錦織、いいところなく残念な敗戦(2018ハレ2回戦)

2018 Halle (ATP 500)
2nd Round
Karen Khachanov def. Kei Nishikori[7], 6-2,6-2

まず、ハチャノフのプレーが素晴らしかったことを賞賛せねばなりますまい。
パワフルなショットにミスの少なさ、勝負強さも含めて完璧に近いテニスでした。
ディフェンスも良かったですね・・・。
錦織はいいショットで追い込んでも、ハチャノフがよく返してきてフィニッシュのショットでミスを連発してしまいました。

しかし残念ながら、そのような「パーフェクト・ハチャノフ」にしてしまったのは錦織のまずいプレーのせいと言わざるを得ません。本日は。
なるべくポジティブな要素にも目を向けたいと思いながら日頃の記事を書いていますが、今日のプレーに対してはそれは難しいです。
タイトルも、こんなネガティブな感じに・・・まあ、たまには仕方ありませんね。

最初のゲームをブレイクされたのが大きな誤算でした。
決して油断したわけではないでしょうが、打点の入りが雑に思えました。
球足の速い芝でのフォアの準備が遅かったと思います。1回戦ではできていたんですが・・・。
このゲーム最後のフォアのクロスのネットは、テイクバックを低めに、コンパクトにしていれば食い込まれることはなかったと思います。

芝ですから、ただでさえ重要なキープの重要性がますます増します。
ビッグサーバー相手にブレイクを先行されてしまうと逆転は非常に難しいです。
この最初のゲームがこの結果となった1つめの要因。

1stセットの間になんとか反撃の糸口を見つけさえできれば、2ndセット以降に強い錦織のことですから期待できたのですが、今日はそれが見つからず、ハチャノフに勢いが付いた状態で2ndセットを迎えてしまったことが、次の要因かと思います。

芝の球足の速さにハチャノフのストロークの速さが加わって、とにかく食い込まれていました。
特にフォアは食い込まれによりミスも多いし、返っても威力がないので、ハチャノフが前に踏み込んで打ってきて、さらに食い込まれ・・・という感じで苦しいラリーを強いられました。
まさに「芝は先手」を実践したハチャノフと、実践できなかった錦織という構図。

バックハンドも食い込まれ気味だったのは余裕のなさではないでしょうか。
フォアの修正などいろんなことに気を取られ、動きに一瞬の迷いが生じ、全ての歯車が狂ってしまったという感じです。

修正できそうな雰囲気は何回かあったのですが、その都度ハチャノフのナイスディフェンスがあって決めきれなかったり、ショットの選択ミスがあったり(弱気なドロップなど)、追い込んでいながら凡ミスがあったりと、「雰囲気作りに失敗した」という言葉が2ndセット中盤の試合運びにピッタリあてはまるように思います。

具体的に振り返ってみます。

2ndセット0-2からのサービスゲームで2ndサーブを叩かれ、自身もミスを連発しながらもキープし、1-2に。
このゲームは非常に大きく、「ゲームに留まった」と言えるゲームでした。
次のゲームで先行できれば、一気に試合の流れを取り戻すことができる可能性がありました。

しかし次のゲームはハチャノフが素晴らしいプレーでキープ。2ポイント目のリターンが当たりがよかったものの、僅かにアウトしたのが痛かったですかね・・・。
このボール1個分の差が大きいように思います。

続く第5ゲームをいい内容でラブゲームキープ。この時間帯はストロークが上向き始め、振り抜いた球を連続で入れることができていました。
サービスエースあり、天井ロブで守りきったポイントありで、「次のゲームで先行できれば、雰囲気出てきそう!」と誰しも思ったゲームでした。

しかし第6ゲームで、もったいないセカンドのリターンミスがあり、なんとか迎えたBPでは速いセカンドサーブがボディに来てミスしてしまいました。
確かに、いいセカンドでした・・・。でも、それでも返さなければならないポイントでした。

