【鼻血出た】新設の10ポイントタイブレークを奪い、錦織がフルセット男の本領発揮!(2019全豪オープン2回戦 vs. カルロビッチ レビュー)

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2019 Australian Open (Grand Slam)
2nd Round
Kei Nishikori[8] def. Ivo Karlovic, 6-3,7-6(6),5-7,5-7,7-6(10-7)


大先生のサーブ、
なんすかありゃ・・・

テニスの怖さ、ビッグサーバーの怖さを痛感した試合でした。本当に勝って良かった。
ビッグサーバー攻略のお手本のような1stセット。
しっかりキープしてタイブレークの1チャンスをものにした2ndセット。
2セットアップとなり、残り3セットのうち1つくらいはタイブレークで落とすことがあっても、勝利は揺るぎないと思われました。

3rdセット、4thセットは1ブレイクずつで落としました。
しかしエラーは各セットそれぞれ、1本と4本のみ。
錦織はリスクを抑えた丁寧なプレーを心がけ、集中力も保つことが出来ていました。

4セット通算でウィナー58本に対しエラーは僅か、12本。見たことがない凄いスタッツ。普通の勝利2試合分です。
しかし、現実はフルセット。目まいがしました・・・。

しかも、大先生のサーブは衰えるどころか、試合が進むにつれて鋭さを増してきます。
最初は読めていたコースも、中盤以降、明らかに大先生が変えてきて錦織の読みを外しました。
(データを後で示すのでぜひご覧ください。)

ブレイクされた2ゲームは、いずれも大先生の勝負ショットが入った結果。
2ndサーブをチップアンドチャージしてのネットプレー。
そして一発狙いのフォアです。

決して確実な攻撃ではなく、いわばギャンブルでした。
そのギャンブルが、両セットとも1ゲームに集中して成功してしまいました。

大先生にしてみれば、「してやったり」だったと思います。
内容が良かったのは間違いなく錦織圭。
あのまま負けていたら、錦織圭は「なぜ・・・」と呆然と立ち尽くし、ショックから立ち直れなかったかもしれません。
大先生からは、「生涯最高のテニスだった」と、2012デ杯でのコメントが再び聞かれることになっていたかもしれません・・・。

ファイナルセット、プレッシャーがかかるのは2セット連続で取られた錦織圭の方でした。片やランキング的にも、失うものがない大先生。

しかも大先生のサーブは絶好調。
セット毎の1stサーブ確率は、71%→71%→74%→81%と驚異の数字でした。
ファイナルセットでも終盤まで80%を超える確率・・・。リターナーから見れば、全部入ってくる感覚です。
2ndサーブになっても200km/h近いのが飛んで来て、まったく攻撃できません。2nd points wonは78%と、1stサーブの77%を超える数字でした・・・。

これではさすがの錦織もブレイクできない。
とんでもないプレッシャーだったと思います。
タイブレークで勝つしかない状況。短期決戦なら負けは十分あり得ることです。

そして、あの4-4 0-40の大ピンチ。
この3つのブレイクポイントはマッチポイントとほぼ同義でした。

「サーブを入れることに集中した」

試合後にそう語った錦織は、まずサービスライン一杯に入る1stサーブ15-40。
いやらしいスライスしっかりスピンで持ち上げ、大先生のミスを誘って30-40。
そして次のポイントが最高にシビれました。

執拗にスライスでミスを誘おうとする大先生のバックハンドに対抗した、細かく足を動かし、膝を曲げ、しっかりスピンをかけた6本の魂のフォアハンド!

6本ですよ6本。しかも全て深かった。サーフェスすれすれに飛んでくる低い球を、持ち上げた。
去年なら、フレームショットで宇宙開発だったかもしれません。
デュースからも、ひたすらフォアハンドで我慢しました。

去年はブレーキだったフォアハンドが、信頼できるショットへと復活した今年の戦い方を象徴する挽回でした!

