錦織圭、反撃が遅かった・・・パワーに押された前半が痛い(2018全仏オープン4回戦 vs. ティーム)

2018 French Open (Grand Slam)
4th Round
Dominic Thiem[7] def. Kei Nishikori[19], 6-2,6-0,5-7,6-3

パワーに押された最初の2セット

よく反撃したんですが、序盤の2セットがね・・・。
錦織が悪かったのもあるしティームも最高の出来でしたね。
パワーに押されましたね。

乾いたコートコンディションに異常なまで跳ねるティームにまったくタイミングが合わず、力をボールに伝えられていませんでした。
取られるにしてももう少し攻略の目処を立てておきたかった。

序盤で流れを作ることに成功したティームはほぼノンプレッシャーでバカスカ打ちまくってきました。
特にサーブが凄かったです。215km/h前後でありながら1st確率が途中まで8割くらいありました。
しかしそれも、錦織が調子付かせた面があったと思います。

気持ちを切り替え調子を上げた3rdセット

3rdセット以降は錦織のプレーが良くなり、ティームにもプレッシャーがかかるようになりました。
最初の2セットほどは思うようにゲームを支配できなくなりましたが、サーブだけは入れば取れるという目処があったと思われます。
最後の最後で硬さを出してミスしてくれ、セットを取ることができましたが、このサーブを攻略出来ない限り苦しい戦いが続くだろうと思われました。

最後までサーブを攻略できなかったことが響いた4thセット

4thセットに入り、錦織のストロークは良くなったのですがティームのサーブが落ちず、先にミスをしたのは錦織でした。

しかし、錦織のミスは多くはありませんでした。
4thセット6ゲーム終わって錦織のミスは僅か2本(鼻血によるカウント)。ジャストアウトの打ち込んだリターンと、異常に跳ねてきたセカンドサーブのリターンアウトだけでした。

しかし第7ゲームの最初に2本のミス。これが痛かった。とにかく痛かった。サーブが入らなかったことが痛い。ラリーになれば錦織に高確率でポイントが入るようになってきてはいたものの、ティームのサーブではポンポンとサーブあるいは3球目で決められ30−0になりますが、錦織のサーブでは最初から一進一退の攻防でミスの許されないゲームを強いられます。このプレースタイルだと1セットに1回のブレイクは許容範囲と言えます。その代わりそれ以上に相手をブレイクしたい。

結局プレッシャーがかかればかかるほど、ティームはぶんぶん振り回せば良く、最後のゲームなどもTVの画面越しに力みが思い切り伝わってきましたが(マッチポイントでドチャンボフォアを吹かした)、もうとにかくティームにとっては自分のパワーを信じるのみ、という感じでしたね。そういう点はパワープレイヤーの強みです。

総評 & どうすれば良かったか

とにかく序盤にティームのパワーに、跳ねに全く合わなかったことが全て。
メンタルが、とか言われることは分かっていますがそういうメンタルにさせられてしまったのです。
3セットでずるずる負けなかった点は良かったと思います。

今日、勝つためにはどうすれば良かったか。

私は、(伊達さんも言っていたように)ティームのボールに合わないというのを早めに認めて、ラリーを長くすることを目的に早めに切り替えて欲しかった。
ボールに慣れるためには時間が必要です。また、ボールを打つ回数が増えれば確実に慣れることは出来ます。
これにより2セット連取されるにしてももう少し目処を立てることができたと思います。

次に、フォアのストレート。ティームはバックも強力ですがフォアで多くを決められていました。特にフォアのクロス打ち合いでは負けていました。自分のバック側にオープンスペースはできますが、フォアのストレートで高い弾道で時間を稼ぎつつバックのクロスを誘って体勢を立て直す戦術があれば良かったかなと思います。
ボールが厳しすぎてなかなかそういう球は来なかったかも知れませんが。

チャンスは4thセットの最初だったと思います。
この時間帯は明らかにティームに気落ちがあり元気がありませんでした。
1−0のティームサーブでDFがあり15−30がありましたが、ここで2本1stを入れられました。1本でも返せていたらなという感じです。
そして2−1からの第4ゲームではラブゲームでキープを許してしまい、「今のゲームのキープのさせ方はちょっとティーム復活させるかもしれない」と実況記事に書きましたが、その通りになってしまいました。

やはりもう少し1stサーブの確率は上げて欲しいですね。この試合は61%。平均的な錦織の1st確率なのですが、エースが取れるサーブではないので確率はどうしても必要です。4thセットのブレイクされたゲームも1stサーブが入らないゲームでした。

私が思うに、錦織は跳ねる球が苦手。
そこそこ高い球は好き。でもそれ以上に高い球は力が入らない。
これは身長のせいもあります。178cmは一般的には低い身長ではないですが、190cmの選手が腰の力が入る打点のとき、錦織は胸か肩の打点です。
ティームやナダルの跳ね方をされると、顔やそれ以上の打点にもなることも。で、力の入る打点にするためには下げられます。