その次のポイントは、センターへのビッグサーブに対し手が届かず、ラケットを投げてしまいます。

これ(リターンでのラケット投げ)をやってしまった試合で勝った記憶がありません。

あれ、何なんでしょうか? 少なくとも私はやったことありませんし、ああいう風になることはありません。

考えられるのは2つ。
1つ目は、錦織はゆるくラケットを握っているので、飛びついたときに時々すっぽ抜けてしまう可能性。
サーブでも時々やりますね。サーブの場合は、確実にすっぽ抜けです。
だからすっぽ抜けである可能性も無いとは言えません。

2つ目の可能性は、悪いメンタル状態の現れ。
悔しいから自らラケットを投げてる説。

届かないので、せめてラケットを投げてボールに当てたい。
もちろん、当たったところでボールは返るはずはありませんし、返ったところで次のショットで終わりです。
だから、全く意味はありません。

どうも、こういう悪いメンタル状態のときにやっているように思えます。
好調のときにはやりませんから。

少なくとも、サーブにはじき飛ばされてラケットを手放しているようには見えません。

2つ目の可能性が正しいと仮定しての話になりますが、
悔しい気持ちは分かるものの、このラケット投げはやめた方がいいと思います。
述べたとおり意味がある行為ではありませんし、これをすることによってメンタルの状態が改善されるわけでもありません。
むしろ、相手に自分のメンタル状態を知らせる行為になってしまい、相手がますます調子付いてしまいます。

「雰囲気作りに失敗する」どころか、「相手の雰囲気作りに荷担してしまう」結果になってしまうように思います。

とにかく、「ここを取れば!」というところで、いろんな要因で取れずに、徐々に徐々に差が付いていき、最後に耐えきれずに一気に崩れてしまった。そんな感じの試合でした。

ただ、セカンドセット中盤、ストロークは修正できはじめていました。
あそこから幾度となく逆転してきた錦織ですが、やっぱり逆転しなければならない時点で不利です。
野球では3割打てば強打者であるように、3割逆転できれば相当優秀だと思います。
芝でもクレーでもハードでも、先行して逃げ切るのがやはり王道。
その上で、逆転力、修正力。
修正しなくて済むならそれに越したことはありません。
ウィンブルドンまでに、芝対策をしっかりやれば対応可能だと思いますし、グランドスラムになると変わるのがトップ選手。錦織には十分それができると思います。
私は、低いテイクバックのフォアハンドを試してほしいですねえ・・・。

今日の試合は全て上手くいかなかった感じの試合ですが、あんまり何回もこういうことはないと思います。立て直してくると思います。
今年は怪我なくハレを終えることができたので・・・。プレーの不安はありますが、そこだけは好材料です。

それに、この試合を勝っても次のバウディスタアグート(RBA)はかなり厳しかったんではないかなあと。RBAのプレーとスコアを見ての感想です。
去年、錦織にウィンブルドンで勝ったのも、決して錦織の調子だけではないです。去年の錦織は調子悪かったとは言え、戦線離脱時のレースランキングでは12位でした(確か)。弱い相手にはそうそう負けはしません。ハチャノフも、若いので芝適性はまだよく分からない部分があるものの、ビッグサーブとフラットなストロークを見る限り、芝に向いているように思えます。ウィンブルドンでは錦織は第25〜32シード群に入ることになりそうで、厳しいドローが想定されますが、その分他のGSと比べると周囲の期待も低いと思われます。底力に期待したいと思います。

199 件のコメント

  • 錦織選手はフォア打つ時にオープンスタンス過ぎませんかね?あのスタンスは芝だと引っ掛けてミスの原因になるような気がします…クローズドで構えられている時はいいショットが出ていたので

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  • ラケットを地面に打ち付けそうになって思いとどまったけど・・・何に対して腹を立ててるんですかね。ミスショットが出てもラケットに当たるのはよくないです。もちろん壊さなかったからよかったんですけど。負けた時点で録画を止めた私も同じかも😓怪我をしなかったから良しとしようという考え方もあるけど、今のところそうは思えません。

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  • お〜(´⊙ω⊙`)
    まだ途中ですが、今日の団長さんのレビューは手厳しい(^◇^;)
    まっ、今日の錦織選手のプレーはそういう内容ではありますが( ˘ω˘ )

    簡単に言って、団長さんがプレビュー記事でおっしゃていた2つの
    大事なこと…1stサーブの確率と食い込まれるボールへの処理の両方
    がうまくいってませんでした。

    後半どのようにまとめたレビューになるのか…ドキドキε-(´∀`; )

    ラケットの件は、私はなんの疑問も持たず、ありゃあすっぽ抜けた!
    と思ってました。どうしても取りたかったサーブだもんなあ…と、
    錦織選手の強い気持ちの表れを想像してました(^◇^;)違うのかな?

