30-30は実はデュースと同じ

えー、本日は友人の結婚式に出席してそのまま神戸に宿泊しております。
本日のネタは全然用意していませんので、ちょっとしたテニストリビアを紹介してお茶を濁したいと思いますwが、その前に重要なデ杯ウズベキスタン戦の結果を。

ドゥストフ/イストミン def. 鈴木/岩淵, 7-6(7),3-6,6-7(3),6-4,3-6

鈴木・岩淵のダブルスも敗退して通算3敗となり、チームの負けが確定しましたね・・・。
フルセットの大接戦でしたが一歩及ばず。悔しいですね。

来年また、1からチャレンジです。がんばれ日本!!

さて今日のテニスとリビア。

デュースになるとその後の2ポイントをどちらかの選手が連続して取らないとゲームになりませんね。
1ポイントずつ取った場合、「デュースアゲイン」となります。

でもよく考えたらこの状況、30-30(30オール)でも同じではありませんか??

30-30においても連続2ポイント取る(or 失う)でゲーム、1ポイントずつ分け合うとデュースになります。

でも「30-30」のときはまだデュースのときほど、カウントが煮詰まっていない感じがしませんか?
だとしたら錯覚ですので、次回からは必ず30-30のときでもデュースと同じ気持ちになってください!!

そして40-30はアドバンテージ自分、30-40はアドバンテージ相手と同じです!

30-30のときの気分と、デュースのときの気分、どっちに合わせてもいいですから気の持ち方はなるべく統一した方がいいでしょうね。

30-30のときに「まだ煮詰まってない」と感じて緩いプレーをしてしまう人は、デュースになったときの緊張感を思い出した方がいいかもしれません。

「こんなこと、知ってるよ!」と思う方もたくさんいるでしょうが、意外と気付かれていないことだと思うので書いてみました。

12 件のコメント

  • おぉ 今までこんなこと考えたことなかったです^^
    なるほど~  確かにそうですね!

      引用  返信

  • 若い選手が育っているのは明るい材料ではありますが、杉田・伊藤両選手、三橋選手もここ1・2年でCHを突破しないとトップ100は厳しいと思います。
    添田選手も何故今回出られなかったのは理解できません(体調不良?は仕方ないでしょうか??)が、せっかくCHで何度も優勝できる力がついたと思ったのにGPにチャレンジしない(しても勝てずにはね返されている)状態でランクも下降気味…仮にランクを落とすにしてもGP予選で負けて落ちるなら見込みがあると思うのですが…

    日本のJr.育成のノウハウは中々のレベルまでは来てはいます。問題は16歳以上、ジュニアからシニアへの育成が無さ過ぎる点です。
    日本人コーチの力量はまだまだ足りていません。選手の意識も足りていないと言わざるを得ません。
    プロになる選手が増えているのはいいことですが、本当に厳しさを理解してチャレンジしているかは疑問です。それはプロとなっても何年も何年も国内のFで勝った負けたをやっているプロを見ていると悲しくなってきます。
    伊達さんを見てください。
    昨年復帰して1年で国内のサテライト・ITFをクリアしてGSやGPにステップアップしています。きっかけを掴んだら上にチャレンジしていかないと未来は無い事を肝に銘じて欲しいものです。
    杉田選手や伊藤選手は昨年Fで優勝を重ねて今年はCHに挑戦と思っていたのにまだFに出ているのを見て残念に思いました。Fで稼いだポイントでの300位というのはまだまだです。デ杯で勝てといっても無理な相談でしょう。起用した監督にも責任があります。体調不良か調子が悪いとはいえ何故日本のエース格の添田選手を外してデ杯初出場の伊藤選手を厳しいアウェイのレッドクレーで起用するのか…

    Dの鈴木/岩渕組の敗戦は予想外だったでしょうが、いつまでもベテランにすがっていてはダメでしょう。貴男選手もCHで何度も優勝してきた力があったのにGPにステップアップできなかった(怪我があったのは知っていますが、それも実力のうち)のが失敗でした。
    添田選手が同じ過ちを繰り返しそうで怖いです。

    言いたい放題でスイマセン。まだまだ言いたい事はたくさんありますが、ジュニアの有望株の諸君も先輩達の失敗を繰り返さないように逞しく育って欲しいと切に願います。

    盛り上がっているかに見える日本テニス界ですが、ここ数年のF杯・デ杯を見ていると相当やばいんじゃないかと感じています。特に敗戦後の協会のノー天気なコメントやテニスファンの楽観的な反応が心配です。
    女子は世界が相当ハイレベルになってきているのでこのままでは厳しいですよ。男子はいいところまで来ているんですが、近づいたと思ったら後少しがやっぱりまだ遠い印象…もう少し時間がかかるのかなぁ?

    錦織選手の活躍には期待しています!

