2018シンシナティ2回戦 vs. バブリンカ レビュー

2018 Cincinnati (Masters 1000)
2nd Round
Stan Wawrinka[WC] def. Kei Nishikori, 6-4,6-4

まず初めに申し上げたいことがあります。

モンテカルロ準優勝
ウィンブルドンベスト8

どうです、落ち着きましたか?w

言いたいことは、「過去の栄光にすがれ」という意味ではありません。
いろんな視点を持ちましょうということです。
今日の試合だけを見れば非常に残念な結果であり、内容でした。全米オープンに向けた視界も良好とは言えません。
このあと私も厳しめのことを書くと思います。
しかし、短期的、中期的、長期的なスパンでそれぞれ見ていかなければならないと思うのです。
その上で、今年の上記2つの実績は忘れてはいけないと思うので、書きました。

それではレビューを始めますが、超超長文&とりとめがないので覚悟してください(執筆後に記載)。
そんなに時間取れないのでまったく推敲しておりません。言いたいことが分からないと思いますがその場合は質問してくださいw

今日の試合は、プレビューで書いた心配がそのまま出てしまいました。
バブリンカは最初からブロックリターンを多用。
これを落ち着いてフォアで攻撃していければ主導権を握れたのですが、そのフォアが乱調でした。
1ブレイクして4−2からのサーブ。ブロックリターンをもらってフォアをストレートへ。しかしこれが大きくアウト。
スライスがかかって打点が低かったとはいえ難しい球ではありませんでした。強打するでもなく。
この1本で済むのなら問題はありませんでしたが、次はバックハンドのクロスをサイドアウト。
これも凡ミスでした。

あっという間に0−30。次のポイントはさすがに大事に行こうとバックのクロスで組み立てますが、先に角度を付けられ、スライスを狙われてバックDTLを食らいます。
プレビュー記事で述べたパターン通りの展開・・・。やはり狙っていました。

このポイント単体で悪いのではなく、やはりそれまでの2ポイントでカウントに余裕が無くなったことが問題でしょう。
サーブの確率も低く、フリーポイントで挽回することもできませんでした。

4−4の第9ゲームでもフォアを攻められ0−40となります。振り返ります。

・セカンドサーブをフォア側にリターンされ、打点が遠く手打ちとなりネット。0−15
・セカンドサーブをフォア側にリターンされ、打点が遠く手打ちとなりネット。0−30(サイドは違えど全く同じパターン)
・ファースト入り、ブロックリターンをもらってバッククロスへプレースメントは良かったが、スピードがなくバックDTLでウィナー食らう。0−40。

と、全部フォア側を攻められています。サーブも良くありません。
ここで安易なバックへの球はいかんと思ったのか、

・バブリンカのフォア側へ打ってネットプレー。15−40。
・1stサーブをボディへ。30−40。
・センターへのエースでデュース。

ここで踏みとどまればまた違った展開もあり得たのですが、

・セカンドサーブからフォア側を攻められ、1,2ポイント目と同様に食い込まれて手打ちでネット。
・浅いリターンをもらったが、フォアのアプローチが手をコネてしまってスピン過多の甘いアプローチとなり、フォアのハイボレーとスマッシュも決めきれず、フォアでフォア側に逆襲食らってブレイク。

と、すべてフォアがらみで重要なゲームを落としてしまいました。

バブリンカのサービスゲームは1度ブレイクされて以降、危なげなし。
アドサイドからのセンターのエースを幾度となく取られ、セカンドサーブのリターンもミスが多かったです。

直接の原因はフォアだったと思いますが、この序盤から出たセカンドサーブへのリターンミス(少なくとも序盤に4本はあった)が非常にもったいなかったと思います。
ラリーで取る錦織なのですから、ラリーに持ち込めないとプレッシャーをかけることができません。
バブリンカはせっかちですから、まずはリターンを返してしつこく行くことが必要だと思うのですが、これによってバブリンカのメンタルを復活させてしまいました。序盤はミスも多く、緊張があったと思うのですが。

それでもセカンドセットになると錦織がガラッと変わるというのを何回も、いや何十回も(ひょっとしたら100回くらい?)見せられているので期待はあったのですが、最初のサービスゲームをいきなりブレイクされて非常に苦しくなりました。

30−15からフォアで上手く攻めながら、バックのアプローチが浅く、ネットへの詰めも遅く、バブリンカのバックハンドのストライクゾーンに行ってしまったが悔やまれます。
その後はフォアのアウト、バックのアウトであっさりブレイクです。

スタッツではフォア17本、バックが3本のミスということで、フォアハンドが最大の問題であったことは間違いがないのですが、バックハンドについても1st 4−2の0−15から、このゲームの甘いアプローチと最後のミスと、大事なところでのミスが出てしまいました。
スタッツには現れない、2ndに対するリターンミスもありました。

バブリンカのプレーは素晴らしかったと思いますが、それをさせてしまったのは間違いなく錦織のまずいプレーでしょう。
トロントのハーセ戦と全く同じ展開で残念でした。

フォアハンドは技術的なものだと思います。
テイクバックで肘から引くのですが、これは力が入るとラケットが前に出てこない要因になります。
ときどき私が「低いテイクバックが良い」と言っていると思いますが、その時はラケットヘッドがスムーズに後ろに行き、後ろから前へのスイングが強調されています。ただし、パワーには欠けるフォームです。

ボディターンをしたとき、ラケットが体に近すぎること、肘が背中側に引かれていることが問題だと思います。それでもリラックスできていれば打てるフォームです。これらの癖は、脱力してフルスイングできてこそ活かされるものです。力が入って、スイング開始が遅れているように見えます。

同時に、ボールの軌道の理解もできていないのではないかと見えてしまいます。
放たれた瞬間にボールの軌道は決まっています。それを瞬時に理解し、フットワークで最適な打点に入り、早いテイクバックから迷い無く振る必要があります。全てのプロはこの動作を考えることなしに、一瞬のうちに行っていてもちろん錦織にもそれができるのですが、この「考えずに行う」ことができなくなっているように見えます。
ミスの仕方にも「理解できるミス」と「理解できないミス」があって、「あれ?ちゃんと打ったはずなのに」という「理解できないミス」がやっかいです。
「ミスしたけど今のはいい当たりだった」というミスなら問題ありません。
今日の錦織はミスに首をかしげる場面もあり、「理解できない」ミスが出ていたようです。
かといってバブリンカは、悠長に繋ぎながら修正することなど許してくれませんから、なかなか挽回することは厳しかったと思います。
やはり、挽回しなくてすむ状況を保つことが何より重要です。

