大会の展望
夏のMasters 1000シリーズがカナダで始まります。カナダMastersはモントリオールとトロントが交互に開催地になり、今年はモントリオールの番です。
ジョコビッチとバブリンカが年内の休養を発表し、ますます混沌としてきた男子テニス界。そんな中、最強のフェデラーとQFで当たってしまうタフドローになった今大会となりましたが、それも錦織がランキングを落としてしまったので仕方ありません。むしろぜひとも今回フェデラーと試合をして、全豪以降の実力差を測っておきたいところです。毎回タフドローなら厳しいですが、長期的には平均に回帰するはずであり、目先のポイントよりも質の高いテニスを取り戻すことが最も重要なこと。それができれば結果は付いてきます。
どのみちQFの対戦相手はナダル、フェデラー、ティーム、A.ズベレフの誰かでしたので、ワシントンのズベレフを見れば分かるように、ティーム以外は誰と当たっても大差ないと思いますし、今年のプレー内容を考えれば誰と当たっても、錦織にとってはチャレンジです。。(ティームは非常に強い選手であることは認めますが、ハードコートのプレーはまだムラがあると見ます。)
ワシントンでは最後、A.ズベレフに力負けしてしまいました。現在の力関係は認めなければなりませんが、悲観的になる必要もありません。過去にも、激戦の翌日にパフォーマンスが落ちる傾向はありました。前の日はアドレナリンが出て乗り切ることはできるが、翌日になるとガクッと体に来てしまうのだと思われます。
BIG4やバブリンカは、それでも底力でどうにかしてしまいます。体格差があり、消耗する度合いも違いますので、彼らと完全に同じようにプレーするのは難しいかも知れませんが、まだまだ体力向上はできると思います。グランドスラムで勝つためには必要なこと。試合の体力は試合でしか身につかないとも言います。この大会は丁度、その課題に取り組む良い機会だと思います。チャレンジし続けることこそが大切。我々も、信じ続けることが大切です。
よく眠り睡眠不足を解消し、試合ではボールをシバきまくれ!
大会情報
大会概要
大会名: Coupe Rogers (クップ・ロジェール) 英語ではRogers Cup (ロジャース・カップ)
開催場所:Montreal (CAN) カナダ・モントリオール
日本との時差:-13時間
グレード:Masters 1000
サーフェス:ハード(屋外)
ドローサイズ:本戦S-56(16本シード)
予選S-28(14本シード、予選勝者7人)
獲得ポイント:優勝1000、準優勝600、ベスト4 360、ベスト8 180、3回戦敗退 90、2回戦敗退 45、1回戦敗退 10
日本人参戦状況(男子のみ)
シングルス本戦:錦織(#5シード)、杉田
シングルス予選:なし
大会スケジュール
予選:現地8/5(土)〜8/6(日)
本戦:現地8/7(月)~8/13(日) ※錦織の初戦(2R)の日程は8/9(水)と予想
錦織の対戦相手(想定)
※ #はシード順
1回戦 bye
2回戦 モンフィス
3回戦 バウティスタアグート(#12)
準々決勝 フェデラー(#2)
準決勝 ティーム(#3)、ディミトロフ(#7)
決勝 ナダル(#1)、ズベレフ(#4)
シード選手
※ ランキングは今週のもの。シード決定に使われるのは先週のランキング。
#1 ナダル 2位
#2 フェデラー 3位
#3 ティーム 7位
#4 A.ズベレフ 8位
#5 錦織 9位
#6 ラオニッチ 10位
#7 ディミトロフ 11位
#8 ツォンガ 12位
#9 ゴファン 13位
#10 ベルディヒ 14位
#11 カレノブスタ 15位
#12 バウティスタアグート 16位
#13 プイユ 18位
#14 イズナー 19位
#15 ソック 17位
#16 キリオス 24位
今大会 過去の成績
2016 準優勝
2015 ベスト4
2014 出場せず
2013 3回戦
2012 2回戦
2011 出場せず
2010 出場せず
2009 出場せず
2008 出場せず
2007 予選1回戦
※ 出る度に成績が上がっている!