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  • サーブのすっぽ抜けは勝ってるときも負けてるときもありますが、リターンのすっぽ抜けは負けてるとき、しかもかなり終盤にならないとありません・・・(記憶に頼ってはいますが)。
    私も単なるすっぽ抜けであっては欲しいですが・・・。

    投げてるとしても、必ずしもマイナスの感情だけではないと思いますが。本文で書いたように、「悔しさ」もあるかと。つまり、勝ちたい気持ちもあると。

    でも、相手から見たら「おっ、これは行けそう」と思うに十分だと思うんですよね。だからやめた方がいいなあ、と。

    すっぽ抜けであれば、やめようはありませんが・・・。

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  • 錦織君、お疲れ様でした。団長さまも、残念でしたね。
    私も、あれは、不可抗力、スッポ抜けにしか見えないのですが、わざとやっているんですか❗だとしたら、凄いですね。演技力……?いやいや、サーブ力をもつと頑張れー❗
    何はともあれ、怪我をせずに終われて、好し、といたしましょう。

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  • クドラいいねぇ。25歳?とても見えない。オールドヤンキー的でいいねぇ。

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  • すっぽ抜けじゃないかも、は私の個人の見解ですので、よろしくお願いします。
    すっぽ抜けに見えるというご意見が多ければ、私の方が穿った見方をしているということかもしれません。

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  • もたもた書いているうちにもう後半部分が完成してました(^◇^;)
    ありがとうございます。
    ウィンブルドンまでに立て直してくるのか?
    錦織選手の底力をじっと待つことにします!
    (私って単純…。でも錦織選手の可能性は疑いようがない!)

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  • 球が深いというのが錦織君の強さだったのに、今回はカチャノフの方が深くて、完璧な力負けでしたね。それで、団長様のコメントから察するに、現在の錦織君の実力はカチャノフや去年より前は負けなしだったバウディスタアグートよりも下になってしまったということなのでしょうか?

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  • 団長さん、さっそくのレビュー記事立てありがとうございます。
    確かに、最初のゲームを落としたことがその後の展開に響いたかもしれません。
    団長さんの解説「芝でのフォアの準備が遅かった」「ゲーム最後のフォアのクロスのネットは、テイクバックを低めに、コンパクトにしていれば食い込まれることはなかった」……ああああー、そうですよね、そうですよね。なんと的確な分析、なんと残念な結果なのか……ため息。

    錦織選手、1stサーブの確率が低かったのが痛かった。第2セット中盤には反撃の兆しが見えてきたのに、つかみかけた流れを手放して、ハチャノフ君の豪速サーブと深いショットの「リターン練習」をさせられているうちに負けてしまった感じ。まあ、怪我なく終われたのが救いです。
    反省材料も多かったでしょうから、ウィンブルドンまでになんとか修正してほしい!と切に願うばかりです。

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  • 私はテニスを本格的にしたことはありません。ですので、他の方々がおっしゃるような技術的な事は解りませんが、少なくともグラスはサーブが得意な選手が優位なサーフェスなんだ。ということは解ります。
    それでも、錦織圭がグラスでも勝てるかもしれないという根拠はなんなのでしょうか?早い展開が錦織圭に向いている?
    聞き飽ききました。何方か教えてもらえませんか?