「崩れた」というほどではありませんでしたし、特に体調に問題があったようには思いません(手首、肘など万全ではないにしても)。
全体的に力強さが足りないという感じで、なんとももやもやします。

ワシントン、トロントの段階ではあまり心配していませんでしたが、それはシンシナティ、全米と徐々に調子を上げることが前提だったわけで、今日の段階でこの内容では全米に向けて視界は良好とは言えないでしょう。

しかしそれも「現段階では」というだけで、大会が変わればテニスも変わります。
これは現状認識であって、予測ではないことにご留意ください。

「今のままでは」、そりゃあダメです。
ただ、内容的に試合運びのまずさが大きく関係していると思うので、きっかけがあれば変わってくるようにも思います。
故障すれすれの体調というわけでもなく、消耗せずに全米に臨めることだけがいい材料ですかね。

私は、まずは考えすぎず体のキレの回復に努めることが効果的だと思います。
短期間に抜本的にいろんなことを変えれるわけではなく。
全米でいい結果を出せばいいわけですから、これまでの結果は忘れる。全大会でいい結果を残す必要はない。
最終的に勝てれば良いという考えに変える。
1試合1試合をクリアすることに集中する。もっと言えば、ゲームを取ること、目先の1ポイントに集中する。

そろそろ、「次の対戦相手は知らない」ではなくて、相手を研究して欲しいなとも思います。
バブリンカはこれまで通りの作戦で来ましたし、錦織をしっかり研究しています。
ブロックリターンをくれることは分かっているのだから、170km/h台の1stを65%くらい入れればかなりの確率でキープできたはずです。
セカンドサーブのリターン返球率を上げたら、たとえストロークで決められ続けても、キープ合戦となり土壇場でQSPK(急に セットポイント 来た)が期待できたかもしれません。
2014全米ではこのパターンでQMK(急に マッチポイント 来た)じゃありませんでしたっけ?

やっぱり、先行逃げ切りパターン、これを確立してほしいです。
人より挽回力があっても、挽回できる確率は50%はないでしょう。

全米に向けて良い状態ではありませんが、長い5セット、長い2週間の大会は、大会中にもどんどん変わっていきます。
思い出すチャンスもたくさんあります。経験はすでに持っている錦織、「実績ある選手はランキング落としてても怖い」と常々言っていますが、今錦織がその状態だと思います。短期的には良くない状況、中期的(復帰から今まで)はまずまず、長期的(これから2〜3年)については、このまま上がれない可能性も、上がっていく可能性も両方あるという感じかと思います。他の選手を見ても、数ヶ月間の間、成績が出ないなんてことは良くあることです。その代わりに爆発が欲しいところですが、冒頭に書いた、

モンテカルロ準優勝
ウィンブルドンベスト8
(しつこいw)

これを忘れてはいけません。
これらの大会のような成績は時々、ありえます。

逆にこういういい成績を残した後、それが続くと考えてしまう方を抑制したい。
そんなに簡単じゃないよ、と。
2014全米がスタンダードではありませんよ、と。
逆に今日のテニスがスタンダードでもありませんよ、と。
今日の錦織は調子の悪い錦織です。
調子が悪いが何回も続けば、そこではじめて「ノーマル錦織」に対する期待値を変える。
逆に調子の良い錦織が何回も続けば同じように「ノーマル錦織」を変更する。
こういった感じで期待値を徐々に修正していけばいいと思います。

ワシントンの段階で錦織の調子を心配していた方は、「先見の明があった」と思うかもしれませんが、先のことなど我々にどの程度分かるでしょうか。
私にはまったく分かりません。全米で錦織がどういったテニスを見せるのか。
言えることは錦織は実績があるし、これまでも度々、我々を驚かせて来たこと。
一方でここ1、2年の負け方には傾向があるし、課題も明確にある。他の選手達は錦織のテニスに対応してきていること。
いつまでも良いことはないし、いつまでも悪いことはないこと。

そのくらいです。
10年以上錦織を見てきて、こんなことくらいしか分かりません。
それがプロの世界だと思います。
我々(アマチュア)の世界では、風邪を引いた第1シードが市民大会レベルで繋ぎ繋ぎプレーして地力で優勝する。こんなことは良くありますが、プロの世界ではほんの少しのコンディションの差や試合展開、1ポイントの何気ないミス、が影響してしまいます。
となると方法は、「1ポイントも集中を切らさずプレーする」か、「ミスしてもそれ以上に決める」かしかありません。
錦織はどっちかといえば前者かな? でもそれはなかなか難しい、誰にとっても難しいです。
後者の要素をもっと取り入れて欲しいと思いますし、いいときの錦織はそうだったと思います。

4−6,3−5でマッチポイントを握られたとき、バックDTLをライン一杯に打ち込み、バブリンカのラケットを弾いたプレーがヒントになります。
コースはそんなに良くなかったが、迷わず振って力で押しました。
変に上手くプレーしようとするより、こういうプレーを増やしたい。

今の錦織のプレースメントははっきり言って甘いです。そんな中、上手くプレーしようとするより真ん中でも力のある球を打った方が良いのではないでしょうか。
プレースメントの甘さはデータにも出ています。


(from Tennis Live Stream – Watch Live Tennis Online in HD)

バブリンカと錦織の、1回戦のプレースメントのデータです。上がバブリンカ、下が錦織。

錦織の方が全体的に浅く、またセンター付近の球が多いです。
コーナー付近に飛んだ球の数の差が特に顕著です。
アドサイド側への配球が多いのも特徴です。
1試合だけでのデータですが、イメージと近いデータでした。基本、もっと深く行かないとラリーでも厳しいと思います。

やれることは今からでもいくらでもあります。
まずは気持ちのリセット。これまで何回もいいプレーしているのだから、できると信じること。我々もやってくれると信じること。できなくても次を応援する気持ちを絶やさないこと。

応援し続けた者だけが、歓喜の瞬間を味わうことができます。

106 件のコメント

  • プレースメントの図は分かりやすいので載せましたが、前の試合であることにご留意ください。
    バブリンカ戦でのデータが欲しいところです。

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  • コーチを変える、という意見が散見されますけどそんな簡単なものじゃないと思います…。
    ジョコもいろいろやったけど、結局、以前のコーチに戻して復活しましたよね?