この下がってからの攻撃力が復帰後の課題だと思います。下がって打ったセカンドサーブへのリターンは浅くなって逆襲されることが多いですし、当たりが薄くなることもあります。
前に入って早いタイミングで攻撃したい錦織にとってはイライラするラリー展開ですが、クレーコートではそれも我慢しなければなりません。

次にクレーでティームと対戦することがあったら、まずは早いタイミング狙いでいいですが、難しいとあれば早めの切り替えで慣れること重視、我慢をしつつチャンスに前に出るという作戦が良いのではないでしょうか。

今日の試合は上記のような対策を全て上手くやれば勝てたかも知れませんが、基本的にはクレーではティームの方が強かったと認めて良いと思います。
最初の2セットはもう少し良いプレーが出来たとは思いますが、あの展開になってしまえば打つ手が無くなることもある程度仕方ないというか、ありえる展開の1つかなと思います。

でも毎回あのようになるとは思えません。錦織が優勢に試合を進めることもあると思います。ティームがミスもなくパワフルなショットを入れ続けてきたことが第一の勝負を決めた要因だと思います。

悔しさは残るが落胆はなし

ということで、2015ツォンガ戦(序盤は完全な自滅)や2016ガスケ戦(雨上がりの決まりにくいコートで無理に攻めた)と比べると落胆はありません。
強い選手に負けたので。

ティームの力みがもう少しあれば逆転もあり得た試合で、スタッツは完全に負けていますが惨敗ではないと思います。

やっぱりグランドスラムを勝つことは難しいということです。

ティーム、ズベレフ、ジョコビッチ、ナダルと4つ勝たなければ優勝できないんです。なんと高い壁でしょう。
単純に各試合の勝率が50%だとしても、優勝する確率は6.25%ですよ。
確かに、勝利の期待があって臨んだ試合でしたのでそこまで来たということが重要です。
ブレイクスルーとまでは行きませんでしたが、勝つべき相手にはしっかり勝って復帰後の経過は順調です。手首も問題ありません。
元気にプレーできる機会が多ければそれだけ成績を残せるチャンスが増えます。期待していいと思います。

芝のシーズンは例年、怪我が多いシーズンなのでとにかく怪我をしないように願うだけです。
手首に加え臀部や膝の故障が心配ですよね。

クレーシーズンは負けた相手がナダル、ジョコビッチ、ティーム。一方チリッチ、ズベレフ、ディミトロフに勝ちました。良かったと思います。
世界一を求める人には物足りないでしょうが・・・。私は、世界一を目指して欲しいですが何より前進することが重要だと考えています。
前進し続けている限り、いつかチャンスが来ます。

328 件のコメント

  • サーシャ、ハムストですね💦
    あとの試合を考えなければ、ガチガチにテーピングすれば、その試合は出来る、と亡くなったトレーナーは話してました。
    でも、それは体操の話で、長い時間のかかるテニスの試合はどうなんでしょう?

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  • ズベレフ弟選手、ハムストリングが痛そう。試合続けて大丈夫? 大事に至らないかな。
    と思ったら、あじゃこさんのコメントに答えが書いてありました。失礼しました。
    パンツがカフェオレ色ですね。

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  • サーシャ、2セットダウンです。前の3試合でも2セット終わりでは1-1だったんですが、足も痛そう。どうか大事にだけはいたりませんように❗

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  • ティーム選手ベスト4おめでとうございます\(^o^)/
    力強いプレーでした。
    ズベレフ選手も途中棄権かと心配しましたが、最後まで闘いました。
    ナイスファイト!という気持ちとこの無理が怪我を長びかせませんように!
    と祈る気持ちです。

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  • サーシャ、スーパーショットが出ても、いつもの雄たけびがなかったから、ただただ最後までやろうと思ってプレーしていたんだろうな。

    ずっと5セットマッチだったのが響きましたかね。

    最後まで頑張ってくれてありがとう。
    早く治してください。

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  • ズベレフ弟選手、負けましたが最後まで戦い抜きました。
    ジョコビッチ選手は首の調子が悪そう?

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  • youkoさま、

    共感、ありがとうございます。
    確かに、目に見えないものだから、正解がない、ということは間違いもない、
    けれど、識者が語ると正解っぽく聞こえるので、思考停止してしまう怖れがありますよねぇ~。
    一方、テニス観戦には、目に見えないからこそ、自由に選手の心を想像する楽しさがあるので、
    それを奪うのも、テニスの素晴らしさを半減させてしまう気がします。
    会場音があるのでいいですけど^^

    錦織選手がメンタルの話を多くするのは、それを聞かれるからではないでしょうか?
    試合後などは、疲弊しきっているので、ワンパターンの話が多いですけど^^

    私も、縛りをつけないで自由に楽しんで欲しいです。
    見るものは、彼の精一杯頑張る姿に感動し、それをも上回る力と戦術で勝った相手を賞賛し、
    純粋に、テニスというスポーツを楽しめればいいと思います。

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  • ジョコビッチ、2セットダウン。
    Total points wonではチェッキナートを上回っているのに2セットとも落とすとは(第2セットのタイブレ、激闘でした)。さあ、ここからどう立て直すか。

