あくまで私の場合ですが、試合前に意識しておくとよいことをまとめておきます。
一番いいのはリスト化して紙に書いておくことですが・・・。
私の場合専用なので、一般的には当てはまらないと思いますが、考え方として何かの参考になればと思いました。
ちなみに、例えば「サーブはコースを打ち分ける」とかは書かなくても大丈夫なので書いていません。忘れがちなことについてのみです。
シングルス
- 最終的にはネットに出ないと話にならない(ストロークで勝てない)ので、後ろで無理しない。
- ドロップショットを打てる場面は常に意識する。打てる場面が来たら100%トライする。
- 実際にはそんなに頻繁にそういう場面は来ないので、そのくらいの気持ちでちょうど良い。
- ドロップボレーも打てる局面では100%トライする(そういう心構え)。
- 決められないボレーはストレートに深く打つ。
- 1stボレーが上手くいかないときは、ボレーを何とかしようとする前にサーブを変える。
- スライスのストレートの有効活用。
- むしろ浅い方が効果的
- サイドスピンも効果的
- スマッシュは読まれても得意コースでOK
- バックのハイボレーの1本目はストレートへ(通常はクロスを読んでいるので)
- まずはド詰めでOK。ロブが来始めてから考える。
- 1stサーブは確率60%をキープできるレベルで。
- リターンは返球率を上げることがまず大事。フリーポイントを与えない。
- 通用しない戦術の見切りは早めに。(除く3セットマッチ)
- お前はパスは下手だ。ロブでいい。
- 特にパス2球目は100%ロブの意識で。
ダブルス
- リターンを沈められた1stボレーは100%ストレートへ流す。
- (という意識。実際には100%は行かないのでそのくらいの意識でちょうどいい)
- 高速サーブで押せる相手かどうか1ゲーム目の段階で見極める。誤ると命取り。
- リターンは序盤からストレートやロブを使って仕掛ける
- (リターンが下手なのでこれは必須)
- ポーチは基本は積極的に出るが、相手のプレースタイルを見極めずに闇雲に出るのは危険。
- 技に逃げない(重要)。基本プレーの充実を考える。
- ポイント間が短いのが好きなので、早くなりすぎないようパートナーの間に合わせるようにする。
- パートナーとはネガティブなことは話さないようにする
- 「今日フォアが調子悪いので、無理しないよ」などコンディションは正直に話した方が良い。
- 「ミスしたらパートナーに悪い」という考えは捨てる。積極的なミスはOKというコンセンサスをパートナーと取っておく。
- 最初の2ポイントのうち少なくとも1本を取るように頑張る(0-30にならなければずいぶん違う)
他にもあると思うのですが、パッと思いつくのはこのくらいです。ダブルスの方がやることは決まっているので改めて意識しなければならないことは少ない感じです。
この人はやはり伊達じゃなかった。
ブリスベン国際で、予選を3回突破し、本戦1回戦で強豪ペトロワを破りました。
先週のニュージーランドでもトップ20のラッザーノを破っています。
39歳にして現代テニスに対応できるなんて・・・感動です。
錦織くんも伊達さんの活躍に奮起してほしいですね。
jj引用 返信
えー、こんなこと書いちゃっていいのですか?
これを知ってnetdashさんと対戦する相手は相当ラクになっちゃうんじゃないかと心配ですがww
しかし感じ入るところがたくさんありました。
バックのハイボレーは最初はストレートとか、スライスは短い方がしばしば効果的とか…。
ダブルスでリターンを沈められた1stボレーは100%ストレートへ流す意識で…というのは相手のポーチをケアするという意味だと思うのですが、かえって一発で決められちゃいそうな気がします。僕にはその意識はありませんでした。普段は「浮かないように、対角線上のサイドラインを狙うようなイメージ」だったのですが…。けっこう低いボールのファーストボレー、ストレートって決まりますか?あと、ファーストボレーがハーフ・ボレーになっちゃうときはどんなお考えなのか、御教示いただけないでしょうか?