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  • 団長様の記事を読んで、とても納得させられました。お忙しいところ、いつもありがとうございます。全米は切り替えて頑張って欲しいです。

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  • リアルタイムでなかなかテレビ観戦
    応援は出来ませんが
    「応援し続けた者だけが、歓喜の瞬間を味わうことができます」
    テレビの前に居ることができなくても
    応援し続けます‼️
    歓喜の瞬間 を信じて‼️

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  • ミオ さん、お久しぶりです(`・ω・´)ゞピシッ!

    ぼうず さん、錦織選手は手首の治療でクライシュテルスさん?を頼ったり、過去にはボブ・ブレッド氏にアドバイスを求めたりしてますし、必要な場合は柔軟に色々な意見等を求めているかと思います。そうでなければ必要な進化、改善は出来ないでしょう。
    実際に今シーズンの復帰後にサービスの改良も見られますし・・・
    色々と意見等を聞いても最終的な判断は錦織選手がするでしょうし、その判断を信頼するのみでしょうね~m(__)m

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  • 下団様
    いつもブログを拝見し、元気を頂いておりました。覚えていて下さって、ありがとうこざいます。

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  • なんだかショットクロックも微妙に影響している? 時間をかけすぎるプレーヤーでは無いけれど、あんな風に秒数を刻まれると 創造力を奪われて 粘りのテニスが出来なくなっているのでは、と妄想…。
    実は観客の方がヤキモキしていて、選手はサクッと対応しているのかもしれませんが。

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  • 錦織談
    出だしはやりたいようなプレーができたが、途中から、自分から打つのをやめてしまった。相手も良くなり、悪い流れになってしまった。早くいいテニスを戻したい

    なぜ打つのをやめてしまったのか。

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  • はじめまして。
    レビューありがとうございます。
    錦織圭を応援しているうちに、他の試合も見ていると、彼が誇れるもの、足りないものがなんとなくわかってきた感じがします。

    私も相手の研究をするべきだと思います。チームKにはそういう研究専門者はいないのでしょうか?
    ジョコのように圭の弱点をつくのは勝つための戦略であり、圭ならそれができると思うのですが…。

    弱点と言えば、ワイドにヒットされるボールに追いつけない事が多いような気がします。
    ナダルやジョコは苦しい中でも相手コートに返せる身体とフットワークを持っているけれど、圭にはない。
    というか、追いかけない…。
    だから、相手からワイドに振られる前にラリー戦を避け、早い展開…前に出るなどをして流れを変える戦法が必要なのではないか、と見ていて思うのです。
    たまに前に攻め、ミスしてしまうことがありますが、気持ちは前に行っている気迫を感じ、その後はポイントを獲れていると思います。

    ラリーを得意としている、が圭の代名詞ではありますが、手首を負傷してからラリー戦が特別ポイントをとる武器ではなくなったように思えます。
    素人が何を言っているのだ、なのですが、体力を使いたくないフェデラーがよくやる戦法ではないかと。

    私はサーブ改善でフォアミスは少なくなると考える派ですが、ゲーム中サーブの立て直しができないのであれば、ラリーよりも早い攻め、プレッシャーをかける勢いを見せる事が勝利に導いてくれるように思います。
    モンテカルロでのチリッチ、ズベレフ戦がそんな印象を持ちました。

    サーブ好調の全英でも危ない場面はありましたが、サービスゲームの時間を短くし、リターンゲームで体力を使う方が勝利しやすく、内容の良い試合になると思います。

    長々と失礼しました。
    全米は、巻き返して欲しい!と願います!

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  • 昨年の怪我前の試合と同じような感じでしたね。
    手首の怪我の再発だけが心配です。

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  • 昨晩、初演から43年目になる『コーラス・ライン』というミュージカルを渋谷のシアターオーブで観て来ました。
    このミュージカルのテーマは、夢を追い、決して諦めないこと❗️

    応援し続ける…団長始め多くの錦鯉さんたちの、この続ける…という事が大切なんでしょうね。

    私達に夢を追いかけさせてくれる、そんな錦織選手に感謝です🙏✨

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  • コメントはお休みしてますが、ブログも錦織くんのテニスも応援続けてます!
    もう間も無く歓喜の瞬間がくるのでは?
    と思ってます。

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  • 夏休み中で、じっくり観ることができました。
    特に後ろに下がってのフォアハンドに、難があったように思います。
    セカンドサーブのフォアリターンで以前からも見受けられましたが、距離感が合ってないように見えます。
    有り得ないようなネットミスが、度々見られました。
    下がらずにプレーしているときは、あまり感じられないので、プレーの幅を広げようとしているのかもしれませんが、今のところ上手くいってないですね。
    フォアのDTLのサイドアウトも多かったと思います。
    ギリギリを狙うが故のミスだと思ってましたが、必ずしもそうとは言えない気がしてきました。
    私はどちらかというと、フォアの技術論には懐疑的だったのですが、考え直した方がいいかもしれません。
    肘故障前のプレーを知っている小生としては、故障のせいで、それまでできていたことができなくなった、という面も少なからずあるとは思ってますが。。。
    ただ今日の試合は、錦織選手なりにいろいろ試行錯誤しているのではないかと、なんとなく感じました。
    長文失礼しました。
    いろいろ考えさせられてしまい、まとまりがなくなってしまいました。

      引用  返信

  • 渾身のレビューありがとうございます。
    記事に時間がかかるのは、団長さんの腕が錆びついているからでなく、復帰後の
    錦織選手の複雑な状態を私たちファンに冷静に解説し、期待し過ぎずしかも期待
    することを諦めずに応援していく気持ちを伝えようとしているからだと受け止め
    ています。特に負けた試合の後は言葉を選んで、難しい作業をしてくださってい
    るなあ…と頭が下がる思いです。
    で、技術的な指摘はテニスをしたこともない素人には難しいところもあるのです
    が、何度も読んで消化したいと思います。
    ただプロテニスの選手を応援していく時の気持ちの持ちようは、今日の記事も含
    めて何度も語ってくださっているので、了解です╰(*´︶`*)╯♡