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  • 私もすっぽ抜けに見えますが、仮にラケットを投げたとしてもあまり問題だとは思いません。あけびさんのおっしゃるように、大事なポイントだからどうしても取りたいという、圭くんの強い気持ちの現れだと思うからです。投げたとしてラケットがもし届いて辺り損ねでも返せたらポイントになるかもしれませんし、素早くラケットを拾って返球出来るかも(リオ五輪でありましたね)しれません。

    ただ、追い詰められての事ですから、こういう状況にならないようにする事が一番ではありますね。

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  • 最近トスに勝つとレシーブを選ぶ対戦相手が多いですね。
    最初にブレークしておこうというのと、スロースターターと思われている錦織選手が調子を上げる前に叩いておこうとしていると解説者が言ってました。。
    カチャノフも実はビッグサーバーでしたが、せめてブレークチャンスはモノにして欲しかった。リターン力が前より落ちている気がします。
    こんなことを書いていても、実はプチ故障だったということが多いですが。あと芝にまだアジャストしていない?
    ウィンブルドンではそんなに野心的でなくていいのでいまできる範囲で目的を持って戦ってほしいです⤴︎

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  • ラケットの「すっぽ抜け」に関しては、応援する者としては、精一杯頑張ってるから…と捉えたいですね〜😤
    ただ、対戦相手側の目線から考えますと、落ちてきた‼️みたいに勇気になる可能性が高いでしょうね〜😱

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  • 今日の錦織くん、何処か調子悪いのかなぁ…最初の顔を見た時に思いました。
    途中から気を取り直して覇気が戻っては来たものの長続きはしなかったので、ダメかもと思い始めたら2回目のブレーク。あ~あって感じでした。
    でも、去年と違ってラケットを投げつけなかったのは「エライ❗」と心の中で誉めてました。ラケットが飛んだのは握力?手首?とちょっと心配しました。
    とにかく怪我による棄権でなくて良かった😃と思いたいです。
    今後一旦家に帰るのかしら?残って練習するのかしら?大きなお世話でした😁

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  • 2012年の錦織はウィンブルドンでもロンドン五輪(芝)でも良いプレーしてたと思うんですよね。特にオリンピックは本当に凄かったと思うんですが、どうしてこうなったのか。

    ハレでも2回もSF行ってるし、フェデラー相手に良い試合したよね?フェデラーが自分が勝ったことに気づかず、プレーを続けようとしたあの試合。

    とにかくらしくないプレーが全仏のティーム戦と同じに見えました。

    怪我のトラウマのせいもあるんだろうか・・。

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  • 団長さまの冷静な記事を読んで、なるほどと納得できるところがたくさんありましたが、
    そういう入り方の悪さの原因を私なりに考えてみました。

    私は、怪我への恐怖心が大きかったのだと思います。
    カチャノフ選手と練習もしていましたよね、そこで彼の打球の速さと重さが分かっていて、
    インタでも、色々な痛みが出ていると言ってましたし、不安の方が大きかったのかなと。
    特に第1セットは、恐々やっているように見えました。

    確かに怪我は三年続いてますし、ましてや今日の試合は去年と同じ相手。
    今日は怪我への恐怖心との戦いだと思い、
    どこかで思いっきりギアが上げられたら満足しようと考えながら見てました。

    錦織選手って、左脳の記憶はすぐに消去できるけれど、
    身体に染み付いた記憶や、プレーの映像記憶は、深層に残るのかもしれません。
    もし、このまま吹っ切れずに終わると、嫌だなぁ~と思っていたら、
    意を決したかのようなプレーが出始め、ガッツポーズも!
    あのリターンのときのラケット投げは、私には勝ちたい気持ちの表れに見えました。
    確かに、それは弱者の足掻きっぽくて、情けなくもありますが、
    一番情けなくて、泣きたくなったのは錦織選手自身だったと思いますし、
    自分の心の弱さの底が見えた試合のように思えるので、立ち直るのも早いのでは?

    負けはしましたが、私には、恐怖心との戦いには勝てたような気がします。
    恐怖心よりも負けず嫌いの方が強そうなので・・・。
    これからWBに向けて、きっと、いい調整ができると思います。
    団長さまが仰るように、彼の底力を信じ、期待して待ちましょう!