      引用  返信

  • デュースに入ってからのカウントはアド・イン(サーヴ側が得点を入れた場合)、アド・アウト(レシーヴ側が得点を入れた場合)とアメリカでは呼んでいますが、30-30の段階からすでにアド・インやアド・アウトを使っている場合もよくあります。これは個人的な好みの問題でどちらを使ってもよいみたいです。

      引用  返信

  • tennisnakamaさん

    おお、アメリカではそうすることもあるのですね。
    日本では30-30の後アドバンテージにするやり方は見たことがありませんね。実質的に同じですからどちらでもいいんでしょうけどね。

    部外者さん

    熱のこもったご意見ありがとうございます。
    厳しい意見だとは思いますが、テニスに対する深い愛情と知見の高さがうかがえるコメントですね。
    確かに世界で通用することを目標にプロでやっていくなら、上のカテゴリーにどんどん挑戦していかなければなりませんね。
    そういう意味では私も添田にはもっとGPに挑戦してほしいし、伊藤、杉田にもCHに出てほしいですね。
    日本は地理的にもこれらのカテゴリーに出るには不利ではありますが・・・。

      引用  返信

  • う~ん、今まで考えたこともなかったです!
    アド・インという言葉もはじめて知りました。
    部外者さんの「言いたい放題」、とても興味深く読みました。

      引用  返信

  • 部外者さんのステップアップの件は何年前かにスマッシュか何かの雑誌で修造が全く同じことを言ってましたよ。
    日本選手がジュニア時代は強いけど
    ツアーではトップ100が厳しいのはこれが大きな要因だと書いてたような。

      引用  返信

  • 修造さんはテニマガでも今の日本男子プロに同じようなこと言ってハッパかけてますね。もっと死に物狂いでやってほしいって。

    部外者さん、せっかくなのでハンドルネーム変えてみませんか?
    「部外者」って呼ぶのは少し抵抗あるので・・・。
    これからもぜひ書きこんでください。

      引用  返信

  • 部外者さん、私も同じようなこと(ジュニアからシニアへ)感じます。ジュニアで注目を浴びても、その先で伸び悩む…。
    海外遠征にどんどん出かけて強くなって欲しいけど、伊達選手くらいにならないとスポンサーもついてくれないし、団長さんが言うように地理的に時間もお金も不利な面、ありますよね。
    育成は、どこかが主導してやらなければ日本テニスの未来は暗いものになってしまうのでは?選手の頑張りももちろんだけど、協会にはもっとがんばってもらいたい。トップで多くの選手が活躍しているフィギュアスケートの育成ノウハウをテニスに取り入れるとかどうでしょう?(無理って?)
    ちなみにHPももっと見やすくして欲しい。(去年のジャパンオープンHPは、ひどかった…)

      引用  返信

  •  選手を擁護する訳ではありませんが、錦織以外の日本人選手が
    上位の海外ツアーに参加しにくい背景としては、資金的な都合が
    支配的な理由としてあると思います。(各スポンサー企業の収支
    状況も多分に影響) それでも、韓国や中国等の比較的近場のツアー
    に対しては、それなりにチャレンジしているといえるのではない
    でしょうか?

     やはり根本の問題の1つとしては、団長も指摘されているよう
    に、日本ではCH以上のツアーが4つしかないことだと思います。
    特にATPツアーについては1つ(東京:ATP500)しかありません。
     特に有力選手が見当たらない中国でさえ上海(ATP1000)と北京
    (ATP500)の2つがあることを考慮すれば、せめて、京都CH辺り
    をATP250に格上げしてもらっても良いような気がします。そう
    すれば錦織も出場するでしょうし、興行的にも充分に成立するので
    はないでしょうか?

     と口で言うのは簡単なのですが、実際にATPツアーを増やすため
    には、今年のセルビアオープンのように既存ツアーの権利を買収
    する必要があります。これは既存ツアーの1つが売りに出される
    ことが前提となり、レバタラの話です。

     やはり当面は、錦織のようなATPプレーヤーになるためには、
    ツアー環境的にも充実しているアメリカを拠点とするのが早道、
    ということになってしまうと思います。

     結局、資金とスポンサーが必要ということですね。そういう意味
    では、錦織を育ててくれた盛田ファンドには本当に感謝しています
    し、今後の成果(村松君等)に対しても期待させていただいています。

      引用  返信

  • 資金の問題は大きいですね。
    海外に出ていくとなると、額も大きくなるし成績が残せなかったら次からのスポンサードも受けづらくなるでしょうし、慎重になる気持ちも分かります。
    そういう意味ではせめてCHだけでももう少し増えてほしいですね。
    Fは大分増えたんですけどね。

    京都がATP250になることができれば本当にいいですね。
    関西のファンもATPツアー大会を見ることができるし、錦織もきてくれそうw

    添田は全豪予選の大逆転負けなどのショックもあってか、今年は調子を落としているように思います。
    個人的にはまたCHまわりでもいいので、少しずつまた成績を出してモティベーションをアップさせたところで上のカテゴリーに挑戦してほしいと思っています。

      引用  返信

  • コリコリ様に追従する形になりますが
    結論から言うとお金が全て、ということでしょう。

    国内だけ回っててもフューチャーズ優勝レベルにはなります。
    アジアだけ回っててもチャレンジャー優勝はできます。
    しかしアジアを回ってるだけではグランプリクラスに挑むに当たり、
    試合相手練習相手ともにレベルが不足しています。
    日本じゃ190センチを超える選手のサーブや、フィジカルを鍛えぬいたクレーコーターの強烈スピンはまず体験できないでしょうから。

    結局海外に拠点を置くしかない。それに必要なものは金。
    やる気があっても金がなければどうしようもないです。
    本場と遠い環境にあるとどんなスポーツでも苦労しますね。

    あと伊達さんの活躍は手放しで賞賛に値しますが、若手育成においては参考にならないと思います。

    伊達さんは実力的に最底辺の選手が成長して現在になったわけではなく、復帰当初から150位くらいの実力があったとしか思えません。
    とんとん拍子で優勝を重ねて国内で無敵になったら、やることがないですから必然的に国外に行きますよ。
    添田選手でもあそこまで無双できないでしょう。

    しかもノーランクの若手ではありえないくらいスポンサー、経験値を持っていて
    スムーズに海外に出ていけますし。
    若手と復帰当初の伊達さんの共通点はランクが低いことだけです。

      引用  返信

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。