    プロのテニス界はほんっとに厳しい世界です。知れば知るほど強くそう思います。
    ベースに実力の差というものは歴然とあると思いますが、トップ100くらいまでの
    いや、もっとランキング上では下の選手であってもその差は際どいものだという
    こと。テニスの技能以外の勝つために必要なことがたくさんあること。どんな選
    手でも調子の波は必ずあり、その巡り合わせも勝負の結果に左右すること……。
    だからこそ、錦織選手のこの先の良いことも悪いことも言い切れることなど何も
    ない。錦織選手自身でさえも言い切れることはない。だから不安になる。期待も
    する。ただ事実として錦織選手は上を目指して練習しているし、勝ちたい気持ち
    を強く持っている。今日だって「ダメかも…」という気持ちが生まれたとしても
    諦めずに声を出しワウリンカ選手のくり出すボールに最後まで向かっていったと
    思いました。だったら私たちのできることは1つで、それが団長さんのおっしゃ
    る「やってくれると信じること」であり、「次を応援する気持ちを絶やさないこ
    と」だと解釈しました。そしてその考えを共有したいと思っています。

      引用  返信

  • 考えすぎず体を休めること、試合では目の前のポイントに集中すること、にまたも同感です。
    試合でしか取り戻せない勘があると思いますが、幸いGSは5セットなのでいろいろ試す間がありますよね。
    とにかく良いときも悪いときも応援するのみです🏁

    団長さまもシンガポールでの夏休みを楽しんで下さい🏝🕶

      引用  返信

  • 追記
    ツイッターで紹介してくださったミキッチさんの話はとても大事な深いお話で
    試合の勝負とは離れたところでも選手として人として、あるべき姿の一つを示
    しているなと思います。錦織選手もテニスに打ち込みながらも広く世界を見て
    感性を育んでくれるといいなと願っています。

      引用  返信

  • 本日の課題であったフォアハンドですが、団長さんがレビューで書かれている、錦織選手自身が「理解できないミス」が出ていたとのご指摘は何となくわかるような気かします。それこそ「理解できないミス」のために急速に自信を失い、悪循環に陥ったという感じです。逆に言えば、入り出しさえすれば自信がつき、すぐに治るということかもしれません。その意味では、全米の5セットマッチなら、万一、そのような事態に立ち至っても立て直す時間があるかもしれないなと希望をもちました。今のところ、体力的には昨年より改善してると思いますのでそれが可能かと。もちろん、そのような事態に立ち至らない練習を積むことが第一ですが。
    ともあれ、錦織選手の敗戦とともに、結構楽しかった私の夏休みも終了です。明日からは全米を楽しみに、当面、仕事に集中します。

      引用  返信

  • 団長さんの、半分ご自身に言い聞かせているようなレビュー記事、
    しかと受け止めました。

    ワウリンカ選手も、復帰は錦織選手よりも先だったのに、苦労していましたから、
    ここは、素直に、復活おめでとうと言いたいです。
    他の復帰途中の選手も、同じように苦労しながら、希望を捨てずに頑張っているのですから、
    出遅れているマレー選手も含めて、実力者が帰ってくる毎に、戦況が厳しくなるのは仕方ありません。
    また、試合を積むごとに、自動的に強くなれる若手たちを見ると、羨ましくなりますが、錦織選手にもそのような時代があり、そして、今の若手たちも、いつかは、今の錦織選手のような苦しい時代がやってくる。そして、30代で活躍する選手たちは、その苦しい時代を乗り越えた方々!

    あの、無敵に見えるナダル選手でさえ、日々進化し続けないとここにはいられないと言っている厳しい世界なのですから、熱烈応援を続けるのみですね。

    ただ、私が希望を持っているのは、ハードコートだからこその、適応の遅れだということ。
    技術的なことは良く分かりませんが、フォアに迷いがあるのは素人眼にも感じます。
    よく試合勘などといいますが、それって、眼が慣れるかどうかだと思うんです。
    それと、団長さんも仰っていた「考えずにおこなう」プレーが復活できるか・・・。
    何故ハードコートが得意なのかと言えば、一番慣れていたからだと思うんです。
    それに対して、クレーや芝のプレーは、後付で得意になった、いわば、左脳を介してのプレーだったからこそ、復活も早かったのではないかと。
    逆説的ですが、得意感があり、慣れているはずのハードコートだからこそ、
    完全に自分のものにするのに時間がかかっているのではないでしょうか。
    動体視力も、休むと低下するので、速いコートの分、見極めが遅れているのではないかと思います。
    フットワークが悪く見えるのは、そのせいかと。。。

    そう思うと、春先、もう少しハードでの試合を積んでおきたかったなと・・・。
    けれど、いつも失速してしまう全米以降も、ハードコートなのですから、
    ここは焦らず、じっくり調整していけば、きっと良いことが待っていると思います。

      引用  返信

  • さすがは団長様、分かりやすくまとめてくれたので、自分自身のモヤモヤしたところが見えてきました。
    やはり、切れが感じられませんでしたね。問題は、その理由です。故障でも病気でもなければ何でしょうか・・?。
    プレースメントの比較はとても参考になります。浅いと感じてはいましたが、具体的に見ることができて納得しました。トップ10プレイヤーにはこのプレースメントでは攻略されてしまうということは確かなことで、バブリンカに気持ちよくバックハンドを振られてましたからね。修正する時間は十分にあります。新しいことに取り組むわけではなく、思い出させればいいわけですから。得意のフレーズで終わります。
    「次ですよ、次です」(^^)

      引用  返信

  •  いつも楽しく拝見しております。初めてコメントします。
      モンテカルロ準優勝!!
      ウィンブルドンベスト8!!
     「錦織よ、今正にこれを忘れるな!」と言ってあげたい。
     北米シーズンに入る前、確か錦織は「今シーズンハードコートで結果が残せてないので、結果を出して自信を付けたい。」と言っていたと思いますが、このままでは完全に自信喪失状態で全米に臨むのではないかと非常に心配です。
     

      引用  返信

  • なるほど………慣れている(はずの)ハードコートゆえに逆に勘を戻すのに時間が
    かかる…。そういう考え方もあるかもしれませんね。錦織選手自身が得意と思っ
    っているからこその戸惑いを抱えているかも?振り返れば確かに春のハードコー
    トは体調不良でろくに試合をできていないし、この夏の大会も結局5試合?
    そっかあ………( ̄▽ ̄)
    その視点で全米以降もハードと言われると確かにまだまだチャンスがありそうで
    すね(╹◡╹)♡

    ワウリンカ選手に負けるイメージが湧かないなんて、ワウリンカ選手に失礼なこ
    と言っちゃいました(笑)
    パンチを食らった気分でした…。団長さんのレビューでもう癒されたましたけど。
    おばっちさんもありがと(^-^)/

      引用  返信

  • 私も初のコメントです。
    こうなったら、ウインストンセーラムに出て欲しい。
    練習より、実践では?