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  • 大熱戦❗ジョコビッチ選手、後がなくなった。
    頑張れー❗とジョコビッチ選手、を応援する、私
    チェキナート選手、(ああ、難しい)いい試合してます。見応えあるラリー❗が続きます。
    ああ、後がなくなった❗ジョコビッチ選手、がんぱれー❗
    と、真夜中応援する、私。凄いです試合が。、タイプレ行き詰まる攻防❗

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  • 今日も寝そびれたー。

    第4セット、ジョコビッチ5-2のところで寝ちゃおうかなと思ったけど、起きていてよかった。
    すごい試合を見ました。

    チェッキナート準決勝進出、おめでとう。

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  • すさまじかったですね。チェッキナート選手、祝・ベスト4。第4セット、信じられない巻き返しでした。

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  • ジョコビッチ選手、ウォッチミスで敗退だなんて・・・。
    これまで、あまりに強くて応援する気にもなれなかったジョコビッチ選手ですが、
    この頃、復帰仲間として応援していたのに。。。
    でも、素晴らしい試合でした。
    チェッキナート選手、名前に納豆が入っているだけのことアリ!
    その粘りに、勝利の神様も惚れちまったの~~~?
    やっぱり、議論しているより、見るのが楽しいのがテニス、なんですね^^

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  • ああ、ジョコビッチ選手、がロランギャロスを去ります❗
    ノーシードのチェキナート選手、が激戦、2つのタイブレ制して、ベスト4❗って、ジョコビッチ選手、に勝って❗
    何かが憑いているかのような、プレーに、目が奪われました。チェキナート選手、に❗いや、素晴らしいですね。(羨ましい❗)

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  • チェキナート選手、ジョコビッチ選手、
    力を尽くした素晴らしい接戦。チェキナート選手勝利。
    すべてを出し尽くしたすがすがしい両者の死闘。
    なんかいい試合見た。
    とんでもないプレーシャーですが、
    巻き返したジョコビッチの心、気持ちもつよい。
    ギリギリの場面で硬くならず、すごい試合でした。
    このレベルで、気持ちをあまり使わず、力を発揮できるんですね。思いっきりプレーしてる。
    勝つために動じない精神力なのか。心、気持ちといった方が
    いいのかもしれないですね。
    錦織選手、このプレーできてなかったなー。
    錦織選手については次の大会に期待。
    課題はまだまだ乗り越えてほしい。

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  • 今の最大の5つ疑問

    1 修造解説を何故こんなにブーイング?

    2 錦織曰く僕の悪癖は病気?病気は治るの?

    3 国民栄誉賞、優等生オタク羽生はとれて、錦織はとれないのはドーシテ

    4 ジョコは錦織には闘争心と集中力が増すのに、外の方々にはスグ負けてやるのはドーシテ
      
    5 欲が出てくると、錦織は悪癖が増し、ファンは悔しさが増すのはドーシテ

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  • zhong-taoさん,
    同意です。
    あとチャンコーチが敗因よくわからないとか言っちゃダメでしょ
    昔からメンタル論のアドバイスしかきいたことなかったけど技術的なアドバイスちゃんと出来てるのか不安です

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  • 錦織さんは国民栄誉賞はイチローさんと同じく自ら辞退してますよ。引退したら貰うかもしれませんけど。

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  • チャンの記事を読んだら、同じく敗因がよくわからない。って…。
    戦術、技術大丈夫か…。

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  • どうやったらあんな速くて確率良い1stサーブが打てるんだろう!と、ティエムの錦織戦をスローにしたりして見てたら、ものすごく背を後ろに反らせて打ってるんで、凄いバネだなぁ、でもあれを続けたてたら腰を痛めないかな?と心配にもなりました。それでズベレフとの1stセット見てたら、殆どフラットサーブを打たないのに確率63%平均速度もまだ紹介されてませんがかなり遅そうです。錦織戦の時にティエムは今出来る最大限の力を見せてくれたと言う事かなと思って、うれしいです。それほどに、怪我あけの錦織くんを警戒してくれたのですね。たくさんふると速いタイミングの球は返しにくい、コンパクトにふると球の回転は減る、テニスって面白いです。

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  • 国民栄誉賞は辞退することに価値がある賞ですよ
    クレーのティエムは芝のラオニッチみたいに負けるのが妥当な相手なので敗因なんてありません

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  • テニススタイルの転換期に来ているのでしょうか。
    錦織に対しあれだけ強いジョコが若手にポロポロ負ける…
    若手のテニスはパワーテニスで、それに比べれば四天王テニスは十分に“技術のテニス”と言えたように思います。錦織の時間を奪う速攻やジョコの振り回し等々。
    今、技術を凌駕するパワーテニスの時代に入ったのかなぁと思います。
    若手にポロポロ負けるジョコが錦織に絶対負けないのは、オールドスタイルの土俵では、従来のジョコ、錦織の上下関係がそのまま継続しているからなのかと…
    スタイルなんて大仰な話ではなく、単にBIG4世代の年齢が上がって、体力的に若手にかなわなくなっているだけなのかもしれませんが…