もう、見ていて心臓バクバク、体は震え手には汗をかきまくっていました。私がコートに立っていたらサーブを入れることすらできなかったと思いますが、なんという我慢強さ、メンタルの強さなのでしょうか。

タイブレークも一進一退の攻防で、一時は6-7で1ミニブレイクダウンとなりましたが、リターンを返して逆転。勝った直後は、倒れ込み四つん這いになってしまうほどの苦しい戦いでした。

この10ポイントタイブレーク、初経験でしたが錦織が「ビッグサーバー以外に少しだけ有利かもしれない」と語ったように、6-7がマッチポイントでなかったことも大きかったですね。

それにしても大先生、想像以上に強かったです。
ストロークやリターンは苦手な選手ですが、これまでの対戦よりミスは少ないし、なんといっても1チャンスの勝負プレーを成功させたところが半端ないです。
そして何ですかあのサーブ。入りすぎでしょう。
エース59本です。1セットあたり約12本。
しかもコースの工夫がありました。

試合前のコース分析では、「アドサイドのワイドが多い」と書きました。
そのデータ通り、アドサイドのワイドは試合全体で60%。過去平均は59%でしたので、データ通りでした。
しかしセット単位で見るとまた違った見方が出来ます。

※ データは赤黄色さんが実況掲示板で付けてくださったスコアを元にしています。ありがとうございます!

Set1 センター3 ワイド6
Set2 センター3 ワイド9 ボディ1
Set3 センター3 ワイド8
Set4 センター6 ワイド8
Set5 センター6 ワイド5 ボディ2

ご覧のように、最初の3セットはワイドがかなり多め。
事前データ通りです。

しかし4thセットはセンターがやや増え、
ファイナルセットはセンターの方が多くなるとともに、ボディも混ぜて来ました。

トータルではセンター21、ワイド36、ボディ3
ちょうどワイドが60%で事前データ通りです。

このように、試合途中から変えてくる傾向は多くの選手で見られます。
データを活用しつつも、データにとらわれすぎてはいけないという、難しい舵取りが求められます。

ほんとによく勝ちました・・・。

マッチポイントこそ取られなかったものの、のしかかるプレッシャーとしてはキャリアの中でも指折りの重さだったと思うので、
その試合を強靱な精神力で勝ち抜いたということで、鼻血試合に認定致します!

1回戦も生涯最高のプレーをする相手でしたし、なかなかの試練が続きますが、両方とも乗り越えました。
前哨戦の結果といい、復活のフォア、向上したサーブ。
崩れないメンタル、尽きない体力。
そして何より、故障のない体。

何やら、条件が揃ってきたような・・・。
大会前から予感はありますが。

いやいや、まだ早いですね。言うのはやめときましょう。

36 件のコメント

  • 執拗にスライスでミスを誘おうとする大先生のバックハンドを、細かく足を動かし、膝を曲げ、しっかりスピンをかけた6本の魂のフォアハンド!
      ☝
    ここで1本でもスピンかフラットを混ぜられたら、それも怖かった・・・(ΦωΦ)
    大先生も、あのビッグチャンスとTB 6-7 の時点は、勝利への欲で心が僅かに揺れたのでしょうね~m(__)m

    錦織選手!!素晴らしい勝利でした\(◎o◎)/!

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  • 苦しい試合の連続ですが、錦織選手は好調を維持していると私は思います。
    ジョコさん撃破の可能性も高まってきたと思います。

    ところで、カルロビッチ戦の最後のタイブレークで、ちっともサービスエースを食らわなかったのはなぜだろう?
    大先生がビビっって安全策をとった?
    錦織選手の集中力が素晴らしかった?
    それとも偶然?