      引用  返信

  • 団長さん、渾身の記事ありがとうございます。錦織選手への愛に溢れる内容に感動しまくりです。

    今日は錦織選手の課題がいっぱい表出した試合でした。
    以下はど素人の戯言と思ってください。
    最近フットワークがよくないと感じることが多くなりました。解説者が「怪我から復帰して体幹が強くなった」とおっしゃってましたが、その反面フットッワークは怪我前に比べるとよくない感じがします。怪我前はフットワークの良さが錦織選手をずいぶん助けていたと思います。手足の短さのハンデもそれでカバーできていたと思うんです。それが今はあまりできていないことが試合を苦しくしてると感じます。(私の勝手な印象かもしれませんが・・)
    2016年以前のフットワークを早く取り戻してほしいと思います。それが勝ちを引き寄せる重要ポイントだと個人的には思えてなりません。
    フォアについては多くの方が指摘されていますが、フォームの改善って時間がかかるものでしょうか? もし改善するとして、全米に間に合うといいのですが・・。(シンシナティが早く終わったことがフォア改善のチャンス?)
    個人的には復帰後のダラスチャレンジャー大会で見せてくれたような力みのない流れるようなフォアが見たいです。あの時のフォアは威力には欠けるかもしれませんが、
    プレースメントも悪くなく腕や手首にも負担が少なそうに見えました。(でもきっとあの時のフォアでは通用しないんだろうなあ・・・。)

    サーブはWBではうまくいっていたので、あの時のサーブを再現できる様にしっかり練習してください。

      引用  返信

  • こうなるまでフォアの明らかな課題を放っておいた陣営には失望します
    揃いも揃ってコーチが敗因が分からないとかどうしてこうなったか分からないとか言わないでほしい
    分かる人にコーチ変わってほしい

      引用  返信

  • 団長さん、レビュー記事のアップありがとうございます。
    「(第2セット3-5で2回目の)マッチポイントを握られたとき、バックDTLをライン一杯に打ち込み、バブリンカのラケットを弾いたプレー」
    あの場面、私もはっとしました。迷いなく本能的に反応したからか、力みが感じられず、効果的なリターンになりました。なるほど、あんなショットが今後の戦い方のひとつの「ヒント」になる、と。

    錦織選手がいなくなったシンシナティMS、くやしいし寂しいし、くやしいし寂しい(しつこい、でも言いたい)ですが、これからの試合は全米オープンで対戦の可能性がある相手の敵情視察のつもりで観ることにします。
    あと10日間でコンディションをととのえ、望ましいプレーとのギャップを修正し、しかるべき作戦を持って本番にのぞめますように。どんな変化が起こるか、楽しみでもあります。「男子三日会わざれば刮目して見よ」ですからね。あ、女子も、ですが。

      引用  返信

  • 本来得意サーフェスなはずの北米シーズンで思うようなテニスができない、しかも体調が悪いわけでもない。何か歯車が噛み合わないようなもどかしい時期が続いてますが、一番苦しく悔しい思いをしているのは本人。復活がいつになるか不明ですが、まだまだ希望は捨てませんよ。

    ただ全米オープンには期待しすぎないほうがいいかもしれませんし、今年のファイナルズもいったん忘れたほうがいいと思います。ATP250ぐらいの大会にも積極的にでて、しっかりポイントを稼ぎ来シーズンに賭けるぐらいのゆったりした気持でもいいと思います

      引用  返信

  • テニスのシングルスは、一対一の戦いです(`・ω・´)ゞ
    必ず、どちらかが勝ち、どちらかが負けます。
    悪いながらも勝つ場合もありますし、良くても相手がそれを上回って負ける場合もあります。
    調子が悪くて負ける場合でも、本人が原因で悪い場合もありますし、相手に崩されて調子が悪くなる場合もあります(T_T)
    ここ3週の敗戦は、相手が実力者ですし、必要以上に落ち込むことはないかと思いますm(__)m

      引用  返信

  • 下団さん,
    ですよね。

    まあ我々からしたら陣営がどう考えているのか?なんてわかりようがないのであーだこーだいいたくなる気持ちもわかります(^_^;
    記者会見とかマスコミにバカ正直に話すわけもないですし。

    どなたかも書いておられましたが錦織くん(というか錦織陣営)は「相手を研究し弱点を徹底的に突く」ということをあまりやらないような気がします。
    やっているのかもしれませんが…。

      引用  返信

  • ぼうず さん、
    「相手を研究し弱点を徹底的に突く」ことは、錦織選手陣営も最低限はやっていると思いますが、それに拘って錦織選手自身のプレーを崩すのは怖いと思います(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    そういったことに向くタイプではないと思いますし・・・m(__)m

      引用  返信

  • 良くも悪くも錦織選手は、相手と球を実際に打ち合いながら柔軟に勝ちを見出していくタイプかと思います。もとより、その柔軟性を支えるのが多様で確実な技術です。これまでは、錦織選手はその引出の多さで体格的なハンデを補ってきたのだと思います。ただ、錦織選手に今一番必要なことは単なる技術的な改善というよりは、あまり考えないで打っても思うところに球が行くという「自信」ではないかという気がします。それであれば、練習である程度、感覚を戻すことは可能ではないでしょうか。
    全米まであと10日、納得のいく練習ができますように。