      引用  返信

  • そう、2012年の芝は良かったと思うし、ウィンブルドンでも過去、4回戦までは行ってますので。
    芝の問題もありますが、試合毎の調子のばらつきの問題(サーフェスに関わらず)が大きいように思うんですよね。そしてそれはフォアの調子とかなり連動している気が・・・。

      引用  返信

  • 今回のドロー発表をみて、これは恵まれたな、久しぶりにフェデラーと決勝戦が見れるなと思ったのですが。サーブだめ、メンタルだめで見事期待を裏切られました。来月まで何とか立て直してきて欲しいな。この一ヶ月間だけウインブルドンに向けてサンプラスかアガシに臨時コーチをたのんでサーブを改善して欲しい。今のままでは本人もフアンも毎試合ストレスをかかえこんでテニスを楽しむどころではないでしょうね。

      引用  返信

  • yuriさんがおっしゃっていたように、私は2012年の錦織君の芝の試合は見ていなかったのですが、2015年のハレでは棄権する前までは素晴らしいプレーをしていましたよね。今はトップテンの重圧はないのに、もうチャレンジャー精神をなくしちゃったの?
    PS:団長様、フォアと連動しているということですが、前のフォアに戻ったはずが芝では後退したといことですか?

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  • yuriさん,
    そうなんですよね。ハレでも怪我する前までは気持ちよさそうにプレーしていましたよね。やっぱり怪我する事を怖れている部分は大きいのでしょうか。
    フットワークがいつもと違うように感じました。だから打点に入るのが遅れる、準備が出来ていないから上手くアジャストしない感じかなと思いました。何となく恐る恐る走っている感じかな。私が思うだけなので、全く違うかもしれませんが。

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  • 前スレにも書きましたが、
    ここまで完敗してしまうのはちょっとまずいのではないか?と思ってしまいます。もとトップ選手として若い選手との対戦においては
    それなりに試合を作ることは必要ではないかと・・。
    もう一つ気になる点、
    全仏ティーム戦と同じような自滅パターンを繰り返してしまったことです。(ここがどうにも引っかかります。)
    芝適性に問題があるのだとしたら、
    怪我なくこの時期を乗り越えてくれれば何よりなんですが、
    今日のような一方的でいいところなし(は、言い過ぎかもしれませんが)の試合を繰り返すのは絶対にまずいと思うのです。
    今日のようなパターンが繰り返されないことが肝要だと思います。
    とにかくそれが課題のような気がします。
    錦織選手が「メンタル面でタフさが見られないように思える時」は
    たいがい「どこか身体に少し問題があったりする」という印象があります。(今日がそうだとは言いませんが・・。)
    ハチャノフ選手の出来が素晴らしかった部分はあるとしても、1回戦に比べて今日の噛み合わなさは故障ではないけれど、何かちょっと身体の状態がベストではない可能性も推測してしまいます。
    もしもそう(体のどこかに怪我ではない少しの違和感や痛みなどがある場合)だとしたら、ウィンブルドンまでに時間がたっぷりあるのはよいことだと思われます。
    たぶん問題になるような状態ではなくて、芝に慣れないことが原因だったりするような気もします。
    ウィンブルドンまでに
    しっかり調整してほしいと思います。

      引用  返信

  • 団長さん、レビュー記事ありがとうございます。
    調子が悪いなりに、得意の修正力で何とかしようとしていたましたが、機能しませんでした。仰る通りここまでダメダメな日も珍しいですね。
    ハチャノフ選手のボールが重くてなかなか主導権を握れなかったのかなーなんて思ったりしています。

    まあ、怪我が無く終われた、それが一番と自分を励ましております。

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  • 勝ちたい気持ちの表れ、というか勝ちたい気持ちがあるのは分かっているのですが、
    その表現の仕方としてはどうかな・・・という思いです。

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  • ラッキーわんこさん,

    後退したかどうかはもっと見てみないと分かりません。
    今の段階では波があるということしか言えないと思います。
    1回戦は良かったですし。
    今日はハチャノフの球が鋭かったという要素もあります。
    クレーシーズンは安定してフォアは良かったと思います。

      引用  返信

  • 錦織選手に限らず大会によってモチベーションの差って大きいよ。
    ハレに出場する目的は500の消化とグラスへの調整であってタイトルを狙っている様には見えない。
    逆にバルセロナは優勝狙いだよね?