今日は。
杉田選手、ゴファン選手戦敗退残念でした。お疲れさまでした。屈指のストローカー相手にガチンコ勝負だったと思います。来週のシンシナティがますます楽しみです。
カナダ・メディアをサーフィンでいろいろ発見。まずは「TENNIS WORLD バンクーバー」より、初戦突破したU21の2選手のプチ情報です。
シャポバロフ選手のプレカン模様。
https://twitter.com/BATennisWorld/status/895051534165266434
続いてLL復活エスコベド選手のドタバタ出場。
https://twitter.com/BATennisWorld/status/894987867721785344
こんな選手もおるんだなあとビックリこきまろな記事が。ポランスキー選手の2足のわらじ。
カナダ「THE ATHLETIC」より。
<Meet the veteran Canadian tennis pro who works in groundstrokes and keystrokes>
https://theathletic.com/82276/2017/08/07/meet-the-veteran-canadian-tennis-pro-who-works-in-groundstrokes-and-keystrokes/
ご紹介した情報等については次でコメント致します。
NORICHAN引用 返信
ご紹介した情報等について。
シャポバロフ選手。
デルポトロ選手との対戦について訊かれ「タフな試合になるだろう。彼はボクのアイドルの1人。USOの決勝も観ていたよ」と。ったく調子いいんだから(笑)
エスコベド選手。
ランチ中に「5分後に試合だよ」とLLを知らされ慌ててコートに向かったと。それで勝つって…。LLってそうなのかも。ほぼ出られないとあきらめムードに突如復活の知らせ。準備も何もあったもんじゃない。もうダメもと、でも嬉しさのあまりアドレナリンだけはMAX放出的な。勝った以降は逆にクール・ダウン、1戦1戦周到に準備。だから勝ち上がるのかも知れませんね。
ポランスキー選手。
短い超意訳で申し訳ありません。彼は「a computer nerd」=コンピューターおたく。おたく? いえ立派なプログラマー。彼の開発したiPhone用ゲーム・アプリは既にリリース済み。毎夜4時間はパソコンに向かい、それが試合後のリラクゼーションにもなっているそうです。アプリ、興味のある方は探してみてください。最初のリリースは2015年7月です。
でもリカバリになるの? 寧ろ体も頭も疲弊しそう(苦笑) なのに凄い! だって昨日ご紹介したように彼はアイアンマン。現在5週連続で大会出場中、しかも3週連続で決勝進出、そんな中で毎夜パソコン4時間って…。確かに鉄人に違いない!
NORICHAN引用 返信
シュワルツマン選手マッチポイントをしのぎまくってブレバ!テレビの前から動けませ〜ん。
ROM引用 返信
シュワルツマン選手初のトップ10勝利おめでとう
キリギリス引用 返信
シュワルツマンが勝った!!!!!!!!
すごい試合だった!
消耗戦に勝ったのはディエゴ!
おもしろかった~。
yuri引用 返信
シュワルツマン、ティームに勝ちましたね。
マッチポイント4本しのいで、最後のゲームは0-40からの挽回劇。
ライスコでしたが、シュワルツマンのガッツあふれるプレーが目に見えるようでした。👏👏👏
さあ、もうすぐニッコリ選手の出番です。
ガッツ出してこーーーっ👊✌️👊✌️
ちょう引用 返信
杉田選手大健闘でした。惜しかったですね。
本当にもうちょっとだったのに・・。
ファーストサーブがもう少し入ってたらきっと
勝ってたんじゃないかと思いました。
確実に進化してると思います。
と、書いてたらシュワルツマン選手ティーム選手に勝ちました。3年前から応援してますが、
あの身長で頑張ってる姿には感動します。
西岡選手も刺激を受けてるかと・・。
彼がより強くなって戻ってくるのが楽しみです。
風引用 返信
yuriさん,
ウフウフウフ 正しく でも 内容に乏しい??激戦デシタが 面白い マッチでもアリマシタ!デミトロ戦のメモリーが蘇ります!ひひ
節穴引用 返信
錦織選手との対戦が記憶に新しいシュワルツマン選手、怒濤の粘り勝ちでしたね。
試合が進むにつれ、先ほどのゴファン選手同様ティーム選手が錦織選手にかぶって
もう、どっちも負けさせたくなく、わけわからなくなりました(⌒-⌒; )
サーブが入らない、UE量産(67‼︎) 最近のこんなティーム選手のプレーってありまし
たっけ?厳しい戦いを強いられているのは、錦織選手だけじゃない。トップ選手は
みんな必死です…。いやあ〜、なんというか………錦織選手、がんばって!!!!