そうそう、今年もよろしくお願いいたします!
kon-g引用 返信
えー、こんなこと書いちゃっていいんですか?これを読んだnetdashさんの対戦相手はずいぶん楽になっちゃうんじゃないかとww
しかし感じ入るところもたくさんありました。バックのハイボレーの一本目はストレートとか、スライスのストレートはしばしば短い方が効果的とか…。
ダブルスで、リターンを沈められた場合のファーストボレーは100%ストレートという意識…というのは相手のポーチをケアして…という意味なんでしょうが、結構簡単に決められちゃいそうな気もします。僕にはそういう発想がありませんでした。かんじとしては、「浮かないように、対角線のサイドラインを狙っていくようなイメージだったのですが。。
あと、ファーストボレーがハーフ・ボレーになっちゃうときはどんな意識でいくのでしょうか?教えていただければ幸いです。
ということで、今年もよろしくお願いいたします。
kon-g引用 返信
うへええええええええええええええええええええええ
すげええええええええええええええええええええええ
netdash引用 返信
久々のコメントです・・・。
伊達さん、次はアザレンカですよ。
どこまで若手強敵アザレンカにどこまで戦えるのか。
楽しみです。
圭君、成人式だけど・・・・・練習でしょうね。
mimi引用 返信
いや~、びっくりしました。
実は2ndとられてFinalでリードを許した段階で、諦めて
パソコンを閉じてしまっていました。
普通なら、2マッチを逃して2ndを取られた時点で勝負
ありです。連戦、年齢による負い目もあったはずですし、
いったいどのような精神構造をしているのでしょうか?
ちなみに、アザレンカとの2回戦は明日には組まれて
いないようなので、ホットしました。
コリコリ引用 返信
kon-gさん
勝手にコメントがスパム判定されていました。申し訳ありません。
本年もよろしくお願いします。
確かに、手の内をばらしてしまいましたw
でも大丈夫です。kon-gさんと対戦する時は違うことしますのでwww
「100%の意識」等につきましては、まさに「そういう意識で」ということでして、実際は異なります。
同じくらいの実力の人との対戦の場合、ローボレーになったら基本的にポーチに出られますので、もう最初からストレートのつもりで突進します。
もちろん、外れることもありますし、何回もやって手の内がばれたら逆にします。その辺は臨機応変です。
これらは、「試合前の」心構えですので、「試合中」は状況に応じてコロコロ変わりますwww
ハーフボレーの場合は、私の実力では返すことに集中するのが精いっぱいです。ハーフボレーさせられた時点で敗色濃厚ですので。
ローボレーについても同様ですが、ローボレーの場合はボールを入れること自体は可能なので、不利な状況を逆転する策としてストレートに打つことを意識しておきます。
いずれにせよ、これは自分自身にしか適用できないノウハウなので、他の方の場合の持つ技術や癖との兼ね合いになってくると思います。
netdash引用 返信
ハーフボレーの返球自体が問題ないと仮定しますと、2つの方針があると思います。
(1)浮かさない
(2)置きにいかず、まっすぐ強めに返す
(1)について
逆をつければよいですが、浮いたハーフボレーは餌食になりますので、遅いスピードで良いので、浮かさないようにします。ボレーの長さは短めにならざるを得ませんので、次の球からの展開は速くなります。
ショートクロス気味の方が返球率と、ポーチされない確率の面で有利でしょうから基本になりますが、ストレートに沈めて返すことができればそのまま詰めて逆襲することも可能です。
(2)について
ハーフボレーになった時点で相手は攻めに転じて詰めてくるでしょうから、下手に避けるよりは相手めがけてまっすぐぶつけた方が効果的なことも多いです。前のめりになった相手は意表を突かれてミスをしてくれるかもしれません。
(1)(2)についても返球率が高いことが前提ですので、前述の通り私の実力では、とにかく返すことが第一な感じです。
以前いただいた宿題、回答できてなくてすいません。近日中にお答えしたいと思います。
netdash引用 返信
kon-gさん
「浮かないように、対角線のサイドラインを狙っていく」意識、それが基本で王道だと思います。
私のようにポーチにやたら出られる場合の対処法ということでお願いします。
初顔合わせの場合でも、ローボレーをストレートに流して、そこでポーチに出ていないような相手だとしたら、そこで決められたとしてもむしろラッキーに思います。
ローボレーのストレートは、とにかく相手の読みを外せるかどうかに尽きます。
当然ながら、いるところに打ってしまうと逆襲されますwww
まあ3本も打てばポーチの数は激減しますので、あとはゆっくりクロスに打ちます。
netdash引用 返信
「沈められた1stボレーはストレート」。これだけで、ポーチのチャンスを飢えた鮫のように狙い合う、上級者ワールドの住人であることがうかがい知れます。
いちいち納得・感心しながら読ませてもらったのですが、ひとつひっかかったのが、ドロップ系のショットの考え方です。