      引用  返信

  • う~ん。何故に錦織圭がグラスで勝てないかの理由は今の時点で納得する記載はないですが…
    とりあえず、杉田頑張れー

      引用  返信

  • ちなみに、私が思う「勝つ」とは必ずしも優勝するではないです。
    表現は難しいですが…

      引用  返信

  • 錦織クラスの選手なら、
    GS前のATP50の2回戦でそこまで勝利への執念を見せなくても…とか
    思ってしまうところですが、その執念でここまで来たのが錦織でもあるわけなので、
    難しいところだなぁと思います。
    今回は、WBの24シード入りに向けて、実際に勝ちたかったところですけどね。
    これで今年のWBは3回戦でVS1~8シード…。

    とはいえ、怪我なしでWBに臨めそうなのは何よりだと思います!

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  • ATP500に勝利したくない選手がいますか?
    出た試合に調整だからって負ける選手がいますか?
    仰っている意味が解りません。

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  • とりあえず怪我なく乗り切ったことだけが良かった点ですかね。
    ただ、なんとなく体調がよくなさそうに見えました。負けたからそう見えるのかもしれません。
    錦織くんの芝属性はどうなのかはわかりませんが、GSはまた別物でしょう。

    ティームとガチンコの打ち合いしている杉田仙人、すげーな。

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  • 団長さんの言うサーブの確率と低いテイクバック
    のフォアハンド、今杉田選手がやってることです
    かね?確かに先行されると、クレーよりも逆転は
    難しそうです。ティーム選手でも…。

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  • 杉田選手ティームを唸らせてます。
    今、6-2、6-5です!
    頑張れ!!
    声援もすごいです!

    勝ちました!!!

      引用  返信

  • 杉田勝った~スゲーよ。トップ10にだよ。
    最後イライラしたけど。
    勝った~~~\(^-^)/

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  • 杉田選手、勝ちました! やったね!!
    おめでとうございます。
    トップテンからの勝利、見事でした。
    強かったです。
    今年は勝てない日が続いていましたが、ようやく調子が戻ってきました。
    得意の芝でうんと弾けてください。
    ウィンブルドンの活躍も楽しみです。

      引用  返信

  • 杉田は、トルコの優勝に続き、芝で危険な選手枠に入った。誇らしい。

      引用  返信

  • ぼうずさん、
    私にも>「なんとなく体調がよくなさそうに見えました。」よ。
    怪我ではないけど何かちょっと・・・、という感じでしょうか・・。
    ここの大会は錦織選手にとって怪我のリスクが大き過ぎるような気が
    します。やっぱり相性でしょうか?
    杉田選手は芝で元気ですね。怪我しない秘訣、錦織選手に教えてあげてほしい、と思ってしまいます。
    同じ芝でもWBは必ずしも怪我のリスクがハレほどではないと思うので、WBでは元気にプレイしてほしいです。

      引用  返信

  • 杉田が素晴らしいプレーでティームを圧倒し、ストレート勝利!
    凄いもの見ました。ビッグサーバー杉田・・・。

    このやり切った感を錦織にも見せて欲しかった。
    負けたティームと錦織のプレーがなんかかぶりました。

    杉田の元気を錦織はもらってウィンブルドンに向かって欲しい。

      引用  返信

  • 団長さま、レビューありがとうございます。
    杉田選手、ティーム選手に勝ちましたね!おめでとうございます。
    杉田選手にあって、錦織選手になかったのは、丁寧な細かいフットワークと、威力よりもコース重視のスライスサーブがいいところで入ったことでしょうか。はやい展開力も見事でしたね。ティーム選手がスピードについていけてなかったです。

    はやい展開の芝では、ことさら丁寧なフットワークが必要なんだなあと思いました。錦織選手の少し雑なフットワークは残念でした、どこか痛めてるとかでなければいいのですが。

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  • 杉田選手、ベスト8はとても嬉しいけれど
    途中テイエム選手の姿が錦織選手に重なって
    ちょっと胸が苦しかったりした。
    錦織選手には杉田選手の善戦を喜ぶより
    悔しがっていて欲しいなあ。

      引用  返信

  • 杉田さん。ティームに勝ったんやで。もう少し誉めてあげて…
    錦織さん応援サイトでは難しいか…

      引用  返信

  • もう少し試合中のBody Actionに勝ちへの執念を感じさせてほしいですね。彼の試合は逃さず
    全て見てますが、他の上位の選手と比較してそれが一番感じることです。ウインブルドンでは
    頑張って欲しいです。こつこつ型の杉田選手も僕は大好きです。いつも試合中の一生懸命な
    プレーが伝わってきます。杉田選手決勝まで頑張って!