    正直にいえば、錦織には伸び代はもうあまり残っていないと思っています。かといって今のプレースタイルのままじゃジリ貧にも思います。
    (こんな事言ってますが、勝敗度外視すれば錦織のプレースタイルは凄く魅力的です)

    フェデラーのように、転換期にあわせて上手く自分のプレーを変えられると良いのですが、何をどうしたら良いものでしょうか…

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  • はじめてコメントさせて頂く者です。団長様、皆様の錦織愛あふれる言葉に勇気を頂き、辛い時は心の拠り所として拝見させて頂いてます。

    怪我から復帰後、クレーシーズン開始前は、全仏で躍動する姿が見れればよいくらいで抑えていた期待も、あわよくば優勝?くらい引き上げてくれた錦織選手とチームに感謝していました。
    けれど、やはりモヤモヤが残ります。知識拙い私の想像ですが、ティーム選手とチームがこの全仏を獲りに行くという意気込みは、あとのシーズンは考えなくてもいい程なのではと。対戦相手の対策も完璧なほどに周到に練り、チームでの確固たる準備の上で選手が気持ちよくプレーしていた印象です。

    絶好調だった錦織選手が、本来のプレーが出来なかったのをメンタルで片付けて欲しくありません。
    錦織選手は敗退後のインタビューで、誰のせいにもしない、すべて自分が負うというスタンスなので、メンタルが…と言われてしまうのでしょうか。
    なんとか芝に向けて気持ちを切り替えたいのですが(選手か?)、まだモヤモヤ晴れません…。

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  • 若手でも勝ち続けている選手はパワーだけじゃないですよね。確実に技術も身につけてきています。ドロップショットだったりスピンだったり、コースの打ち分けだったり…。ズベレフ選手は身長高くてビッグサーブに頼るのかと思いきやかなりのストローカーですし、ティーム選手も昔はベースライン後方からぶっ叩いて粘るのが持ち味でしたが、その特性は生かしながらバリエーション増やしてきた感じがします。
    要は、錦織選手やジョコビッチ選手が怪我して休んでいる間にも若手はどんどん成長しているって事ですよね。怖い怖い…。でもだからテニス観戦は楽しい!

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  • レオさん,
    僕が言いたかったのもまさしくそれですね。
    メンタルトレーニングやスポーツ科学の本場アメリカに本拠地を置き、IMGに所属しているから大丈夫だろうと思ってきましたが最近は少々疑問に思うようにもなりました。
    僕も錦織のメンタルは弱くないと思います。特に鈍感力というか例えばアウェーでの声援等に他の選手と比べて影響されづらいのでは無いかと思います。これは逆を言えばメンタルノリノリ状態に持って行きづらいという事も言えると思います。逆境から気持ちを切り替えることは出来てもそこから爆発的な勢いを出して勝ちをもぎ取るような試合は錦織に関してはあまり見たことは有りません。プレースタイル的にそうなりづらいのも理解は出来ますが、錦織の場合感情を抑えてプレーで表現していく事を優先させている様に見えます。
    良い悪いは別として実に日本人的だと思います。

    例えば逆境から這い上がる時には一発叫んで吠えてとしたほうがその後の精神的な落ち着きを取り戻しやすいというデータがあったとしてそれを錦織にコーチが渡したとします。
    錦織は次の日から叫ぶでしょうか?
    個人的にはしないと思います。
    長いこと見てきた人は錦織の事をいい意味でも悪い意味でも頑固と捉えることが有ると思います。その悪い面が少なからず影響有るのでは無いかと思っています。
    これは誰に指導を受けるかとかチームの構成をどうするかとかそういう事も大きく関わってくると思います。
    僕も他のスポーツではありますがずっとやってきて、コーチが変わると一気に道が拓ける場合が有ることを理解しています。これはスポーツにかかわらずよくあることだと思います。
    コーチを変えない理由としてはランキング上位まで行けたのは今のチームのおかげと思っていてこれがベストのチームと思っているか、やるのは自分だからチームは関係ない。自分が頑張れば良いと思っているのかのどちらかだと思います。
    で、どちらかというと後者の気がします。
    レオさんがおっしゃってた

    >なんとなく錦織は自分のタレントに依存している気がしてならず・・・・。

    これもそこから感じ取ることなのかな〜と思ったりします。

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  • サーシャ選手、ジョコビッチ選手、セレナ選手、それぞれの怪我が心配です。芝のシーズンに支障がないといいのですが。マレー選手も次大会は回避したみたいですし、改めて安定的に試合に出場し勝ち続けるということは本当に難しいですね。
    当たり前かとは思いますが、テニスを構築する全ての要素は繋がっていて、そのバランスを保つことは難しいんだろうなと感じます。
    スーパープレー連続でもそれを維持するだけのフィジカルがなければならないだろうし、素晴らしい戦術を持ってしてもそれを可能にする技術がないといけないだろうし、等々。
    相手との駆け引きの中でそのバランスを保ちながら、今この状況で一つ一つ何をどう選択するかの連続がテニスなんだな、しかもそれを瞬時に見極め、ポイントにつなげていく確かな技術を磨くということを常に強いられる厳しい世界なんだな、と改めて感じています。
    選手たちの努力は凄いですね。それ故に、こんなにもワクワクドキドキ心を揺さぶられ、素晴らしい名試合が次々に生まれるんだなと思いました。一人一人個性があって、その駆け引きに魅せられます。
    全仏の残りの試合、また新たな芝のシーズンも楽しみです。みんな怪我なく、万全な状態でのぞめますように。