私も(でいいのかな?)、どちらかというとタッチ系のショットの方が得意(というかハードヒットが苦手)なので、ついつい打ちたくなるのですが、私の場合、実際の試合では、それがnetdashさんがダブルスの心構えで言っている「技に逃げる(走る)」になってしまうことがしばしばあります。
なので、アプローチにしろボレーにしろ、しっかり打つことを基本にして、ドロップ系のショットはアクセント程度に、というのが私の場合の心構えなのですが…。
長々とすみません。もともとのレベルも違うと思うんですが、もしよろしければ、うんちく聞かせていただけるとうれしいです。
stayback引用 返信
staybackさん、コメントありがとうございます。
私がドロップを意識するのは、主にシングルスですね。ダブルスでもドロップショットは有効ですが。
シングルスでは、個人的経験として「そういえばドロップショット使わなかったな」ということが多々あります。ハードヒットして押すタイプでないだけに、ストロークのポイント源としてドロップショットからの展開は必要なので、意識として植え付けているわけです。
また、どれだけドロップ打つ気満々でも、実際の試合ではそれほどそういう場面に遭遇しません。(実力伯仲の場合)せいぜい、多くて5回程度でしょうか。
効果的なドロップショットを打つ前には、その前の球が重要ですからね・・・。
また、最近はアマチュアでもパスが上手い人が増えてきたように感じています。自分が衰えただけかもしれませんがw その場合、単に深く打っただけでは抜かれる場面が増えてきましたので、ドロップショットで走らせることが効果的になってきます。
さらに言えば、私はとにかくポイントを短く終わらせたいので、強制的に「場を動かす」ことになるドロップショットは、プレイスタイルに合っているのです。
長いラリーを制しても失った体力の方が大きかったりするのでw、ポイントを取られてもとにかく「場を動かして、相手に対して強制的に勝負せざるを得ない場面を作る」ことが自分のフィールドに引きずり込むことにつながる感じです。
「技に逃げない」と書きましたが、私の中ではドロップショットは(ドロップボレーも)「技」じゃないんですw
ただし、無理な体勢からのドロップショットは「技に逃げる」ことになるかと思います。
以上はシングルスの話ですが、ダブルスにおいてはおっしゃるように、「ドロップショットやドロップボレーに逃げてしまう」ことがしばしば発生します。
突き玉でも発生します。
どういう場面かを一般化しますと、「相手にコースをふさがれて、それを避けるために打つショット」のことです。
相手を避けることができてもボールの質が悪いと打たれますし、体の正面でもしっかり打ったらミスしてくれることもあるので、この2つのバランスを正常に保とう、という意識です。
私の場合、何も意識しないと相手をよけて打ちたくなり、その結果かえって叩かれる結果になりがちな傾向があるので、「打たれたら頑張って返せばいい」という気持ちで正面から打ち合う場面を増やす意識でちょうど良いのです。
このあたりのバランス感覚は人によって変わります。一本調子で打ちすぎる人は、私とは逆に力を抜いた「技」が必要になるかもしれません。
「しっかり打つことを基本にして、ドロップ系はアクセント」
これは全くもって王道の心構えと思います。
私もドロップ系がメインなわけではありませんw
ただ、プレイスタイル的にはドロップ系を活用したほうがいいのは間違いなく、人よりは多めに使いたいです。
(だってハードヒットしたらミスするんだもーん)
「積極的に打つドロップ」は私の中では「技に逃げる」に入っていない、というのが最終結論でしょうか。
分かりにくくてすいません。
netdash引用 返信
返信コメント、ありがとうございました。
コメントと元の記事とをあらためて読んでみて思ったんですが、そもそも私はnetdashさんのいう「打てる局面」以外(あまり効果的ではない局面、あるいは打ってはいけない局面)でも打ってしまってるんでしょうね。
前の球との兼ね合いもそうですが、しばしばやってしまうのが、自分から攻撃できる状況で裏をかくつもりで打ったのが甘くなってしまい、逆襲を食うというパターン(これはショット自体の質の問題もありますが)。
こういう状況で、まずは攻撃的なショット(これはハードヒットとは限らず)を何回か選択していて、相手もそれを意識しているであろう状態が、netdashさんのいう「打てる局面」なんでしょうね。私は2回目くらいには、ひどいとはなから打ってしまうこともあります。
ゲーム全体の流れにしろ、ひとつのポイント内での流れにしろ、「打てる局面」を自分なりにもっと突き詰めながら、トライしていこうと思います。
stayback引用 返信
いろいろ書いているので、「鼻血ってどんだけ上手いんだろう?」とか思われている可能性がありますが、大したことないので、いつかばれないかヒヤヒヤしていますw
都道府県大会では予選は通過できるけど、大会序盤で負けるレベルだと思っていただければイメージしやすいかと思います。
要するに、大したことないです。
netdash引用 返信