体を鍛えると病気になりやすい?

気になる記事を見つけたので紹介します。

体を鍛えると病気になりやすい? - 雑学解剖研究所-LABORATORY-大疑問の研究1

リンク先の記事によりますと、

健康のためには、運動は欠かすことができない。体を鍛えれば鍛えるほど、抵抗力も高くなり、病気にかかりにくくなる―トレーニングが日課となっている人は、 そんな風に考えることが多い。
確かに、適度な運動は健康の維持に貢献する。しかし、「過ぎたるは尚及ばざるが如し」の言葉の通り、体を鍛えすぎると思わぬ弊害がある。なんと、免疫抵抗力が落ちてしまうというのだ。つまりは風邪を引きやすくなるなど、感染症にかかりやすくなってしまうのである。 体を鍛えれば抵抗力もアップして病気になりにくい…そう信じていた人にとってはショックである。 一体なぜこんなことが起こるのだろう?

ということらしいのです。

これを読んで、先日錦織が風邪を引いたこと(過去にも数回体調を崩したことがあった)、ロディックら多くの選手が単核症(mono)に羅患したことなどを思い出しました。

漠然と「アスリートの割にはみんなよく体調を崩すな、それだけツアーは大変なんだろうな。」くらいにしか思っていませんでしたが、こういう事実があるとしたら納得です。

理由をしては以下のように述べられています。

身体機能を極限まで高めることを目的とするようなトレーニングを行うと、以下のような現象が起こることが指摘されている。
免疫機能を担う白血球、リンパ球、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の減少。 感染症にかかる危険性の増大。 免疫力の低下。 活性酸素の過剰による筋損傷。ガンや動脈硬化、脳梗塞など各種疾病の危険。

なにやら恐ろしいことが書いてあります。数値が示されていないし過度に心配することはないと思いますが、アスリートのみなさん、一層の体調管理に対する気配りをお願いします。

しかしこういった情報は、複数のソースから裏をとることが必要だと思います。リンク先のサイトの信頼性を疑っているわけではありませんし、おかしいことを書いているとは思えませんが、これだけで鵜呑みにしてしまうのは危険かと思います。

インターネットは素早く情報を得ることができて大変便利ですが、すべて自分で情報の信憑性を判断しなければなりません。そういう意味では人の手とお金をかけてきちんと内容を吟味された出版社経由の書籍の内容については、一定以上の信頼がおけると思います。
(もっとも、中にはおかしなことを書いている書籍もあります。平均的レベルではネットより信頼性があるという意味で。)

テニスの理論や指導法についても、明らかな間違いから素晴らしいものまで玉石混交の状態ですね。そして私を含め、見る側が判断基準を必ずしも持っているわけではありませんから難しいです。

話が脱線しそうなので戻します。この「体を鍛えると病気になりやすい」について専門的知識を持っていらっしゃる方がおられましたら、ぜひ教えていただけませんでしょうか。もしくは他に説明しているWebサイトなどご存知でしたら教えてください。私も興味があるので、ちょっと調べてみます(「信頼性」とか言いながらネット中心ですが・・・)

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 テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。