      引用  返信

  • 初コメです。
    毎回、団長様の卓越した見解を楽しみにしています。
    今大会、機は熟したように感じてます。
    何かが起こりそうな☺️⁉️
    明日も楽しみですね🎶

      引用  返信

  • 団長さん、すみませんm(__)m
    私、録画を見ながら祝杯を挙げてまして・・・m(__)m
    変なところが普段に増して多くなってるかと思います。申し訳ありませんm(__)m

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  • もちろん彼がビッグ・サーバーであることは認識していましたが、それがあれ程の精度で、あれ程持続するとは!本当によく勝ったと思います。確かになんだありゃー!でした。

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  • ぴか星1さん,

    TBのサーブデータ確認しましたが、なんでエース取られなかったか分かりませんね。。。。

    データ貼り付けます。1本はエース取られてますね。Aw190はワイドへの190キロエースです。

    TB7-6(7)○○×○○××○○××××○○○○
    (1c165/1w200 1c203/1w150 2c147/2b179 Aw190/1w157 1w176/2b192 1c219/2b155 1b164/
    1b213 2b186/1c170 1c164)

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  • 下団さん,

    日本語おかしいのは、引用していただいた私の文章です・・・紛らわしくてすいません。

    〜なバックハンドを、〜魂のフォアハンド!

    って私の日本語おかしいですからw

      引用  返信

  • 初めてコメントさせていただきます。
    いつも団長さんの記事更新楽しみに見ています😊
    この試合、観ていて何度も「終わった・・・😱」とこっちが先に諦めていました。
    しかし、今年の錦織はピンチに強い!
    そして、去年からタイブレークにも強い。
    タイブレークの専門家的存在である大先生から、2つあったタイブレークを両方取ったことがそれを表していると思います。
    3回戦は、そろそろストレート勝利で1回楽をさせてあげたいですが、難しいですかね!?

      引用  返信

  • 団長さん、鼻血試合認定!!の文字‼️嬉しいです😂
    ホントにおっしゃる通りの試合展開で錦織選手だけでなく、カルロビッチ選手にも
    あっぱれ╰(*´︶`*)╯♡と言うしかない内容でした。錦織選手が勝ったから言えるん
    だけど(^◇^;)
    この勝利は本当に錦織選手自身も嬉しかったようです。自信にも繋がりました。
    1、2回戦とも錦織選手自身のプレーは良いと思えましたがカルロビッチ戦のスタッツ
    が素晴らしくてビックリしました(´⊙ω⊙`)これで結果として負けていたら、残念すぎ
    ました。あーーーーーーーー!心から勝利に感謝します。

      引用  返信

  • 団長さん、興奮と緊張感が伝わってきて、何も違和感を感じませんでした😆
    本当によく耐えてくれましたね〜🎌😭🎌

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  • 団長さま
    記事立てありがとうございます。
    錦織選手としては決して自分の形では無い試合をよく勝ち切ったと思います。

    確か錦織選手もこの試合を「博打」と評していた記憶が有りますが、博打の面だけ考えたら第3&4セットのブレイクや最終セット0ー40そして10ポイントタイブレで一時はリードを奪ったストロークなどを大先生の方がむしろ勝っていたかもしれません。錦織選手側としてはこの試合は言わば「博打に負けて試合に勝った」とでも言うべきなのでしょうか。

    後は10ポイントタイブレは大先生の様な「一気果敢な電車道タイプ」には少しキツイかもしれません。最低3ポイント分「考える時間」が増えるこのシステムだと、錦織選手の様なタイブレ大魔王相手だとどうしても考えてしまう事があるでしょうし、そうなると今までのサービスゲームの様にはならないのかなっと。

    このシステムって、特にビッグサーバーvsストローカーだと勢いだけでは押し切る事が出来ずに実力差が浮き彫りになるのかなぁ気がしました。

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  • 団長さん、素晴らしいレビューをありがとうございます。鼻血レビューに認定したいくらいです。
    特に、0-40の大ピンチの場面の丁寧な再現には感動しました。私など、あの時観戦していたのに、緊張と不安のあまり、どうやって挽回したのか、わかりませんでした。
    昨夜再観戦して初めてわかったのですが、あんな絶体絶命のピンチで、錦織君は工夫を凝らしてしかも一瞬の迷いもなくプレーしていましたね。潔くすがすがしいまでに。冷静に状況を見通していたのではないかとさえ思えます。一種のゾーンに入っていたのかもしれません。(どうやって挽回したか覚えていない、と本人が試合後に言っていたと思うので…)
    本当に感動的な素晴らしいシーンでした。”6本の魂のフォアハンド!”団長さんのこの言葉とともに、ずっと忘れないと思います。

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  • 久しぶりに泣きましたウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!!
    期待はしません 楽しみにします!全力応援!