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  • 一言だけ……。
    圭くんにはもう伸びしろがないとの言葉……。悲しすぎます。

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  • Kemika さん、稲妻 さんのコメントは、そんなに悲しむべきことではないです(`・ω・´)ゞ
    錦織選手も今年で29歳です。そんなに多くの伸び代が残ってたら、それこそ今まで何やってた・・・にもなりかねません(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
    ここからは、今までに身に付けてきたものを如何に成熟させていくか、その多彩な引き出しを如何に上手く、タイミングよく出していくか・・・等が大事になってくるように思います(`・ω・´)ゞ
    プレーの安定性を高めて、例えば、今回のペール選手戦なんかをフルセットに縺れ込むのではなく、4セットまでで勝利出来るような・・・
    今の錦織選手は、50~100くらいの大きな振れ幅があるかと思いますm(__)m
    それを、70~100ぐらいで戦えるようになれば・・・とか思いますm(__)m

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  • Koさん
    コメントへの言及をありがとうございます!メンタルの話しは不快感を感じる方もいるようですので、これで終わりにします。ネガティブ要因として人間性の弱さを指摘しているわけではなく、あくまで技術的な枝葉の部分として、話しをしているのでご理解を頂ければと思います。
    ティーム強かったですね!本当に前週まで250出てダブルヘッダーまでこなしていたとは信じられない。好きな選手なので、後半も例年のように失速せず疾走してほしい。そして、錦織はリベンジをしてほしい!今大会では、ナダルをも倒して優勝してくれい!
    さて、どなたかティームがボール一つしか持たずにサーブを打っている理由を知っている方はいますか?男子では珍しいなと思いまして。

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  • 私も下団さんと同様、稲妻さんの「伸び代…」のご意見は否定的な気持ちで書かれ
    たのではないと受け止めました。
    今思えば錦織選手も10代後半から20代前半のいわゆる次世代の選手として、ずいぶ
    ん大騒ぎされ、注目された若手の1人でしたよね。(⌒▽⌒)
    私にとって残念なのは、その時期私はテニス観戦にまだ興味がなかったことなんです(T_T)過去の映像で知るのみです(^◇^;)
    でもこちらのブログで過去に遡ると、その時期にもちろん期待はしていたもののここまで錦織選手が活躍するようになると確信していたのは団長さんはじめ少数だったのではないかな…と思います。
    それから10年、600試合に到達したんでしたっけ!(◎_◎;) 百戦錬磨と言いますが、6百戦錬磨ですよ(((o(*゚▽゚*)o))) 様々な経験、鍛錬を経て得たものは、今の若手の比ではないはず。たとえパワーは敵わないにしても、テニスはパワーだけではないので。
    下団さんのおっしゃる「成熟」稲妻さんのおっしゃる「プレースタイルを変えていくこと」などに錦織選手のさらなる進化、「伸び代」が見えてくるようで私には、楽しみでしかありません(⌒▽⌒) このフレーズもうずっと使ってますね(笑)

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  • そもそも錦織のプレーは完成されてると思いますよ。
    のびしろがあまりないというと聞こえは良くないですが実際にどの選手にも勝ちを狙えるテニスだと思います。世界4位、全米準優勝等、限りなく高みに近いテニスプレーヤーです。しかし錦織のように完成された選手が他にもいるわけですし研究だってされます。頭1つ2つ抜け出していたbig4なら話は別ですが、錦織がそのレベルではない事は戦績を見れば分かります。
    錦織は充分世界トップのテニスを持っていますが、常勝するほど圧倒的ではなく勝ったり負けたりを繰り返す、ただどの選手にも勝ちを狙えるテニス。という印象です。

      引用  返信

  • Koさん, レオさん,
    私が言っていることも(自分の記事で言及していることも)まさに同じことです。良かったです知ってる人がいて。

    「メンタル」という言葉が独り歩きして、私達が言っている「メンタルマネージメント」と混同している方が多いので話がややこしくなっています。

    「メンタル」というと「精神力」の意味で使われている人が多いと思うので、精神力が強いか弱いかという事を言っているんだと思いますが、メンタルマネージメントはそれとは全然違う「習得できる心理学的な技術」のことなので、それをもっと取り入れれば、錦織の緊張癖やスロースタートが改善されて、パフォーマンスが効率良く発揮できる可能性があるという話です。
    緊張で身体が硬くなるのはスポーツ選手に限らずよくあることなので、それを「メンタルマネージメント」の技術を使って改善したらどうでしょう?というようなことです。