      引用  返信

  • 杉田くんが ティエムに勝って 感激しました。逆転されそうな雰囲気が出てきた中 立派は最終ゲームでした。
    さて 誰も指摘されないし 時々 テレビでプレーヤーの解説者でさえ 肯定するので 一つ指摘させてください。
    私の持っているルールブックが少し古いのでもしかしたら今は 変わっているのかなとも思いますが・・・
    (いやそんなことないか)
    投げたラケットに当たっての返球は 失点です。
    規則24 プレーヤーの失点 j) プレーヤーの手から離れたラケットに、インプレ―のボールが当たったとき。
    とあります。皆様ご確認ください。

      引用  返信

  • netdashさん,

    マイアミのフェデラー戦、錦織が勝った試合でラケットすっぽ抜けリターンがあった気がします。

    その後の準決勝ジョコビッチ戦は棄権しましたが・・。

    今回はそれとはちょっと違うかな?

      引用  返信

  • 2012年のロンドンオリンピックのベスト8、覚えています。気持ちよくプレーしていましたね。最近の試合では、棄権するまではスライスとかうまく使って芝がちょっと好きになってきた、と言っていたような。
    復帰後、せっかくクレーで掴みかけてたリズムが、芝に変わってまだうまくフィットできていないのかな、やっぱり怪我は怖そう、あちこち痛みもありそう、とは思います。
    あと、サーブはやっぱりフットフォルト気にしてたんじゃないかなって。
    もうちょっと慣れれば、健康でさえあれば、何かの拍子で劇的に変わるような気もするのですけど。。。

    杉田選手の試合、睡魔に負けて寝てしまった。。。
    やりましたね!おめでとうございます!
    自信を取り戻してくれたら嬉しい。

      引用  返信

  • ティームは芝の上では、あの猛烈なバック・ハンドを自由に打てる時間が足りないのかもしれないですね。即ち、サーフェスの速さがそれを許さないのかもしれないですね。

      引用  返信

  • 私は、1stサーブの確率の低さが、今回の一番の敗因だったと思います。
    勝ちたいという強い意志は感じましたよ。
    序盤から、サービスボックスからかなり外れたフォルトが目立ちました。
    昔ほどサーフェスによるバウンスの差はないにしても、芝の試合で先にブレークされると厳しくなり、プレッシャーもかかってきます。
    フォームはだいぶ良くなった気もしますが、手首を折ってボールを打ち出す方向とスイングの方向にあまりずれがない(内外旋が有効に使えていない)傾向は変わっていないので、なんとかしてほしいんですが。
    まぁ、周囲からもたぶん言われてるだろうし、やれればやってるんでしょうが。。

      引用  返信

  • 団長さま
    レビュー記事ありがとうございます。プロ選手とはいえ人間ですので長いシーズン中調子の良し悪しはあると思っています。昨夜のハチャノフ選手はミスなく調子良さげだったので彼のサービスゲームをブレークするのはかなり難しそうでした。調子の振り幅が小さい選手ほど上位ランクにあるわけですが…。全英までにサーブとフォアを修正できるか?それとも芝は怪我なく無事に終えることを第一に考えてハードシーズンに焦点を絞るか?ファンとしてはくよくよ考えずにウィンブルドンを待ちたいと思います。

    鶏肉さま
    杉田選手応援はフォーラム日本選手情報杉田選手トピで!!ええで〜の乱れ打ちが見れます笑。

      引用  返信

  • 話題的には終結した感もありますが、一点だけ。私の拙い記憶では、手から離れたラケットにボールが当たっても、相手のポイントになったはずです。
    そうだとすれば、意図的に投げているわけではなく、遮二無二ボールに食らいついた結果、すっぽ抜けてしまったのではないかと思われます。

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。