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  • ゆうた👿さん、普段のCH、ツアー大会時のダブルスのマッチTB突入時のように、休憩を取ることも検討されるかもしれませんね〜🙇

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  • 錦織vs大先生の試合のスタッツですが、セットカウント3−0で快勝した2016USOのスタッツと今回を比較すると以下のようになります。

    錦織のスタッツ(2016USO→2018AO)

    サーブ

       ファースト・サーブ・イン    60%→77%(+17%
       ファースト・サーブ・ポイント勝率84%→79%(+5%)
       セカンド・サーブ・ポイント勝率 70%→70%(+ー0%)
       サーブ・ポイント勝率      78%→77%(−1%)

     つまりサーブは、期待通りの2016USO並みのパフォーマンス。ファースト・サーブイン確率は、勝敗にあまり関係ないです。クォリティが大事です(ハモ理論)。実際ファースト・サーブ・イン確率は2016USOに比べて+17%も良くなっていますが、サーブ・ポイント勝率は全く変わっていません。錦織のファースト・サーブ平均速度は、1回戦の179km/hから171km/hと−8km/h落ちています。

    リターン

       大先生ファースト・サーブイン   68%→75%(+7%)
       ファースト・リターン・ポイント勝率23%→22%(−1%)
       セカンド・リターン・ポイント勝率 53%→38%(−15%
       リターン・ポイント勝率      33%→26%(−7%)

     つまりファースト・サーブ・リターンは良かったが、セカンド・サーブ・リターンが良くなかったです。これは団長の解説にあるとおりです。大先生のセカンド・サーブが良かった。大先生のファースト・サーブ方向は事前の解析通りアドでワイドが多かったですね。第5セット10ポイントタイブレで、1−0から大先生のデータどおりアドワイドに来たファースト、6−7からの大先生のクラッチサーブ、アドで甘くセンターに来たファーストと、次にデュースでボディに来たサーブをよく返したと思います。

    今回、トータルポイント錦織166対大先生162で4ポイントの僅差でした(2016USOは21ポイント差)。が、上の主なスタッツでは、エース、BP勝率、ウイナー以外で錦織が上回っており、僅差ですが錦織の勝利は統計に支配されるテニスではある意味当然でした(トータルポイントで負けていても錦織が勝つ試合はフェデラーとかに比べて多く、それが錦織劇場とよばれる所以です)。

      引用  返信

  • 観戦当時の興奮をそのまま届けつつ、納得の分析も織り交ぜた素晴らしいレビュー、ありがとうございました。試練を乗り越えつつ勝ち上がっていく錦織選手の体に怪我や痛みが生じていないことが嬉しくてなりません。かつて錦織選手の代名詞だったフォアが(以前とはちょっと違うタイプのようですが)武器として戻ってきてくれたことも。

      引用  返信

  • 下団さま
    確かにそれは有るかもしれませんね。

    後は大先生の2ndなんですが、ダブルファースト気味の2ndも少なからず有った様な気がしたのですが・・・違いますかね?