あけび引用 返信
ティエム、シュワルツマン戦、最終セット5-5から観ることができました。
シュワルツマン選手、錦織選手と対戦した時もなかなかやるな、と思っていましたが、素晴らしい粘りでしたね。
今年は、クレーのナダル選手、芝のフェデラー選手を除いては、去年のような‘圧倒的’に強い選手が勝つということはなくて、上位選手が下位選手に敗れるということは頻繁に起きています。決して錦織選手だけではないです。
ランキングが下位の選手でも、自分だって勝てるかもという風潮が今年は特にあるような気がします。このカナダ大会、まだまだ何か波乱が起きそうな予感。
aoi引用 返信
ちょう さん、お久しゅう🙇
下団引用 返信
節穴さん,
お久しぶりです~。
面白い試合でしたね。
フィジカル&メンタルバトルでした。
今日の錦織&モンフィスも楽しみです。
yuri引用 返信
aoiさん、ほんとほんと( ̄▽ ̄)
その試合の時に体調や調子の良い方が勝つというか、それだけ実力が拮抗している
んですかね。それとトップ選手は勝ち進む試合数が多い分、疲労や怪我の可能性が
高く、下位の選手はエネルギーをためているし、トレーニングする期間もあるし。
両者の状態のタイミングで勝敗が決まるのかな。
それにしても、錦織選手は何故だか好調な選手と当たることが多い気がする。
UEを量産する選手相手に楽に勝つ試合、あまり記憶にありません(⌒-⌒; )
たまにはなあ〜、そんな試合もあっていいと思うんだけど…錦織選手に失礼か(笑)
あけび引用 返信
杉田選手残念でした。久々の試合でゴファン選手が相手とは・・・。でも、まだまだこれから。後半戦も杉田劇場、期待しています。がんばって。
シュワルツマン選手の粘り勝ちでしたね。丑三つ時とまでいかないけど遅い時間まで両選手お疲れ様でした。
錦織選手の試合が1試合目になっていますね。(笑) 安心しました。やはり早い時間に終わって、よく寝て貰わなくては。(切望)
おけい引用 返信
今日は。
シュワルツマン選手、勝利&3R進出おめでとうございます。
ティーム選手、本大会最初のシードダウンになってしまいましたね。
昨日8/8あれこれ。
プラクティス・スケジュール。昨日の錦織選手の練習相手はエスコベド選手! 朝10:00からコート1で、10:30~12:30までコート2でみっちりと。
彼、予選敗退後もシード選手の練習相手として会場に残っていたようで。そして錦織選手リクエストを終えた後の昼食時にLL復活のお知らせ。だって試合開始、当初OOPでは12:30、実際は13:00過ぎスタートですから。エスコベド選手にとって錦織選手はラッキー・アイコンと化してます(笑)
バースデー・パーティー。フォーラムでもご紹介したのですが、シャポバロフ選手のSNSに、同じカナダのU21アリアッシム選手の8/8バースデー・パーティーの模様がアップ。8/8生まれの大先輩フェデラー選手が来てくれなかったと嘆いております(笑)
https://twitter.com/denis_shapo/status/895095599363739650
皆カナダのU21? 俄然調査意欲が湧いて参りました(笑) 左端の女性はアリアッシム選手の実のお姉さまです。
NORICHAN引用 返信
ちょうどお昼休みに6-5から見ました。
シュワルツマンおめでとう!彼はいつもスタートダッシュで逆転負けのイメージがありましたが
今回はティエムから勝利をもぎ取りましたね~。
圭との珍事件があって、親しみを覚えています。Tokyoにも来て欲しいです。
ティエム・・スマッシュ風なボールをミスをした瞬間「あー」って思わず声がもれました。
残念ティエム。でも彼はまたこれで強くなっていくんでしょうね。
肩を落として通路から出て行くティエム・・・クイーンおばさんにはたまりませんでした。
ティエム、忘れたまえ。前を向くべし!
クイーン引用 返信
今日は。
誕生日ネタで引っ張ります(笑) 続・昨日8/8あれこれ。
フェデラー選手には、たくさんの選手達から「おめでとうMG」が続々。TENNIS.TVより。
https://twitter.com/tennistv/status/894950568799617024
上記の「おめでとうMG」を見たテニス・ファンから寄せられた声の紹介記事です。
某サイト記事なのでYahoo!ニュースより。
<「ウサ耳」姿の錦織も登場 36歳誕生日のフェデラーにテニス界の同志から祝辞続々>
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170809-00010002-theanswer-spo
さあアリアッシム選手&シャポバロフ選手、気の合う仲間でこじんまりも楽しいけれど、こうやって色んな所から「おめでとうMG」が寄せられるような選手になってね。
NORICHAN引用 返信
管理人さんは錦織選手の敗戦に伴い錦織選手へ怒りをぶつけるコメントを慎むよう要請されていますが、こちらのコメントはよいのでしょうか?
彼の発言が小生意気なガキと評されるものではないと思いますし、子どもの言葉を借りて選手を身体的な面から侮辱してるように思います。怒りをぶつけるより酷いのではないでしょうか。
コメントが残っており、特に指摘がないということは錦織選手に対しても同じコメントしてもよいと考えられなくないです。
判断基準がぶれてるのか、こういう発言はOKなのか、錦織選手のファンサイトだから仕方ないのか、管理人が防ぎたいものがよくわからないなと思いました。
これって引用 返信
まったく同感です。
テヒ引用 返信
これってさん,
グレーゾーンかもしれませんが、「」でくくられており、このコメント自体が感情をぶつけるものではないのでOKと判断します。
「」内は家庭内での発言であり、ちょっと刺激的ではありますが、ここに書き込む時点では冷静に書き込んで折られます。
「」内の実際の発言については、例えば居酒屋での「○○はダメだ!」っていう発言までここで規制することはできないのと同様に、それを理由に削除はできないと考えております。
繰り返しますが結論としては、「批判的ではあるが、感情をぶつけるコメントではない」との判断です。
返信が遅くなりまして申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
netdash引用 返信