    もちろん敗因は技術面にもその日の体調も対戦相手との相性もコートサーフェスにもあると思いますが、それをメンタルマネージメントを使うことで少しでも有利にできるんじゃないか?ということなんですが。

    「メンタル」に原因があるという話ではないんですが中々伝わらないようですし、心理面の話が嫌いな方が多いようなのでこの話はもうやめにします。

    ぶっちゃければ、錦織がMSとGSを優勝してくれれば何も言うことはないんですけどね~。下団さんが言うように、錦織は今年29歳。もう回り道している時間はないはずです。できることは全部試して欲しいですね。

    って書いたところで、同じセリフを4年間くらいにコメントで書いたことを思い出しました。「錦織ももう25歳・・・」と。あれから4年。あっという間です。頑張って欲しい。

      引用  返信

  • Koさま,レオさま,yuriさま,

    この話は終わりというのにスミマセン。ちょこっとだけ。
    この話の時には、私は日本語で『最大限のパフォーマンスを引き出すための心のもっていき方』 と置き換えています。(違っていたらゴメンナサイ)
    こうすると、『心の強さ』と混同しないので。
    『大事なポイントでの集中力の高め方』とか『ミスが続いた時の切り替えの仕方』とか諸々。集中力とか判断力とかポジティブな心の持ちようとかはスキルとして訓練できるしコントロール可能なので、IMGではどんなことしてるのかな?
    今年の全豪からメンタルトレーナーを帯同させている国枝慎吾選手は(心の強さも実績もお墨付き。今の帯同は?ですが)どんなことやってるのかなーと単純に興味があります。

      引用  返信

  • 今日は。
    ティーム選手、SF進出おめでとうございます。
    自身RGで3度目のSF進出とのこと。これで納得です。私も皆さまのコメント同様いろいろ思いを巡らせましたが、結局のところ単純明快に思えてきました。
    RGでの戦績は、錦織選手より「明らかに」「圧倒的に」ティーム選手のほうがいい。RGのクレーで、ナダル選手の次にその適性をいかんなく発揮することができるティーム選手に負けた、ということだと。

    年間70~80試合をこなすトップ選手ですから、そのうちの1試合にこういう試合があっても許容範囲ではないかと思います。ましてや怪我から復帰してまだ数ヶ月。GS復帰第1大会目。それで無双できるはずもないし、相手はその間にも着々と力をつけ突っ走り、試合数も十分こなしてきた選手ですし。

    ところで教えて頂きたく。
    一般の方のツィートで、今大会の出場選手ごとの1stサービスの平均スピード第1位がティーム選手、第6位がジャンビエ選手とのこと。ニュース・ソースを探しているのですが見つかりません。どなたかそのデータ、ご存知でしょうか。
    本戦出場128選手の第1位? いや予選も含めて? とにかく、なみいるビッグ・サーバー達を跳ね除けてのそれは、やはりある意味モンスターだと思います。

    ただこれが事実ならば、手首の怪我明け錦織選手には相当負担だったはず。にも関わらず1R、6位の選手からブレイクを奪いストレート勝利。4R、1位の選手から1セットを奪った。
    ドロー運のタラレバは言いたくありませんが、そういうモンスターに当たりながらもここまで戦ってくれた錦織選手に「本当にお疲れさま、ハレの練習開始まではゆっくりしてね」という気持ちです。

      引用  返信

  • 私もすみません、ちょっと補足させて下さい。私のモヤモヤは、試合後の記事の中で一部の識者のコメントに反応してのものでした。「メンタルマネジメント」と「心の強さ」を混同した書き方と、言葉の足りなさ反省しています。「メンタルマネジメント」は自分の生活の中でも活用したいと思うほど肯定的に捉えています!申し訳ありませんでした。
    皆様のコメントをゆっくり読んでいくうちに、徐々に気持ちが前向きになって来ました(^o^)

      引用  返信

  • なおきさん,
    「常勝するほど圧倒的ではなく、勝ったり負けたりを繰り返す、ただどの選手にも
    勝ちを狙えるテニス」という表現が私の持っているイメージにピッタリです。
    錦織選手自身が最近言っていた「100%整えばどの選手にも勝てるという気持ちが
    徐々に出てきた」というのも、なおきさんの表現と一致していると思えます。
    big4といっても、現時点ではbig2?なのかなとは思いますが。
    そういうテニスの段階だから、ファンはいつだって勝ったら嬉しいし、負けたら負
    けたで悔しいし、それでもいつもいつも期待してしまう…ということなのかもしれ
    ませんね(笑) 誰もが絶対に勝てないと思う相手に負けたら、しかたないね、まっ!
    がんばったね!という話になりますもんね。
    錦織選手の場合big2に対してさえ、この言葉はなかなか聞かれませんがね(^◇^;)

      引用  返信

  • フォロー頂いた皆様、ありがとうございます。
    おっしゃって頂いた通りです。
    あまり無いと言ってしまいましたが、サーブは向上の余地ありますよね。
    フェレールとかシュワルツマンとか、低身長でも取り立ててサーブが弱いと言われない人との違いはなんでしょうか。
    サーブスピードは骨格とか持って生まれたセンスとか言ってしまうと、う〜んとなりますが、シモン戦のサーブが継続出来ればそれでいいのですがね…