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  • ゆうた👿さん、第4セット第8ゲームでの2本目のBPで2ndサーブで199km💀
    センターに読んでましたし、あれが10kmでも遅ければ、第4セットで終わってた可能性もあったかと🙇

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  • 錦織選手、本当によく勝ってくれました。
    そして、団長様、素晴らしいレビューをありがとうございます。

    現地の雰囲気を少しだけお伝えします。
    1stセット2ndセットは、サービスも安定していて少々のピンチにも全く動じる様子なしで気合いがすごく入っているのがわかりました。
    本当に心技体揃ってきたんだなあと、その時点で感動モノでした。

    そして、ブレークされた3rdセットですが、小雨が上がったあと空に薄日が射すと、急に蒸し暑くなってきました。身体の中に熱がこもるような嫌〜な感じの暑さです。
    日陰の席でも息苦しい感じだったので、コート上で頭をフル回転させ身体を動かすのは本当に大変だったと思います。
    ゲーム間で扉が開くと、外のエアコンの冷気が少し入ってくるので、錦織選手が自分サイドでプレイする時だけ、扇子で風を送ってみたりして。。。届くわけない。
    カルロビッチ選手の超人サーブ、これを取れる人類がどれだけいるの?と絶望的に思うほど凄かったです。鳥のピヨピヨ援護にもダブルフォルトすることもなく。
    (ちなみに屋根が開いていると、昼間はツバメやムクドリ?夜はカモメの声がすごい。多分コート上にフンも落ちてる)

    あの0-40からの脅威のリカバリー、息を殺して祈っていたので、どうやって取ったのかほとんど覚えてない…。家に帰ったらちゃんと録画見なければ。
    りょうさんの周辺には錦織選手に拍手を送る人があまりいなかったいうことですが、私の席の近くも日本人が少なかったのですが、「がんばろうNISHIKORI」と手書きのポスターを掲げる地元らしい可愛い子供もいたり、何より0-40からの1本1本、最後のタイブレで1本決まる度に歓声が大きくなり、勝利の瞬間はスタンディングオベーション。錦織選手のプレイに魅了され、称賛してくれる人はたくさんいたと思います。あちこちの日本応援団が素晴らしかったので、若干押され気味というのはあったかも??
    公式サイトにこんな記事が。
    https://ausopen.com/articles/features/japanese-duo-live-fame-game
    日本人がああいう応援をできるのは、NHK放送のWBを観て育ったからですって。

    錦織選手の勝利を見届けた後、魂が抜けた状態だったので、大坂選手の試合はなんだか夢の中のうちに終わってしまいました。
    でも、とってもクールなプレイぶりで、打たれたときは相手を称え、常に拳を握ったり膝を叩いたり、終始ポジティブな振る舞いを心掛けているのが印象的でした。

    長くなりました。
    明日もダブル勝利となりますよう、応援してきます。

      引用  返信

  • 素晴らしい総評ありがとうございました!錦織選手が大先生のボレーが上手くなったと言う記事があったと思いましたが、ほんとパッシングで抜くのも厳しそうでしたし、ロブも殆ど出せなかった。ブレークポイント来てもサーブで切り抜けちゃうし。今チリッチ−ベルダスコ戦見ていますが、ビッグサーバーは恐ろしいですね!
    実は錦織選手の今回の山これから相当良さそう!反対の山なんてフェデラー、ナダル、チリッチです。ジョコさえ倒せば!

      引用  返信

  • 圭さん、最近試合中の後ろ姿やプレイ中の振る舞いを見た時、フェデラー?って感じる時があります。私は全くの素人ですが、怪我前はよく、見ていられなくってあえて録画を観たり、結果を踏まえてからしか観らなかったのですが、あのオーラというか、自信? 堂々たる振る舞いに、どんな結果も目をそらすまいと見られるようになっています!! 最後、四つん這いになって時が止まってしまったような信じられない展開が幾度も訪れた試合で、ファンにとっては忘れられない闘いとなりました。何かが起こる?持ってるものを出しきれる? 待ちに待った時が着実に近づいているような?そんな雰囲気を醸し出しているような、そんな楽しみをくれる、圭さんのテニスを、全力応援出来る幸せをかみしめて、一戦一戦を焼き付けて行きたいです。