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  • 次はもうグランドスラムという中で、頭を掻きむしりたくなる試合だったなぁ。全体的に攻撃性に欠けているのでは?スタンのDTLが気持ちよく決まった球なんかは、決められるじゃんと分かってしまう。フォームの崩れとフットワークが試合に乗っていないのは、故障明けの頃の姿のデジャヴ、とまで見えた。気が抜けちゃっている?ストロークが浅いのも、どうにか修正して欲しいけど。
    ブログ記事に大きく賛同するのは、相手への研究を徹底していくこと。周りがニシコリ対策を重々してくるのだから、今より以上の研究分析をした上で練った戦略を試合で見たい。直ぐに、何かが変わるような気配は、今のところなさそうなので、これから、年末まで、1つ1つのトーナメントをどう戦っていくのか、もやもやしながらの応援かも。

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  • 今回はかなり心配かなあ。誰に負けてもおかしくない内容なので。来年の全豪シードぐらいが現実的な目標かもしれない。

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  • 皆さん、2014全米の時のジョコ戦の錦織の打球を見て今の打球と比べてみてください。明かに違います。野球のピッチャーで言う球がいきていたし、ジョコもなかなかコースを読めてなかったようにと思います。素人なので技術的な原因はわかりません。もしかしたら本人もわからないかもしれません、おそらくわかっていたら修正出来ているでしょゔが、なんだかんだ言っても、もう一度、上を目指すにはそこかなと思います。
    今のテニス寿命を考えれば、まだまだこれから頑張れ、錦織!

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  • うーー。。団長さんが言ってるとうり相手を研究しなさすぎだと思った。全仏のティーム戦もしかり。相手はすごぉい研究してくるのにね。

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  • ご無沙汰してます。

    なんか噛み合わないですねぇ。外から見ていても原因がなんとも分からず、想像すら難しいというのが根が深いところ。

    2014年や更に遡って2007年と比較しても今のフォアは悪いと思います。不要な方向のスイングが大きいというか、良かった頃はもっと後ろから前への当たりが強かった気がするんですよね。ここ数年で特にダメなフォロースルーを上に振り上げるフォアが典型ですが、縦方向の意識が過度なんじゃないか、という気がします。まぁ、実際のところは分かりませんが。。。

    まぁ、この微妙に噛み合わない、よく分からないけど上手くいかない、というのはベテランにありがちなパターンでもある気がします。
    突発的に素晴らしいパフォーマンスを発揮したと思いきや、数大会凡退で初戦敗退が続くようなパターン、長期間好調を維持できないというやつです。
    スポーツ科学とギアの進歩でフェデラーを筆頭に選手寿命自体は伸びているのは間違いないので、歳からくる衰えを理解した上で、トレーニング含めたスケジューリングを最適化し直した方が良い時期なのかもしれないです。

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  • hirambee さんの意見に賛成です。
    私も本当にそう思います。
    団長さんが「2014全米がスタンダードではありませんよ」とおっしゃってますが、スタンダードではなく上限値の範囲内でのハイクオリティとして捉えるなら、手首の怪我はあったものの、そのクオリティを蘇らせることは可能と思いたいです。

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  • 団長さんが赤い大文字で書いたモンテカルロ準優勝とWBベスト8について思った
    こと。錦織選手は常々試合前に「試合に勝ち進んで自信をつけたい」と言います。
    「自信」この効力はすごいなあ…。
    モンテカルロの1回戦ベルディヒ選手との対戦は、観客もしら〜っとしてしまう
    ミス合戦(−_−;)よろよろのフォアにどれだけ心配する声があったか…。
    WBの1回戦の勝利後も解説者から、まだまだ調子が…と心配の声…。
    でも、1つ勝つごとに「これ同じ人ですか⁉️」と私たちが驚き喜ぶプレーを見せ
    てくれました。全く別人のようでした。サーブもフォアも心配の声は影を潜め…。
    錦織選手の持っている力で足りないところはいろいろあるとは思いますが、今日の
    ような負け方においては、何かが足りないのではなく、自分の持っている力が出せ
    なかったということのように思います。今日勝っていたら、また全く違うプレーを
    次戦で見せたかもしれません。1回戦2回戦となんとか勝ち抜いて行けば 、その先
    に自信を持ち始めた錦織選手のプレーが見られるのかもしれないなと思いました。
    なので私はとりあえず、全米オープンまでの錦織選手の練習を信じ、初戦突破を全
    力で応援しようと決めました╰(*´︶`*)╯♡

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  • そんなに悪くなかったと思いました。前の試合の記事でもコメントしましたが、キリオス戦での肘の怪我以降という事を考えなければいけないのではないでしょうか?もっと正確にはシティオープンでのサーシャ戦(薬を飲んでいた)後です。

    トロントからの3試合を見てみれば出足は良かったけれど、その後崩れたわけですよね。2試合目はちゃんと持ち直して勝ちましたが。その原因はフォアを修正中という事に尽きると思います。
    トロントではバックハンドまでおかしい状態でしたが、今日はほぼ「安定と信頼のバックハンド」に戻っていたのではないでしょうか?ルブレフ戦でもDF連発でしたが、今日はDFは2つでしたし、セカンドサーブも深くて良かったと感じました。

    前の2戦とは違って実力も拮抗していて何度も対戦があるワウさん故に、圭くんの問題あるフォアが浮き彫りになったのではないかと思います。

    しかし、修正中ですからね。圭くんもわかっていてフォアを頑張って打っていると感じました。

    私はトロントの時は心配でしたが、その時よりも格段に良くなっていると思うので、今回は全く心配していません。

    全米まで時間がとれたと思うくらいです。

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  • 団長さんのレビュー記事を読ませていただくと、私自身腑に落ちることが多く、安心できます。負けた試合の後は、どうしてもネガティブな思考回路に陥りがちなので。
    このところ錦織選手の試合中の表情がさえない気がして、元気がないのが気になります。試合序盤で先にブレークしても自信なさげに見え、不安的中でブレークバックされると簡単に流れを持って行かれてしまう。。勝負どころでも淡泊で錦織選手らしい粘り強さがなく、勝利への強い執念のようなものが感じられません。
    素人目に今は心技体がチグハグのような気がします。私には技術的なことはわかりませんが、フィジカルに大きな問題がないのであれば、心が先に整えばプレーも噛み合っていくような気がします。(サッカー長谷部選手の受け売りではありませんが…。)
    試合中に生き生きと躍動する錦織選手の姿が見たいです。彼自身何かのきっかけをつかんで、上昇気流に乗ってほしいと思います。それが全米であってくれれば言うことないのですが!