    あと、ワイドに追い出す、サーブを跳ねらせる、錦織のセカンドサーブを叩く、と、錦織対策が完成されている中で、これをなかなか打ち破れないですよね。
    身長やリーチの不利が主な原因と思いますので、解決が難しいのだと思っています。どうすればいいのだろう…
    ワイド対策で前陣速攻を編み出し、効果を得て4位まで登りつめたと思うのですが、これも切り崩されつつあり、次なる手が必要なんだと思いました。

      引用  返信

  • 今日は。
    浦島太郎さま
    早速有難うございます。やはりティーム選手が第1位なのですね。こりゃ大変だったはずです。
    面白いのはDFも彼が第1位(苦笑) 逆?を言えば、多少のリスクは冒してでも、フラットでガンガン打ってとにかく後ろへ下がらせろっ!的な作戦だったのですね。
    それにしても4位以下はどこにあるのでしょう(笑)

    さてRGあれこれ。
    各選手のコメントは、欧州系(イタリア系)メディアのUbitennisがいーっぱい呟いています。ただこちら、このブログでURL等を貼り付けるとバグることが判明していますので、興味のある方は是非ご自身でググッてください。面白いですよ。その中から昨日の対戦関連コメント等をいくつか。

    ズベレフ弟選手もセリーナ選手同様、今日MRI検査を受けるそうです。彼もまたグラス・シーズン不透明選手の仲間入り…。また彼は「勝てないとわかっていたけど棄権したくなかったから」と。結局GSのBEST8の壁は破れず。彼のランクでこの状況は非常に矛盾していますね(苦笑) 別の意味で記録に残るのでは。

    ジョコビッチ選手は以前からチェッキナート選手と練習仲間だったそうで。どこ繋がり?と思ったら前者はモナコ拠点、後者はイタリア人、さもありなん。
    そのジョコビッチ選手、さすがに昨日の敗退は堪えたようで、メインルームでのプレカンを拒否ってサブルーム2へ。報道陣は右往左往のてんてこ舞いだったようです(苦笑)
    一方のチェッキナート選手、これでWBのシード入りも可能? 無理か。でもUSOは可能? これは私の憶測です。でも勢力図は次々塗り替えられますね。

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  • 以前に、選手が往年の名選手をコーチとして雇う理由を少しコメントさせていただいたかと思いますが・・・m(__)m
    技術的な面での指導等は、錦織選手で言うならば、ダンテコーチのようなコーチの勉強をされてきた方々の方が良いかと思いますし、それで充分かと思います。
    それでも、レジェンドコーチと呼ばれるような方々を有名選手達が雇うのは、技術的な指導よりも、精神的な支えが欲しいからだという面もあるそうですm(__)m
    そうですよね~テニスという競技も10年前に比べれば、飛躍的に進化しています。例えば、フェデラー選手になんて、誰が何を教えられると言うのか・・・
    少年期に憧れていた選手、素晴らしい実績を残した選手、自身に似たような境遇を経験した選手が傍にいてくれることが精神的な支えになる、みたいな感じだそうです。
    そういった面では、錦織選手のチャンコーチは現時点では最適なのでしょうね~
    体格的に恵まれないながらも、GS優勝1度を含むGSで4度の決勝進出は素晴らしい実績で、錦織選手にも勇気を与えてくれることでしょう( `ー´)ノ
    例えば、イズナー選手やカルロビッチ選手がコーチだとして、「圭の気持ちはよく分かるよ(ΦωΦ)」なんて言っても、本当か(。´・ω・)?になりますよね~

    それと、チャンコーチの「敗因はよく分からない・・・」は無難な答えだと思いますm(__)m
    過去には、それに似たようなコメントを残されたコーチの例も幾つかありましたし・・・
    不用意に敗因と思われるようなことをベラベラ話しでもして、選手の弱点を晒すような事態になるよりは、よほどマシです・・・
    過去には、色々と話し過ぎる・・・と選手に切られたコーチ、マネージャー等の話もありますし・・・m(__)m

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  • 下団さま、

    流石のコメントですね、まさにその通りだと思います。

    そして、成熟した選手として、もはや、壁側の選手となったのだと思います。
    前にも書きましたが、ティーム選手は「ケイの試合を見るのが好きだ」と言ってましたよね、
    かつて、思いっきりぶつかってみたものの、パワーで圧倒しながらもミスマシーンにされて負けた。
    その悔しさから努力を重ね、ミスを減らし、ショットのバリエーションを増やし、展開力まで身につけていったのだと思うと、私は、彼の成長を嬉しく思います。
    今度は、錦織選手がジョコビッチ選手のように、ティーム選手にだけは「負けないマン」になるかも!
    そうでなくても、好敵手として、これからも名勝負を繰り広げていくと思います。