      引用  返信

  • 現地応援の皆様、いつも熱い応援と観戦レポートをありがとうございます。
    最終セットがタイブレじゃなかったらと思うと、めまいがしてきます。
    鈴木貴男さんが、最後のタイブレークについて語っていらっしゃいます。
    貴男さんの解説はさすがに説得力があって、なるほどと思いました。
    そして、貴男さんからも「錦織の試合の中で5本の指に入るナイスゲームだった」と鼻血認定試合のお墨付きを頂きました。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00000342-sph-spo

    話が変わりますが、今発売中のNumberはテニス特集です。
    まだ買えていないのですが、前トレーナー中尾さんのインタビューも載っているようです。
    https://number.bunshun.jp/articles/-/833171

      引用  返信

  • 団長さま、素晴らしいレビューありがとうございます。
    0-40のとき、団長さまの「頑張れ、とにかく頑張れ、優勝するんだろう」のツイートを読んで涙が溢れてきました。ホントにやってくれましたね!
    ジョコに勝つと信じて、これからも応援します。

      引用  返信

  • このレビューを読んで、錦織選手の凄さをあらためて思い知らされ、体が震えてきました。
    ありがとうございます。

    何度も襲って来る絶体絶命の大ピンチ。
    「ここをミスしたら…」というネガティブな感情に支配されて、守りに入ったりミスを連発したりしてもおかしくないこの状況。
    でも錦織選手は、「このファーストさえ入れば…このリターンさえ返せば…まだチャンスはある」と自分に言い聞かせて、物凄い勇気を持って自分からチャンスを手繰り寄せ、見事に勝利しました。

    あんな超プレッシャーがかかる場面で、この発想の転換。
    そして瞬時にショットを選択し、さらに実際に勇気を持ってそれを実行に移す。その通りにちゃんと体が動き、不可能と思われたことを可能に変えるなんてこと、そんなこと出来ます?
    錦織選手、ほんと、尊敬する。

    昨年末、イチロー選手がイベントで子ども達に伝えてたことを思い出しました。

    「出来ると思ってもそれは出来るかどうか分からない。でも、出来ないと思ったらそれは絶対に出来ない。」

    たしか夢について語ったことだと思うけど、これは日々の積み重ねにも当てはまる。
    錦織選手は「チャンスは来る」と信じて戦ったからこそ、正に自分で勝ち取った勝利だったんだなぁ。

    強靭な心、強靭な肉体、そして築き上げてきた確かな技術をもとに、この先も勝利を積み上げていってほしい。
    どんどん強くなる錦織選手を見るのが楽しみです。

      引用  返信

  • moopyさん、現地レポ、有難うございます🧡💚

    う〜〜ん、だんちょのレビュー読んで、また、涙がじわりんこ💧
    ニワカでさえこうなんだから、昔から応援してる方、テニス経験者は、どんだけ〜〜☝️

      引用  返信

  • 団長さま、レビューありがとうございます。
    観戦できなくても、ツイッターとスコアを見ながら
    一喜一憂していました。
    0-40の時は本当にダメだと思いましたが、奇跡のカムバック。
    ただただすごい試合でした。
    勝ってくれたことが本当に嬉しいです。
    ブリスベンの優勝、予選勝者との競り合い、そして大先生への
    この勝利でまた自信をつけて一皮向けたんじゃないでしょうか?
    勝ち抜いて、新たな気持ちでジョコビッチに挑戦してほしいです。