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  • 錦織選手、今シーズンはCH大会も含めて
    屋外ハードで4勝6敗ですね〜
    そういった面で、自信が持ててないかもしれませんね〜
    全米OPでは、序盤戦に好ドローを期待ですね🙇

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  • どこまでも圭さんのおっしゃることが、一番自分の思うところに近いような気がしますm(__)m♥️
    昨年のロジャーも、“圭に勝てたことによって自信が持てた”と、何度も語っていました。
    圭の場合は、その研ぎ澄まされた鋭利な感覚故、テンションとの闘いや己の感覚との闘いやらがあるのでしょうか?σ( ̄∇ ̄;)💦←実際、ウエアの試着時にわずかなグラム数の違いを当てるなんて、感覚が鋭いにもほどがあります😅😅😅💦
    早く、生き生きとコート狭しと駆け回り、ボールをシバきまくる圭がまた見たいです❗😘❤️⤴️⤴️

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  • ワウリンカ選手が尻上がりに調子を上げ、錦織選手は逆に調子を落としてしまったためにちょっと差が開いてしまいましたね。
    ご本人の「途中から、自分から打つのをやめてしまった。」という理由をもう少し詳しく聞いてみたいです。
    なぜなら、エラーの数よりウイナーの少なさの方が気になったので。素人目にはコートやボールにアジャストするのに苦労しているように見えました。

    それでもどの場面だったか、錦織選手の口元が「よし。もう一本。」と言っているように見えました。本当は何と言っていたか分からないけど、その表情から自分を奮い立たせる言葉を発していたことは確かだと思います。今回もそういう場面は他にもいくつかありました。
    これから全米に向けて精神的にも技術的にもどのように整え仕上げていくのか静かに見守りつつ、そして全米では熱く熱く応援したいと思います。ハードコートでも早く自信を手にしてほしいです。

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  • ウィンブルドン前も早期敗退で同じような論調になりましたね
    確かに以前なら決まってたクロスのフォアが返ってくる事が多くなりましたね
    ストロークだけではもはや決めきれない現実は認めなさればならないと思います
    フォアの威力は確実に弱まってきてるのは仕方ない
    もはや一発て仕留めるビッグショットはない
    おばっちさんが言ってた16年の全米のセミファイナルの第1セットのようなフォアはもはや期待できないと思います
    それでも技術的な進化によって元のランキングに戻ってこれるかもしれません
    今日もいろんな事を試してましたが今日はヴァブリンカに力負けしてるのかボールが甘かったですね!Σ(×_×;)!
    それにしてもボールが深くチャンスボールもほとんどなかったので今日の負けは今の錦織圭だったら至極当然の結果と受け止めるべきだし、想定内です
    それと対戦前の準備ですが僕もそろそろ必要ではないかと思います
    天才的なタイプでその日の状態により対応してとの意見もありますが若くて攻撃的で一発で仕留めてらた以前なら必要ないでしょうが、”今からは、そういったタイプではない”では勝てない時期にきてると思いますし対戦前に今でも十分対策を練ってきてると思います
    今日の試合でも対策は十分取ってきてるように見受けられましたが?
    いずれにしても、もうベテランですし力だけでは勝てない
    のも現実ですが悲観する事ないと思います
    クレー以降は負けた相手はいずれも”いい選手”であり負けても仕方ない選手ばかりだとは思いませんか?
    “なんでこんな相手にまける”ではないし負けても仕方ない選手ばかりです
    シンシナティは得意ではなかったですしね
    さて、全米(@^^)/~~~ではどんなテニスを披露してくれますでしょうか😅
    今でもグランドスラムでベスト8迄勝てる力は現段階でもあ

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  • 帰宅後、GAORAの再放送で試合を観終わりました。
    負けると知っていて観るのはつらいかと思ったのですが、実際は逆。
    いいプレーも、いい表情もたくさん魅せているではありませんか。

    これも、たらればですが、もしこの後、今年の全米もしくはパリMSあたりで結果を残すとしたら、後で観直してこの試合にも復活の兆しをたくさん見つけるかもしれません。
    自分にとって、錦織選手、フェデラー選手についでワウリンカ選手が好きな観たい選手というのもあるかもしれませんが、結果を知っての録画放送であるものの、期待に反して興奮して楽しんで観戦しました。

    私自身の目線は今は中期的、2020年シーズンまでの間には(フェデラー選手、後2年は頑張って!)、感動だけでなく結果も観させてくれると信じてます。
    あせらず、じっくり応援します。

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  • やっと録画を観終えました。
    ネットニュースやこちらのレビューでどんだけボロ負けしたのだろうかと観るのを止めようかと思いましたが、ソーサ、ルブレフ戦に比べたら全然OKだと思いました。ルブレフ戦は勝ったけど、負けてもおかしくない内容でしたよね。

    こちらに先にコメントをした時は、ルブレフ戦までの試合、特にジョコ戦でいつも思っている事を長々と書かせてもらいました。
    確かにサービスゲームのフォアミスでブレイク献上でしたが、想像していたよりは悪くはなかったと思いました。
    負けてしまったけど、全米へ向けて良い負けだったような気がするのですが…楽観的?

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  • 【ビッグ4+錦織のスタッツ】2018年8月13日付

    2018年もシーズン後半に突入してスタッツも溜まってきたので、今年のパフォーマンスのまとめです。詳しくは、各スタッツを見ていただくとして、簡単に纏めると、
    1)錦織:2012−17年レベルまでまだ戻っていない。サーブは2016−17年並みに回復。1stサーブ・リターンが悪い。
    2)ナダル:リターンとBPセーブ率はキャリア最強。2ndサーブ・ポイント勝率も相変わらず良い。
    3)フェデラー:サーブがさらに進化してキャリア最強となっている。
    4)ジョコビッチ:最強時に戻っていないが大分良くなっている。
    5)マレー:試合数が少なくデータなし

