギア上げれたとは思うから 残念やけど    なー…

      とにかく全豪までに治してくれると祈るしかないな〜」

    とのお言葉には心から同意します。

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  • @風
    要するに 意図的に無理をしなかったっていうよりかは 調子(ギア)を上げきれんかったってことやな
    マシーンやないから そもそも 自在にストッパーをかけたり 外したりはできんと思うけどな
    調子(ギア)が上がる(保てる)かどうかは 体調 自分の調子 相手の調子 勝負運に左右されるやろうから しゃあないなー…
    今回は 尻の違和感が影響して 調子が上がってくれんかったってのが 妥当やろな〜

    身体のことは難しいんよな〜
    皆んなが 正しいと思って やっとった トレーニングやら ケアやらが 数年経ったら 間違いやと判明する みたいなことも珍しくないし…
    トレーナーも大変やと思うけど 頑張ってほしいな

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  • @下団さん

    流石です!私はデルレイくらいから組なのでよく分かります。はしゃいでも周りは誰も反応薄いし(笑)。特に怪我でツアー離脱していた暗黒時代を経たので、その間にむしろ他の選手も良くみた結果、復帰後の正常進化には目を見張りますよね。ある意味日本人ぽいというか、1個づつクリアしている感。チリッチやワウリンカみたいな爆発力は確かに魅力だけど、個人的には今のパターンの方がしっくり来ますね。だってチリッチみたいに跳ねて本当にGS獲れる事なんてレアケースですもの。時代が違えばフェレール、ベルディヒ、ツォンガあたりは普通にGSとってるはずです。そんな中で恐らくラッキー無しにBig4を破れる可能性を感じるのは正常進化型だけかなと。ひょっとしたらGS取れずに引退するかもしれませんけど、それほど残念な気もしないんですけどねー。
    「何も進化してない」ていう人、見る目無いと思うなぁ。

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  • @夜叉 さん

    >身体のことは難しいんよな〜
    皆んなが 正しいと思って やっとった トレーニングやら ケアやらが 数年経ったら 間違いやと判明する みたいなことも珍しくないし…
    トレーナーも大変やと思うけど 頑張ってほしいな

    本当にそうですね。頑張って欲しいです。

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  • @としぼうさん
    私も錦織選手に注目したのがデルレイビーチ組なので、共感します。
    としぼうさんのおっしゃっている事はそのまま、私も思っていることです。
    ただGSは取ってほしいですけど。

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  • 節穴さま
    H2H、逆でしたか。申し訳ございませんでした。有難うございました。

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  • @すぅー さん

    AOシードリスト再掲ありがとうございます。4シードと5シードの大きな差に4Rでの対戦相手が9~12シードか、13~16シードかの差がありますが、今週優勝の2人がいるし、あまり差がないかもしれませんね。

    @NORICHANさん
    いつも様々な記事のアップありがとうございます。
    クーヨンクラッシックのOOPみたら、Tommy Haasでてんじゃん!!って思って、プロフィール見たら「Coming out of retirement to play AO one last time in 2017」って引退ですか!
    西岡選手は同じグループで対戦あるかもしれませんので、IMGの先輩から何か得てほしいですね。そしてAOは最後錦織選手が花道飾ってほしいですね。

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  • @トムさま
    ええー??ハース選手引退??と思って色々調べたのですが…

    https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1562367533780637&id=133144376702967&__tn__=%2As

    全豪にカムバックできて嬉しい…というコメント。そして新たなウェアのスポンサー契約についての報告。
    去年の秋確かに自分自身のタイミングで引退を決めたいというコメントはしているのですが…。それはまだ引退しない!という宣言でしたよね?

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  • お早うございます。
    トムさま
    ハース選手のプロフは確認していなかったのでビックリ。慌てて調べていたら既にROMさまからコメント頂いていましたね。
    うむむ、相反する表現ですね~。情報が錯綜しているようなので、取り敢えずAO終了まで待ってみます。
    仰るようにトミー・ハース先輩は、幾度も怪我を乗り越えられた鉄人。錦織選手が尊敬してやまない選手でもありますし、今季限りなんて信じたくはありません。が、アラフォーでもあるし…。

    余談ですが私、いつもトミー・ハース選手とロビン・ハーセ選手を混同してしまいます(笑) 字ヅラといい名前の響きといい、限りなく似てません?

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  • @トムさま、@NORICHANさま
    クーヨンのホームページではトミーハース選手に関する記述は「最後の全豪」全面押しです…(^◇^;)。
    “Former world number two and now Indian Wells tournament director Tommy Haas was recently added to the men’s draw as the German prepares for his final Australian Open.”
    ハース選手の公式サイトを見ても2017年のスケジュールは載っていても引退「retirement」に関する記述はありません。
    引き続き調べてみます。今後の報告はフォーラムで…。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。