    moopyさんはじめ現地応援の方のレポートが楽しいです。
    ありがとうございます。
    明日の応援もがんばってくださいね📣

      引用  返信

  • 団長さん、レビュー記事ありがとうございます。

    最後、勝利が決まって前へ崩れ落ちた瞬間の写真いいですね。この姿がカルロビッチ戦の全てを表しているような気がして、今みても思い出して涙が出てきます。(@_@。
    記事を読んで両選手の駆け引き、心理などを教わると、いかに二人が凄いプレーをしていたかがよく分かり更に感動が増しました。
    最初は読みが当たってバシバシリターンできていたのに徐々に返らなくなって、
    カルロビッチ選手の長ーい腕が鞭のようにしなって打たれる強烈なサーブが決まりだし、返せなくなった時はなぜだろうと思いました。
    百戦錬磨のカルロビッチ選手もやられっ放しではいませんよね。
    セカンドサーブも200キロ近いって、ほんとなんじゃそりゃです。カルロビッチ選手はやはり凄かった!
    それを打ち返す錦織選手も凄い!
    オンコートインタビューで、カルロビッチ選手が60本近いサービスエースを決めた事について、僕の年間トータル数と一緒ですねと答えて会場から笑いがおきていましたが、自虐的なコメントの中にリスペクトの気持ちが込められているというか、カルロビッチ選手のサーブはそれだけ凄いという事を伝えたかったのではと思いました。^^

      引用  返信

  • いくらカルロビッチでも40-0とか勝負所での単発ならまだしも2ndの平均が5セット通算で約190kmというのはちょっと見たことがありません。
    印象だけではいかんと思って16USOの直接対決と直近のプネー決勝を見直しましたが、やはり2ndでは時折160km位のスピンも混ぜつつ170〜180km前後で入れてきます。普段なら。
    戦術的にリスクを負って徹底してサーブは攻めると決めていたのでしょう。
    余程調子が良かったのか、他にも例えばダンロップのボールが合ったとか、理由はわかりませんが、それをフルセット完遂したカルロビッチが凄かったのだと思います。
    10pタイブレークは痺れましたね。鼻血納得です。

      引用  返信

  • 私事ですが試合を見れていなく結果だけ確認している状態だったので、錦織選手の調子がブリスベンでピークに持ってった分全豪で落ちてきているんじゃないかと心配でした。が、団長さんのレビューや皆様のコメントで錦織選手が素晴らしいプレイをしていることがわかり本当にうれしいし安心しました。ありがとうございます。

    がんばれ錦織!彼が健康で思うように動けることを願ってやみません。

      引用  返信

  • 自分の強い気持ちを信じて、我慢して、我慢して勝ちきった錦織君。メンタルモンスターです。
    多くの錦鯉たちが、あの激闘を瞬間を、現地から、日本から、錦織君の勝利❗を信じて全身全霊で応援していたんだと思うと、凄いです、錦鯉たちの一体感。
    この先どんなクライマックスが待っているんだろう?高揚しています。

      引用  返信

  • 努力は実を結ぶ!
    勝利を信じて最後まで応援する!!

    昨年心でそう思いながら娘を試験会場に送り出した事を思い出しています。
    今日からセンター試験です。
    受験生がいらっしゃるお父様、お母様、ご家族の方々!ご武運をお祈りいたしております!

    錦織選手もぜってー勝つ!

      引用  返信

  • ジョコビッチ、フェデラー、ナダル。優勝の常連さんは危なげなくストレート勝ち。さすが。伊達さんも大会前にとにかく第一週は体力温存が優勝の条件と言ってました。
    しかし、早くもその前提は崩れました(笑)
    でも団長もアップしてる錦織の崩れ落ちる姿、 試合直後はやっぱり優勝はダメかなと思いましたが、今は何かいつもと違うとんでもないことの前兆に見えてきました。
    錦織が優勝するとすれば、BIG3とは異なり、7試合フルセットとか劇的なものになるのだは。とは言え、さすがに今日の3回戦はすんなりとお願いします

      引用  返信

  • 錦織さん、団長さん、申し訳ありませんでした。

    実は第9ゲームは、0-30から後を見てません。というか直視できなかった。
    ああ終わったと思ってしまいました。全力応援と言いながら…すみません。。。情けない。。。

    そんな中、うちのおばあちゃんは、全力応援。あのシーンも挽回する事を疑わなかったそうです。
    理由を聞くと「圭が優勝すると言ったから」との事。

    確かに圭はいつも慎重な発言で有言実行の男!

    しっかり、どんなピンチでも信じて全力応援をする事を誓います!

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。