    2018年錦織の戦績は今週も入れて22Wー13L(ATPワールドツアー、CH除く)。年始はまだ復帰途上とも言えますが、NYOで勝ってたし、任意でデータを取り除くのはやってはいけないことなので、2018年のデータそのままです。少し詳しく見ると、
    ◯ 最も実力を反映すると思われるサーブ&リターンゲーム勝率が2012−17年よりもまだ低い。2011年レベルよりちょっと良いくらい。
    ◯ 1stサーブ率&ポイント勝率は、(サーブ改善にも拘わらず)スタッツは2016−17年とほぼ同じだが、1ndサーブ・ポイント勝率は少し悪い。2ndサーブ・ポイント勝率は、2016−17年並を維持している。
    ◯ 試合ごとの平均エースは3.4、DFは2.4、これも2016−17年と変わっていない。
    ◯ 1stサーブ・リターン・ポイント勝率が下がり、2012−17年よりも低い。2ndサーブ・リターン・ポイント勝率は少し低いが、ほぼ以前のレベルに戻っている。
    ◯ BPセーブ率は61%、BPコンバージョン率は40%と低くなって勝負弱くなっている。
    ◯ タイブレ勝率は、11/14でキャリア・ハイ。3(5)セット勝率は67%と、キャリア平均の77%(歴代1位!)から落ちている。

    元々ハードは得意なはずですが、跳ねるコート(今年欠場したがIW、今年はカナダも跳ねていた模様、シンシ)は苦手でもあり、成績が残せていません。今年グラスに開眼したと思ったら、元々得意なはずのハードで今年は春先から不調であちらを立てればこちらが立たずですね。ハードでは、ハードヒットの若手やベテランに完全に力負けする試合が目立つのが気になります。やっぱり錦織が優勝するなら、様々な技術を駆使できるクレーのローラン・ギャロス派です(笑)。

    錦織はまだ28歳で、一般にはキャリア・ピークの28−29歳に差し掛かったところですが、SSTさんが言われるようにスポーツ科学の発展により選手生命は伸びているので(フェデラーは例外だと思いますが、笑)、錦織の選手生命は長いと期待しています。まあ錦織はプロなので、もちろんトレーニングの最適化はやっているのだとは思いいますが。MS参加義務免除のうち、来年は少なくとも1大会の権利(12年間サービス)を獲得するはずです(今年達成が難しくなった通算600試合と30歳は来年達成で再来年東京オリンピックの2020年から全権利獲得の予定)。対戦相手の作戦ももっと練るべきだと以前から言っています。錦織のプレースタイルがそうではないのは理解していますが、それだとどうしても試合時間が長くなってしまい、(特にGSで)今後ますます体力の問題が出てくるのではないかと思っています。長々とスミマセン。

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  • いつも拝見させて頂き、さすがの論考、素晴らしいと思いました。初のコメント、失礼致します。私は、これだけ多くの人が錦織君の行く末を憂い、期待し、また詳細に敗因を分析して今後の光明を見出す道を模索し、意見を交わしている事に価値があると思うのです。巡り巡って錦織君本人が、世界中のファンから如何に愛されて応援されているかを知り、それをプレッシャーではなく、心の支えや励みにしていくこと。それが彼のメンタルを維持するチカラになり、グングンとプロとしての成長を遂げることが、多くの人の喜びに繋がっていると自覚して欲しい。楽しんでプレーする姿を、どれほどの人が待ち望んでいるかを知ることが大切だと思います。

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  • けんじさん,

    確かに、少し夢想が過ぎたかもしれません。試合前の景気づけのつもりもありました。
    ただ、フォアで攻め切るのは難しいかもしれませんが、サービスやスライスの進化などで補いながら、
    積極的にネットを取り、ショートポイントを狙う攻撃的なテニスを目指すという意味では、アリかなと。
    それが、けんじさんが仰る技術的な進化、ということなのだと思いますが。
    ベテランらしいテニスへの移行期の難しさ、多少の停滞はファンも受け入れるべきですよね。
    先日負けたハーセ選手も、パワー系から上手さのテニスへと上手く転換したと解説の辻野さんが仰ってましたが、怪我も含めて、その間の苦労はどれだけのものだったか・・・。

    とにかく、スポーツ選手を応援するとき、絶えず上昇しろというのは酷な話で、
    その浮き沈みのドラマも含めて見守る覚悟が必要だと思います。
    けんじさんの、冷静かつ温かい目線でのお話は、いつも納得しながら覗ってます。

    mahaloさん,

    よかったぁ~、皆さんのコメントを読みながら、私も眼は節穴か、とも思っていたのですが、
    ですよねぇ~、最後まで諦めないいい眼をしていましたよねぇ~。
    いいプレーを、更にいいプレーで返され、私自身、情けなくも、もはやこれまでかと思ってしまっても、
    錦織選手の眼を見ると、まだ諦めていない!
    その眼を見て、応援に力を入れ直す、そんな感じだったので、
    負けてもこれはいい兆、と、前のスレッドに書き込みました。

    ワウリンカ選手の刺青・・・(中略)Try agin Fail again Fail better
    何度でも失敗しよう、その失敗が少しでもいい失敗であればOK牧場!
    みたいな言葉、最高ですよね、
    ワウリンカ選手の、苦しみの果ての今日の喜びが、いつかは錦織選手の喜びになる!
    今日の負けが、いつか価値のある勝利へと繋がることを信じて、私も、2020年へ向けてのドラマを楽しみます!

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  • 最初の3行で久しぶりに大笑いしてしまいました。最高。明るくなれた!ありがとうございました。

    私的にはハーセ戦の敗退の方がショックが大きかったので、ハーセに勝てないのに、前戦でナダルに僅差で負けたことで自信を取り戻したバブリンカに勝てると思う方がおかしくないかな、という感じで敗戦を捉えました。
    精神的にキレさえしなければ鉄壁の、グランドスラムを複数回優勝してる、あのバブリンカですよ?
    サーブもすごいし、どこに打ち込んでも返してくる脚力もある、完璧な技術を誇るバブリンカ。
    波に乗ったら誰も止められない。そんなに落ち込むことでしょうか。
    しかもハーセが今回サーシャを破っているわけで、もしかしたらたまたまハーセの人生最高の絶好調だったのかもしれない。確かに1ゲーム3回もダブルフォルトって本当にあり得ないし、このレベルの選手では見かけないけど。
    バブについてはドロー運が悪かった。こんなに悪いドローばかりが毎回続くわけじゃない。

    さて第2セット5ー4、30-0とリードされたところで、コートバイオレーションを取られましたがこれはどうしてだったのでしょうか。日本ではこのシーンは放映されましたか?知っていたらどなたか教えてください。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。