    私自身は、圧勝したシモン戦よりも、負けたティーム戦の方が感動したし、好きです。
    夏の甲子園大会ではありませんので、トーナメント大会とはいえ、次々に大会は開かれます。
    力が拮抗した上位選手たちが繰り広げる、心技体全てを駆使した戦いは、それ自体が素晴らしいドラマ。
    勝敗の差は時の運、贔屓選手の勝ち負けで、その試合の価値が変わることはないと思います。
    そのドラマのレギュラーとして相応しいところまで、錦織選手が帰ってきてくれました。
    主役が張れるまで、早く昇り詰めて欲しい、と願う方々の気持ちも理解できます。
    提案されているようなことが効果を発揮できたらいいですよね。
    ただ、私自身は、勝ったり負けたりの名勝負を彼自身が楽しみ、それを見るだけで幸せです。
    そして、若手の頃のような劇的上昇気流には乗れなくても、経験値を上げ、2020年は絶好調!!!
    なんてことを夢見ながら、これからも応援を続けます。

    今回は、報道のあり方などに激怒してしまったりして、興奮して書き込み過ぎました。
    ごめんなさい。

    下団さまのコメントが追加されていた!
    私も、コーチが敗因を喋るわけないって思ってました。そこも賛成!!!

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  • 今日は。
    下団さま
    私もおばっちさま同様、コーチが敗因をむやみに口にすることはないだろうと思っていました。今後の対戦相手にヒントを与えるような言動は、陣営としては慎みますよね。

    RG真っ只中ですが、錦織選手&陣営はもうグラスに向けて切り替えているはず。
    ハレのドロー・セレモニーは16日(土)の現地時間13:00より。日本時間は20:00頃でしょうか。丁度いい頃合ですね。公式FB等でのライブ配信を期待です。ハレ公式HPより。
    https://www.gerryweber-open.de/turnier/rahmenprogramm/champions-trophy/

    錦織選手と杉田選手が本戦DAです。当然ティーム選手も。いよいよフェデラー選手も登場。チョン・ヒョン選手やルブレフ選手も再起動。
    そして、あけびさまがアンテナ発信、RGでナダル選手に食い下がったドイツのNEXT GEN、マルテラー選手にWCが出ています。さてズベレフ弟選手はどうするでしょう?
    なかなか豪華なメンツです。

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  • ウ~ン、チャンコーチの「敗因はわからない」はやはり疑問に思います。無難な答えが必要なら「ティームが良かった」と答えればいいのではないですか?対戦相手に余計な情報を与えない事は大事でしょうが、こういうインタビューはファンに向けてのものでもあると思います。ファンが???となるような事は言って欲しくないと私は思います。

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  • 下団さん,

    私も、チャンコーチがどこまで本当のことを話しているのかな?記者に戦術だの敗因だのを話したりするのかな?と思っていました。私が選手やコーチだったら、これからも対戦するかもしれないのに、「あれが原因で負けた」なんて公に言いたくないからです。
    日常生活においても、本当のことを言いたくない時「わからない」と結構言っちゃったりするものだし。

    いったん、コメントしかけたんですが、ただの想像に過ぎないので、投稿は止めました。
    下団さんのコメントを読んで、やっぱりそうだよね!とうれしく思いました。
    錦織君が「よくわからなかった」「自分の気持ちのせいだと思う」と言うのは、いろいろしゃべるのが面倒くさいw、からではないかと思ってきました。
    特に松岡氏のインタビューへの答えでは、松岡氏が質問を「~ですか」「~と感じていましたよね」と誘導する形で、錦織君はいつも「そうですね」と答えているわけで、あれは合わせているんだろうなと思っていました。「いや、そうじゃなくて」と訂正したりすると、また長くなりますから(笑)。

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  • FUMAさま、

    錦織選手のインタビューの答え、私が感じていたのとドンピシャです!
    体育会系男子って、そんなものですよね^^

    それより、敗因を当のコーチに聞くというのも、どうなんでしょう?
    そりゃぁ~、答え難いと思いますが・・・。

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  • youko さん、それでも間違いはないですが、そちらの方が突っ込みどころ満載でしょう😡

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  • FUMAさま、おばっちさま
    体育系男子の母はみんな同じように思っていたのでは?言わないだけで…笑笑。息子曰く修造さんの問いかけ方は父親というより鬱陶しい母親系だそうです。「ああいう言われ方されたらさー違うけど否定したらその先が面倒だからとりあえずそうですねって言うわ〜」と、まさにドンピシャです。

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  • 下団さん,
    なるほど、錦織を守るための思慮深く用心深いチャンのコメントだったわけですね。素晴らしい軍師、参謀だと思います。

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  • 下団さん,
    怒らせてしまったようですみません。しかし、私はなぜ下団さんが怒っていらっしゃるのかよくわかりません。「ティームが強かった」というのは間違いのない事で、皆さんの共通認識だと思いますし、突っ込みどころ満載というのがわかりません。
    書いていてちょっと腹が立ってきました。私はこう感じてこう思う、という事を書いただけなのに、なぜ怒られなければならないのでしょうか。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。