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ちょっとATP公式サイトの見出し風にタイトルを付けてみました。

本日PM12時(あと1時間!)より、Gugaことグスタボ・クエルテンの全仏1回戦が始まります。

対戦相手は第18シード、地元フランスのポール・アンリ・マチューです。

今大会限りの引退を表明しているクエルテンは、ワイルドカードをもらっての出場。怪我が完治せず、今年の成績も芳しくありません。

相手がマチューでは勝つ見込みはほとんどなく、実質的に引退試合となることでしょう。

大好きな選手の一人でしたので、大変さびしいものがあります。2004年の全仏QF(ナルバンディアンに敗北)を生で観戦できて、ラッキーでした。

その代わりフェデラーを見ることができませんでしたがw(フェデラーはGugaに3Rで敗退)。

あのとき、「もうGugaを生で見ることはないかもしれないから、フェデラーよりも見れて良かったかもしれないな。」と思ったのですが、残念ながらその通りになってしまいました。

あの独特のグニャグニャテニスは見ていて楽しく、またハラハラしました。

バックハンドの高い打点からの強打は、片手バックハンドの革命でした。

Gugaを知ったのは1996年デ杯プレーオフ・オーストリアとの死闘でした。
(最初西ドイツ戦と書きましたが、覚え間違いだったようです。)

当時完全な無名選手だったGugaの(グニャグニャ)テニスは見たこともない異質なもので、私の中に強烈な印象を残しました。

完全にリラックスした状態から放たれるショットは伸びが鋭く、独特のリズム感がありました。

どうやったらあれだけ貯めてバックを打てるのか!?と食い入るように画面を見続けました。

その半年後、まさかのノーシードからの全仏オープン優勝(1997年)。当時のテニス雑誌の表紙の見出しは、

「誰だ!おまえは!?クエルテン」

でしたwwwwww。

私にとっては「誰だおまえは!?」では全く無く、「やっぱり凄い選手だったんだ・・・」とただただ感心したことを覚えています。

2000年の全仏決勝ではノーマン相手に大接戦。見ている方が辛く、苦しくなってしまうような緊迫した試合で、クエルテンのゲッソリした顔がますますゲッソリしていき、それに反比例して逆に鋭さを増していくバックハンド・ストレートにしびれたものです。

2001年はセンターコートに大きなハートをラケットで描き、大の字で寝転んでパリジャン・パリジェンヌの心をわしづかみにしました(私の心も。)。

注)私は男性より女性が好きです(再)。

グランドスラムで3勝できる選手は本当に一握りです。
1 Slam Wonderはよくありますし、ヒューイット、サフィン、カフェルニコフといった名選手でも2勝どまり。
2000年には年間No.1にもなりました。

陽気で愛嬌があって誰からも愛されたGuga、(おそらく)最後の試合をかみしめて観戦したいと思います。

Guga、ありがとう☆゚.+゚o(>Д< 。*)ノ゚+.★

全仏オープン熱闘譜1983~1994 (1983)[ビデオ]
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4 件のコメント

  • 錦織圭実況掲示板
    http://www2.atchs.jp/keinishikori/

    に、全仏オープン実況掲示スレッド作っときましたので自由にお使いください。
    錦織の試合ほどは盛り上がらないと思いますが…。

    それからいろんなスレッド立てはご自由にどうぞ。

      引用  返信

  • GUGAお疲れ様(涙
    危うくPCの前で号泣するところでした。。

    …にしても、あのトロフィーは重そうだった(笑
    あんなに何度も掲げるようリクエストするなよ…

      引用  返信

  • 試合終わったあと、タオル被った彼、体が震えてましたね。
    泣いていたんでしょうね。 おもわずもらい泣きしました。

    昔、優勝してコートにハートマーク書いて寝た人がいたって
    記憶してましたが、彼だったんですね。
    感動をありがとう。お疲れさまでした。

      引用  返信

  • クエルテンは打つ時の「ウゥ~」という独特の声が好きでした。やはりテニスは打つときにリラックスは大事なのだと。

    そんな選手は好きで、ついオリンピカスのウェアを買ってしまいました。

    クエルテンお疲れさまでした。

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。